栃木市散策

撮影機材のテストで栃木市へ。
暑すぎて予想どうり人影が少なかったが、撮影にも過酷な環境だった。
栃木市内には有料の見学施設がたくさんあって、金額的にも時間的にも一度に回るのは厳しい。というわけで今回は岡田記念館中心に回って見た。
本陣、別館とも素晴らしい建物とお庭だが、若干手入れが行き届かず荒れた感じもする。800円と決して安くない金額だし、栃木市としても貴重な観光施設。なんとかもう少しいい状態で維持をお願いしたい。
やはり暑すぎてゆっくり周るどころではなかったので次回はもう少し涼しくなってから。

西伊豆ツーリング

静岡に帰省途中、西伊豆スカイラインから、西伊豆海岸通りへ。ほとんど直線が無い道を、よく走った。ブレーキとクラッチ握り過ぎて、手がパンパン。鹿とぶつかった事を除けば、楽しいツーリング。

西伊豆の松崎町。
海岸が賑わうなか、静かな市街をそぞろ歩き。なまこ壁と青い空が眩しい夏の日。

西伊豆松崎町、石部の棚田。
海の見える狭隘の地。
水田が見られるのはこの辺だけ、お米が随分貴重だったのだろう、大切に手入れされた、美しい棚田。

出雲大社

以前来た時は、改修中で全貌が拝めなかったので、なんとしてもまた来たかった。
念願のかなって観る出雲大社、なにもかも巨大な建造物に、圧倒される。
古代はさらに大きく、2倍以上の高さだったとか。
日本古代巨大文明に畏敬の念。
四拍手の作法は、知らなかったなあ。

松江城と歴史館

松江城を望む、歴史館。
その場で作りたての、和菓子と抹茶をいただく。
ベタな和情緒が、結構楽しい。

国宝の松江城。
極太の柱が、なんとも凄い。
美しい黒い城。

足立美術館

島根県にある、日本一の日本庭園として有名な足立美術館。
その庭園は見事としか言いようのない素晴らしいもの。一生に一度は見ておいた方がいい。まあ、二度見たいかと言われれば、もういいかな。
実際は西洋人が日本一と評価しただけで、日本人からすると、ちょっと違う。確かに西洋人が好みそうな、少しずれた日本らしさ。和風の西洋庭園といったところか。
この庭には、幽玄とか、わびさび、野趣、禅とかいったしっとりした情緒が欠落している。無性に夏の京都化野あたりを散策したくなった。
料金が2300円という料金も、庭園の維持管理、再訪はないということを考えると、致し方ないか。

ビーナスライン・ソロツーリング

いよいよ梅雨明け。ちょっと雷雨の心配はあるが、ニッコウキスゲのシーズン中に、なんとしてもビーナスラインを走っておかないと。
朝4時出発、一気に蓼科スカイラインを目指すが、これから長い山中ルートを走るためガソリン補充で、佐久でガソリンスタンドが開くまでしばし待機。
それでも平日の朝方蓼科スカイラインを走る車はいない。標高800mから2100mの大河原峠まで一気に駆け上がる。いつもは自転車でヘロヘロになりながら登るが、さすがにバイクは楽ちん。
佐久平は雲の下だったが、雲の上は快晴。あんなに蒸し暑いっ下界だったが、ここは寒いくらいの別天地。
ここから一旦女神湖に下ってビーナスラインへ。
途中いつも素通りしている兜巾の岩へ登ってみる。10分あまりのミニミニ岩登り。ちょっと楽しかった。

ビーナスライン、車山の肩でニッコウキスゲを撮影。10年ほど前、時期が少し遅かったが、もっと広々としていたような気がしたが。
鹿よけの電気柵が、撮影には邪魔だが、鹿害多いので仕方ない。今回も二か所で鹿が道を横切っていたし。とにかく最近鹿を見ることが多いのは確か。
思ったような花の写真が撮影できなかったが、そのまま美ヶ原までバイクを走らせる。
バイクならすぐだが、車だと遅い車の後ろをちんたら走るしかないのでなかなか行くことがない。ここに来たのは10年ぶりだろうか。
とにかく空が広い、雲があるので涼しくて気持ちいい。昼寝をしてだらだらと2時間余り、最後は定番の牧場ミルクを飲んで。まだ昼過ぎと時間の余裕があるので、諏訪大社へ向かった。

ビーナスライン沢渡から、森の中を歩いて5分の所にある霧夢。
情報が少ないので、開いているかどうかわからなかったが、この時期は毎日オープンしているそうだ。
森の中のウッドデッキ、さえずる小鳥と涼やかな風の別天地。ひとりぼんやりいつまでも居られる。
店のオーナー、本業はこの一帯の山岳ガイドということ。バイクのことや冬の雪上ハイクのことをあれこれと雑談。
ケーキと珈琲のセットで1000円とちょっとお高めだが、このシチュエーションを堪能できるなら、妥当なところ。食事は無く、何か注文してくれれば持ち込み自由とのことで、お弁当と珈琲などがいいかもしれない。
本日は予約が20名ほど入っているということで、しばらくしたら大賑わい。次回はもう少しあたりが静かになったころ寄ろうと思う。

少し時間が空いたので、諏訪大社春宮、秋宮へ。
諏訪湖に降りてくると、相当暑い。
秋宮周辺は、結構情緒ある旅館が多く、歩いてもそこそこ楽しめた。

黄昏が迫った頃、本日2セット目のビーナスライン。この時間帯、霧ヶ峰の十字路には、似たようなライダーがちらほらと集まってくる。
と言っても、ビーナスラインを全開で走るような輩はおらず、おのおの自分にあったスピードで気持ちよく流し、涼を味わっているようだ。
残念ながら夕焼けとはいかなかったが、観光客が皆帰ったあと、この道を流すのは最高だ。
このあとひと風呂浴びて、のんびり帰るつもりだったが、ふろ上がりの帰路、途中ゲリラ豪雨にあってしまった?

新緑の信州上州キャンプツーリングその2

バラギ高原キャンプ場。美しい湖畔にある、気持ちいい草原のサイト。トイレが土足禁止で、綺麗な水洗トイレが嬉しい。
空きさえあれば、予約不要で1080円。基本キャンプサイトは、諸費税抜きで1000円までかなと。
本日は他にテントが2つ。いずれも男性独りで、本格的な焚火を楽しんでいる様子。
今日の目的は星空撮影と機材を持ち込んだのだが、夜は残念ながら曇りで、星空は撮影はできなかった。まあ、焚火のほうは実現できたから良しとしよう。
とにかくとても快適なキャンプ場、何度でも利用したい。

嬬恋高原に広がる広大なキャベツ畑。
この雄大感は行ってみないとなかなかわからない。いつもは走りすぎるだけのキャベツ畑、今回は写真撮影にいろいろ狙ってみたのだが、いかんせん逆光。なかなかきれいにはバイクを活かせない。ここの撮影はまたの課題だな。

キャンプの翌日は、朝っぱら草津の西の河原で露天風呂。広大な露天風呂は気持ちいいのだが、こんな暑い日は、日陰も少なくちょっと厳しい。泉質のためか、肌がひりひりする。
ここは雪を見ながらはいるのがいいと、つううのかた。
とはいえ、10人に満たないがらがらの露天風呂は、最高の贅沢。

帰り信濃追分、カフェベーカリー「一歩」でランチ。
量が少ないし、ちょっと割高。やっぱり女性向きかと。

新緑の信州上州キャンプツーリングその1

晴耕雨読、晴れや晴れ☀️
ちょっと早起きして、軽井沢カフェ春木でブランチ。
平日の森のカフェの気持ちいいこと。
贅沢な時間、もう今日はこれでいいや。

上田市街地にある、信濃国分寺。これでやっと上田盆地にある塔を全部巡ることができた(他は前山寺、安楽寺、大宝寺)。
青葉楓が美しい境内と、国分寺周辺の旧い白壁が印象的だった。

別所温泉はいろいろな意味で思い出深い地。時々訪れては、あたりをふらり。
久しぶりに別所温泉駅、北向観音、常楽寺、安楽寺を。紫陽花でも咲いていたら、絵になると思ったが、残念ながら紫陽花はほとんど見られず。
それにしても、暑い日だった。