小川町吉田家

今月も締め日を終えて、仕事ひと段落のはずだったけど、別の仕事が押してるので、のんびりもしていられない。
ああ、何処か遠くへ行きたい・・・という望みはかなうはずもなく、気分転換にバイクで近場をうろうろ。山は台風の影響で道が崩壊、走れないのが痛いところ。
普段自転車で走るコースを、適当に気の向くまま。畑や雑木林、河川敷を巡るルートはスピードは出せないが、車も信号もほとんどいないから、W650には十分快適。
ドルルルルと快調なエンジン音を聞きながら100kmあまり。ああいい気分転換になった。

パニーノ・ガーデン

鬼石の片田舎にあるパニーノ・ガーデン。
ここのピザ絶品、ああ美味しかった。
満員で店内の席には座れなかったけど、今日は外でも気持ちいい。春には、お庭が綺麗だろう。
結局この日は神流川沿いを道の駅 上野まで200kmほど走ってきた。ぽかぽか陽気で快適ツーリングだった。

カフェ Bosco

金山城を散策したら、もう一時過ぎ。google mapで近くのカフェを検索。検索結果ではcloseになっていたけど、前を通ったらOPENの看板が。というわけで、金山城すぐそばの隠れ家的カフェBoscoへ。
ちょっと道の上を登ったところにある、森のカフェ。大きな窓に面したカウンター席が気持ちいい。料理何種類かから選べるランチセットが珈琲つきで1200円とリーズナブル。手ごねハンバーグも美味しかった。
ただね、お店の責任では全くないのだけど、少し離れてカウンター席に座ったおっさん。お願いだから頻繁に電話しながら、ラーメンみたいにずずず~とパスタ食べるのはやめてくれ。おまけにお皿を手で持って、パスタソースもずずず~と飲み干した。お昼のお客さんも居なくなって、静かな珈琲タイムのはずが台無し。

新田の荘

普段簡単に行けそうで、なかなか行かなかった太田市周辺の気になるスポットをいくつか徘徊。
太田市周辺は新田義貞で有名な新田の荘があった所。そして徳川発祥の地として、結構歴史的重要な場所なのだけど、知名度はいまいち。
世良田東照宮の本殿拝殿は、新田氏を祖とする徳川家光が旧日光東照宮から移築したもの。しかしその割にはかなり地味でモヤモヤする。江戸時代はかなり賑わったようだが、明治になってすたれたか?日光東照宮、久能山東照宮の次にくる東照宮なのに。新田荘歴史資料館は残念ながら閉館中。
次に向かったのは義重山大光院、通称呑龍様。こちらも徳川家康が先祖の新田義重を祀るため、僧の呑龍を招聘して創建した寺。建物は巨大だが、本堂がコンクリートだからねえ。
そして、日本百名城の選ばれている金山城へ。こちはら2回目の訪問。遺構の石垣はなかなか興味深いものがある。ここから見る関東平野がとにかく広い。
さらについでに、曹源寺のさざえ堂へ。これで埼玉、福島のさざえ堂に続き、三堂目。埼玉児玉のさざえ堂には入ったことないけど。こちらのさざえ堂、比較的新しいながら、観音像がびっしり。それなりに見応えがある。
というわけで、行けそうで行かななかった場所を3件つぶして、ちょっとすっきりした年の暮れ。最後に地元の鴻巣でバイクの写真を。

カフェ紗蔵

本日3件目のカフェはしご。名栗の一番奥、山伏峠の登り口にある、古民家、蔵カフェ紗蔵。
カフェへ続く門がw650とよく馴染む、インスタスポット。自分だけかもしれないけど。
気さくで美人のママさんは、昨年来たことを覚えてくれたようで、その後のカフェのことなど少しおしゃべり。前回に続き今回もドラマにでて来そうなシーンで、丁寧にドリップされた珈琲をいただく。
ちょうどケーキをつくっていたようで、シナモンのいい香りが、カフェに漂う。
シナモンケーキを食べたいのはやまやまだけど、蕎麦にタンドリーチキンでお腹いっぱい。
と話したら、帰り際にケーキのお土産いただいた。
帰って食べたら美味しいこと。こりゃまた近いうちに行くしかない。
こんな寒い日には、寒いなりの楽しみ。冬のバイクで巡る名栗カフェバレー。

fukufuku garden

カウンター席はストーブの横、特等席。
やっぱり薪ストーブのあるカフェは格別。
寒いからこそ味わえるこの幸せ。
ほっこりするぜ。
蕎麦のあとタンドリーチキン、お腹いっぱい。

昭和ジャズ喫茶2CV

新栗食べに行くからね~といいつつ冬になってしまった。
笠間の昭和ジャズ喫茶2CVへ。オーナーの江口さんはミュージシャン。2CVは売ってしまったけど、カフェの前に赤いトラクシオンが停まっていた。
ランチのステーキ丼をいただきながら、後からの来客2人交えて、とりとめのない話を。
結局は江口さん、来年はクラシックラリーに出たいねえ ・・・・て話だったと思う。スプレンドーレ伊香保なんかどうでしょうねえ。そういえば、まだこのイベント観に行ったことがなかった。
2時間ほどカフェでゆっくりしたらもう3時。もう日が暮れそうだからお暇して帰路へ。
益子に寄る予定をあきらめ、筑波山の裏を回って帰るとするか。筑波山の東側のフルーツライン沿いは、のどかな風景が広がる気持ちよい道。そこから筑波山ロープウェイ乗り場へは、Google Map さんにとんでもない道を案内された。車だったら泣いてたかも、まさかあんなに細い道とは。
最も筑波山周辺は、オートバイの走行を制限されているから、他に道などなかったのだが。
それにしても筑波山から眺める夕日が見事なこと。撮影場所を探してうろうろしてみたが、いい場所が見つからず。結局下まで降りてしまううちに、日が沈んでしまった。それでも走りながら観た夕日は最高だった。
近いうちに下調べをして、筑波山からの夕日を撮影しに行きたいと思う。

名栗の杜

とりあえず月締めの仕事が片付いたので、一休み。
前から気になっていたカフェ「名栗の杜」で、気になっている作家さんの作品を展示しているということで、名栗に行ってきた。
作家の島崎さんは、現代の解釈で浮世絵風の絵を描いている。自分も浮世絵、版画、日本画などは大好きで、自分の作品に取り入れようとしているから、彼の作品には興味津々。特に女性の表情が古めかし過ぎず、新し過ぎず和風でいい感じ。
作品も20点くらい展示されてたので、じっくり鑑賞。帰りに娘へのお土産で画集を購入。帰ってからもゆっくり観よう。
落ち着いた雰囲気のギャラリー兼カフェは、木のぬくもりが感じられる素敵な景観。ドリップされた珈琲も美味しいし、器もアートしている。隠れ家的大人のカフェといったところ。
こんなカフェに自分も似合うようになっただろうか?

最近名栗あたりには、おしゃれなカフェが増えているが少し前まではこの店くらいとのこと。また他に2件ほど名栗のカフェをプロデュースしたそうだ。名栗カフェ、いろいろ魅力的な店は多いので、暇をみつけてちょくちょく訪問してみるつもり。

ゲストハウスに泊まってバイクツーリングしよう

北海道ではテント泊+バイクツーリングの楽しみを満喫したけど、先日の奈良の旅では古民家ゲストハウス+バイクツーリングを満喫。
どちらのスタイルも、バイクで旅をさらに楽しいものにしてくれる。これからはこの両方のスタイルで、日本中を旅しようと思う。
ゲストハウスの基本スタイルは、個室ではなく2段ベッドの共同部屋。ただ奈良ではパソコンなどの荷物を置いて連泊のため個室を確保。岩村では女性を含む8人部屋だった。
一泊するだけなら、共同部屋でも何の問題もない。まあ共同部屋は山小屋で馴れている。ベッドをカーテンで仕切れるから、プライベート空間もしっかり確保できる。
今回は、観光地ということで、海外のバックパーカーなど旅のスタイルが違うから、話すのはあいさつ程度。それでも全然かまわないし、ライダーがいたら間違いなく話していただろう。
今回のゲストハウスは、岩村、奈良ともに古民家だったから、ノスタルジックな旅もさらに充実した。旅先の訪問先でも宿でも、古風な空間の連続。これでいつものビジネスホテルに泊まったら、こんなに旅の雰囲気を満喫できることはなかっただろう。
今回はどちらも一泊4000円弱、5泊して20000円弱、バイクもほとんど下道使って高速料金は全部で3000円弱。バイクの燃費は30km/l、1200km走って、140/l円でガソリン代は5600円。これはセミリタイヤのおやじには、やめられない道楽だ。

奈良から自宅まで(奈良旅6日目)

4日間お世話になったゲストハウスを朝6時に出発。
奈良から伊賀を越えて四日市インターまで下道を走る。
この朝は冷え込んだから寒いので、休み休み、ペースがあがらない。
本当は全行程下道を行きたいところだが、さすがに名古屋周辺はめんどくさそうだから、四日市から豊明までは、高速道路を利用。
豊明を降りたら、大渋滞か・・・と思ったが、国道1号沿いはすぐに渋滞は解消。その後は結構快適なペースで、道の駅潮見坂まで来た。ここで昼食休憩。
ここからが長い長い静岡県横断200kmあまり、国道1号沿いを走って愛鷹山の北を回り込み山中湖へ。本当にここまで長かった。
ここまでくれば、あと100kmちょっと。とナビに従って道志みちに入ったら、途中で通行止め。最後に山の中の暗い道をグルグル迂回して、なんとか八王子に出た。途中夕飯をとり、しばし休憩したのち9時ちょっと前無事帰宅。
奈良を巡った6日間の旅が終わった。 行きも帰りもほぼ下道、片道550km。
冬のバイクロングツーリング、もっと厳しいかと思ったが、なかなか楽しい旅だった。