伊勢・紀伊の旅(8日目)

奈良から一気に帰宅するのはしんどい、特に夜は寒いし。
ということで、学生時代1年間過ごした松本に宿をとって、翌朝は松本市街を散策。
しかし40年あまりで、変わりすぎて面影は???と思ったら、学生時代ほとんど寮と大学を往復。食事は寮食か学食ばかりで、市街地で食事した記憶はほとんどなし。
まあ夜のバイトで、駅前は良くきてたけど。思い出と言えば、やはり自転車で走り回った安曇野から見る北アルプスの山並みくらいか。

旅の終わりは、軽井沢で珈琲タイム。
この辺は、すっかり葉も落ち、冬の装い。しばし、まったり。
かなり疲れが溜まってる。バイク乗るのめんどくさい。さて、気をつけて帰ろう。

無事帰宅、やっぱり我が家は良いなあ。
走行距離は1800km、七泊八日のんびり旅だったからあまり距離は伸びてない。
その分、立ち寄り場所は濃い〜場所で、充実感たっぷり。伊勢神宮(外宮)、熊野那智大社、熊野本宮大社、高野山金剛峯寺、橘寺、橿原宮、長谷寺とかねてからの懸案をまとめて解消、古寺大社巡礼。
でもしばらくバイクはいいや。

長野県立美術館から善光寺へ

戸隠から長野市街地へ。大学時代3年も住んだのに、卒業以来寄ったのは長野オリンピックの時、家族で善光寺に行ったのみ。近くはいつも通るのだけど、なぜか長野市街地は訪れなかった。
そんなわけで、今日は県立美術館から、善光寺界隈へ。ここは東山魁夷美術館と併設。なんと常設展示料金の700円で東山魁夷の作品と、常設展が見れてしまう嬉しさ。今日は企画展(1500円)も開催されていたけど、東山魁夷の作品だけでお腹いっぱい。
小学生の時、図書館にあった東山魁夷の画集が大好きで、よく観たものだ。おそらくこれが日本画に興味をもった原点だろう。11月19日からは、唐招提寺御影堂障壁画展が開催されるとの事。うーむ、これは観に行かないと。
美術館の建築、これも素晴らしく屋上のテラスにはカフェがあり、とても気持ちいいスポットに。こんな美術館、近くに欲しい。なんとかなりませんかねえ、埼玉県はこの辺の感性が情けない。

最後は仏都長野の善光寺へ。
参道は修学旅行らしき学生であふれかえり、コロナ禍で離れた参拝者も戻ったようだ。学生時代の記憶は40年近く前、こんなおしゃれな善光寺界隈だったかなあ・・・・・ううん境内以外は思い出せない。
それにしても、仁王門の仁王像が素晴らしい。約100年前に巨匠高村光雲と米原雲海によって制作された。特に夜の仁王様は照明で闇から浮かび上がり、凄い迫力だった。
しかし5時にカフェに入り、6時に出てみるとあたりは闇。仲店はスターバックス以外殆ど閉まり、あれほどいた参拝者は蜘蛛の子を散らすようにいなくなった。ちなみに駐車したのは、美術館北隣の城山公園駐車場。40年前と変わることなく、無料なのは助かる。

長野、善光寺界隈を歩き疲れてヘロヘロ。めぼしいカフェは軒並み月曜休みで、カフェ難民。適当に入ったカフェ、大きなアップルパイで嬉しい誤算。大好きな熱々アップルパイ、でお腹いっぱい。しかも、ソフトクリーム付き。何かと濃い〜、一泊二日の長野旅。
https://monzen-terrace-enya.com/

戸隠鏡池と戸隠蕎麦

昨夜の宿で朝食食べて、戸隠鏡池へ。
戸隠バードラインは学生の時以来35年ぶり、七曲は相変わらずの狭い急登急カーブで驚いた。
早朝は曇りがちだった天気も、戸隠に着いたら日差しが出て、素晴らしい紅葉の風景。鏡池の水面は、無風で鏡のように戸隠山の荒々しい山肌を写している。
ひとしきり撮影したら、湖畔にあるどんぐりハウスのテラスで美味しい珈琲を飲む。
ここから眺める景色は、最上級の贅沢。次回はここでガレットの朝食をとろう。

戸隠来たら、やっぱり蕎麦だろうと、戸隠中社の駐車場に車を停める。
まずは中社を参拝し、雰囲気ある門前町を散策。
月曜11時半、めぼしいお店は既に行列。なので適当に裏の路地をさまよって、すぐに食べられそうなお店、しなの屋に入店。
このお店が正解で、店の雰囲気はいまいちだが、自家栽培の蕎麦を使った美味しいお蕎麦を食べることができた。ちょっと硬めで、腰がありのど越しツルツル、また来よう。

大望峠展望台から、北アルプスから戸隠山の大展望。

松代で古民家に泊まる

ALFA女神湖イベント、実はベッドに入っても寝付けず、完全徹夜。
そりゃ毎日3時ごろ寝てるから、いくら早くベッドに入っても無理だろ。結局3時半ごろ女神湖に向けて出発、徹夜でイベント参加だった。
イベント終了後、長野に宿をとったのは正解。といっても女神湖から宿のある松代までは、1時間半以上かかり結構つらかった。
お宿は今回3回目の利用の、長野の定宿、古民家ゲストハウス布袋屋。本来相部屋だが、本日私だけで古風な和室を占有。宿主様とは、すっかり馴染みとなり、松代観光を盛り上げるためには・・・とすっかり熱く話し込んだ。
翌朝は、早朝松代市街を少し散策。市街が紅葉で赤く染まるのはあと一週間くらいだろうか。素泊まりのみ、格安で気軽に本格古民家で、日本情緒を味わえるゲストハウス、最高です。

BRERAを武家屋敷の前で撮影したい・・・・と早朝から松代市内で撮影。
武家屋敷前の道は、生活にはあまり使われないとみえて、交通量はほとんどゼロ。
こんなに気兼ねなく武家屋敷前で撮影できるなんて最高。もう少し天気が良ければな・・・というのは贅沢か。
日本文化とイタリア文化の共演?、でもいいのだよねこれが。

アルファロメオ 女神湖 ミーティング

女神湖ALFAイベント。
昨年はBRERA入院で、W650で参加だったが、今年はBRERAで参戦。
ALFAグループで参加、熱いALFA愛が凄い。
ご依頼されたトートバックも、完売とはなりませんでしたが、好評の販売実績。
BRERAの参加者は10台に満たない。近隣のBRERAを探したけど、近くて東京、長野。少し東京のBRERAの方とお話し。
ALFA仲間でもBRERAはレアなんです WW
ご一緒くださった皆様、ありがとうございました。

ALFA女神湖イベントのあと、紅葉が綺麗な女神湖対岸をご案内。
ですが、土地勘のない皆様の案内に不手際があり、後続がなかなか集まらない。
混乱させてしまったようで、申し訳ないです。とりあえず和気あいあいと集合撮影は完了しました。

ビーナスライン バイクツーリング

梅雨に突入・・・・のはずだったけど思いのほか晴天が続く。
それではとFAZERを引っ張り出して、いつものビーナスラインへ。
まずは蓼科スカイラインから大河原峠を目指したけど、積雪でこの先通行止めということで、美笹湖あたりで方向転換、女神湖からビーナスラインへ。
ビーナスラインに来たら、牛乳専科もうもうでソフトクリームがお約束。
カラッと乾いた爽やかな風が吹き抜ける。ビーナスラインは平日というのにバイクが結構走ってる。平日は半分くらいの車が道を譲ってくれるので走りやすい。あとの半分の車も適当に追い越せるので、平日のビーナスラインはいたって快適。
青い空、新緑の高原を、ゆるーく流して走る気持ち良さ。

車山肩にあるコロボックルヒュッテ。
ここでゆるきゃんに登場したボルシチと珈琲をいただく。
車山湿原を眺めながら、テラスでいただく食事は最高。車山肩から眺めるビーナスライン、連続するヘアピンカーブはハイライト。
霧ヶ峰の大駐車場から先は、ビーナスライン後半部。ここからテクニカルなコーナーが続き、ビーナスラインの前半部より面白い。車の数もぐっと減るので、ほんと楽しいワインディング。と言っても、あくまでゆる〜く流すんだけど。
美ヶ原高原牧場まで行って、和田宿へ下る。下界に下りたら、一気に暑さが襲ってきた。
R142でトロトロ走っていると、エンジンの熱もシートの下あたりから噴き出して閉口する。あんまりのんびりしていると、疲れがどっと出てきそうなので、下仁田から高速道路で一気に帰宅した。
本日の走行距離420km、最後は暑さにやられ結構疲れた。ビーナスライン 日帰り、以前は余裕でこなしたけど、うーんそろそろ年齢的にキツくなってきたか?道の駅ヘルシーテラス佐久南付近の直線で、白バイにバイクが捕まってた。ここはスピード出しやすいから注意しないと。

コッパディ小海を追いかけて

コッパディ小海の車達を追いかけて、八ヶ岳周辺をグルグル。
結局500kmほど走ったから、それなりに疲れたけど、バイクにも慣れてきた。
扱いやすく、マルチの振動の少なさ、シフトチェンジをサボれる大排気量、アップライド適度な姿勢、フルカウルで風の抵抗を軽減、などなど目論みどおり、ロングツーリング向きのバイク。
そして、今回装着したスロットルアシストのおかげで、右腕の疲労、痛みは全くない。これはスロットルを握らなくても、手のひらでスロットルを捻ることができる優れもの。
実際は、ヘラ部分に力を分散させ、握る力を軽減するくらいがちょうどいい。これでロングツーリングの懸念がまた一つ解消。いやあ、1000円たらずのパーツで、この恩恵は絶大、手放せない。
一部思わぬスロットル操作が起こり危険との指摘があるが、そんなこと起こりそうに無いけどね?今回購入した、シートバックもいい感じ。これなら写真撮影でも、ギリギリ許せる。カメラやダウンも収納でき、一泊ツーリングぐらいなら、これで充分。

コッパディ小海 2021

コッパディ小海、スタート会場で。到着が遅れ、131 ABARTH RallyのオーナーMさんとはミーティング中で会えず。スタート場所をざっと撮り、スタート前に4kmほど離れた撮影スポットに移動。すべての写真アルバムはこちら。
http://30d.jp/colline/46

スタート地点から4kmほど離れたところに、八ヶ岳を背景に撮影できる絶好のスポットを発見。そこに移動して、道のわきに座って待機。しばらくすると爆音が聞こえてきた。

八ヶ岳、蓼科山の北側をぐるっと回る参加車両を先回りするために、開通したばかりの麦草峠越え。白樺湖に待機すると、すぐに参加車両がやってきた。ドンピシャのタイミング。

コッパディ小海4三か所目は八ヶ岳高原大橋のたもと。
本来は八ヶ岳の絶景ポイントだが、方向からすると甲斐駒ヶ岳をバックに車が走ってくる。

最後の撮影スポットは近いので、全部の車両が通過する前に移動。
赤い欄干が印象的な東沢大橋。ここも変化があって絶好の撮影スポット。
結局バイクでグルグル回って500kmぐらい走った。車も良ければ、ツーリングルートも楽しい一日だった。

信州バイクツーリング2日目

今夜は松代の古民家で宿泊。こんな素敵な古民家に、格安で宿泊できる長野の定宿。
本来相部屋なんだけど、客一人で部屋を占有。
それにしても今日は疲れた。
近くの温泉施設、コトリの湯で寝落ち。
コロナ禍で、人も少なく、申し訳ないくらいに、贅沢。

古民家の宿に泊まったあとは、すぐ近くの旧横田家を見学。この春整備が終わったばかりで、どこもピカピカ。美しい茅葺屋根と、凝った意匠の家屋、新緑の楓が目にも鮮やか。小鳥のさえずりを聞きながら、縁側に座れば気分は古の春。

松代で一番気に入っている山寺常山邸。背後の山を借景に、贅沢なお庭を眺める。寒冷な地、長野ならでは、新緑の美しさは格別。屋敷内の丸窓から眺める楓は美の極致。こんな美しいお屋敷が、無料で拝観できるとはなんと幸せなことか。四季折々に訪れたいお屋敷である。

松代をあとにして、お隣の須坂に移動。
学生時代から何度も通過しているけど、意識していなかったので、こんなに古い街並みが残っていたとは、意外な驚き。
最近街並みを整備しているらしく、面白いお店も点在していて楽しめそう。
残念ながらコロナ禍の対策で、めぼしい施設はすべてクローズ。正直須坂くらいの街で、規制の必要性は感じないのだが?松代はオープンしていたし・・・・。
まあ美味しいイタリアンをいただいたので、また次回の楽しみという事で。

蔵の街須坂で、ふらりと入った路地裏の隠れ家イタリアン。
ランチパスタセット1200円(信州豚は+200円)信州豚のオイルソースパスタ。孤独のグルメ風、なんか、勝ったな、的な😁
イケメンシェフの、そっけない対応も、店に合い嫌いじゃない。

信州バイクツーリング1日目

信州バイクツーリングは、あずみ野池田クラフトパークから。
ここから安曇野を眺めると、ほんと懐かしい故郷に帰ったような気がする。
この公園の美術館、初めて入った。ちょうど安曇野を木版画で描く作品展を開催中。
素晴らしい作品達でした。

桜の季節にやっと来ることができた、大出公園。日本の原風景が広がる。

他は閑散としていたが、ここだけ駐車場がいっぱい。といっても、それほど多い人がいるわけではないけど。ぽかぽか陽気に誘われて、皆思い思いに過ごしてる。

初めて訪問、白馬の長谷寺。
誰もいない、静かな境内。素晴らしいい枝垂れ桜を独り占め。