岩村城下町から湖東三山西明寺へ(奈良旅2日目)

朝早起きして、岩村城下町を散策。町はまだ浅い眠りの中、人影もない。朝のピンと張りつめた空気の中、徐々に明け行く朝を味わう。なんか旅してる気分が、ちょっと嬉しい。

ここはあえて混んでいる京都を避け、湖東三山の一つ西明寺へ。と言っても紅葉で有名なお寺だから、それなりに混んでいたのだが。
さすがに京都文化圏、隅々までいきとどいた美の極致。堂塔、仏像、庭園どれをとっても関東の寺社とは一線を画す。やはり積み重ねた年月の重みということだろう。
秘仏も偶然開帳されており、拝観することができた。そしてやはり四天王、十二神将、二天門の持国天、増長天。すべての武神が彫が深く筋肉質でかっこいい。まさに惚れ惚れするりりしさ。だいたい仏像を見れば、寺の格がうかがえる。
そしてお庭と紅葉。一面美しい緑の苔に覆われた境内。艶やかな楓、本当に隙がない美しさ。見る角度を変えると、次々と風景が変わる。季節と日差しを加えたら、それは無限の美しさ。ううんもうお腹いっぱい。写真多すぎてすみません。

相変わらずGoogle先生の攻めのルート道案内で、車だったら泣きたくなるような道を通りたどり着いた本日のお宿。
東大寺のすぐそばにあるゲストハウス。本当に古民家だ。つくりも古風だが、内装も古い、畳もべこべこ沈むぞ ww。泊りの部屋はもろ茶室だ。ここで5日まで連泊滞在。
予定はまだ決めてない。明日は雨だから、東大寺近辺を歩いてうろうろすことになりそう。

中山道から岩村へ (奈良旅1日目)

和田宿の古民家カフェ、kokuyaさんで、ホット一息。本日は2回目の訪問。外は3℃、薪ストーブが嬉しい季節。
石窯で焼く本格ピッツァ、パイナップルとベーコン、以外なとりあわせ。甘酸っぱいパイナップルとベーコンの相性もなかなか良い。
本日の珈琲は、中炒りの和田宿ブレンド。
お店は程よい改築で、内装もgood。R&Bが流れるゆったりした空間。
と言いつつ、旅の途中、次に向かわないと。

日が陰ってくると、気温はますます急降下、もうすぐ零度。
奈良井宿で一休み。ここはもう30年以上前の学生時代、一度デートで訪れた以来。だれと行ったかはもう顔も浮かんでこないが ww
昔はもっと静かだったような気がするが、今は道の駅もできて、結構観光地化されている。ひとがぞろぞろいるなあと思ったが、4時近くになると一気にひとけがなくなった。あらかたのお店も閉まったようで、以前来た時のようにひっそり静まり返った。
秋の日のつるべ落とし、もう夕闇がせまる。早く宿に急がないと。

今日の宿は初めて泊まるゲストハウス。個室でない相部屋に泊まるのは初めて・・・・でもないか。山小屋では普通だし。
宿は岩村城下町の風情ある古民家。そこそこ改装されていて、中は結構きれい。まあバイクの一人旅には、旅の情緒を味わえておあつらえ向き。ちょっと車だと味気ないけど。
到着時宿周辺は真っ暗で、道に迷って右往左往。ナビがあてにならない、というか暗すぎてどこが宿だかわからなかった。
バイクを停めてから、何処もお店が閉まって真っ暗、こんなところで食事できるだろうか?と不安になったが、近所の居酒屋を紹介してもらった。食事のネギトロ丼、想像以上にしっかり旨かった。
明日は何処に行こうか、宿は決めてあるけどそれ以外は何も決めてない。

徳明園

平日高崎に来たから、紅葉の名園、徳明園へ。
何度か来たことあるけど、今日はその中で一番鮮やかな紅葉だった。
平日だったので、比較的ゆったり、抹茶をいただきながら、存分に紅葉を愛でる。
この庭園は、昭和の初期に造成された比較的新しいお庭だけど、そこかしこに心憎い演出いっぱい、とりわけこの時期の風情は格別。
心静かに、過行く秋を味わっていたら、観光バスでも着いたのだろうか、団体さんがぞろぞろと。
まあここらがちょうど引き際だろう、徳明園をあとにした。

秋の猪苗代

日帰りで福島、猪苗代の旅。
最近バイクの写真ばかりですが、たまには愛車の写真も。
美しい猪苗代湖と磐梯山を背景に。
猪苗代のインスタスポットですねえ。