恵林寺

心頭滅却すれば火もまた涼しで有名な、新緑の恵林寺へ。

以前何度か来たことがあるが、新緑の時期は初めて。その鮮やかな新緑のお庭は特筆もの。

平日ということもあり、参拝者は数人程度だったので、お庭も境内もじっくり鑑賞。さわやかな気候とあいまって、さすが恵林寺、夢窓疎石凄いとうなってしまった。庫裡から眺める青葉もみじが、この上なく美しかった。

遠山記念館

自然の緑も素晴らしいのだけど、今日は伝統的なお庭の新緑を堪能。遠山記念館、JAF割引使って640円で、この広大な邸宅を貸し切り状態。一時間余り、この素敵な日本家屋とお庭を存分に味わった。

きな臭い世界情勢、混乱する経済、同世代の自殺となにかとメンタルがやられそうなときは、心静かにお庭の散策とか、仏像めぐりとかがなんかいい。

展示では、源平合戦、平治の乱の歴史絵巻を展示中。ただちょっと小さい展示物なので、老眼にはなかなか厳しい。

バイクで足利散歩

友達とちょっと足利まで。
前日の天気予報は晴れだったけど、いつの間にか曇りのち雨、気温も低めでテンション下がる。栃木市あたりまで行くつもりだったけどあきらめて足利散歩に短縮。
バイクで走るルートは幹線道路だから、まあ面白味はない。一時間ちょっとで、織姫神社到着。朱色の社殿は鉄筋コンクリートだけど、登録文化財に指定されていた。ここから眺める足利市街はなんかいいなあ。裏山のある街ってなんか羨ましい。
途中連れが気になった鑁阿寺へ移動。まあ足利に来たらやっぱりここは抑えておかないと。境内は新緑の楓が美しい、古い建造物とのコラボが見事。お腹が減ったので、門前町を散策、なか川で名物のにしん蕎麦をいただく。本来京都の名物なんだろうけど、にしんそば美味しくいただきました。
そして本日の目的地、森高千里の歌、”渡良瀬橋”の歌碑の場所へ。渡良瀬橋を見渡せる、何のことはない土手の一角。ここで渡良瀬橋の歌を聴きながら、本日のツーリングは終了。

皇居、郷さくら美術館、旧朝倉家住宅

美術館の春祭り、のコピーに惹かれて東京国立近代美術館へ。
もっと春らしい展示でいっぱいなのかと思いきや、1室のみで大作は2点ほど・・・・う~んなんか違う。期待していただけに、その他の近代美術の作品は、なんか重くて疲れる。
気を取り直して、皇居御苑を散策。桜は随分散っているが、その分新緑が眩しく、色彩は一層豊かになった。その後千鳥ヶ淵方面へ歩き、本日の第二の目的地目黒川へ。

本日第二の目的地、目黒川へ。目黒川の桜は随分散っているが、大量の人出でワサワサ。人混みに気分が悪くなりそうなので、無視して先を急ぐ。
郷さくら美術館の入り口は相変わらずわかりにくい。まずは入ってすぐの、桜、桜、桜の大作に圧倒される。人出はいつもより少し多いが、それでもゆったり鑑賞できる。目黒川の桜並木よりこちらのほうがよほど桜を感じられ、充実感たっぷり。美術館自体は、3階建てのこじんまりしたものだが、今はすべてが桜の日本画で埋め尽くされ、ここにいるだけで日本の桜を堪能できる。写真は購入したポストカード、ぜひこの美しい桜の日本画を生で鑑賞することを勧める。
美術館のあとは、坂を登ってすぐの旧朝倉家住宅を見学。こちらは桜より、お庭の新緑が美しい季節になっていた。

足利鑁阿寺、足利学校、織姫神社

利根川を越えて桜探索。足利鑁阿寺、足利学校、織姫神社。
足利市街地は、桜はそれほど多くない。鑁阿寺はもっと桜多いかと思っていたけど、ちょっと期待外れ。まったく桜が無いわけでは無いから、歴史的建造物と桜のコラボはなかなか味わい深い。
続いて足利学校。こちらの桜はほんの少し。ほとんど茅葺の建築物と少しの庭を鑑賞する程度。ここはもっと緑が濃くなってから訪問するのが良さそうだ。久々JAF割引で350円。
織姫神社の境内、参道にはほとんど桜が無い。織姫公園のほうには桜があるが、う~んなんだか物足りなかった。

三渓園

初の三渓園。
横浜駅で、バスの乗り方で迷った。地元の方に聞いて、なんとか乗車。
バスに揺られて40分ほど、まずは、池の周辺と三重の塔から。

移築された美しい建築物たち。

田舎の風情を残した茅葺の古民家。
平日だったが、さすがの人出、2時間たっぷり歩いて疲れた。

古河桃まつり

初めての古河桃まつり。鮮やかな桃の花、菜の花、桜と色の洪水。
出店やイベントは中止というが、かなりの人出で大賑わい。
ということで、独りで来るにはちょっと・・・。

古河歴史博物館前の枝垂れ桜。鷹見泉石記念館、武家屋敷とのコラボが見事。
美しい日本、歴史的景観が素晴らしい。
桃まつりとは違い、こちらは人影がちらほら。鷹見泉石記念館のとなり、繍水草堂の縁側から、塀越しの枝垂れ桜がまた見事。
誰も来ないので、10分余りお庭から枝垂れ桜の景観を独り占め。

北茨城、五浦ツーリング

今年初の400km本格ツーリング、ちょっと欲張り過ぎ、疲れたけど楽しかった。
笠間から北茨城五浦まで、ビーフラインとグリーンふるさとラインをつなぐ80km。
2年前にも走ったが、今回は以前にも増して気持ちいい道。途中工事で通行止めだった区間も開通し、気持ち良すぎて一気に通過してしまった。
交通量は少なく、適度に連続するコーナーとアップダウンを軽快に走り抜けるのはバイクの醍醐味。前回に続き里山を巡る冬枯れの道、やはり新緑、紅葉の時期に走らなければ。次回はゆっくり写真を撮りつつ走ることにしよう。
五浦についたら、漁協直営市場食堂へ。あたりは閑散としているが、ここだけは別で大賑わい。やはり市場の食堂に来たら海鮮丼、他に美味しそうなメニューもあるから、これは次回の課題。味はもちろん旨々だ。次は岡倉天心記念五浦美術館へ。

風光明媚な断崖にある広大な岡倉天心記念美術館。平日という事もあるんだろうが、静かなもの。
日本美術の保護と紹介に尽力した岡倉天心は、余生をこの五浦で過ごしたとのこと。残念ながら岡倉天心記念室は、照明工事のため非公開。企画展の花鳥画の世界は、美しい日本画の花鳥画を堪能できた。日本画は解り易くて良いなあ。
その後岡倉天心の別荘と六角堂を見学。最後に五浦の駐車場で、浜辺に降りてバイクの撮影。
3時間あまり五浦に滞在して、帰りは高速道路を使って、一気に帰宅。東北道に出るまでは、空いてて快適だったが、その後はちょっと混雑。高速道路走行、走り始めたすぐには楽しいかもしれないが、帰りのヘロヘロ体力では風圧でかなり厳しく、帰宅する頃にはがっくり力尽きた。やはり五浦を日帰りではもったいない。いわきと合わせて次回は泊りで行きたい。北茨城、いわきあたりは楽しい道が期待できるから。

Vert Café(旧忍町信用組合店舗カフェ)

行田の水城公園にある、Vert Café(旧忍町信用組合店舗カフェ)。
おしゃれな古い木造事務所を、カフェに改装した店舗。二階の席から見える、水城公園の風景が素晴らしい。新緑の頃はもっと美しいだろう。ただ公共施設を使ったカフェのあるある、なんか内装がちょっと殺風景。まあ公共施設だから、趣味性を出すことができないというのはちょっと、もったいないかな。
珈琲600円、えだまめジェラート+珈琲で840円、価格も微妙。あとは、行田市内の古い蔵や店舗の前で、W写真をパチリ。

土浦と霞ヶ浦

風も温んできたので、土浦まで。
土浦城あたりに、少し古い街並みがちらほら。
城藤茶店はお城の前の古民家カフェ。月曜の昼間、一人でゆっくりカレーをいただきました。お城のやぐらが見えるので、なかなかの風情。
そこから歩いて、前の城址公園を見学。城跡はこじんまりとしたものだが、堀と櫓がなかなか良い雰囲気。桜の季節は名所らしい。
少し歩いたところの、土浦観光協会の古民家。立派な蔵付、二階からはいい感じで、屋敷の瓦屋根と梅の花がみえる。
ぶらりその辺を散策して、最後は喫茶「蔵」。珈琲はまあ美味しい。建物は古くていい感じだが、中が少し殺風景かなあ。もう少しアンティークに振れた内装にすれば・・・・と思ったりする。このあとせっかくだからと、霞ヶ浦湖畔に向かった。

温い風に誘われて、霞ヶ浦へ。バイクで走って寒く無いって最高。
霞ヶ浦沿いの集落は、古くて立派な民家が残っていて、トコトコ走っていても結構楽しい。このあたりは蓮根の産地らしく、蓮根畑がキラキラ光って独特な風情を見せる。歩崎公園まで走って、かすみマルシェでジェラート。マロンとスイートポテトのダブル、美味しかった。もう少し緑が増えたら、ここ最高に気持ちいいかも。