伊賀上野城と柳生の里

今日は城活、伊賀上野城。
初代藩主、藤堂高虎が築城なんだけど、天守を建築中に、暴風雨で天守が倒壊。結局天守は作られないまま。なぜか、昭和になって、架空の天守が木造で作られた。
築城の名手なのに、天守作れなかったとか、なんかモヤモヤする。まあ流石に石垣は凄いけどね。
城の南、旧崇広堂(藩校)の紅葉が素晴らしく、独り占めで堪能。ここはよかった。

伊賀忍者の里の次は、柳生の里。
これほど歴史物語に登場する場所は、ちょっとないけれど、実際柳生の里に来る人は、どれくらいいるのだろう。
柳生一族の菩提寺、芳徳寺を参拝。
ここには柳生石舟斎、柳生宗矩ら一族の墓所がある。3時過ぎ、もう夕暮れ時で、紅葉が西陽に輝き素晴らしかった。
それにしても、柳生の里は狭い。ほぼ谷底か?という場所。案内された道も超狭く、バイクで走っても危険を感じるのだが、結構車が通る。
こんな狭く暗い場所で、石舟斎は何を観たのか?
歴史小説を読むのに、ちょっと深みが加わった。

TRX850との出会い

大型バイクの免許をとってずっと気になっていたTRX850を、MANAKA氏がお持ちということで、ちょっとだけ試乗させてもらった。
270°位相クランクで発生する、不等間隔のエンジン鼓動が、実にリズミカルでいい感じ。スピードを上げても、スムーズに吹き上がり、W650のような嫌な振動も発生しない。
ただポジションが、前のめりで、歳よりライダーにはちときついか・・・・。
その後、大磯港のおしゃれなカフェで、バイク談義、楽しい時間を過ごしました。
TRX850、やっぱり人生で乗っておかないといけないか・・・。

SHCCジムカーナ

SHCCのジムカーナ、故牧田哲明氏特別展、ジュリエッタ70周年、アルフェッタGT50周年記念ミーティングを少し見学してきました。
海の見える会場で、走るクラシックカーの姿は良いですねえ。
イラスト、版画の大きな作品は素敵。自分ももう少し大きな作品にトライしたい。印刷じゃなく、手描きで。

紅葉の別所温泉

丸子にある岩谷堂観音。断崖絶壁に建てられた、朱塗りのお堂。ローカルな紅葉の名所。ちょっと時期を逃したか、紅というより茶色がメイン。

個人的に何かと思い出深い、塩田平にある前山寺。くるみおはぎと未完の三重塔が有名。
鎌倉時代、塩田北条氏が治めた地域で、信州の鎌倉と呼ばれた地域、前山寺から中禅寺まで歩いて散策。
中善寺は、重要文化財の薬師堂が有名。ちょっとした日本庭園もあるが、手入れが十分ではなくちょっと残念。
前山寺は学生時代から、ちょくちょくお邪魔しているが、初めてくるみおはぎをいただいた。お茶付きで900円とちょっとお高めだが、くるみあんを付けていただくおはぎは絶品。ひとり和室から、お庭と信州の山々を眺めて、おはぎをいただく時間は格別であった。

生島足島神社の駐車場に車を置いて、別所線の下之郷駅に向かう。
ここから別所温泉までの往復乗車。長野で大学生活をおくって以来の長年の懸案を解消。何のことは無い普通のローカル線だが、やはり長閑な列車に乗るのは、テンション上がる。
ちなみに別所温泉だと駐車場500円。ここから往復運賃が660円、駐車場代は無料だから、列車に乗れる分こちらがお得?
生島足島神社には、帰りにしっかりお参りしてきた。

別所温泉に来たら、北向観音、安楽寺、常楽寺と巡るのかいつものお約束。
北向観音の門前町通り、安楽寺の八角三重塔、常楽寺のかやぶき本堂と見どころ満載。とりわけこの時期は、安楽寺の紅葉がなかなか見事。
ひとしきり歩いたら、別所線に乗るまで小一時間、カフェでまったり。カフェというより茶房、レトロなお店が心和む。
こんな肌寒い日は、ストーブであたたかな店で、ぜんざいをいただく。出てきたぜんざいは、量たっぷりな熱々でした。

最後は夕暮れ時に上田城から、柳町への散策。
上田城は紅葉の名所、特に大きな銀杏が何本もある。城郭ともみじのコラボも見事。
柳町は、初訪問。ここだけタイムスリップしたような街並みが続くが、なにぶん距離が短いのが惜しい。平日の夕方だったので、お店は開店前?で少し寂しかった。
とにかく今日は良く歩いた。おそらく15km以上は歩いただろう。
疲れたので、小諸のあぐりの湯で体を休ませ、帰路についた。

真鶴散策

中学の同窓会に出席のため、掛川へ。
台風来てるし、新幹線も乱れているので、在来線で掛川まで。
最寄駅の鴻巣から、熱海までは乗り換えなし、グリーン車使って2時間半。熱海から掛川まで乗り換えなし、席もグリーン車より少し劣るものの、2名用のゆったりシートで2時間。
別に急ぐ旅ではなし、これはこれでなかなか快適。そういえば、熱海行きで、終点の熱海まで乗ったのは初めて。会社員の頃、サボってこのまま熱海まで行きたいと思った夢がかなった。
帰りは同じく在来線で掛川から乗り、真鶴で途中下車。歩いて20分、海まで来て、まご茶漬け1850円をいただく。午前10時台、まだ観光施設しか営業していなかったので、少々割高?ではあったけど、海を見ながら食す海の幸は、なかなか満足。アジフライの身がふわっふわなのは、嬉しかった。
なんでも日本のリビエラと言われる(笑)真鶴の街並みを、フラフラ歩くのもまた一興、帰り(登り)はきついけど。

富山散策

富山っていつも、能登半島へ行ったり、金沢行ったりの途中に、通過するだけ。
というわけで今回はじっくり観光。
まずは、富山城付近の駐車場に車をとめて、城活。復興天守は、犬山城を模して造られたというけど、ちょっとおもちゃっぽいのはなぜ?
石垣が凄いだけに、少し残念。現在工事中で、トイレが使えなかったり、お堀の水がなかったりとこれまた残念。
城にも入らず、次のガラス美術館”TOYAMAキラリ”へ。
ここは、隈研吾氏が設計にかかわった、美術館と図書館が一緒になった複合施設。建物だけでも、とても興味深く楽しい施設。
常設展だけだと、200円で観れてしまうのも嬉しいところ。そして200円とは思えない、充実の展示内容。残念ながら写真のSNSアップはNGとのことなので、作品はぜひ実際に観て欲しい。
図書館だから、館内は有料展示作品以外無料で観ることができる。
ここから路面電車に乗って、富山駅へ。路面電車のある街って、ほんと楽しい。これで今回の旅の目的は果たした。
駅から歩いて10分ほど、運河公園にある、世界一美しいスターバックスへ。ちょうど公園でイベントやっているしで、スターバックス激込み。中に入ったが、なんだか人人人で暑苦しく、優雅に珈琲飲む雰囲気ではないので、あきらめた。景観も、世界一・・・・というほどでもないかな。運河の水もお世辞にも奇麗って感じじゃないし。
ということで、運河の反対岸にある県立美術館へ。こちらも常設展だけなら300円と格安。展示内容は・・・・だけど、椅子やポスター展示が面白かった。なんでも世界ポスタートリエンナーレトヤマを開催して、ポスター文化に力を入れているとか。
美術館の建築は非常に面白いので、富山観光にはいい場所。
その後、駅に戻って昼食を。海に近いので海鮮でもと思い、探したが、案外海鮮を提供する店が少なく、そしてちょっとお高め。
そのうえ駅から離れると、土日の昼間営業の店がない。どこも閉まっていて、店内真っ暗。これが地方都市のあるあるなんだろうか?
駅近のビルの一角、フードコートみたいな食堂で、海鮮丼。なんかネタが薄いかも、まあ値段相応。もっと海の近くに行かないと、駄目なのかもね。
再び路面電車に乗って、車までもどり、帰路についた。
ここから、埼玉の自宅まではなかなか長い距離だが、高速は車少な目で疲労が少ないのはありがたい。

湯平温泉と飛騨高山

お部屋は昔ながらの、質素な和室だけど、食事が次から次へと出てくる出てくる。
流石に食べきれそうも無いので、ターゲットを肉に絞りました。もう、お腹いっぱい。
お風呂はワイルドな露天風呂と内湯、気持ちいい〜、のだけど泉質が強かったのか、足がピリピリ。濃い鉄の匂いの温泉でした。
朝早かったから、食事の後は爆睡、気絶するように眠った。
朝風呂の後、温泉街を散歩。紅葉はもう少し先かな。
朝食はやっぱり朴葉味噌。これだけで、ご飯何杯もいける。ご馳走様でした。
せっかくだから、平湯大滝へ車で5分。駐車場からすぐ、予想より迫力ある滝が、ドドーンと現れるた。もう少し紅葉が進んでいたら・・・惜しい。

翌日は飛騨高山を、嫁さんと徘徊。自分は先月も来てるし、定宿があるほど、ちょくちょく立ち寄っている。しかし嫁さんと来たのは、30年ぶりくらい。なぜかは、よくわからないけど。
昨夜、飛騨牛をほぼ限界まで味わったので、お昼は軽め。何にしようかと、街を徘徊。
宮川沿いの朝市から、八幡神社、メインの歴史的街並みをぶらぶら。
中心街は、海外からの観光客を含め、ごった返しているけど、少し外れれば、極端なくらい静かで古い街並みが残っている。
結局お昼は、人混みの中心街で、高山ラーメンをいただきました。
昨日も歩いたので、今日もこの辺で切り上げ、本日の宿泊地、富山に向かった。
飛騨の里は、また次回に持ち越し。東山の寺町散歩、今だから静かに楽しめそう。