バルセロナから、ローカル鉄道を利用して小旅行、シッチェスに向かう。
しかし途中El Prat de Llobregat駅で、問題発生。
全くスペイン人の考えている事はわからん。
駅の窓口開いてるので聞けば、チケットは自販機で買えっていうだけだし。自販機は、半分壊れていて、カードタッチしてもエラー、カード差し込み口無し、ピンコード打ち込みキーだけはある。何回かトライしたものの埒があかず、結局現金で購入。
チケットは購入できたものの、電車は15分前に着いて、プレートの行き先確認してる間に発車してしまった。掲示板には、15分後の文字。発射したら、15分後の列車名が消えたから、15分前に着いて、そのまま発車は間違いない。すべていい加減、なんじゃこりゃ。
そんなこんなで、当初より45分ほど遅れて、なんとか電車に乗り込むことができた。
しばらく乗っていると、左側の窓には海の景色が現れ、なんかワクワクする。
40分ほど電車に揺られ、シッチェス到着。
駅を降りて市街地に入ると、バルセロナの茶色の建物とは違い、白い建物が多くより南国を感じさせる。特に窓枠が青く塗られた美しい建物は、格好の被写体。
そして海岸の教会あたりに出ると、そこはヨーロッパのザ・地中海リゾートの景観が広がった。この景観を観たら、やっぱりヨーロッパって凄いと思わずにはいられない。
今回のスペイン旅行で、一番の思い出と言ったら、ここの海岸かもしれない。
教会下、海に面した美しいカウ・フェラット美術館を鑑賞。
昼食は街角のカフェCafeteria Montroigでハンバーガーいただきました。
スペインのハンバーガー、肉肉しくて美味しい。
ひとしきり歩き回ったので、ここらでバルセロナに戻った。
電車の中では、親切なマダムが、バックはしっかり確保してないとひったくられるよと注意してくれた。電車の中でちょっとウトウトするのは日本人の悪い癖。
バルセロナに着いたら、チェックしておいたレストランL’Arrosseria Xàtivaで、最後のパエリア。
イカ墨パエリアを頼んだはずが、なぜか海老の海鮮パエリア。まあ美味しかったからそれはそれで良いけど・・・・・メニューに確信が持てないところが痛い。
スペインでは、長距離列車、中距離列車、近郊列車、地下鉄、市内バス、空港直通バスとガッツリ利用。
2回ほど右往左往はあったけど、わかってしまえば、楽しく快適な公共交通だった。
とりわけバルセロナの地下鉄とバスは共通チケットのうえ、1時間半以内なら、継続使用で1回分のチケットで済む。それに加えて、TMBなるアプリで、地下鉄、バスの乗り継ぎを事細かに教えてくれる。わかりやすいので、日本にいるより便利じゃん。
お陰で勝手気ままに自由に行き来できるし、山手のへんぴなホテルでも、さほど不自由しなかった。ああまたスペイン、勝手気ままに旅したい。