湯平温泉と飛騨高山

お部屋は昔ながらの、質素な和室だけど、食事が次から次へと出てくる出てくる。
流石に食べきれそうも無いので、ターゲットを肉に絞りました。もう、お腹いっぱい。
お風呂はワイルドな露天風呂と内湯、気持ちいい〜、のだけど泉質が強かったのか、足がピリピリ。濃い鉄の匂いの温泉でした。
朝早かったから、食事の後は爆睡、気絶するように眠った。
朝風呂の後、温泉街を散歩。紅葉はもう少し先かな。
朝食はやっぱり朴葉味噌。これだけで、ご飯何杯もいける。ご馳走様でした。
せっかくだから、平湯大滝へ車で5分。駐車場からすぐ、予想より迫力ある滝が、ドドーンと現れるた。もう少し紅葉が進んでいたら・・・惜しい。

翌日は飛騨高山を、嫁さんと徘徊。自分は先月も来てるし、定宿があるほど、ちょくちょく立ち寄っている。しかし嫁さんと来たのは、30年ぶりくらい。なぜかは、よくわからないけど。
昨夜、飛騨牛をほぼ限界まで味わったので、お昼は軽め。何にしようかと、街を徘徊。
宮川沿いの朝市から、八幡神社、メインの歴史的街並みをぶらぶら。
中心街は、海外からの観光客を含め、ごった返しているけど、少し外れれば、極端なくらい静かで古い街並みが残っている。
結局お昼は、人混みの中心街で、高山ラーメンをいただきました。
昨日も歩いたので、今日もこの辺で切り上げ、本日の宿泊地、富山に向かった。
飛騨の里は、また次回に持ち越し。東山の寺町散歩、今だから静かに楽しめそう。

上高地

結婚前は、4、5回訪れている上高地だが、結婚してからは一度も来ていない。
休日の混雑が伝えられ、特に最近は外国人観光客でごった返している?ような報道が。
個人的には、日本で一番美しい場所と思っているので、今のうちに嫁さんに見せておかないと、というわけで、朝4時出発、8時15分の沢渡発のバスに乗れた。金曜日ということもあって、駐車場に余裕で駐車できたし、バスには満員ながら、座ることができた。紅葉シーズンであっても、平日ならまだスムーズに観光できる。
曇りの天気予報も、快晴に変わり、大正池から観る穂高連峰は、水鏡に美しく映る。凛と冷えた空気が気持ちいい。
ここから河童橋まで、ゆるゆると散歩。以前来た時と同じく、梓川の水の清さと蒼さは半端ない。観光客は多いが、まあ仕方ないだろう。
河童橋近辺は、流石に大賑わいだが、小梨平キャンプ場まで来ると、人影も少なく、穂高連峰は遮るものもなく、目の前に立ちはだかる絶景。
ここで、朝つくってきた、ローストビーフサンドと珈琲を食べる。景色最高、サンドイッチ美味しい。1時間ほどぼんやり景色眺めて、12時半頃、上高地を後にした。

志賀草津高原道路R292

志賀草津高原道路R292。朝方だったから、車少な目で最高のツーリング日和。国道最高地点を抜けまでが、最高に気持ちいい。
紅葉には少し早いけど、せっかく志賀高原に来たのだから、らしい場所に寄り道。
お気に入りの木戸池と田ノ原湿原を散策。
田ノ原湿原は・・・・25年ほど前以来。
車道からすぐなのに、どこか深い山奥に来たみたいな絶景が広がる。紅葉はこれからが本番のようだ。

昨日お風呂にはいってないから、澁温泉の大湯で、ひとっ風呂。入浴券は、澁温泉駐車場で購入できる(800円)。
大湯には鍵がかかっているので、近くの旅館に頼んで、鍵を開けてもらう。日帰り入浴ができるのは、この大湯のみ。
昔ながらのレトロな建物、いやそれ以上に不思議な建物と湯舟がたまらない。
長野には、しょっちゅう来ているが、湯田中、渋温泉の街を散策するのは初めて。昭和のにおいがプンプンする、味わい深い町並みだ。
大湯のすぐ前に、千と千尋の神隠し、湯宿のモデルになったという金具屋がある。四万温泉の積善館より、こちらの宿の方が豪華でしっくりくる。
入浴後街を散策したら、もうお昼時。普通なら小布施で栗ご飯を食べるところだが、連休で超混みそう。
ということで、Googlemapで検索したハンバーガーショップ、River Front cafe&barへ行くことにした。
しかしこれが大正解。ハンバーガができるまで少し時間がかかったが、出てきたハンバーガーは超ワイルドなパティ。これがまた最高にうまい。ドリンクバー付きで、巨大なハンバーガー、ポテト、これで1400円は超お得。澁温泉に来たら、このハンバーガーは外せない。
この日は連休初日、あたりが混雑する前に、急いで帰路についた。

バラギ湖キャンプ場

涼しくなって、ツーリングキャンプにはいい季節。
最近映えるキャンプにひきづられて、なんか荷物が増えてないか?ということで、軽量化、コンパクト化したキャンプを試してみる。
やはり、荷物が少ないというのは、バイクツーリングには必須。
今まで山岳用テントで、軽量化してきたのだが、バンドッグのソロティーピーのサイズは山岳ドームと変わらない。最もインナーはかさばるので使用せず、超軽量メッシュの蚊帳で代用。最も気温が10℃を下回るようなら、蚊帳もいらないけど。
中は思った以上に広くて快適。設営も簡単。ただし雨が降らない前提だが。まあ雨のキャンプはこの先もないと思うけど。
山岳用ドームテントの利点は、自立すること。緊急時道の駅の駐車場にも設営できるので、ロングツーリングは、山岳テント持参になが、2、3日で天気が読めるときは、底がないテントで充分。
炊事も今回は、極小組み立て焚火台のみ。近くで小枝を拾って薪にして、スープや珈琲に湯を沸かすのみ。あとは着火剤。
スープ+パン+コンビニ総菜で充分満足できる夕食になるので、わざわざコンロで料理なんかしない。バイクツーリングは疲れるので、簡単で早く食べれるのがいいと、改めて思った。
あとは予約のいらないキャンプ場。いつものバラギ湖キャンプ場。ローケーション最高、涼しい(寒いから虫がいない)、車乗り入れ禁止、安い(1500円/人)、空いている(平日)。と一番近い理想のキャンプ場。
霧がかかって、夜の星空は見れなかったけど、今日も気持ちよくキャンプできた。

キャンプの朝、暗いころから起きだして、キャンプ場近くでバイク撮影。
朝一の、嬬恋パノラマラインは超気持ちいい。

福井への旅4日目、平湯温泉、ビーナスライン

朝一飛騨高山の宿を出発。さてどこに行こうかまだ迷ってる。

飛騨の里とも考えたが、まだオープン前。
結局、平湯の湯に向かった。
ああ、気持ち良かった。
涼やかな朝の空気で、入る露天風呂最高。
最初はひらゆの森に行こうと思ったけど、開店は10時、8時半ごろだったので、早朝からやっている無人のこちらにした。
脱衣室だけだけど、充分快適。

平湯から松本に降りたら、やっぱり暑い暑い。
せっかく信州に来たからには、どこか涼しいところへ行きたい。
ということで、扉峠からビーナスラインへ。
松本から扉峠までは、舗装が荒れた、うんざりする山道。
そこから霧ヶ峰までは、快適ワインディング。
平日だから車少なめ、周りのバイクにつられて、スピード出しすぎないようにしないと。
ちょっとだけ、いつもより高めだったけどすぐに飽きたので、あとはゆったりライディング。
霧ヶ峰、ここは涼しくて最高!

そろそろお腹が減ったので、昼飯場所をネットで探すと、車山高原にピザ屋さんがあった。
ボーノ、ボーノ!
チーズトロトロのマルゲリータ。
土手が大きくて、焦げ目がしっかりついた大好きなピザ。
そのうえ、火曜日ピザ半額、素晴らしすぎる。
ピザを食べるために、車山もありだな。いや通おう。

昼食の後は女神湖経由で、上信越自動車道使って帰宅。

4日間、1300kmも走れば、もうクタクタ。
距離よりも、暑さにやられた。
夏のロングツーリングは毎度のこと。
しばらくバイクは乗りたく無い??
ガソリン 60L
ガソリン代 10,800円
燃費 21.7 km/L

福井への旅3日目、永平寺、飛騨高山

山の中だから、多少涼しいか?の期待も虚しく、暑かった永平寺。
それでも凛とした雰囲気なのは、壮大な木造建築と緑の美しさ、修行僧の修練の賜物。
普段は無宗教で暮らしているのですが、若い修行僧の方々をみると、仏教は日本の良心なのかと思う次第です。
ちなみに、修行僧の方々の撮影は禁止です。

自分にとって旅の原点は、50年ほど前の飛騨高山。親父に連れられて、兄弟3人、雪の降りしきる大晦日の深夜、飛騨高山駅に降り立った。
当時、家は経済的に苦しかったので、駅で一夜を過ごし、翌朝一番列車で帰ってくるというもの。
当時駅で一夜を明かす人は結構いて、赤々と燃えるダルマストーブを囲みながら、長椅子に座って夜を明かす。なかなか楽しかった思い出。
明け方、兄弟二人は駅で待っていて、物好きな父と私は、20cmあまりも積もった雪を踏み締めて、城山まで散策に出かけた。
あまり古い街並みの通りは印象に残っていないが、鯉が泳いでいた宮川の流れと、雪の積もった橋の赤い欄干は今でも鮮明に記憶に残っている。
そんな親父も、先日コロナに感染して、もう寝たきりにちかく、施設に入ることが決まった。そして弟は、もう亡くなって10年経とうとしている。
そんなことを考えながら、飛騨高山をぶらぶら散策するのは、何度目だろう。
いつのまにか、この街は、外国みたいになってしまったが。

飛騨高山を散策すると、どこも飛騨牛、飛騨牛、飛騨牛のオンパレード。確かに以前嫁さんと食べた飛騨牛のステーキは美味かった。もう30年くらい経つけど。
昨日ちょっとご馳走食べたから、今日は控えめ。飛騨高山の古い街並みから、500mほど南、ほとんど観光客が来ないお店で、特上ヒレカツ定食1500円。安い!でもお味は文字通り特上だった。

福井への旅2日目、一乗谷、恐竜博物館、丸岡城

一乗谷にある民宿に泊まり、翌朝朝一で一乗谷を散策。
某コンペに出すとかいう、朝倉氏遺跡のイラストをご依頼されたので、今回のツーリングはその取材旅行。
完全に農地に埋もれていたとの事で、宅地等に開発されることもなく、素晴らしい状態で遺構が保存されていた。
心地よい景観に、遥か昔の城下町を偲ぶ。
桜に、紅葉に、また来たい素敵な一乗谷。

土砂降り!!!
ちょうど朝倉氏遺跡博物館に寄っていたので、雨雲レーダー予測で助かった。
雨が止むまで、唐門御膳を食べて雨宿り。

雨があがったので、福井県立恐竜博物館へ移動。
話には聞いていたけど、こんなに凄いとは。
実物大の恐竜の化石が、そこらじゅうに展示されていてビックリ。
特別込みで1800円。まあ特別な化石なんだろうけど、常設展だけでも見応え半端なかった。
ああ、子供の頃に来たかったなあ。ジジイになってもワクワクなんだけど。

金沢の宿に行く途中、ちょっと寄り道。
城活、丸岡城、現存12天守、7天守目。
小さく可愛らしい天守だが、不思議と形は整っている。石で作られた瓦が、なんか不思議だった。

せっかく北陸に来たのだからと、金沢に移動して、単身赴任で東京から金沢に来ている友達と呑む。
金沢の食べ物は美味い、金沢は住むのは良いよね。

花見が原森林公園キャンプ場

梅雨が明けた。暑いので、割と近場、赤城山東面、花見が原森林公園キャンプ場へ。
家から下道で2時間半、標高1200mは、この時期お手頃だ。
安定した天気なら、タープ泊でも良いのだが、にわか雨とかありそうなので、ワンポールテントを購入。Amazonで、8000円くらいの格安。タープに毛が生えたような感じだが、夏のこの時期なら、問題ないだろう。
インナーがかさばるので、インナーやめて、極小のカヤを持参。
ついでに、折りたたみチェアも購入。
これでも、バイクザックに余裕の積載。ちなみにマキはこちらで購入。
ほぼ専有の、快適林間サイト。涼しい~。

花見ヶ原森林公園キャンプ場。
景観はいまいち、ちょっと開けた森の中。オートサイトは元運動場の広場。
ここでキャンプしたい!・・・・という気には正直なれないが、そのぶん静かなキャンプ場。平日なので、フリーサイトは自分だけ、オートサイトは2組。広いキャンプ場なので、ほぼ貸し切り状態。ボッチキャンプになる可能性も高いのだが、管理人が常駐しているので、そこはひと安心(夜中ほぼ人の気配はしないけど)。鹿の鳴き声は結構うるさい。動物はたくさんいる?ようで、夜中はにぎやかWW。
しかし標高1200m、家から下道で2時間半というのは大きい。ちょっと焚火したいという時にはもってこい。フリーサイトで1230円(ソロ)、駐車料金は無料だから、車で来てもこの価格(オートサイトは+2000円くらい?)
下界は猛暑日でも、標高1200mの夜は快適。焚火も楽しめる。寝袋不要(一応ウルトラライトダウンを持参)、虫も少なめで気にならなかった。
次回バイクの時は、焚火+ビール+おつまみだけで軽量化。車の時は食材、快適装備満載で豪華キャンプとバリエーションが楽しめる。
帰宅は予想どうり関東平野に下りてからがきつかった。暑さでメットの中が蒸れ蒸れ、頭がボーとなって、危険領域。

キャンプ帰りは、南郷温泉しゃくなげの湯。
かやぶきの豪農住宅を見学したり、廃村寸前の集落にあった、機関車展示施設をみたり。
お昼は、古民家リノベしたおしゃれな十割蕎麦をいただく。蕎麦の香りは強めながら、ちょっとぼそぼそした食感、個人的にはやっぱり二八蕎麦が好きかも。

草津澁峠ツーリングと万座温泉

梅雨に入る前に、草津澁峠ツーリング。
渋川まで高速道路を使い、そこから万座ハイウェイに入る。
万座ハイウェイは、有料道路なのであまり使わないが、今回はバイクでの走りを楽しむため、あえて車の少なそうなこの道を選んだ。
もちろん景色も良いのだが、空いていて走りを楽しむにはうってつけ。多少作業車は走っているのだが、バイクで追い越すのは簡単。
標高が上がってくると、メッシュのジャケットにあたる風は冷え冷えで気持ちいい~。
気持ち良く、目的地の豊国館(温泉宿)に着いたのだが、時間的にまだ早かったので、澁峠方面へ。
標高2000mの高原の道は、いつ来ても気持ちよく雄大な景色が広がる。さてどこまで行こう?ということで、Google Mapをチェック。木戸池の新緑が気持ちよさそうだ。
木戸池湖畔で、きょうも作ってきたサンドイッチと、ドリップした珈琲をいただく。湖畔に響き渡る鳥の声が、さわやか。
食事をしたら豊国館まで戻って、標高2000mの露天風呂を堪能。入浴料は500円と格安。ただ良く言えば野趣あふれるお風呂、ストレートに言えばオンボロ。私は好きだけど。
お風呂を出たら、草津温泉方面へ下り、道の駅でお土産の温泉饅頭を買い、高速道路で帰宅。
今回も充実の、快適ワインディングロードツーリング&温泉。
愛車の故障もあったので、なんとYAMAHA FZ1 FAZER GTの安心感が素晴らしいことよ。さすが日本製。
コーナーに進入、二段くらいギヤを落とし、スッと体重移動、余裕のブレーキング、ひらり切り返して向きを変え、スムーズに加速。気負うことなくゆったりしたリズムで、コーナーを次々クリアしていくのは本当に気持ちいい。バイク乗りには至福の時間でした。