秩父華厳の滝

秩父華厳の滝の存在は、何十年も前から知っていたけど、寄ったのは初めて。いや、びっくりするほど立派で美しい滝だった。秩父華厳の滝という名前が、なんかパッチモンみたいで、損してないかい?このところ雨続きで、水量も多く、なかなかの迫力でした。滝近辺の流れも、ゴツゴツした岩が多く、もみじが多い。三脚使わず、息を殺してスローシャッター。紅葉の時期にまた撮影に来なければ。

観音茶屋と秩父札所三十一番 観音院

久しぶりの晴れ、バイクで走ると超気持ちいい。さわやかな風が吹き抜ける、暑くも寒くも無いって最高。思い立って、秩父小鹿野の観音茶屋。片道70kmのプチツーリング、車も少ないし快適快適。蕎麦ってやっぱり雰囲気重要。田舎の古民家風のお店で、気分もあがる。お通しでだされた、芋天ぷらとこんにゃくの田楽。甘酸っぱい柚子みそ最高。そしてメインのざるそばと野菜の天ぷら。これで1045円とコスパもなかなか。美味しくいただきました。

秩父札所三十一番 観音院そういえばまだ来たことが無かった。苔むした石段を登っていくと、大岩の下に本堂。そして隣には、白く一筋の滝。想像以上に良かった。ちょっとミニミニ山寺みたい。山のあちこちには石仏が、ちょっと不思議な空間。子供の頃だったら、かなり不気味で怖かったかもね。

FAZER GT で赤城山ツーリング

前回の東北ツーリング、距離的には充分走ったがいかんせん大きな荷物を持ちながら。気持ちよく走れたかと言えば・・・いまいち。これがキャンプ・ロングツーリングの悩ましいところ。
そんなわけで、荷物を最小限にして、ちょっと走りをメインに赤城山まで。走りをメインにと言っても、もちろんおっさんの安全運転の範囲で。
朝5時頃、夜明けとともに出発。朝一のR17はウルトラスムーズ、あっという間に赤城神社前のからっ風街道交差点に到着。ここから昭和村キャベツ畑展望台まで、約40kmのワインディング。
多少アップダウンを繰り返して、延々コーナーが続く道。朝6時頃だから、交通量はいたって少ない。結局2台の車を追い越しただけの、ストレスフリー走行。朝の高原の空気は爽やかで涼しく気持ちい。
キャベツ畑の広大な風景でバイクを撮影したら、赤城山の北面道路へ。こちらの道は、先日までの長雨の影響が大きく、ところどころ土砂や落ち葉が散乱。こちらは路面を確認しつつ慎重に走る。
結局この道では、一台も車とは遭遇せず、気温18℃の赤城山の大沼へ。大沼で写真を撮影したら、もうすぐ8時。そろそろ暑さが心配の時間帯。赤城山の南面道路を下ったら、もう灼熱地獄だった。
暑さに耐えながら帰路R17を急ぎ、220kmほど走って10時前には帰宅。エアコン+扇風機の風を浴びながら、ソファでひと眠り。ああ気持ちいい。
走りも満足できたから、整備してFAZERは2ヶ月ほどお休み。10月頃九州を目指せるか??

東北バイクツーリング3日目

暑さに負けて本日帰宅することに。
酷暑のツーリングは、無理無理無理・・・。

最後にちょっとだけ天気予報の気温低め、宮古の浄土ヶ浜へ向かう。
日向は暑くても、日陰はそこそこ爽やか。美しい景色を見ながら、木陰でのんびりするのはこのツーリング最高の時だった。蒼い空、青い海、白い海岸・・・・見事に揃ったこの風景。

道の駅みやこで、いくらとサーモンの漬け丼1350円。
これが今回のツーリングで唯一旅らしい食事。
道の駅であまり食事はとらないのだが、地元の公務員風の客層が5割超なので、ちょっと安心。新鮮なネタ、美味しくいただきました。
さてこれから自宅まで600km、まあのんびり100-150km刻みで、温泉入って、夕食とりながら帰宅。
途中松島で、美しい夕焼けを撮影。

夜の高速は涼しくていいのだけど、スピード感がつかみにくくて、あまり楽しくはない。あとハイビームで、追い越し車線をなかなか抜いていかない車が鬱陶しい。
走行距離1688km、消費ガソリン80L、燃費はだいたい21km/L。これでエンジンが熱くて火傷しそうにならなければ、いう事ないのだが。あ、太ももうらを低温火傷してた。
バイクはスムーズで安心感があるのだけに、おしい。
帰宅してから、結構虫に刺されていたようで、足を中心に痒い痒い。
やっぱり、真夏のテント泊はちょっと無理。
次はいよいよ秋の九州か?コロナ収まってくれることを期待して。

東北バイクツーリング2日目

さて今日は、どこに行こうかと行き当たりばったりに考えるのはいつもの事。
青森は天気が悪化という事で諦め、男鹿半島あたりが良さそう。雲も多めという天気予報で、多少気温も低いという淡い期待も込めて。
朝一ぱらついた雨も、男鹿半島に着くころには、昨日同様灼熱地獄。しかし男鹿半島をぐるりと周るおが潮風街道が最高に素晴らしい道。断崖絶壁の海岸、高度感もある絶景、車はほとんど走っていないワインディング。バイクで流すだけで超楽しい道。
撮影ポイント探すためもあるが、1.5往復して楽しんでしまった。ワインディングを楽しんだ後は、熱さを回避して日帰り温泉に退避してお昼寝タイム。

今夜の寝床は何処に?とりあえず涼を求めて田沢湖へ。
日暮れ時もあり、そこそこ涼しかったが、あてにしていた田沢湖キャンプ場は家族ずれで結構賑わっていたのでパス。
それではと、岩手山麓、標高600mにある無料の相の沢キャンプ場にへ。本日ガラガラだったが、降りてテントサイトをみると、ぶよが盛大にまとわりつく。牧場横だから、それも当然、虫対策をしてなかったらそそくさと退散。先客の二組、どんな虫対策してるのだろうか?
こんなところでキャンプは無理と、近くの馬返し登山口に移動。林の中のキャンプサイトは、やはり虫が多いと避けて、ひらけた駐車場のすみに設営。
標高600mでも暑いので、しばらく気温が下がるまで短パンで夕涼み。わかっちゃいたが、虫にさされあちこち痒い。まあそれでも、牧場隣でキャンプするよりましか。
少し気温が下がった頃、やっとテントで就寝。蚊帳越しに観る、満点の星空が綺麗。翌朝登山客が準備して次々登っていく中、一人のんびり撤収。そのうち強い日差しに追い立てられたのだが。
その後キャンプ場周辺で、小岩井農場的な映える風景を探す。時間外だったので小岩井農場は立ち寄れず。

東北バイクツーリング1日目

新潟県北部まで来れば、多少暑さは和らぐかと、高速飛ばして笹川流れまで一気に北上。
しかし全然涼しくない、むしろ埼玉より暑くなった気がする。
蒼い空と青く美しい海。海に飛び込んだらどれだけ気持ちいいことか。
それでも車もそれほど多いわけではないので、バイクで海沿いを流せば、海風がそこそこ気持ちいいことは確か。

バイク東北ツーリングの初日目的地は鳥海山とした。
天を目指して登る鳥海ブルーラインは、バイクで走って楽しい道。たどり着いた標高1150mの鉾立登山口は涼しい・・・・はずであったがここも日向は暑い。
ここでこれだけ暑いと、下界でのキャンプはあきらめ、日が暮れてから登山者用の駐車場でテント泊とする。虫もいないし、暑いときのキャンプは標高の高い登山口が最適・・・まあ混んでいないのと天候が悪くないという前提だが。
涼しくなったころ、軽い夕食をとりながら夕焼けを堪能。夜はテントの中から眺める満天の星、涼しい風と虫の音。おかげでぐっすり熟睡できた。
鳥海山は15年ほど前一度登頂したことがあったが、その時はあいにくの雲の中。天気が良ければ朝一、鳥海山の中腹、鳥海湖が見えるあたりまで登ろうと思ったが、ときおり雨がぱらつくあいにくの天気なのであきらめて下山した。

大平山と栃木の街

梅雨の晴れ間、気分転換に大平山神社へ。先週の水曜日、長女が持病の悪化で緊急入院。なんやかんやでこちらも絶不調。あじさい坂は紫陽花祭りが行われていたので、随分賑わっていた。あじさい坂を登って、社殿まで行くのは初めて。結構な坂道で、ちょっとした登山。娘の回復を願って、なんどもお祈りした。

栃木は隣県だけど、けっこう近い。川越みたいに混雑していないところがいい。
平日ともなれば、静かなもの。

ビーナスライン バイクツーリング

梅雨に突入・・・・のはずだったけど思いのほか晴天が続く。
それではとFAZERを引っ張り出して、いつものビーナスラインへ。
まずは蓼科スカイラインから大河原峠を目指したけど、積雪でこの先通行止めということで、美笹湖あたりで方向転換、女神湖からビーナスラインへ。
ビーナスラインに来たら、牛乳専科もうもうでソフトクリームがお約束。
カラッと乾いた爽やかな風が吹き抜ける。ビーナスラインは平日というのにバイクが結構走ってる。平日は半分くらいの車が道を譲ってくれるので走りやすい。あとの半分の車も適当に追い越せるので、平日のビーナスラインはいたって快適。
青い空、新緑の高原を、ゆるーく流して走る気持ち良さ。

車山肩にあるコロボックルヒュッテ。
ここでゆるきゃんに登場したボルシチと珈琲をいただく。
車山湿原を眺めながら、テラスでいただく食事は最高。車山肩から眺めるビーナスライン、連続するヘアピンカーブはハイライト。
霧ヶ峰の大駐車場から先は、ビーナスライン後半部。ここからテクニカルなコーナーが続き、ビーナスラインの前半部より面白い。車の数もぐっと減るので、ほんと楽しいワインディング。と言っても、あくまでゆる〜く流すんだけど。
美ヶ原高原牧場まで行って、和田宿へ下る。下界に下りたら、一気に暑さが襲ってきた。
R142でトロトロ走っていると、エンジンの熱もシートの下あたりから噴き出して閉口する。あんまりのんびりしていると、疲れがどっと出てきそうなので、下仁田から高速道路で一気に帰宅した。
本日の走行距離420km、最後は暑さにやられ結構疲れた。ビーナスライン 日帰り、以前は余裕でこなしたけど、うーんそろそろ年齢的にキツくなってきたか?道の駅ヘルシーテラス佐久南付近の直線で、白バイにバイクが捕まってた。ここはスピード出しやすいから注意しないと。

中禅寺湖キャンプツーリング2日目

深夜、隣テント住人の酷いいびきに閉口したものの、音楽を聴きながらすぐに熟睡。賑やかな鳥のさえずりで目を覚ますと、朝の4:30。湖は曇りがちながら、穏やかな水面を見せている。早速火をおこして朝飯の準備。パスタスープとベーコンをあぶっただけだが、朝の湖面を観ながらの朝食は実にうまい。もちろん食後の珈琲は欠かせない。のんびりだらだら朝を過ごし、9時前にキャンプ場をあとにした。

菖蒲ヶ浜キャンプ場をあとにして、金精峠を抜け沼田方面から帰宅。途中、竜頭の滝、戦場ヶ原、光徳沼、丸沼にふらり立ち寄り、少し観光。平日だし、天気もいまいちだし、コロナ禍だし・・・・おかげで美しい新緑と静かな高原を満喫。シメは片品 花咲の湯で、素晴らしい露天風呂とおいしいまいたけ丼。本当に素晴らしい一泊二日のキャンプツーリングだった。

中禅寺湖キャンプツーリング1日目

今回の目的地に向かう途中、足尾の町と銅山跡を少し散策。自宅から日光に向かう途中、何度も通過しているのだが、寄るのは初めて。たった一時間あまりだが、こんな不思議な光景の場所を今までスルーしていたなんて。渡良瀬渓谷鉄道の通洞駅は、昔懐かしい木造駅舎。子供の頃の懐かしい感覚がよみがえる。足尾銅山で荒廃した松木渓谷は、少し西部劇に出てくるような不思議な谷。そのうちもう少し奥の、日本のグランドキャニオンと言われる、松木渓谷に訪問してみなければ。

北海道では、支笏湖、大沼、朱鞠内湖と素晴らしい湖畔のキャンプを経験。湖畔のキャンプはやはり最高、しかしまだ湖畔のキャンプで本格的な焚火はやったことが無い。という事で、今回は中禅寺湖畔の菖蒲ヶ浜キャンプ場で、焚火キャンプをするというのがメインテーマ。焚火がメインという事で、重くてかさばるバイクキャンプ向きではない、パップテントを持ち込み、さらに念のため薪まで持参。まるで北海道ツーリングに行くような大量の荷物をシートに積んで、菖蒲ヶ浜キャンプ場へ。そこは美しい森が広がる湖畔のキャンプ場。13時30分ごろチェックイン。休日は混んで湖畔のサイトは難しいとの情報だったが、平日という事もあり、湖に面した素晴らしいいサイトを確保することができた。バイクは管理棟の横まで乗り入れ可能。バイク料金は一泊1500円。薪も購入可能で、1束600円を購入。これでたっぷり焚き火が楽しめる。

キャンプサイトは目の前に中禅寺湖が望める林の外れで、風は穏やか。お隣さんまで5-6mほど離れているので、周りが気になることもない。独りどっぷり自分の世界に浸れる。テント設営が完了、まずは湖水を見ながら、ビールで乾杯。バイク走ると少し寒いくらいだが、椅子に座って、ぐーたらビール飲むには、ちょうどいい気候。ビール飲んだら少し昼寝。18時ころからいよいよ焚火開始。今回はガスストーブもって来てないから、調理も焚火の火だけ。少し時間がかかるけど、お湯を沸かしたり、スキレットで焼くだけならこれで充分。火力の調整はほぼできないから、簡単な料理前提。食事の後は、ちょっと古い音楽を聴きながら、薪を足しつつ火が消えないようボーと見てるだけ。他にすることもないから。暑くもなく寒くもなくこれがとても心地よい。それにしてもパップテントで焚き火をするってのはなんと居心地がいいことか。重くてかさばるけど、こんな極上なテントサイトで焚き火には、パップテントで正解。結局23時ころまで、5時間くらい焚火を堪能。昨年から始めた焚き火だけど、こんな楽しいこと、もうやめられない。