北茨城、五浦ツーリング

今年初の400km本格ツーリング、ちょっと欲張り過ぎ、疲れたけど楽しかった。
笠間から北茨城五浦まで、ビーフラインとグリーンふるさとラインをつなぐ80km。
2年前にも走ったが、今回は以前にも増して気持ちいい道。途中工事で通行止めだった区間も開通し、気持ち良すぎて一気に通過してしまった。
交通量は少なく、適度に連続するコーナーとアップダウンを軽快に走り抜けるのはバイクの醍醐味。前回に続き里山を巡る冬枯れの道、やはり新緑、紅葉の時期に走らなければ。次回はゆっくり写真を撮りつつ走ることにしよう。
五浦についたら、漁協直営市場食堂へ。あたりは閑散としているが、ここだけは別で大賑わい。やはり市場の食堂に来たら海鮮丼、他に美味しそうなメニューもあるから、これは次回の課題。味はもちろん旨々だ。次は岡倉天心記念五浦美術館へ。

風光明媚な断崖にある広大な岡倉天心記念美術館。平日という事もあるんだろうが、静かなもの。
日本美術の保護と紹介に尽力した岡倉天心は、余生をこの五浦で過ごしたとのこと。残念ながら岡倉天心記念室は、照明工事のため非公開。企画展の花鳥画の世界は、美しい日本画の花鳥画を堪能できた。日本画は解り易くて良いなあ。
その後岡倉天心の別荘と六角堂を見学。最後に五浦の駐車場で、浜辺に降りてバイクの撮影。
3時間あまり五浦に滞在して、帰りは高速道路を使って、一気に帰宅。東北道に出るまでは、空いてて快適だったが、その後はちょっと混雑。高速道路走行、走り始めたすぐには楽しいかもしれないが、帰りのヘロヘロ体力では風圧でかなり厳しく、帰宅する頃にはがっくり力尽きた。やはり五浦を日帰りではもったいない。いわきと合わせて次回は泊りで行きたい。北茨城、いわきあたりは楽しい道が期待できるから。

Vert Café(旧忍町信用組合店舗カフェ)

行田の水城公園にある、Vert Café(旧忍町信用組合店舗カフェ)。
おしゃれな古い木造事務所を、カフェに改装した店舗。二階の席から見える、水城公園の風景が素晴らしい。新緑の頃はもっと美しいだろう。ただ公共施設を使ったカフェのあるある、なんか内装がちょっと殺風景。まあ公共施設だから、趣味性を出すことができないというのはちょっと、もったいないかな。
珈琲600円、えだまめジェラート+珈琲で840円、価格も微妙。あとは、行田市内の古い蔵や店舗の前で、W写真をパチリ。

生越の梅林で珈琲

暖かさに誘われて、いつものように越生へ。こんな日に家で作業も無いよねえ。
梅はまだ2~3分咲き、ちょっとまだ早かったか。多めに咲いてる梅畑を見つけ、隅っこで梅を見ながら珈琲タイム。
久しぶりに豆を轢いて、メタルフィルターでドリップ。少しぬるめだったが、やはり豆を轢いてドリップは贅沢な味わい。
観光センターで、生越らしいおやつ探したけどなかった。それで買ったコンビニのパンケーキ。メープルシロップの味がたまらん、珈琲との相性抜群。梅の甘い香りが、いよいよ春だなあ。

土浦と霞ヶ浦

風も温んできたので、土浦まで。
土浦城あたりに、少し古い街並みがちらほら。
城藤茶店はお城の前の古民家カフェ。月曜の昼間、一人でゆっくりカレーをいただきました。お城のやぐらが見えるので、なかなかの風情。
そこから歩いて、前の城址公園を見学。城跡はこじんまりとしたものだが、堀と櫓がなかなか良い雰囲気。桜の季節は名所らしい。
少し歩いたところの、土浦観光協会の古民家。立派な蔵付、二階からはいい感じで、屋敷の瓦屋根と梅の花がみえる。
ぶらりその辺を散策して、最後は喫茶「蔵」。珈琲はまあ美味しい。建物は古くていい感じだが、中が少し殺風景かなあ。もう少しアンティークに振れた内装にすれば・・・・と思ったりする。このあとせっかくだからと、霞ヶ浦湖畔に向かった。

温い風に誘われて、霞ヶ浦へ。バイクで走って寒く無いって最高。
霞ヶ浦沿いの集落は、古くて立派な民家が残っていて、トコトコ走っていても結構楽しい。このあたりは蓮根の産地らしく、蓮根畑がキラキラ光って独特な風情を見せる。歩崎公園まで走って、かすみマルシェでジェラート。マロンとスイートポテトのダブル、美味しかった。もう少し緑が増えたら、ここ最高に気持ちいいかも。

スクリーン張り機(シルクスクリーン)

普通の人にはどうでもいい話だけど、5年らいの懸案解決。シルクスクリーンの、スクリーン張り機完成。これで、めんどくさいスクリーン張りが超楽ちん。ネットでいろいろ調べたんだけど、紗張り機の自作って見つからなくて、ああでもないこうでもないとずっと考えてた。結局構造は調シンプルな、1X4材を使ったこんなやつ。シルクスクリーンの機材ってやる人少ないから、高額なんだよね。個人で制作するなら、DIY必須。

おふろカフェ白寿の湯

作業もひと段落したので、バイクで一走り。
と言ってもまだまだ寒いので、目的地は、おふろカフェ白寿の湯。神流湖までは、長閑な田舎道や、ちょっとだけワインディングを楽しみ、美しい緑の湖面を眺める。
ちょうどお腹も減ったので、白寿の湯へ移動。まずはお風呂、かなり濃い~泉質で、お湯は茶色く、千枚田と呼ばれる温泉成分が固まり、床一面にびっしり。とはいえ、平凡な内湯と露天風呂があるだけで、まあ普通かな。
風呂からあがり、楽しみにしていた昼食がなかなか。日帰り温泉施設とは思えないこだわり。鯖が埼玉で養殖されているとは知らなかった。お昼の”麦とろしらすと季節野菜の天ぷら御膳”をオーダーした後知ったので、鯖料理は次回の楽しみにとっておこう。
写真は野外の休息エリア、電源付きの炬燵も楽しそうだが、一人ではちょっと。室内の休息エリア、平日というのに結構混んでる。それにしてもここは割と若い人が多い。う~ん、お仕事は???漫画読み放題、珈琲無料で飲み放題、たまにはいいけど、近くにあったらダメになりそう。3時半帰宅の途に就いた、日があるがかなり冷えてきたので近場が正解。

日本舞踊

藤間紫さんの作品、やっと刷り上がりました。
途中版が破損したりと、想定外のアクシデントで、刷り始めてから10日あまりかかってしまった。背景金色、12色(格子柄背景は13色)と今までにない作品で、それなりに難問続出。
一番の問題は、紙の伸縮だろうか、微妙に位置がずれて、位置合わせに四苦八苦。位置ずれの原因は、未だ解明されてないので、これからの課題として残るけど、なんとか乗り切った。
16枚中、失敗が2枚ほど出てしまったが、仕方ない。ただこの作品で、自分が描きたい世界観がまた一つ見えたような気がする。う~ん、ますますシルクスクリーンの世界にのめり込む、この先はやばい世界が待っていそうだが、ワクワクもする。さて、次の作品も、店の展示用に作成する和風の美人画。こちらは販売可能なので、要望あったらメッセください。もちろんカーイラストの作品制作も継続します。あの方とコラボ作品も手を付けなきゃ。

白井屋ホテルと手島氏オフィス訪問

初代インプレッサのデザイナー、現プロダクトデザイナーの手島さんの事務所見学に。
まずは、手島さんの案内でちょくちょく話題になる白井屋ホテルとブルーボトル珈琲を見学。表通りから見ると、何がおしゃれ?と思うけど、裏に回って見るとなんとも不思議な土の山と、にょきにょきっと出た煙突みたいな小屋が。
引き目にみると、これは前方後円墳か?なんとも奇妙でおしゃれな一角。ちゃんと若者たちで賑わっていたのはさすが。
早速ブルーボトル珈琲で、ブレンドのテイクアウト。飲み味スッキリ、久しぶりに飲むけどこれは美味い。清澄白河の一号店に、日本上陸してすぐに行ってみたけど、あの時はまだ珈琲の味もわからず、薄いだけじゃんと思った・・・・お恥ずかしい。


テイクアウトの珈琲を持って、手島さんのオフィスにお邪魔。日当たり良好、窓から見える景色が素敵。いいなあこんな仕事場、いつか自分の工房も持ちたい・・・・・。手嶋さんとは、お仕事の話とか今後のプロジェクトの話とか、まあいろいろ話して、あっという間の二時間でした。実り多き話は、またおいおい。楽しい一日でした。

せっかく前橋まで来たのだから、赤城山の見える高台から、夕焼けのBRERA。

舘林散策

風があまりなかったので、バイクでご近所散歩、今日は利根川を渡った舘林あたりをうろうろ。
まずは雷電神社の総本宮、板倉雷電神社へ初拝観。総本宮というだけあって、彫刻が素晴らしい豪奢な権現造の本殿。舘林藩主であった、5代将軍徳川綱吉の命で大改修、葵の御紋がそれ以来使用されているという。そして境内一帯は、ちょうど蝋梅で埋め尽くされて、いい香りが漂っている。家から30km、意外な盲点だった。
あと門前には川魚料理の店が二軒。なまずの天ぷらが名物らしい、今度はナマズの天ぷらでも食べてみよう。
雷電神社のあとは、ぶんぶく茶釜で有名な、茂林寺へ。ここは以前何回か来ているし、内部の拝観も経験済みなのでさらっと参拝して、舘林市街地中心部へ移動。

茂林寺のあと、旧舘林城内へ移動。この辺りは公園や文化施設が集中しているところ。時間もないので、旧秋元別邸と旧モスリン事務所、田山花袋旧邸などをぶらぶら散歩。最後に、城沼を見渡せるベーカリーカフェ、NIWAで珈琲タイム。片道40km、冬のまったりのんびりバイクで一日散歩三昧だった。