北海道ツーリング2020 4日目

5時起床して、函館行きフェリー乗り場に。キャンプ場のもう一台のバイクも、フェリーかと思ったが、バイクは自分ひとりだった。こんな朝早く、何処へ?適当にチケット予約したら、ファーストシートだった。寝不足だから、ちょうど良いかも。

約2時間の船旅で函館到着。
函館は昨年徘徊して、すっかり好きになってしまった。通り過ぎるだけではもったいないので、大好きな場所で、写真を何枚か。異国情緒たっぷりな港町、良いよなあ。

函館の地図を見てたら、城岱スカイラインなるものを見つけた。紅葉綺麗かな?と思って行ってみると、凄い大展望に感激。これぞ北海道、やっぱりええわ〜。珍しく自撮り。それから鹿部町へ抜け、駒ヶ岳を海側からぐるっと回り込む。ローカルな道、殆ど車も走っちゃいない。超気持ちいい〜てのも、すぐに飽きるが。駒ヶ岳、今日もカッコ良かった。

城岱牧場展望台
〒041-1104 北海道亀田郡七飯町上藤城

昼食は北海道でカレー活。水を一切使わない、ルーなしチキンカレー。ピリ辛、濃厚、ほぼカレー味の肉だな。オーナーは147GTAのオーナーで、ライダーです。お店忙しいなか、ちょっとだけ話をしました。

グラス
〒049-3521 北海道山越郡長万部町大町31

羊蹄山の麓にあるカフェに寄りたかったのだけれど、時折時雨できたので諦め、早めのキャンプ場へ。アルトリ岬キャンプ場、設備はトイレと水場だけのシンプルでワイルドな無料キャンプ場。風が強いので、海岸のキャンプはどうかなと思ったが、風除けもあり、何とか設営できた。やはりテントは山岳用、こんな強風でもちゃんと設営できる。ひさしが張り出した形は、風に弱いので過酷な条件では無理だ・・・と以前痛い目にあった。ツーリングの疲れが溜まり、ちょっと偏頭痛。テントを張ったらすぐにシュラフに潜りこみ、夜まで寝てました。
エアーマットと羽毛シュラフでぬくぬく、極楽の寝心地で起きた時には偏頭痛も治まっていた。夕食は、セイコーマートで買った100円シチューに、パスタとベーコンぶっ込み。あとはサラダ。暖かい食事が嬉しい、少し風も弱まって、星空が綺麗な夜。

アルトリ岬キャンプ場
〒059-0156 北海道伊達市南有珠町107

北海道ツーリング2020 3日目

昨夜の風もおさまり、今日は静かな朝。その分冷え込んで、10度を下回っているだろう。ダウンと暖かいスープ、珈琲が嬉しい。明日は大間からフェリーに乗るので、今日の行程は450kmあまりと、ちょっと長い。綺麗な朝焼けだが、展望がないのが、少し不満なキャンプ場。

気仙沼から、高田、大船渡、釜石、宮古と通り過ぎた。海岸沿いのもっと難路を想像したが、ほぼ無料の高速道路で、トンネルを繰り返し、真っ直ぐな道。快適ではあるが、海や街並みもチラチラしか見えないので、なんだか拍子抜け。次回はもっと海沿いの道を探究しなければ。久慈で3日ぶりの風呂に入り、着替え。気温低めなので、着替えが少なく済んでいい。どうせ誰にも会いはしないから?
久慈でイクラ丼をたべた。今回もまたビジュアル優先で食べたけど、味のほうも間違いなかった。
それにしても、綺麗な丼、1550円。こんな時にしか食べないから。御馳走様でした。
喜多八食堂
〒028-0041 岩手県久慈市長内町第37地割1−26

食後泥だらけのバイクを洗車。綺麗になったと思ったら、すぐに小雨で元の木阿弥。

八戸の海岸に寄り道したら、綺麗な大波とサーファーが10人ほど、カッコよくサーフィンしてた。鎌倉あたりの、しょぼいのじゃなくて、テレビで見るようなカッコイイ大波だ。

小舟渡海岸
〒039-1201 青森県三戸郡階上町道仏廿一

あとは大間目指して北上。日が暮れると、急に気温低下、冬の寒さに。10度を下回るのはいいが、風が厄介。むつ市で吉野家はなまるうどん、ぶっかけうどんと小牛丼セット。体が温まる。夜の真っ暗な大間までの海岸通り。ワインディングもあるので、慎重に走る。昼な楽しいワインディングも夜はしんどい。地元民は相当なスピードで走るので、バイクの暗いライトでは、夜は怖い道だ。8時半頃大間到着。昨年も来てるので、夜でも問題ない。風が強くて、テントで設営には、ちょっと手間取ったが。市街地にある、快適な無料キャンプ場。昨年はバイクいっぱいだったが、今日は自分を含めてバイク二台、テントで2張。車中泊5.6台といったところ。明日のフェリーが7時なので、ここでは炊事等面倒な事はせず、寝るだけだ。

大間崎テントサイト
〒039-4601 青森県下北郡大間町大間平17−1

北海道ツーリング2020 2日目

朝一で昨日拝観できなかった国宝の白水阿弥陀堂に向かう。
建立は1160年、奥州藤原家、藤原清衡の娘による。美しい浄土庭園の中にある、優雅で気品ある阿弥陀堂。中は撮影禁止だけど、阿弥陀如来と二体の菩薩と二体の天を間近に拝観できる。昨日拝観に間に合わず、朝一出かけて正解。静かな境内を独り占め、荘厳な雰囲気を存分に楽しむ事ができた。紅葉は少し色付き始め、最盛期にはカエデが紅く染まり、見事なことだろう。

白水阿弥陀堂
〒973-8405 福島県いわき市内郷白水町広畑221

いわきから浜通りを北上。以前通行止めで通れなかった国道6号を走ってみた。いわきからしばらくは、工事現場が多いながらも、道や建物は綺麗で、あまり震災の影響は見当たらなかった。随分復興したんだなあと思ったのも束の間、帰還困難区域の看板が現れた途端、道の両側には家電量販店など大型店舗の廃墟が現れる。コンクリートの柱が剥き出し、割れた窓など壊れっぷりが痛々しい。一方民家はツタや樹木に覆われ緑に飲み込まれている。この光景を見ると、復興はまだ遠いとしか思えない。かなり緊張して通りすぎるが、相馬あたりまで来ると、もう完全に普通の生活が行われていた。なんかすごいギャップがとても不思議だった。

相馬市あたりでお腹がすいたので、おいしそうなお店がないか検索。
そしてビジュアルで気になったお店に行ってみる。
おいかわ食堂のあさりバターラーメン。
これで850円とは、なんと贅沢な味わいだろう。

おいかわ食堂
〒976-0022 福島県相馬市尾浜追川186−1

当初使わない予定だったが、時間が迫ってきたので、高速利用して一気に気仙沼まで。時たま横風でオットット。唐桑半島の先端、御崎野営場に着いたのは5時ちょっと前。管理人が不在の為、書いてあった連絡先に電話して呼び出す。とても親切なんだろうけど、訛っていて半分くらいしか聞き取れない。適当に相づちをうっておく?本日は独り占め、貸し切りだ。ただ人里離れた林の中なので、ちょっと不気味。なので夕食は、明かりの下の炊事場で。レトルトのクラムチャウダーに、サケおにぎりを入れて煮込んだ、リゾット風雑炊。きのこおこわおにぎりと、野菜サラダ。これなら、コンビニ弁当でいいじゃん?とはならない。ひとりテントでコンビニ弁当は、流石に嫌だ。今日はペグもよく入るし、設備も立地もなかなか良い。これで料金450円は嬉しいところ。ただ岩にぶち当たる波の轟音が、ちょっとうるさい。

御崎野営場
〒988-0554 宮城県気仙沼市唐桑町崎浜4

北海道ツーリング2020 1日目

旅の初めはバイク神社から。ほんと偶然通りかかった安住神社。これも何かのご縁、御守り買ってこの旅の無事を祈った。この旅も、安全運転心がけよう。
安住神社
〒329-1224 栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢2313

旅を開始早々、昼食は美しい森の中のカフェ。トロトロオムライス、最高に美味しい。こんな出会いが、旅の醍醐味。時折雨がパラパラくるので、安全第一のんびり亀のごとく進む。
Cafe+Gallery Komorebi
〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967

雨のため行程が遅れ、白水阿弥陀堂の拝観時間に間に合わなかった。ゆっくりし過ぎた、明日出直し。本日の宿泊地、夏井川渓谷キャンプ場に着く頃は、日没間近だいぶ薄暗い。無料のキャンプ場だが、ペグが刺さり難いことを除けば、設備は良く管理されていて、快適。先客2組、3人と静かで、ちょうどいい人の気配。いつものように、スープパスタとレトルトハンバーグ、サラダとシナモンロール。お腹いっぱいだが、ドレッシング忘れた、マヨネーズでも買っておこう。基本ゴミが少なく、燃料を消費しない、食器があまり汚れない等、キャンプ飯というより、山飯に近いのが自分のスタイル。飯を食べたらもうする事ない。時々小雨、暑くもなく寒くもない、虫の音大合唱、福島県いわきの夜。
夏井川渓谷キャンプ場
〒979-3124 福島県いわき市小川町上小川江田地内