福井への旅4日目、平湯温泉、ビーナスライン

朝一飛騨高山の宿を出発。さてどこに行こうかまだ迷ってる。

飛騨の里とも考えたが、まだオープン前。
結局、平湯の湯に向かった。
ああ、気持ち良かった。
涼やかな朝の空気で、入る露天風呂最高。
最初はひらゆの森に行こうと思ったけど、開店は10時、8時半ごろだったので、早朝からやっている無人のこちらにした。
脱衣室だけだけど、充分快適。

平湯から松本に降りたら、やっぱり暑い暑い。
せっかく信州に来たからには、どこか涼しいところへ行きたい。
ということで、扉峠からビーナスラインへ。
松本から扉峠までは、舗装が荒れた、うんざりする山道。
そこから霧ヶ峰までは、快適ワインディング。
平日だから車少なめ、周りのバイクにつられて、スピード出しすぎないようにしないと。
ちょっとだけ、いつもより高めだったけどすぐに飽きたので、あとはゆったりライディング。
霧ヶ峰、ここは涼しくて最高!

そろそろお腹が減ったので、昼飯場所をネットで探すと、車山高原にピザ屋さんがあった。
ボーノ、ボーノ!
チーズトロトロのマルゲリータ。
土手が大きくて、焦げ目がしっかりついた大好きなピザ。
そのうえ、火曜日ピザ半額、素晴らしすぎる。
ピザを食べるために、車山もありだな。いや通おう。

昼食の後は女神湖経由で、上信越自動車道使って帰宅。

4日間、1300kmも走れば、もうクタクタ。
距離よりも、暑さにやられた。
夏のロングツーリングは毎度のこと。
しばらくバイクは乗りたく無い??
ガソリン 60L
ガソリン代 10,800円
燃費 21.7 km/L

福井への旅3日目、永平寺、飛騨高山

山の中だから、多少涼しいか?の期待も虚しく、暑かった永平寺。
それでも凛とした雰囲気なのは、壮大な木造建築と緑の美しさ、修行僧の修練の賜物。
普段は無宗教で暮らしているのですが、若い修行僧の方々をみると、仏教は日本の良心なのかと思う次第です。
ちなみに、修行僧の方々の撮影は禁止です。

自分にとって旅の原点は、50年ほど前の飛騨高山。親父に連れられて、兄弟3人、雪の降りしきる大晦日の深夜、飛騨高山駅に降り立った。
当時、家は経済的に苦しかったので、駅で一夜を過ごし、翌朝一番列車で帰ってくるというもの。
当時駅で一夜を明かす人は結構いて、赤々と燃えるダルマストーブを囲みながら、長椅子に座って夜を明かす。なかなか楽しかった思い出。
明け方、兄弟二人は駅で待っていて、物好きな父と私は、20cmあまりも積もった雪を踏み締めて、城山まで散策に出かけた。
あまり古い街並みの通りは印象に残っていないが、鯉が泳いでいた宮川の流れと、雪の積もった橋の赤い欄干は今でも鮮明に記憶に残っている。
そんな親父も、先日コロナに感染して、もう寝たきりにちかく、施設に入ることが決まった。そして弟は、もう亡くなって10年経とうとしている。
そんなことを考えながら、飛騨高山をぶらぶら散策するのは、何度目だろう。
いつのまにか、この街は、外国みたいになってしまったが。

飛騨高山を散策すると、どこも飛騨牛、飛騨牛、飛騨牛のオンパレード。確かに以前嫁さんと食べた飛騨牛のステーキは美味かった。もう30年くらい経つけど。
昨日ちょっとご馳走食べたから、今日は控えめ。飛騨高山の古い街並みから、500mほど南、ほとんど観光客が来ないお店で、特上ヒレカツ定食1500円。安い!でもお味は文字通り特上だった。

福井への旅2日目、一乗谷、恐竜博物館、丸岡城

一乗谷にある民宿に泊まり、翌朝朝一で一乗谷を散策。
某コンペに出すとかいう、朝倉氏遺跡のイラストをご依頼されたので、今回のツーリングはその取材旅行。
完全に農地に埋もれていたとの事で、宅地等に開発されることもなく、素晴らしい状態で遺構が保存されていた。
心地よい景観に、遥か昔の城下町を偲ぶ。
桜に、紅葉に、また来たい素敵な一乗谷。

土砂降り!!!
ちょうど朝倉氏遺跡博物館に寄っていたので、雨雲レーダー予測で助かった。
雨が止むまで、唐門御膳を食べて雨宿り。

雨があがったので、福井県立恐竜博物館へ移動。
話には聞いていたけど、こんなに凄いとは。
実物大の恐竜の化石が、そこらじゅうに展示されていてビックリ。
特別込みで1800円。まあ特別な化石なんだろうけど、常設展だけでも見応え半端なかった。
ああ、子供の頃に来たかったなあ。ジジイになってもワクワクなんだけど。

金沢の宿に行く途中、ちょっと寄り道。
城活、丸岡城、現存12天守、7天守目。
小さく可愛らしい天守だが、不思議と形は整っている。石で作られた瓦が、なんか不思議だった。

せっかく北陸に来たのだからと、金沢に移動して、単身赴任で東京から金沢に来ている友達と呑む。
金沢の食べ物は美味い、金沢は住むのは良いよね。

福井への旅1日目、日本自動車博物館

朝の上信越道は、空いてるし涼しいし、最高に気持ちいい。
あと300km、道は長い。
親知らず通過。
流石に350km超えると、ジジイにはこたえる。
金沢手前、小矢部川SAで、食事とガソリンで大休止。振動で胃が変な感じで、味もろくに感じない。
暑くなってきたし、470kmでおしまい。
宿泊地はまだ先だけど、ここらでのんびり涼むとしよう。

今夜は福井の一乗谷に宿泊予定だが、暑さでクタクタ。
小松市の自動車博物館で、しばし休息。
大きな三階建建物に、古い車がぎっしり詰め込まれた博物館。
気になるのはやはり子供の頃憧れた、日本の車たち。あの頃恋焦がれた車、今も欲しい。

花見が原森林公園キャンプ場

梅雨が明けた。暑いので、割と近場、赤城山東面、花見が原森林公園キャンプ場へ。
家から下道で2時間半、標高1200mは、この時期お手頃だ。
安定した天気なら、タープ泊でも良いのだが、にわか雨とかありそうなので、ワンポールテントを購入。Amazonで、8000円くらいの格安。タープに毛が生えたような感じだが、夏のこの時期なら、問題ないだろう。
インナーがかさばるので、インナーやめて、極小のカヤを持参。
ついでに、折りたたみチェアも購入。
これでも、バイクザックに余裕の積載。ちなみにマキはこちらで購入。
ほぼ専有の、快適林間サイト。涼しい~。

花見ヶ原森林公園キャンプ場。
景観はいまいち、ちょっと開けた森の中。オートサイトは元運動場の広場。
ここでキャンプしたい!・・・・という気には正直なれないが、そのぶん静かなキャンプ場。平日なので、フリーサイトは自分だけ、オートサイトは2組。広いキャンプ場なので、ほぼ貸し切り状態。ボッチキャンプになる可能性も高いのだが、管理人が常駐しているので、そこはひと安心(夜中ほぼ人の気配はしないけど)。鹿の鳴き声は結構うるさい。動物はたくさんいる?ようで、夜中はにぎやかWW。
しかし標高1200m、家から下道で2時間半というのは大きい。ちょっと焚火したいという時にはもってこい。フリーサイトで1230円(ソロ)、駐車料金は無料だから、車で来てもこの価格(オートサイトは+2000円くらい?)
下界は猛暑日でも、標高1200mの夜は快適。焚火も楽しめる。寝袋不要(一応ウルトラライトダウンを持参)、虫も少なめで気にならなかった。
次回バイクの時は、焚火+ビール+おつまみだけで軽量化。車の時は食材、快適装備満載で豪華キャンプとバリエーションが楽しめる。
帰宅は予想どうり関東平野に下りてからがきつかった。暑さでメットの中が蒸れ蒸れ、頭がボーとなって、危険領域。

キャンプ帰りは、南郷温泉しゃくなげの湯。
かやぶきの豪農住宅を見学したり、廃村寸前の集落にあった、機関車展示施設をみたり。
お昼は、古民家リノベしたおしゃれな十割蕎麦をいただく。蕎麦の香りは強めながら、ちょっとぼそぼそした食感、個人的にはやっぱり二八蕎麦が好きかも。

草津澁峠ツーリングと万座温泉

梅雨に入る前に、草津澁峠ツーリング。
渋川まで高速道路を使い、そこから万座ハイウェイに入る。
万座ハイウェイは、有料道路なのであまり使わないが、今回はバイクでの走りを楽しむため、あえて車の少なそうなこの道を選んだ。
もちろん景色も良いのだが、空いていて走りを楽しむにはうってつけ。多少作業車は走っているのだが、バイクで追い越すのは簡単。
標高が上がってくると、メッシュのジャケットにあたる風は冷え冷えで気持ちいい~。
気持ち良く、目的地の豊国館(温泉宿)に着いたのだが、時間的にまだ早かったので、澁峠方面へ。
標高2000mの高原の道は、いつ来ても気持ちよく雄大な景色が広がる。さてどこまで行こう?ということで、Google Mapをチェック。木戸池の新緑が気持ちよさそうだ。
木戸池湖畔で、きょうも作ってきたサンドイッチと、ドリップした珈琲をいただく。湖畔に響き渡る鳥の声が、さわやか。
食事をしたら豊国館まで戻って、標高2000mの露天風呂を堪能。入浴料は500円と格安。ただ良く言えば野趣あふれるお風呂、ストレートに言えばオンボロ。私は好きだけど。
お風呂を出たら、草津温泉方面へ下り、道の駅でお土産の温泉饅頭を買い、高速道路で帰宅。
今回も充実の、快適ワインディングロードツーリング&温泉。
愛車の故障もあったので、なんとYAMAHA FZ1 FAZER GTの安心感が素晴らしいことよ。さすが日本製。
コーナーに進入、二段くらいギヤを落とし、スッと体重移動、余裕のブレーキング、ひらり切り返して向きを変え、スムーズに加速。気負うことなくゆったりしたリズムで、コーナーを次々クリアしていくのは本当に気持ちいい。バイク乗りには至福の時間でした。

金精峠と丸沼ツーリング

スペイン旅行でしばらく自粛していたバイクツーリングを解禁。
久々FZ1 FAZERを引っ張り出して、金精峠往復へ。
平日の金精峠は、FAZERにぴったりの相性。大排気量のエンジン特性を生かし、軽いアクセルワークと、少しのシフトチェンジで、右へ左へ、緩やかに傾けて走るのは超気持ちいい。
せっかくなので、サンドイッチと珈琲もって、丸沼湖畔でまったりランチ。
ツーリングの最後は、片品花咲の湯で、これまたまったり露天風呂。
延長戦で利根沼田望郷ラインもありですが、ここは歳を考えて、高速道路でビューンと帰宅。
お気軽快適コース、おすすめ。

足尾と松木渓谷

GW中日の平日、何処も混みそうなので、普段通過するだけなかなか寄らない、足尾を散策してみる。
まあ渡良瀬渓谷鉄道の駅舎と鉱山の廃墟くらいしか観る所は無いのだけど。
あと帰りに高津戸峡に、ちょこっと寄ってみた。
平日だというのに車もバイクも多くて、ダラダラ車の車列を進むのみ。走りの楽しみは全くなかった。

日本のグランドキャニオン・・・というにはしょぼすぎるが、鉱毒により荒廃したデス・バレー(死の谷)という言葉がピッタリかも。
松木渓谷を歩いて2時間半ほど散策。教科書では知っていたが、実際荒廃した谷を歩いてみると、感慨もひとしお。
荒涼とした風景の中にも、新緑が美しいどこか現実離れした風景が続く。広いこの谷で見かけた人は、10人にも満たない。時々復興作業のトラックは走っているけど。
約4kmほど歩いたら、休憩所のみちくさがあり、その先は関係者以外立ち入り禁止で引き返した。
風が少し強く、青い空に風に揺れる新緑の森、茶色の岩肌が印象的なショートトリップ。久々歩いたので、結構疲れた。

ビーフライン・グリーンふるさとライン

FAZER の車検が完了したので、400kmほど、下道メインで走りを堪能。
笠間から北茨木市まで、最北部は未通過だった、ビーフライン・グリーンふるさとラインをつないだ約100kmのルートを完走。最北部は穴ボコ浮き砂多数、結構荒れていたので慎重に。
関東じゃ、なかなかこんな長くて快適なワインディング道路はお目にかかれない。時々前の車に詰まるけど、追い越し可能車線なので、バイクならさほど気にならない。
最後は風光明媚な五浦海岸でフィニッシュ。
ランチは海が見える大浜丸 魚力で、フライ定食1350円。カニクリームコロッケと魚(赤身はなんだろう?)のフライでボリューム満点。
これで終わりなら最高なんだろうけど、200kmほど下道走ってきたので疲れた体で帰らなければ。
最初は山越えで東北道に出るつもりだったけど、そんな体力残っちゃいない。水戸まで高速使って、あとはR4を通って帰宅。
先日ニュートラルに入りにくいので、クラッチレバーを開き気味に調整。若干クラッチが重くなったこともあり、帰宅する頃には、左手パンパン。
あとどれくらいFAZERに乗ることができるのか?残された時間はあまり長くはなさそう。

西上州、下仁田と小幡

久しぶりの西上州ツーリング。熊谷市街で少し混んだが、あとは裏道つかって妙義山までスムーズに。下道でも2時間半と、予定どうり。
妙義神社のあと、イニシャルDで有名な妙義山道路(県道196号)を走ったが、結局R254に合流するまで、一度も同方向に走る車に遭遇しなかった。こんなガラガラ初めて、気持ちよくゆるーくコーナーをクリアしながら、山岳ワインディングを楽しんだ。ちなみにさくらの里の開花はこれから。
下仁田では、カレーの美味しい古民家カフェ、シモンフッドで二度目のカレーをいただく。味もビジュアルもGood。
お花見ツーリングということで、小幡の城下町でお花見。いつも立ち寄る古民家カフェ、桜を見ながら信州屋でソフトクリーム。
最後は宝積寺で、お庭いっぱい溢れるような桜を堪能。
久しぶりの西上州お花見ツーリング下道200km。立ち寄ったところ以外も桜がいっぱい。ちょっときょろきょろし過ぎ。