伊勢・紀伊の旅(6日目)

恥ずかしながら、この歳で初高野山。
空海は好きで、関連書籍やら関連寺院には行ってるのに、総本山がまだでした。
ほんと山上にある、仏教都市、不思議な空間。5箇所観れるチケット2500円と霊宝館高野山の至宝の1300円て、たっぷり高野山を堪能。
金剛峯寺の石庭は、素晴らしかったし、至宝展では、大好きな運慶、快慶の躍動感ある仏像を鑑賞することができた。紅葉は少し盛りを過ぎていたけど、充分仏教世界を堪能させていただきました。奥の院は、次回宿坊に泊まり、ゆっくり拝観しようと思う。

まずは金剛峯寺から。
建物内部も素晴らしかったが、特にこの日本国内最大の石庭という蟠龍庭の素晴らしいこと。
いつまでも眺めていたい庭園。

金剛峯寺から徳川家霊廟に向かう。
どこを向いても趣ある寺院だらけ、これだけ寺院の密集した地域は他では見たことない。
そんな寺院の庭は何処も素晴らしそうだが、非公開らしく見ることができないのが残念。

高野山の中心、壇上伽藍へ。
巨大な根本大塔、内部の立体曼荼羅が迫力満点。

最後は高野山霊宝館。
ちょうど 運慶、快慶 の仏像展示企画に遭遇。
素晴らしい仏像を堪能、帰宅後は 運慶、快慶の本を購入してお勉強。

高野山をあとにして、橿原の宿に向かう。
途中明日香の橘寺で小休止。いつも奈良に来ると、この辺をうろうろして、古代飛鳥に思いをはせる。
いつも見ている橘寺、聖徳太子の生誕地だとか。拝観するのは初めて、このあたりでまったり日暮れを迎える。

今宵の宿は橿原市にある、古民家ゲストハウス。あたりも古民家だらけで、なかなかの風情。中はリフォームされて明るく快適。
夕食は、歩いて5分くらいのところにある、お好み焼き店。
はしで突くと、ほろほろと崩れるくらい、ふわやわらい。ちょっと関西風とも違うかも。
まあ美味しければ何でも良い、ビールで1人乾杯。
ほろ酔い気分で、夜の今井町をふらふら。およそ10年ぶりくらい。お洒落なカフェなども、たくさんできたようだが、味わう時間は無さそう、残念。

伊勢・紀伊の旅(5日目)

賢島の宿を出て、海沿いの道を那智大社へ向かう。
海沿いのワインディングロード、朝早いので車は少なく、絶景を楽しみながら快適に飛ばす。
熊野那智大社に到着。おお、あれがかの有名な那智の滝か。やはり間近で見ると、迫力あるね。山岳にある神社らしく、登ったり降ったり、見所満載。マスクもあってゼーゼーハーハー息が切れる。今日は時間があまりないから、急いで次の熊野本宮へ向かわないと。

新宮から、悠々と流れる熊野川沿いを遡上して、熊野本宮大社へ。
四つ並んだ拝殿、巨大な社殿と威容を誇る。少し離れたところにある、おお鳥居の存在感が凄い。しかしここに来るまで、遠かった。なんか地の果て、はるばるって感じがする。

途中白浜の三段壁により、海を眺める。
白浜でガソリンを入れようと思ったが、どこも休日でガソリンスタンドも休みで困った。
なんとかガソリンを補給し、高速道路で一気に和歌山までと思ったが、途中渋滞で時間がかかってしまい、宿に着いた頃にはちょっとお疲れ。
さすが1000CC、バイクのクラッチが重く、渋滞時には泣けた。
夜は和歌山市内のゲストハウスに宿泊。昨夜のビジネスホテルより、バイクで旅してるって感じが好き。
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お宿の紹介で、10時過ぎ近くの和歌山ラーメンを食す。店はお客でいっぱい。初めての味わい、旨いではないか。
https://goo.gl/maps/GWNnTNMAsGdfyPR1A

伊勢・紀伊の旅(4日目)

ホテルで目を覚ましたら、まだ夜明け前。東の空が明るくなってきたので、ホテルを出て、目の前の海岸をカメラ片手に散歩。美しい日の出を見ることができた。
宿泊のホテルは伊勢賢島の丘の上、今日はのんびり伊勢神宮(外宮)あたりをぶらぶらしてみる。
まずは途中朝一で、横山展望台へ向かう。途中バイク進入禁止?の看板があったので、最後は歩いて展望台で。ここからの眺めは最高、コンビニで買ったおにぎりをほおばりながら、雄大な眺めを堪能。

久しぶりの伊勢参り、内宮は以前お参りしたし、人混みが凄そうだったので今日は伊勢神宮外宮へ。
駐車場は満車だったけど、人出はさほどでもなかったので、ゆっくり参拝できた。神社は構成がシンプルで、お参りすればすぐ終わってしまう。だから遷宮館と少し離れた、神宮寺美術館を合わせて鑑賞。
どちらも混雑とは無縁、ゆるりと古代日本に、どっぷり浸れた。最後は猿田彦神社に参拝しようと思ったけど、ずらりと並んだ参拝者を見て諦めた。

伊勢と言ったら、おはらい町、おかげ横丁なんだろうけど、一人旅であの賑わいは辛い。
というわけで、伊勢河崎町をふらり。まずは、伊勢河崎商人館。重圧な商人のお屋敷が、昔ながらにそっくり残っている。
https://goo.gl/maps/w7o2TJ5WEasGnQ72A
あたりは古い町並みが、生活感あふれて自然に残っていて、良い雰囲気。雰囲気に誘われて、カフェのはしご。茶房河崎蔵では、酸味系のブレンドをいただく。古いジャズが流れる重厚なお店がいい。
https://goo.gl/maps/nAZ8uyhgZGJ3PKT9A
さて食事はと、古民家炉端焼き店がなかなかオープンしない。仕方ないから、Cafe わっくでおすすめの牛すじを煮込んだハヤシライス。酸味が少し強めで、じつに美味しい。殆ど観光客のいない河崎町で、ちょっと地元を味わってみた。
https://goo.gl/maps/bUS1E36u46zoEk4A6

宿に帰る途中、賢島大橋から見る夕日が綺麗そうだったので、一時間粘って夕日を撮影。
旅先で観る美しい夕日に、感動した。
https://goo.gl/maps/rbfD6VzBAaCLydm56
本日の夕食は、志摩市街でエビフライ定食。

伊勢・紀伊の旅(3日目)

実家から伊良湖岬へ向かい、フェリーで鳥羽に上陸。

鳥羽に上陸したら、昼飯場所をGoogle mapで探す。
お寺さんが経営するライダーズカフェで昼食。
昨日は海鮮でお腹いっぱい。今日はこれくらいで。
ボリューム満点、ハンバーガー。ドリンクセットで1000円はコスパ良し。
https://goo.gl/maps/EthXzyohPPFiLcVr7

伊勢志摩スカイラインから、パールロードへ。
今日は絶景ロードと展望台を巡るライド。
最初は楽しかったけど、だんだんリアス式海岸のワインディングがしんどくなってきた、車も割と多いし😅
宿に入るには、少し早かったので御座白浜、あづり浜へ寄って、夕日を見る。
バイクは結構胃が疲れるんだよね。夕食はなか卯のトロトロ親子丼がちょうど良かった。宿泊は賢島の丘の上。ここで2泊して、伊勢の海をじっくり味わってみよう。
https://goo.gl/maps/6J5kyWCyo2jFWfVU8

伊勢・紀伊の旅(2日目)

昨夜は実家に泊まり、両親と一緒に昼食。
桜海老と言ったら由比だが、この大井川漁港も水揚げされている。ここも桜海老が名物、しかし観光化はあまりされてないらしく、落ち着いてゆっくり堪能できるのが嬉しい。
久しぶりの両親との食事、静岡の海の幸は美味しい。桜海老がたっぷりのかき揚げ丼1500円。桜海老のかき揚げ単品1000円。近くには、漁協直営の食堂もあり、こちらはさらにリーズナブルに桜海老が堪能できるようだ。
https://goo.gl/maps/dvMnDLnZ2QQjgSAGA

夕方御前崎までバイクを走らせる。
久しぶりに観た、鮮やかなオレンジ色の夕焼け。

伊勢・紀伊の旅(1日目)

埼玉の自宅から静岡の実家への途中、西湖いやしの里へ寄る。
残念な鉄筋コンクリートの忠霊塔越しの富士山より、作り物とはいえ、こちらからの富士山がいい。古民家園のテーマパークみたいなところだけど、家は全部本物で、あまり嫌味や不自然さは感じない。元々集落があったけど、1966年の土石流で壊滅。復興みたいな立ち位置のせいもあるのか。
入場料350円と格安で、古民家と紅葉、富士山の絶景コラボ。
古民家のほうとう屋さん。本来ほうとうなんだろうけど、煮たカボチャはどうしても好きになれないので、今日もうどんです😅茅葺き屋根の古民家で味わう、濃厚な甘酒、懐かしい味わいだった。

城下町小幡と南牧村ちょっとしたカフェ

次の月曜日、二回目接種だから、乗るのはいまのうちと、貴重な晴れ間に小幡まで。ここが織田信長の子孫の城下町だとは、あまり知られていないのではないか。久しぶりに寄った織田家代々の墓所は、随分綺麗に整備されていた。以前はちょっとわびし気な状態だったように思う。前回は休館だった松浦氏屋敷へ。美しいい日本庭園と茅葺屋根の母屋。誰もいなかったので、30分ほど庭を見ながらのんびりと。外は暑いが、障子を開き切った座敷は涼しい風が吹き抜け快適快適。そのあと武家屋敷前や雄川堰の前で写真撮影。小幡は、古い街並みがそこかしこに残り、情緒たっぷりなのだけど、惜しむらくは食事するところが少ない。ということで、当初の予定どおり南牧村のちょっとしたカフェに移動。

久しぶりに、ちょっとしたカフェで昼食。これぞ、THE 古民家カフェのたたづまい。田舎のおばあちゃんの家で過ごしている気分だ。頼んだランチは、野菜のプレート。ほぼ全部野菜、少しだけ卵焼き。ここに来たらやっぱり美味しい野菜でしょ。野菜をしっかりかみしめて、いただきました。ここのオーナー様とはちょっと顔なじみ。お子さんが生まれたことなど、つれずれと。Tシャツ作りたいとのことなので、まずはロゴからデザインをお受けしました。はて、どんなモチーフがいいのやら。カフェを後にしたら、上野村へ抜け、いつもの快適過ぎる道を神流川沿いに鬼石まで。鬼石からは児玉、寄居、花園抜けて6時ころには帰宅。夏の名残を感じつつ、240kmあまり、それなりにしっかり走った。そして、シートに穴が空き雨でぬれた水分が染み出す。ジーンズがぐっしょり濡れたので、さすがにシート張り替えしなけりゃダメか。

秩父華厳の滝

秩父華厳の滝の存在は、何十年も前から知っていたけど、寄ったのは初めて。いや、びっくりするほど立派で美しい滝だった。秩父華厳の滝という名前が、なんかパッチモンみたいで、損してないかい?このところ雨続きで、水量も多く、なかなかの迫力でした。滝近辺の流れも、ゴツゴツした岩が多く、もみじが多い。三脚使わず、息を殺してスローシャッター。紅葉の時期にまた撮影に来なければ。

観音茶屋と秩父札所三十一番 観音院

久しぶりの晴れ、バイクで走ると超気持ちいい。さわやかな風が吹き抜ける、暑くも寒くも無いって最高。思い立って、秩父小鹿野の観音茶屋。片道70kmのプチツーリング、車も少ないし快適快適。蕎麦ってやっぱり雰囲気重要。田舎の古民家風のお店で、気分もあがる。お通しでだされた、芋天ぷらとこんにゃくの田楽。甘酸っぱい柚子みそ最高。そしてメインのざるそばと野菜の天ぷら。これで1045円とコスパもなかなか。美味しくいただきました。

秩父札所三十一番 観音院そういえばまだ来たことが無かった。苔むした石段を登っていくと、大岩の下に本堂。そして隣には、白く一筋の滝。想像以上に良かった。ちょっとミニミニ山寺みたい。山のあちこちには石仏が、ちょっと不思議な空間。子供の頃だったら、かなり不気味で怖かったかもね。

FAZER GT で赤城山ツーリング

前回の東北ツーリング、距離的には充分走ったがいかんせん大きな荷物を持ちながら。気持ちよく走れたかと言えば・・・いまいち。これがキャンプ・ロングツーリングの悩ましいところ。
そんなわけで、荷物を最小限にして、ちょっと走りをメインに赤城山まで。走りをメインにと言っても、もちろんおっさんの安全運転の範囲で。
朝5時頃、夜明けとともに出発。朝一のR17はウルトラスムーズ、あっという間に赤城神社前のからっ風街道交差点に到着。ここから昭和村キャベツ畑展望台まで、約40kmのワインディング。
多少アップダウンを繰り返して、延々コーナーが続く道。朝6時頃だから、交通量はいたって少ない。結局2台の車を追い越しただけの、ストレスフリー走行。朝の高原の空気は爽やかで涼しく気持ちい。
キャベツ畑の広大な風景でバイクを撮影したら、赤城山の北面道路へ。こちらの道は、先日までの長雨の影響が大きく、ところどころ土砂や落ち葉が散乱。こちらは路面を確認しつつ慎重に走る。
結局この道では、一台も車とは遭遇せず、気温18℃の赤城山の大沼へ。大沼で写真を撮影したら、もうすぐ8時。そろそろ暑さが心配の時間帯。赤城山の南面道路を下ったら、もう灼熱地獄だった。
暑さに耐えながら帰路R17を急ぎ、220kmほど走って10時前には帰宅。エアコン+扇風機の風を浴びながら、ソファでひと眠り。ああ気持ちいい。
走りも満足できたから、整備してFAZERは2ヶ月ほどお休み。10月頃九州を目指せるか??