静岡に帰省途中、西伊豆スカイラインから、西伊豆海岸通りへ。ほとんど直線が無い道を、よく走った。ブレーキとクラッチ握り過ぎて、手がパンパン。鹿とぶつかった事を除けば、楽しいツーリング。
西伊豆の松崎町。
海岸が賑わうなか、静かな市街をそぞろ歩き。なまこ壁と青い空が眩しい夏の日。
西伊豆松崎町、石部の棚田。
海の見える狭隘の地。
水田が見られるのはこの辺だけ、お米が随分貴重だったのだろう、大切に手入れされた、美しい棚田。
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いよいよ梅雨明け。ちょっと雷雨の心配はあるが、ニッコウキスゲのシーズン中に、なんとしてもビーナスラインを走っておかないと。
朝4時出発、一気に蓼科スカイラインを目指すが、これから長い山中ルートを走るためガソリン補充で、佐久でガソリンスタンドが開くまでしばし待機。
それでも平日の朝方蓼科スカイラインを走る車はいない。標高800mから2100mの大河原峠まで一気に駆け上がる。いつもは自転車でヘロヘロになりながら登るが、さすがにバイクは楽ちん。
佐久平は雲の下だったが、雲の上は快晴。あんなに蒸し暑いっ下界だったが、ここは寒いくらいの別天地。
ここから一旦女神湖に下ってビーナスラインへ。
途中いつも素通りしている兜巾の岩へ登ってみる。10分あまりのミニミニ岩登り。ちょっと楽しかった。
ビーナスライン、車山の肩でニッコウキスゲを撮影。10年ほど前、時期が少し遅かったが、もっと広々としていたような気がしたが。
鹿よけの電気柵が、撮影には邪魔だが、鹿害多いので仕方ない。今回も二か所で鹿が道を横切っていたし。とにかく最近鹿を見ることが多いのは確か。
思ったような花の写真が撮影できなかったが、そのまま美ヶ原までバイクを走らせる。
バイクならすぐだが、車だと遅い車の後ろをちんたら走るしかないのでなかなか行くことがない。ここに来たのは10年ぶりだろうか。
とにかく空が広い、雲があるので涼しくて気持ちいい。昼寝をしてだらだらと2時間余り、最後は定番の牧場ミルクを飲んで。まだ昼過ぎと時間の余裕があるので、諏訪大社へ向かった。
ビーナスライン沢渡から、森の中を歩いて5分の所にある霧夢。
情報が少ないので、開いているかどうかわからなかったが、この時期は毎日オープンしているそうだ。
森の中のウッドデッキ、さえずる小鳥と涼やかな風の別天地。ひとりぼんやりいつまでも居られる。
店のオーナー、本業はこの一帯の山岳ガイドということ。バイクのことや冬の雪上ハイクのことをあれこれと雑談。
ケーキと珈琲のセットで1000円とちょっとお高めだが、このシチュエーションを堪能できるなら、妥当なところ。食事は無く、何か注文してくれれば持ち込み自由とのことで、お弁当と珈琲などがいいかもしれない。
本日は予約が20名ほど入っているということで、しばらくしたら大賑わい。次回はもう少しあたりが静かになったころ寄ろうと思う。
少し時間が空いたので、諏訪大社春宮、秋宮へ。
諏訪湖に降りてくると、相当暑い。
秋宮周辺は、結構情緒ある旅館が多く、歩いてもそこそこ楽しめた。
黄昏が迫った頃、本日2セット目のビーナスライン。この時間帯、霧ヶ峰の十字路には、似たようなライダーがちらほらと集まってくる。
と言っても、ビーナスラインを全開で走るような輩はおらず、おのおの自分にあったスピードで気持ちよく流し、涼を味わっているようだ。
残念ながら夕焼けとはいかなかったが、観光客が皆帰ったあと、この道を流すのは最高だ。
このあとひと風呂浴びて、のんびり帰るつもりだったが、ふろ上がりの帰路、途中ゲリラ豪雨にあってしまった?
軽井沢からR146を北上し浅間高原を抜ける。雲が晴れていれば、浅間山を望むのだが、今日は深い雲の中。
この時期としては涼しい森を走るのもなかなかいいものだ。
高原を抜けた後は、R145を東に向かい道の駅たけやまにあるそば処けやきへ。趣のある茅葺屋根で、美味しい十割そばを食べる。JAFカード提示で、かき揚げサービス。
昼食のあとは、廃校を利用した伊参スタジオへ。私は何度も来ているが、他のメンバーにとっては懐かしかったり、新鮮だったり。スタジオ内を興味津々で見学。
廃校の木造校舎をバックに、いろいろバイクの写真を撮影。
このあと関越道昭和インターから、高速にのり帰路へ。最後の最後にちょっと雨に濡れたが、今回も楽しいツーリングだった。
雨雨雨でストレスが溜まっているすみれ食堂ツーリング倶楽部の面々。本日も微妙な天気だったが、ツーリング決行。軽井沢に近づくにしたがって、ますます雲が下がってくる。
ぽつりぽつりと若干降り始めたが、先日立ち寄ってすっかり気に入ってしまった、カフェ春木に本降りになる前、皆で滑り込む。
ここでのモーニングブランチは、2種類。前回はメープルシロップの厚切りトーストだったので、今回はペコリーノロマーノ、オリーブオイルのトースト。
混雑とは無縁のゆったりしたモーニングブランチを楽しめる贅沢。クラブの面々にも、気に入ってもらえたようで何より。
あとで前を通った第二候補のハルニレテラスは、駐車場もなかなか入れない大混雑だったようで、やはりこちらに来て正解。
話もはずんで、たっぷり二時間近くも過ごしたろうか。外に出たころには随分空も明るくなっていた。
バラギ高原キャンプ場。美しい湖畔にある、気持ちいい草原のサイト。トイレが土足禁止で、綺麗な水洗トイレが嬉しい。
空きさえあれば、予約不要で1080円。基本キャンプサイトは、諸費税抜きで1000円までかなと。
本日は他にテントが2つ。いずれも男性独りで、本格的な焚火を楽しんでいる様子。
今日の目的は星空撮影と機材を持ち込んだのだが、夜は残念ながら曇りで、星空は撮影はできなかった。まあ、焚火のほうは実現できたから良しとしよう。
とにかくとても快適なキャンプ場、何度でも利用したい。
嬬恋高原に広がる広大なキャベツ畑。
この雄大感は行ってみないとなかなかわからない。いつもは走りすぎるだけのキャベツ畑、今回は写真撮影にいろいろ狙ってみたのだが、いかんせん逆光。なかなかきれいにはバイクを活かせない。ここの撮影はまたの課題だな。
キャンプの翌日は、朝っぱら草津の西の河原で露天風呂。広大な露天風呂は気持ちいいのだが、こんな暑い日は、日陰も少なくちょっと厳しい。泉質のためか、肌がひりひりする。
ここは雪を見ながらはいるのがいいと、つううのかた。
とはいえ、10人に満たないがらがらの露天風呂は、最高の贅沢。
帰り信濃追分、カフェベーカリー「一歩」でランチ。
量が少ないし、ちょっと割高。やっぱり女性向きかと。