富山散策

富山っていつも、能登半島へ行ったり、金沢行ったりの途中に、通過するだけ。
というわけで今回はじっくり観光。
まずは、富山城付近の駐車場に車をとめて、城活。復興天守は、犬山城を模して造られたというけど、ちょっとおもちゃっぽいのはなぜ?
石垣が凄いだけに、少し残念。現在工事中で、トイレが使えなかったり、お堀の水がなかったりとこれまた残念。
城にも入らず、次のガラス美術館”TOYAMAキラリ”へ。
ここは、隈研吾氏が設計にかかわった、美術館と図書館が一緒になった複合施設。建物だけでも、とても興味深く楽しい施設。
常設展だけだと、200円で観れてしまうのも嬉しいところ。そして200円とは思えない、充実の展示内容。残念ながら写真のSNSアップはNGとのことなので、作品はぜひ実際に観て欲しい。
図書館だから、館内は有料展示作品以外無料で観ることができる。
ここから路面電車に乗って、富山駅へ。路面電車のある街って、ほんと楽しい。これで今回の旅の目的は果たした。
駅から歩いて10分ほど、運河公園にある、世界一美しいスターバックスへ。ちょうど公園でイベントやっているしで、スターバックス激込み。中に入ったが、なんだか人人人で暑苦しく、優雅に珈琲飲む雰囲気ではないので、あきらめた。景観も、世界一・・・・というほどでもないかな。運河の水もお世辞にも奇麗って感じじゃないし。
ということで、運河の反対岸にある県立美術館へ。こちらも常設展だけなら300円と格安。展示内容は・・・・だけど、椅子やポスター展示が面白かった。なんでも世界ポスタートリエンナーレトヤマを開催して、ポスター文化に力を入れているとか。
美術館の建築は非常に面白いので、富山観光にはいい場所。
その後、駅に戻って昼食を。海に近いので海鮮でもと思い、探したが、案外海鮮を提供する店が少なく、そしてちょっとお高め。
そのうえ駅から離れると、土日の昼間営業の店がない。どこも閉まっていて、店内真っ暗。これが地方都市のあるあるなんだろうか?
駅近のビルの一角、フードコートみたいな食堂で、海鮮丼。なんかネタが薄いかも、まあ値段相応。もっと海の近くに行かないと、駄目なのかもね。
再び路面電車に乗って、車までもどり、帰路についた。
ここから、埼玉の自宅まではなかなか長い距離だが、高速は車少な目で疲労が少ないのはありがたい。

能登ツーリング二日目

キャンプ場の夜明け。
爽やかな朝、軽い食事をとって旅を続ける。

糸魚川から親知らずを抜け、酷暑の富山で、念願の国宝、高岡山瑞龍寺を拝観。素晴しく荘厳で巨大、その美しさに言葉を失う。じりじりと灼熱の暑さの中、しずかで感動的な時を過ごさせていただきました。

瑞龍寺をあとにして、能登半島の内側を北上、能登半島の先っぽを目指す。能登半島の民家はどれも黒光りする瓦屋根と、板張りの壁が特徴的。岬を越えるたびに、次々と美しい集落があらわれ、気持ちいい街道が続く。途中、元気の湯でお風呂にはいり、突端の禄剛崎に着くころには日暮れが迫っていた。灯台に行こうかなとも思ったが、バイクでは行けないらしい。荷物もあることから、少し岬を回り込んだ川浦の浜までバイクで進んだ。ここの浜沿いには、芝生がひろがり素晴らしく気持ちが良い。ここで夕食をとりながら、ぼんやり夕日を眺める。日が沈んだあとは、天の川見えるかなと寝っ転がって粘ってみたが、霞んで星は見えるが天の川までは見えず。そのうち蚊がうるさくなってきたので、道の駅狼煙まで戻って野宿。広くて静かでいい場所だったが、深夜にちょいとうるさい車中泊の車がガチャガチャやって、安眠妨害された。