福井への旅2日目、一乗谷、恐竜博物館、丸岡城

一乗谷にある民宿に泊まり、翌朝朝一で一乗谷を散策。
某コンペに出すとかいう、朝倉氏遺跡のイラストをご依頼されたので、今回のツーリングはその取材旅行。
完全に農地に埋もれていたとの事で、宅地等に開発されることもなく、素晴らしい状態で遺構が保存されていた。
心地よい景観に、遥か昔の城下町を偲ぶ。
桜に、紅葉に、また来たい素敵な一乗谷。

土砂降り!!!
ちょうど朝倉氏遺跡博物館に寄っていたので、雨雲レーダー予測で助かった。
雨が止むまで、唐門御膳を食べて雨宿り。

雨があがったので、福井県立恐竜博物館へ移動。
話には聞いていたけど、こんなに凄いとは。
実物大の恐竜の化石が、そこらじゅうに展示されていてビックリ。
特別込みで1800円。まあ特別な化石なんだろうけど、常設展だけでも見応え半端なかった。
ああ、子供の頃に来たかったなあ。ジジイになってもワクワクなんだけど。

金沢の宿に行く途中、ちょっと寄り道。
城活、丸岡城、現存12天守、7天守目。
小さく可愛らしい天守だが、不思議と形は整っている。石で作られた瓦が、なんか不思議だった。

せっかく北陸に来たのだからと、金沢に移動して、単身赴任で東京から金沢に来ている友達と呑む。
金沢の食べ物は美味い、金沢は住むのは良いよね。

スペイン旅行 3日目

マドリードのアトーチャ駅で、特急の乗り場がわからず、右往左往したものの、なんとかトレド駅に到着。大きい駅はいろんな列車が入交り、入り口が異なる。早めに駅に着いて、確認が必要。
列車の座席は、すべて指定席。当日購入できないことがあるので、半月ほど前日本から予約済み。入場時ちょっとチェックするだけで、走行中の改札はなかった。
列車は窓が汚いのは難点だが、それ以外は快適。飛ぶように走って、1時間弱でトレド駅に到着。トレド駅は比較的新しい建造物だが、ステンドグラスが美しいレトロな駅舎だ。
駅から歩いて数分で、目の前に現れる中世の要塞都市トレド。かつてのスペイン首都であり、イスラムとの攻防があった、二千年の都。タイムスリップ感が半端ない。
美しいアルカンタラ橋を渡り、急坂を休み休み登ると、そこが Plaza. de Zocodover 広場。
着いたらすぐに受付して、TrainVisionに乗って1時間あまりの楽々市内観光。
そして本日のクライマックス、対岸の展望台から、トレドの城塞都市の大パノラマ。
ほんと凄い景観、これを見たかったのだよ。

街を一周ぐるっと見学したので、トレドでランチ。GoogleMapのレビューで慎重に選んで、評価も高いお店。雰囲気も良く、料理の味も良いのだが、いかんせん還暦過ぎの夫婦には、量が多すぎて、料理を残してしまった。
名物が肉料理だからと、うずらと牛テール、油多めに塩辛い。肉と魚料理にすればよかったかな。なかなか美味しい料理を丁度良くいただくのは、難しい。肉好きの人には、リーズナブルでお勧めなのだが。
セットメニューx2 で9,866円

街中を軽く散策。疲れたのでトレド大聖堂を見学。
外も凄いが、中も凄い。天井を見上げて、空いた口が塞がらない。
だけど嫁さんに言わせると、バチカン見ちゃったから、それほどでもないと。なんと贅沢な。
中の素晴らしい彫刻、ステンドグラス、パイプオルガン、エルグレコの絵画など見どころいっぱい。
ゆっくり1時間ほど見学した後、歩き疲れたので早めにトレド駅に向かった。

トレドからマドリード、アトーチャ駅に到着。
まだ陽が高いから、広大なエル・レティーロ公園を散策。1.5km四方もある広大な公園で、広い森がある。ぶらぶら歩いて、アルカラ門へ。
途中ガラスの宮殿やレティーロ池を見ながら、爽やか、時々暑くて寒い散歩道。
美しい公園を抜け、マドリード観光終了。

スペイン旅行 2日目

ホテルから地下鉄で、マドリードの中心部、アトーチャ駅に向かう。
地下鉄を降りて、駅の外に出るとそこは、THE ヨーロッパの世界が広がっていた。
豪奢で宮殿のような建物と、広い道、公園のような街路樹、はるばる来たなという感慨が湧き上がってくる。
爽やかな道を、ゆっくり歩いて一つ目の目的地プラド美術館へ。
プラド美術館、その圧倒的な質と量に驚愕。それも全ての絵画が巨大。もう情報処理が追いつかなくて、1時間も絵画を鑑賞していると、頭がクラクラしてきた。
朝一番に並んだ甲斐があり、お目当てのベラスケスの”ラス・メニーナス”を他に誰もいない部屋で、鑑賞できたのはすごい。その他”裸のマハ””着衣のマハ”、などなど観たい作品だけをサッサと鑑賞。
少し経つと、どの作品の前にも人だかりができていたので、これは大正解。
嫁さんともども、一通り回って、2時間もすればクタクタ。ランチでもしようかと、外に出た。

美術館を出た後、チェックしておいたカフェに向かうが、お店の入り口は長蛇の列。
諦めて適当なカフェを探すが、これというカフェが見つからない。
GoogleMapで店を探し、結局少し奥まった、古い街並みの、小さなベーカリーカフェで、ランチ。軽く済ますつもりだったけど、結局ガッツリ食べてしまった。
アメリカンブランチなるメニューでも、なんかスペイン風のフレンチトーストとホットケーキ。嫁さんは、苺のジャムのホットケーキに、カリカリベーコンはないやろ、と言っていたが味もなかなか美味しく、味付けが新鮮、スペイン風?ご馳走様でした。
アメリカンブランチ(珈琲、オレンジ生絞りジュース付)X2 で5,868円だった。

カフェランチの後は、マヨール広場から宮殿へぶらぶら歩く。
歴史的な美しい街並みを歩くのは気持ちいい。マヨール広場に近づくにつれて、段々人が増えてきた。
そして、アーチをくぐると、ぱっと開けたマヨール広場にたどり着いた。
日曜日のマドリードは、お祭り気分。

そしてついに白亜の宮殿の前に出た。
とにかくバカでかい宮殿。残念ながら宮殿のチケットは完売で、中に入ることはできなかった。宮殿前の広場から、西に広がる広大な大地の展望と空が凄い。
少し歩いてスペイン広場。ドン・キホーテの銅像がお出迎え。
そして、デボー聖堂のある丘に登り、宮殿と遥か西に続く大展望。公園の木陰でしばし休憩したら、Príncipe Pío 駅で地下鉄に乗り、一旦ホテルに戻り、3時間ほど休憩。

夕方6時半ごろ、ホテルから地下鉄に乗り、予約しておいたフラメンコシアターTeatro Flamenco Madridに向かう。
劇場にはすぐに入ることができ、観覧だけの席の割といい場所に座れた。
本番のフラメンコ、やはり素晴らしかった。情熱的なダンスは、やはりラテンだから。
かっこ良くて、痺れた。あっという間の一時間だった。(ダンスの写真はHPから拝借)

フラメンコの後は、サン・ミゲル市場で立ち飲み。観光客相手のお店なんだけど、楽しげでついつい頼んでしまうのだろうな。
アルコールが弱い夫婦なので、ビール一杯だけ・・・だったのだが、嫁さんがそれでかなり酔ってしまった。さらに悪い事に貧血起こして、ホテル直近のエスカレーターで、気を失ってしまった。
近くに居合わせた、優しいお姉さんのおかげで、エスカレーターから移動して、事なきをえたが、一歩間違えば、かなりやばかった。
ホテルに帰り着くなり、そのまま就寝。
初日から全開は、ちょっとやばすぎ。

ビールX2 2,250円
オリーブのつまみX4 2,078円
タパスX4 1,125円
イカリング 2,942円(これは高すぎ)


イタリア旅行7日目 最終日

ローカル列車で、ローマ・テルミニ駅から、Tivoliまで。約30km、1時間弱のショートトリップ。
ローマから20分も走ると、広大な田園風景が広がる。それは東京のすぐそばに北海道の雄大な景色が広がる感じ。そしてTivoliに近づくと、標高差200mほどを一気に登る。
列車から、ローマ近郊の雄大な風景が広がる。
Tivoli駅から、目的地の世界遺産のエステ家別荘までは、歩いて15分くらい。
エステ家別荘から、ローマ方面の景色がまた絶景。涼し気な噴水のある庭園が美しい。惜しむらくは、噴水庭園の噴水が上がっていないこと。工事でもしてるのか?魅力半減、ちょっとがっかり。


今日は帰国日なので、そんなにゆっくりもしていられない。
貴族たちの別荘地であった、Tivoliの街を少し散策して、帰りも列車でローマに向かった。
ローマ・テルミニ駅で軽くピザをつまんでから、フィウミチーノ空港に向かい、そのまま帰国の途に就いた。
今回は航空チケット、ベネチア-ローマ鐡道チケットととホテルだけ予約して、あとは終日フリー。結局は国内のいつもの旅行と変わらない。いざとなったらスマホの翻訳機が使えるので、言葉の不自由は料理のオーダーだけだった(メニューの翻訳も可能だが、肝心な時にWI-FIがつながらない)。これを教訓に次回はもっと楽しめそうだ。

イタリア旅行6日目

予定ではローカル線に乗って、近郊のTIVOLIへ行くつもりだったけど、雨じゃね。
予定変更して、昨日閉まっていたバチカン美術館に行ってみると、入り口前の大行列。行列待ちが嫌いな夫婦は、さっさとあきらめ、地下鉄でコロッセオへ。
駅を出ると目の前にコロッセオがドーン、雨はもうあがっていた。
コロッセオは最初から外から見るだけでいいかと、コロッセオを観ながらゆっくりカフェタイム。
あまり混んでいないフォロロマーノだけ見学しようと、ゲートに行ってみると、WEBでチケットを購入しろという。WEBチケットしか受け付けないらしい。仕方ないので、WEBでアクセスするも、ネットにつながらない。肝心な時につながらない、レンタルWI-FIにはほんと難儀する。どうにか繋がったものの、チケットは全部コロッセオ込みの共通券、24時間以内に両方見ろということらしい。
コロッセオの長蛇の列に並ぶのは嫌だし、チケットも高額なのであきらめて食事でも行こうかと歩き出した。
コロッセオの隣に、トラヤヌスのフォルムやトラヤヌスの市場があることは気にも留めなかったが、歩いてみると素晴らしい遺跡でしかも無料。さらに歩いてヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂を見ると、その巨大なモニュメントにびっくり。しかもコロッセオより無茶苦茶かっこいい。
歩き疲れたので、ぼちぼちここらで昼食。
せっかくなので、ローマ発祥というカルボナーラをオーダー。これが無茶苦茶旨い。
お腹いっぱいになったので、ちょっと早いが、明日に備えてホテルに帰った。

イタリア旅行5日目

ローマ2日。
とにかく混雑するというので朝一でバチカンのサン・ピエトロ寺院に地下鉄で向かう。
地下鉄のチケット、自販機の操作は難しくないけど反応が遅くて、操作があっているのか不安になる。表示されるメッセージをよく見て操作すると、そのうちチケットが印刷されて出てきた。
サン・ピエトロ寺院に入る前に、セキュリティ・チェックがあるがすんなり通過。そして少し並んでいる行列に並ぶと、スルスルと寺院内部に入れた。え、混雑なんかないじゃん?
内部に入ると、圧倒的な空間にただただ驚愕。奈良の大仏2つ分くらいかな。

サン・ピエトロ寺院のあと、バチカン美術館に行ったが、日曜日はなんと美術館はお休み。
あとは歩く、歩く・・・・、でも楽しいのだよねこれが。
何処も素晴らしい散歩道、街中が歴史博物館。
・サンタンジェロ城
・サンタンジェロ橋
・カフェで一休み
・ナヴォーナ広場
・パンテオン
・モンテチトーリオ宮殿
・トレビの泉
・クイリナーレ宮殿
・国立古典絵画館
・スペイン広場
トレビの泉とスペイン広場は大賑わいで大混雑。
早々と退散だけど、国立古典絵画館はなんと無料デーで、入場料がかからなかった。
そのうえさほど混んでいなかったので、ゆっくり鑑賞。まあ古典的宗教絵画は、よくわからないのだけれど。

スペイン広場まで来ると、さすがに疲れた。
地下鉄で帰ろうと、入り口まで来たが、ちょっと出口を逸れて、エスカレーターで上に上に登っていくと、ピンチャーナ門に着いた。
交差点を渡って、広大なボルゲーゼ公園へ。
公園で遊んだりくつろいだりする人たちを見ながら、ベンチでのんびり休憩。
休んだり歩いたり、ゆるゆる地下鉄駅がある、ポポロ広場に向かう。で、偶然たどりついたピンチョの丘からの眺めが素晴らしい。ローマの街並みが一望、何処を見ても歴史的建造物だらけ。
丘を降りて、ポポロ広場に到達。
ここもなかなか凄い場所なのだが、他が凄すぎて結構空いている。
お腹が空いたので、地下鉄駅近くのカフェでランチ。
ローマはほんとにハンバーガーショップが多い、ピザ屋さんより多いかも。というわけで、私はハンバーガーをオーダー。
で嫁さんはツナサンド・・・・のつもりがでっかいツナサラダと、別でちっちゃなパン。爆笑 ww
ハンバーガーはほんと美味しい、ちょっとレアなパティが最高。ポテトたっぷり、これで13ユーロは価格相当かな。
もう歩き疲れてくたくたなので、地下鉄でホテルに戻った。

千鳥ヶ淵の桜

東京で所要を済ませ、皇居東御苑でお花見しようと思ったけど、金曜日は休園日だった??
仕方がないので10年ぶりくらいに、千鳥ヶ淵の桜を見に行ったら、人人人。自分が思ったように歩けないというのが、こんなにストレスになるとは。桜が奇麗だとか考える余裕もないままに、早く人混みを抜けだしたかった。当然予定していた美術館に行く気力もなくなり、すぐに帰宅。
来週天気が回復したら、近所でのんびり花見をすることにしよう。

伊予松山旅行 3日目

松山城、かっけー。
城好きにはたまらない。
曲がりくねった複雑な建物と石垣。
遠目に観ると小ぶりに見えるけど、近寄ると巨大な要塞。もう城男子は、テンションあげあげ。
松山城は日本にある現存天守12城の一つ。
なぜ国宝ではなく重要文化財なのかと思っていたけど、どうやら再建された年代が1852年と、比較的新しいかららしい。おかげで城郭全体、保存状態が良く、完全な城郭建築を見ることができるのは凄い。

蛇口オレンジジュースは、松山城近くで100円。空港で飲むと350円らしい。
松山風鯛釜飯を食べて、鯛めしコンプリート。
伊佐爾波神社、石手寺でいい加減疲れたので、高島屋のカフェで打ち上げ。
嫁さんの誕生日とバレンタインデーを一緒に済ませた?
天気が良ければ、松山空港からの瀬戸内海越しの夕焼けが綺麗なんだろうけど、残念。
お腹いっぱい、今回も楽しい旅でした。

伊予松山旅行 2日目

松山駅を出発して、愛ある伊予灘線で海を見ながらのんびり大洲へ。
客席、ほとんど貸切だから一両の端から端まで海の大パノラマが広がる。
撮影スポットで有名な大灘駅には、残念ながら下車できず。下車したら、次の列車は2時間後だからね。それでも、こんなに海を見ながら走れる列車に揺られ旅するのは、良いものだ。
ところで、「愛ある伊予灘線」て何だ?

大洲駅前の観光案内所で、レンタサイクルを借りて、観光メインストリートに向かう。
おはなはん通りにある、郷土料理店「旬」で昼食。牛肉さつま汁と旬彩弁当。さつま汁は愛媛の郷土料理で、愛媛の冷汁のこと。
格式ある門構え、美しいお庭を眺めながら、愛媛の郷土料理を頂く。愛媛の小京都大洲ならでは。
食事のあと、大洲城下町をレンタサイクルで散策。
予想以上に古い街並みが残っていて、なかなか楽しめる街角だ。こんな街並み散策が、3時間では、もったいないが、電車の時刻もあるので仕方ない。

大洲城は一城貸し宿泊(100万円)とか、史実に基づいた木造再建天守で有名。河岸にそそり立つ美しいお城だった。天守に登る階段の傾斜が凄い。

臥龍山荘には、とにかく驚いた。
素晴らしい日本の美と粋。まだまだこんなお庭と建築が日本にあるんだなあとびっくり。
特に川面に突き出した、不老庵の贅沢な眺め。
あまり有名ではないためか?不老庵を二人で占有。殿様になった気分は最高。
さすがミシュランひとつ星⭐️。実際に来てみないと。

お土産買って、ポコペン横丁寄って時間切れ。最後は特急列車に駆けこんで、ギリギリセーフ。それにしても、小さい町なのに、魅力的なカフェやレストランがあってびっくり。いろんな店に行ってみたい、魅力的な町だった。

大洲から松山に戻り、最後は宿泊ホテル近くの国重要文化財 萬翠荘。
見学後は、漱石珈琲店 愛松亭でサイフォンで淹れた美味しいマドンナ珈琲。
美しい庭とお屋敷眺めながら、ホッと一息。

逆井城跡公園

筑波サーキットからの帰りに立ち寄った、逆井城跡公園。
戦国時代後北条氏が、古河公方、佐竹氏らと対峙した古の城跡。
櫓や移築された建造物が、良い雰囲気をだしている。桜の時期など良さそうだった。
戦国時代の常陸、下総、下野あたりの城跡探訪も面白そう。