北海道ツーリング2020 2日目

朝一で昨日拝観できなかった国宝の白水阿弥陀堂に向かう。
建立は1160年、奥州藤原家、藤原清衡の娘による。美しい浄土庭園の中にある、優雅で気品ある阿弥陀堂。中は撮影禁止だけど、阿弥陀如来と二体の菩薩と二体の天を間近に拝観できる。昨日拝観に間に合わず、朝一出かけて正解。静かな境内を独り占め、荘厳な雰囲気を存分に楽しむ事ができた。紅葉は少し色付き始め、最盛期にはカエデが紅く染まり、見事なことだろう。

白水阿弥陀堂
〒973-8405 福島県いわき市内郷白水町広畑221

いわきから浜通りを北上。以前通行止めで通れなかった国道6号を走ってみた。いわきからしばらくは、工事現場が多いながらも、道や建物は綺麗で、あまり震災の影響は見当たらなかった。随分復興したんだなあと思ったのも束の間、帰還困難区域の看板が現れた途端、道の両側には家電量販店など大型店舗の廃墟が現れる。コンクリートの柱が剥き出し、割れた窓など壊れっぷりが痛々しい。一方民家はツタや樹木に覆われ緑に飲み込まれている。この光景を見ると、復興はまだ遠いとしか思えない。かなり緊張して通りすぎるが、相馬あたりまで来ると、もう完全に普通の生活が行われていた。なんかすごいギャップがとても不思議だった。

相馬市あたりでお腹がすいたので、おいしそうなお店がないか検索。
そしてビジュアルで気になったお店に行ってみる。
おいかわ食堂のあさりバターラーメン。
これで850円とは、なんと贅沢な味わいだろう。

おいかわ食堂
〒976-0022 福島県相馬市尾浜追川186−1

当初使わない予定だったが、時間が迫ってきたので、高速利用して一気に気仙沼まで。時たま横風でオットット。唐桑半島の先端、御崎野営場に着いたのは5時ちょっと前。管理人が不在の為、書いてあった連絡先に電話して呼び出す。とても親切なんだろうけど、訛っていて半分くらいしか聞き取れない。適当に相づちをうっておく?本日は独り占め、貸し切りだ。ただ人里離れた林の中なので、ちょっと不気味。なので夕食は、明かりの下の炊事場で。レトルトのクラムチャウダーに、サケおにぎりを入れて煮込んだ、リゾット風雑炊。きのこおこわおにぎりと、野菜サラダ。これなら、コンビニ弁当でいいじゃん?とはならない。ひとりテントでコンビニ弁当は、流石に嫌だ。今日はペグもよく入るし、設備も立地もなかなか良い。これで料金450円は嬉しいところ。ただ岩にぶち当たる波の轟音が、ちょっとうるさい。

御崎野営場
〒988-0554 宮城県気仙沼市唐桑町崎浜4

北海道ツーリング2020 1日目

旅の初めはバイク神社から。ほんと偶然通りかかった安住神社。これも何かのご縁、御守り買ってこの旅の無事を祈った。この旅も、安全運転心がけよう。
安住神社
〒329-1224 栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢2313

旅を開始早々、昼食は美しい森の中のカフェ。トロトロオムライス、最高に美味しい。こんな出会いが、旅の醍醐味。時折雨がパラパラくるので、安全第一のんびり亀のごとく進む。
Cafe+Gallery Komorebi
〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967

雨のため行程が遅れ、白水阿弥陀堂の拝観時間に間に合わなかった。ゆっくりし過ぎた、明日出直し。本日の宿泊地、夏井川渓谷キャンプ場に着く頃は、日没間近だいぶ薄暗い。無料のキャンプ場だが、ペグが刺さり難いことを除けば、設備は良く管理されていて、快適。先客2組、3人と静かで、ちょうどいい人の気配。いつものように、スープパスタとレトルトハンバーグ、サラダとシナモンロール。お腹いっぱいだが、ドレッシング忘れた、マヨネーズでも買っておこう。基本ゴミが少なく、燃料を消費しない、食器があまり汚れない等、キャンプ飯というより、山飯に近いのが自分のスタイル。飯を食べたらもうする事ない。時々小雨、暑くもなく寒くもない、虫の音大合唱、福島県いわきの夜。
夏井川渓谷キャンプ場
〒979-3124 福島県いわき市小川町上小川江田地内

志賀高原、北信濃ツーリング2日目

翌朝、ちょっと早起きしてバイクの撮影会。松代内は武家屋敷が多く、撮影スポットいっぱいだけど人も少なく、道路スペースもあるので、気兼ねなく撮影し放題。ここなら車も撮影し放題だな。Wは古い街並みに良く似合う。

真田十万石の城下町松代、まずは真田邸から。善光寺や小布施は観光客でごった返しているだろうが、松代は静かなもの。真田邸もほぼ独占状態で鑑賞。素晴しい木造建築と美しい庭。庭園&木造建築マニアとしては、この時間はたまりません。座敷から庭を眺めれば、借景に松代の山々、近くに美しく剪定された樹木と風情満点。庭には、美しい楓が何本も植えられていたので、紅葉の時期に是非もう一度訪問しなければ。

真田十万石の城下町松代は、見どころ満載。40年ほど前の学生時代一度訪問していたのだが、正直記憶から失念して本当に申し訳ない。ただ40年前はあまり見どころも整備されていなかったようで、2000年代に入ってからいろいろ整備されてきたようだ。現在も整備は進んでいて、旧横田家住宅や長国寺の真田信之霊廟も整備中で非公開。それでも樋口家や山寺常山邸など、素晴らしい武家屋敷を無料で見学できる。楓のチェックも忘れずにしたので、紅葉の頃は美しいカエデと武家屋敷のコラボが楽しみだ。

旅の終わりは竹風堂松代支店で、栗おこわのランチ。お土産は珈琲のお伴、栗かのこ。一時期古代のピラミッドか?と騒がれた皆神山の皆神神社にお参り、休憩に上田市真田屋敷に寄り道。今回も中身の濃~い、500kmあまりの一泊二日バイクツーリングだった。

高松、小豆島家族旅行一日目

飛行機で移動すると、どうも遠いところに来た気がしない。とにかくうどん県のうどんは確認しました。まあ美味しいには美味しいけど・・・、観光客相手の店だから、むにゃむにゃ・・・

暑い中、なかなかの階段でした。日頃の運動不足が、もろに足にくる。おまけに、嫁は前日に自転車で転倒し足に怪我、娘は靴ズレ。汗ダラダラでヒーヒー言いながらも、とにかく、観光地はしっかり押さえておかないと。思いがけず、円山応挙の水呑みの虎に会いましたが、ガラス越しでよく見えない?
それにしても人影が少ない。早くこの参道に賑わいが戻りますように。

目的地を香川県としたものの、観光スポットが見つからず。どうしたものかと悩んだが、杞憂であった。瀬戸内海最強。美しい海に沈む夕陽を眺めながら、美味しい食事を堪能、もうこれ以上何もいらない。おまけに、ホテルからの眺めも部屋も充分快適。これで二泊三日、飛行機代も含めて、星○リゾート一泊のお値段より安いかも?嫁も三女も大満足の香川初日であった。

能登ツーリング四日目

昨日はゲストハウスのベッドで、ぐっすり眠れて体力も少し回復。最終日なので、帰るだけだがせっかくなので、飛騨高山市街を散策。朝とはいうものの、観光客の気配が少ない街角は普通じゃないのだろうけど、静かな街かどが日常らしい。

街角古民家カフェでモーニング珈琲、贅沢な時間。
旅のしおり

飛騨高山をあとにして、安保トンネルを抜け安曇野へ。
標高が高い安曇野だが、酷暑で暑い暑い。
美鈴湖で涼しくなるまでしばらく昼寝。
その後無事に帰宅した。

能登ツーリング三日目

能登ツーリング3日目。日の出とともに道の駅狼煙を出発。能登半島の西側は、東側の穏やかな海岸と異なり、荒々しい景観が続く。早朝ということもあり、前後に車影は見えず、自分のペースで気持ちよくクルージングを堪能。右手にいつも海を見ながら、途中美しい集落をいくつも通過しながら走るのは、満足度100%。こんな道が輪島を挟んで、100kmも続くのだから、もうお腹いっぱい。

有名な白米千枚田。地形が複雑、すぐ下は海なので、とても表情豊か。遊歩道を歩くのは、とても楽しいのだが、暑くて汗だく。

輪島市にある、曹洞宗大本山總持寺祖院。横浜にある總持寺は、明治期の火災により、ここから移設されたもの。残念ながら改修工事の真っ最中で、あまり絵になる写真は撮れなかった。この町界隈が、いい感じに門前町。涼しい時に来た方が良さそう。

昨日は適当に昼食をとってしまい失敗、今日はGoogle mapて海鮮丼と検索。そのうちあえて地元民御用達ぽいお店を選択。目的地にしてルート案内。昨日のリベンジ、今日は勝ったな。
能登旬菜ダイニング 市左衛門

場所は一気に海から山へ。白川郷は2回ほど訪問済みなので、今回は五箇山の相倉と菅沼の合掌造りの里へ。菅沼はやっぱり外せない。この騒動ということもあるけれど、白川郷より随分と日常がある感じの山里でした。

前から気になっていた、飛騨高山の古民家ゲストハウスが、ネット予約で取れたので、本日の宿はゲストハウス桜で過ごす。宿に着いたら、雷と土砂降り、ナイスタイミング。8人部屋一人貸し切り状態、税込2300円。ゲストハウス、最初は抵抗あったけど、一人旅のジジイライダーには、ぴったり。古民家ゲストハウスなら、尚更。シャワーを浴びて夕食に。飛騨高山の古い街並みを散策したいのはやまやまなれど、雨だから一番近い、飛騨牛ハンバーグ屋さんへ。タマトロハンバーグをトマトソースで頂く。これが実にうまい、やっぱり飛騨牛マジック?柔らかふんわりジューシー。なんだか今日はついてる。

能登ツーリング二日目

キャンプ場の夜明け。
爽やかな朝、軽い食事をとって旅を続ける。

糸魚川から親知らずを抜け、酷暑の富山で、念願の国宝、高岡山瑞龍寺を拝観。素晴しく荘厳で巨大、その美しさに言葉を失う。じりじりと灼熱の暑さの中、しずかで感動的な時を過ごさせていただきました。

瑞龍寺をあとにして、能登半島の内側を北上、能登半島の先っぽを目指す。能登半島の民家はどれも黒光りする瓦屋根と、板張りの壁が特徴的。岬を越えるたびに、次々と美しい集落があらわれ、気持ちいい街道が続く。途中、元気の湯でお風呂にはいり、突端の禄剛崎に着くころには日暮れが迫っていた。灯台に行こうかなとも思ったが、バイクでは行けないらしい。荷物もあることから、少し岬を回り込んだ川浦の浜までバイクで進んだ。ここの浜沿いには、芝生がひろがり素晴らしく気持ちが良い。ここで夕食をとりながら、ぼんやり夕日を眺める。日が沈んだあとは、天の川見えるかなと寝っ転がって粘ってみたが、霞んで星は見えるが天の川までは見えず。そのうち蚊がうるさくなってきたので、道の駅狼煙まで戻って野宿。広くて静かでいい場所だったが、深夜にちょいとうるさい車中泊の車がガチャガチャやって、安眠妨害された。

青龍山 吉祥寺

青龍山 吉祥寺。
ここ10年くらい季節のおり通うお寺。その中でも紫陽花咲く今回が最高に美しかった。丁寧なお庭の手入れや、本堂からの眺めに、癒される幸せ。

すみれ食堂と紫陽花寺(保安寺)

最近割と忙しく、引き続き自宅に巣ごもり中。家飯も飽きたということで、三女とすみれ食堂。今週のランチはオムタコライス。ここのふわふわオムライスを三女に食べさせたかったのだよ。今日はふわふわオムレツに、ひき肉ソースタコミートに、サクサクスナックタコス etc。味も食感も最高、三女も満足。あと園長先生待ち合わせて、しばし歓談。楽しい昼食を終えて、せっかくなので帰りに保安寺へ。裏庭でコンビニで買ったアイスクリームを食べながら、三女とあじさい鑑賞。今が盛りでなかなかだが、やはりしっとり雨混じりのほうが美しいような気がする。

三峰神社へ

埼玉県内を走るのもいい加減飽きてきたので、ツエルトを使って道の駅で泊まれるかやってみた。夏の気温の高いとき、シュラフはいらないし、天気も良い時を限定すれば、ツエルト以外必要なものは、シートとマット、シュラフ代わりのウルトラライトダウンくらいのもの(夜中冷え込んだのでまさかのダウンを着込んだ)。道の駅で本格的なテント泊は、ちょっとひんしゅくものだが、ツエルトくらいならまあ弁解できる?周りに車中泊の車がいれば、それほど違和感もない。今回は道の駅・両神温泉薬師の湯で泊まってみた。幸い薬師の湯も営業を再開しており、営業終了の8時までお風呂で過ごし、職員がすべて帰ったと思われる9時過ぎから朝の4時までツエルトを設営。夜中設営、夜明け撤収がこのての野宿愛好家にはマナーらしい。風もなく、蛙の合唱を聞きながら快適なツエルト泊だったが、最近就寝は毎日朝の4時ごろ。結局眠れずスマフォで小説3話読み夜が明けた。

翌日は最近パワースポットとして注目されている三峰神社へ。ここへ来たのは2度目だが、一度目は30年以上前だからほとんど記憶なし。薬師の湯を5時に出発。最近いくら混んでいるといっても朝の6時では誰もいないか。標高1000m、すがすがしいい朝の気配の中の参拝、なんか身を清められるような気がしないでもない。帰りは天界の集落、栃本を回って、10時ごろ帰宅。昨夜ほとんど寝てないので、冷房効かせた部屋でそのまま爆睡 ww