実家への道

秩父から雁坂トンネル抜け、甲府盆地を半周。精進湖から朝霧高原抜けて富士インターから第二東名高速道路へ。実家への道は、絶好のツーリングルート。ウェアさえしっかり押さえとけば、まだまだバイクツーリングの季節。

身延 赤沢宿

え、この道行くの~という細くて荒れた道を慎重に進んでいくと、山の中に突然現れる赤沢宿。ほとんど観光地化もされていない、いい雰囲気の宿場町。
そこには蕎麦屋が一件と古民家カフェが一件。昼食時なので、蕎麦屋ということなんだろうが、カフェの建物が凄く気になる。
古民家カフェ好きとしたらやはりカフェ。玄関を入ると、リフォームされた心地よい和空間がひろがる。受付が若くてかわいい女性というのも嬉しい誤算。
そして気になる急な階段を登って二階へ。
昔は旅館だったと思われる、風情ある和室からの眺めがなんとも贅沢。瑞々しい緑の楓と山に広がる赤沢宿の景観。
古民家カフェ清水屋さん、100点満点をあげたい。

コールマン・コレクターズ・クラブ・キャンプ

2年前のコッパディ東京で知り合って、イラストを依頼下さった阿部さんから、モトキャンプに来ないかとお誘いを受けた。ちょうどバイクでのキャンプツーリングを始めようと思っていたので好都合、お誘いを受けて朝霧高原にあるふもとっぱらキャンプ場に向かった。
今回は阿部さんが役員を務めるCCCJ(コールマン・コレクターズ・クラブ・ジャパン)のキャンプだとか。あたりいちめんコールマンキャンパーのこだわりのキャンプスタイル。
その中で、お誘いを受けた阿部さんのグループだけが、カブとSR改造車のモトキャンプ。
挨拶もそこそこに、ランチから合流させていただいたが、阿部さん以外は初対面なのに、話が弾む弾む。
基本ベースはアウトドアな人なので、お酒を飲みながらのアウトドアな話が実に心地よい。
キャンプ道具は、ハイエースで持ってきたということで、キャンプ装備は随分豪華。この後、アメリカ カンサスから来たコールマン専門のオークションオーガナイザーのStricker 氏のオークションが始まった。本場のオークションスタイル、エンターテイメントとしても一流だった。
そして深夜まで、お酒と美味しい食事をとりながら、久しぶりの野外キャンプを堪能した。
翌朝は美しい曲線を描いた富士山の山すそまで見渡せる好天に恵まれた。美味しい朝食を腹いっぱい食べ、撤収。
次回モトキャンプでの再会を約し、おのおの解散となった。
それにしてもやはりキャンプはいい。約10年ぶりに引っ張り出したキャンプ道具も、まだ健在。さて、次回は何処にキャンプツーリング行こうか。妄想は次から次へと。
今回ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

キャンプの前にワイナリーでワイン購入。今夜のお伴。

新緑の葡萄の里へ

ちょっと街道から離れている、埼玉の天空の集落栃本に寄ってみた。新緑が眩しい。

逃げ恥で有名になった、勝沼にある大善寺。きっと混んでいるんだろうなと行ってみたらガラガラだった。まあまだ午前だから。
お庭を望む和室で、抹茶を一服。県指定文化財のお庭を独り占め。
次に国宝である薬師堂を拝観。思っていた以上に大きく立派な建物だ。薬師堂に入ると、本尊の薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将が勢ぞろい。実際は本尊の薬師如来と日光・月光菩薩は、秘仏で見ることはできないが。
しかし、鎌倉時代に制作された日光・月光菩薩と十二神将は触ることができるほど近くで拝観できる。これは嬉しいサプライズ。やはり鎌倉時代の武神は惚れ惚れする美しさ、かっこよさ。写真に納められないのが残念。
予想以上に素晴らしい、新緑の美しいお寺だった。

ぶどうの丘近くで食事をしようとうろうろ。結局、原茂ワインの2階にあるカフェ、カーサ・ダ・ノーマで食事。といっても今日はいろいろ寄るところがあるから、パンのお皿とエスプレッソで軽めに。写真で撮ったパン、めちゃめちゃ美味しい。これだけで充分満足。
森のcoryへのお土産に白の辛口ワインを購入。
これでワインが飲めれば、最高なんだけどと、バイクのワイナリー巡り、あるある。