長野県立美術館から善光寺へ

戸隠から長野市街地へ。大学時代3年も住んだのに、卒業以来寄ったのは長野オリンピックの時、家族で善光寺に行ったのみ。近くはいつも通るのだけど、なぜか長野市街地は訪れなかった。
そんなわけで、今日は県立美術館から、善光寺界隈へ。ここは東山魁夷美術館と併設。なんと常設展示料金の700円で東山魁夷の作品と、常設展が見れてしまう嬉しさ。今日は企画展(1500円)も開催されていたけど、東山魁夷の作品だけでお腹いっぱい。
小学生の時、図書館にあった東山魁夷の画集が大好きで、よく観たものだ。おそらくこれが日本画に興味をもった原点だろう。11月19日からは、唐招提寺御影堂障壁画展が開催されるとの事。うーむ、これは観に行かないと。
美術館の建築、これも素晴らしく屋上のテラスにはカフェがあり、とても気持ちいいスポットに。こんな美術館、近くに欲しい。なんとかなりませんかねえ、埼玉県はこの辺の感性が情けない。

最後は仏都長野の善光寺へ。
参道は修学旅行らしき学生であふれかえり、コロナ禍で離れた参拝者も戻ったようだ。学生時代の記憶は40年近く前、こんなおしゃれな善光寺界隈だったかなあ・・・・・ううん境内以外は思い出せない。
それにしても、仁王門の仁王像が素晴らしい。約100年前に巨匠高村光雲と米原雲海によって制作された。特に夜の仁王様は照明で闇から浮かび上がり、凄い迫力だった。
しかし5時にカフェに入り、6時に出てみるとあたりは闇。仲店はスターバックス以外殆ど閉まり、あれほどいた参拝者は蜘蛛の子を散らすようにいなくなった。ちなみに駐車したのは、美術館北隣の城山公園駐車場。40年前と変わることなく、無料なのは助かる。

長野、善光寺界隈を歩き疲れてヘロヘロ。めぼしいカフェは軒並み月曜休みで、カフェ難民。適当に入ったカフェ、大きなアップルパイで嬉しい誤算。大好きな熱々アップルパイ、でお腹いっぱい。しかも、ソフトクリーム付き。何かと濃い〜、一泊二日の長野旅。
https://monzen-terrace-enya.com/

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