奥美濃ツーリング 美濃市から岩村

郡上八幡から、美濃市うだつの上がる町を経由して、本日の宿がある岩村へ。
美濃市は、ほんの少しだけ立ち寄っただけ。時々クラシックカーのイベントで、古い町並みが紹介されていたから。散策はまた機会があった時に。

岩村の宿にチェックインし、バイクを置いて徒歩で散策。次第に日が暮れていく。ちょっとまずいことに月曜日の飲食店は、どこも休みらしくあいていない。Google Mapでチェックした中華料理屋さんに行ってみると、ここも臨時休業。どうやら徒歩圏に飲食店はなさそうなので、コンビニで夕食を買って宿で食べることに。
それにしても夕方の岩村は寂しい。

奥美濃ツーリング 郡上八幡

山中の城下町にそそり立つ郡上八幡城。
天守は昭和八年、木造の再建築とのこと。モデルは大垣城で、実際の郡上八幡城をモデルとしたわけではないようだ。そうは言っても、90年ほど経った木造建築、木がギシギシ軋んで、良い味だしてる。
写真で見た時は山上の城にしては、たいそう立派なと思ったが、実際はそれほど大きくもなく、質素なつくりは好感もてる。
再建でも良いので、美しい天守はやはり必要。

お城の後は、待望の市街散策。郡上八幡は前々から来ようと思っていたけど、なかなか実現できなかった。高山は10回くらいも来ているのに・・・。
市街は高山よりも、少し雑然としているがそこが生活感があって逆にいい感じ。また平野が狭く、自然に近い感じの清流吉田川がとてもいい。
そんな川を眺める、雰囲気のいい宗祇庵(そうぎあん)で、抹茶と栗きんとんをいただく。和室で抹茶をいただく、それだけで贅沢な時間を過ごせる。開店と同時、一番の客だったので完全貸し切りで、おもうぞんぶん川やお庭を眺めて、静かなひと時を過ごした。
橋を渡って、新町通をふらふら。古民家で学生の美術展を見学。やなか水のこみちや、いがわ小径など、憎い演出の小径も素敵だ。郡上八幡旧庁舎記念館のレトロな洋館で、鶏ちゃんと蕎麦のセットをいただいて、郡上八幡の散策は終わり。
さくらももこが愛した郡上八幡、また来よう。

奥美濃ツーリング 飛騨高山

宿の古民家ゲストハウスは、今回で二回目の利用。飛騨の里近くにあるが、飛騨の里には、時間がなくてまだいけてない。
ゲストハウスは相部屋で、もう一人泊り客がいたが、一度見かけただけ。宿は至極快適だ。
夕暮れ時、2kmほど離れた古い町並みに向かう。日曜日の夕暮れ、観光客らしき人影はほとんどなく、寂しいかぎり。
家の明かりもあるんだろうが、野外に漏れることは無く、ほんとに暗い町並み。灯に浮かぶ街並みを期待したんだが・・・
宿近くの以前も行った、美味しいハンバーグのお店に行ったのだが、客がいっぱいで断られた。もう歩く気力もなかったので、一番近い吉野家で夕食をとってしまった。鳥のネギ塩定食、まあ美味しかったら良しとしよう。
翌朝、アルプス展望公園により、町を眺めた後、郡上八幡へ向かった。

奥美濃ツーリング 飛騨古川

安曇野から安房トンネルを抜け、奥飛騨温泉郷を経由して、飛騨古川へ。20年ぶり2度目の訪問。
まずは、瀬戸川沿いの白壁土蔵街を散策。暑い日ということもあり、瀬戸川に放流された美しい鯉たちを観ているだけで、癒される。
隣の壱之町通りは、古いつくり酒屋や手作りローソクのお店など、古風な店舗がならび、こちらも風情がある。
さて、珈琲でもとかねてから興味があったFabCafeに行ったら、本日休業とのこと、残念。
街の規模に不相応?、巨大な寺院が3つも立ち並ぶ街。そのうちの一つ、真宗寺では若い人たちによる音楽イベントが行われた。
さほど広い町でもないので、2時間近く歩けばだいたい回れてしまう。このへんで本日のお宿、飛騨高山へ向かった。

嵐山・小川町で彼岸花散策

貴重な晴れ間に、少しだけバイクで散策。
彼岸花を求め、嵐山の遠山の里から、小川下里小学校、吉田家住宅まで。
暑くもなく、寒くもなく、絶好のバイクツーリングというより、バイク散歩日和。Wのトコトコ響くエンジン音が心地よい。
吉田家住宅で、おそばを注文したが、注文から20分後、そろそろできたと思いきや、蕎麦もうどんも売り切れ・・・・。え、注文から20分後に売りきれって言ってくる?
仕方がないので一緒に注文したでんがくだけ食べて、吉田家を後にした。

吉田家で蕎麦を食べ損ねてがっくりorz
実は昼時に嵐山の”咖喱と甘味 ここか”の店前を通ったが、混雑していたのでスルー。
もう2時を過ぎていたので、空いているか?と”ここか”に向かう。
以前からチェックしていた店だが、今回がお初。
普通のお宅っぽい雰囲気で、ちょっと入りにくいかな・・・と思ったら大間違い。店員を何人も雇っていた、しっかりしたお店だった。
お店はきれいにリノベされ、外に見える日本庭園が素晴らしい。小さなお庭ではあるが、楓の樹形といい、苔の緑といい実に風情がある。お客が減った時間帯だからこそ味わえる、ゆったりとした時間。蕎麦を食べそこなったことが、吉となるとは。
ランチセットの、ここかカレープレート珈琲付きをいただく。スパイスがたっぷり効いたエスニックなカレー。店員さんが言った通り、スパイスの塊が入っていたので、かみ砕く。いいなあ、このチェーン店では味わえないスパイス感覚。ごちそうさまでした。
この隠れ家的雰囲気もたまらない、次回は嫁さんと来たいお店だった。

二本松城と福島の旅

福島に行ったのだから、キャンプして帰ろうと思ったが、雨ではね・・・。
雨の高速を飛ばして帰れないこともないけど、まあその元気もないので、郡山の24時間営業の銭湯で休憩。風呂からあがって大広間で漫画を読みながらうとうと、快適でお気楽なものだ。日本中を旅しようと、普段から使えるキャンプ場や宿泊施設を調べまくっているので、こんな時は助かる。
翌朝は、雨の中二本松城へ。ちょっとさびれた城跡があるのかと思えばさにあらず。復元された巨大な石垣や櫓をゆうする立派なお城。日本100名城にもなっているので、当然か。
平山城といっても、標高差120m、天守まで登るのは結構きつい。歩けばその巨大さがわかる。
天守台からの眺めは雄大で、晴れていれば安達太良山の眺めがいいらしい。
楓や松の植樹も素晴らしい。桜の名所でもあるとのこと、次回は桜の咲くころ?それとも紅葉の頃かな。再訪したい立派な城でした。

雨の日は美術館巡り。
二本松市大山忠作美術館は、市民交流センターの3F。作品は見たことないけど、日本画の大家らしい。こじんまりとした展示室で、一人鑑賞。
須賀川市では、円谷英二ミュージアムを訪問。ゴジラやウルトラ怪獣の等身大フィギュアが懐かしい。そういえばビニール怪獣集めたなと昔を思い出す。
円谷英二は、ゴジラやウルトラマンをつくった人ぐらいにしか思っていなかったが、第二次大戦中の戦争映画を製作していたとは知らなかった。特撮関連の書籍も充実していて、なかなか見ごたえあった。

昼食は高柴デコ屋敷にある古民家カフェ140 Decorico。このあたりは、民芸品のはりこの玩具制作工房が集まっている。
工房すべてが古民家のいい感じの店。
カフェは築140年の古民家をリノベしたもの。心地よい空間と、流れる曲が雨によく似合う。ただもうちょっと食事に力を入れても良いかと。ピザがなんとなく冷凍?って感じ。
お土産は、もちろん赤べこで。

古代蓮の里

暑くて外出できず、雨で外出できず。北海道から帰宅して一週間、やっと少しだけ外出。
いつもこの時期は古代蓮を見学に、行田の古代蓮の里へ。古代蓮はそろそろ見ごろも終盤か?花弁がおちたり、実だけになった蓮の花が目立つようになってきた。
平日というのに、大賑わい。駐車場代500円・・・・で引き返そうと思ったが、バイクは無料だった。┐(´д`)┌ヤレヤレ
帰りにちょっと花久の里へ。本日はお休みだったので、遠慮なく門の前までバイクを押して、ハスと一緒にバイク撮影。

札幌・小樽旅2日目

朝方は雨だったが、電車で小樽に着くころには青空が広がる。
まずは小樽運河の散策。強風のため運河クルーズは予約客以外運航中止で乗れなかった。
一通り散策してから、駅近くスープカレー ダルオでスープカレーをいただく。2年前に感激した海老カレーを迷わずチョイス。やっぱ北海道は、ジンギスカンよりスープカレーだわ。

食事のあと、お土産観光のメインストリート堺町本通りを散策。
いつも小樽には食事目的で来てるだけ、ガラス細工とオルゴールにがっつり食いついた三女と嫁さんに、ああそうかと気づかされる。特に三女は、お土産用と自分用にオルゴールをがっつり見定め。結局閉店する6時まで、オルゴールを選んでいた。

お店を出てまた小樽運河あたりを散策。運河沿いのすし店で夕食をとりながら、日が暮れてガス灯が点灯するのを待つが、なかなかガス灯が点灯しない。
やっと点灯、運河の夜景を見て札幌に引き返した。

札幌・小樽旅1日目

酷暑の関東から、千歳空港に降り立ったらさわやかな風が吹いていた。
鉄道で札幌に移動し、ホテルに荷物を預け、大通り公園あたりをふらふら。
北海道庁赤レンガ庁舎は工事中で、ほとんど覆われて見えない。
仕方がないので、時計台を見学。いつも素通りするだけで、中に入るのは初めてだ。

バスに乗って二条市場に行くつもりが、途中で曲がりあらぬ方へ。どうもバス路線は、地元民以外には、何処に行くのかよくわからない。まあいい、サッポロファクトリーは以前にも行ったことがあると、目的地を変更。
素敵なレンガの建物とショッピングセンターが併設、散策するにはちょうどいい。お昼もここでラーメンをいただく。私は魚介スープのつけ麺。

北海道らしい場所へ、ということでモエレ沼公園へバスに向かう。
広大なモエレ沼公園では、レンタサイクルを借りてグルグル。以前訪問した時は2-3時間過ごしたが、嫁さんや娘にはいまいちだったらしく、途中にわか雨もあったので、一時間あまりで公園を後にした。

最後はサッポロビール園へ。一通り内部展示を見学したあと、少し早かったが総合案内所で、食事を申し込む。案内されたのは、レンガの建物内ケッセルホールで、キングバイキング「定番食べ放題コース」をいただく。
最初は羊もそんなに臭みもなく、美味しく食べていたのだが、お代わりをするにしたがって、羊の油が凝縮されるのか、羊の臭みが耐えられないほど濃くなって、体中しみわたるようになった。さすがにギブアップ、しばらく、いやとうぶん、もう一生ジンギスカンはいいや。

最後は大通り公園に移動して、噴水の前で夕涼み。
関東では35℃超えの猛暑だというのに、ここは別天地の心地よさ。
ああ、この涼しさをもって帰りたい。

魚沼、山古志、棚田巡り

この時期、美しい田圃を観たくて魚沼へ。

松代、松之山は何度も通っているので、結構土地勘はあるのだが、山古志は以前自転車で少しだけ走ったことがあるのみで、土地勘がない。

さて、何処に行けば絶景に巡り合えるのか?Google Mapの情報をもとにグルグル走ってみるのだが、ここ!という絶景には巡りあえず。

二日目、テントから見上げると東の空が紅くもえていた。てっきり曇りのつもりで油断した。急いでバイクで出かけるも時すでに遅しで、朝焼けは終わっていた。

仕方がないので、キャンプ場の北西にある棚田を散策。細い山道を走ると、ぽっかり開けた隠れ里のような集落。家屋は山の急峻な斜面にへばりつき、少しでも平らな場所には水田が。

早朝集落の棚田は、しんと静まりかえり、その美しい景観に心惹かれる。これで朝焼けに間に合っていたなら・・・残念でならない。

帰宅してから、Google Mapであれやこれやと山古志あたりを調査。やっと見つけた絶景の棚田、これは近いうちにまたリベンジしなければ。