こちらは初めて、小川町の桃源郷、青い空に花が眩しかった。
残念なのが、山の斜面に咲く花が日陰になっていること。
朝には日が当たるということなので、明日は朝早く、珈琲飲みながら桃花見でもしてみようか。
ここで珈琲飲みたくて、昨日に続き来てしまった。
珈琲、旨い・・・。
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家族旅行二日目、幸い雨にも降られず念願の山寺こと宝珠山立石寺へ。
松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で有名なお寺だ。
奥の院までは、階段を1000段ほど登らなければならず、結構大変で、嫁さんや娘はいやがるかと思ったが、観光客がたくさん登っていくので、それにつられて登って行った。
岩にへばりつくような伽藍が、紅葉の峰々と相まって、実に美しい。近くの山々も今が紅葉の盛り、もう少し天気が良ければもっと色鮮やかだったろう。
久しぶりに、趣深い大寺院の紅葉を堪能。
山寺から米沢へ。米沢と言ったら上杉神社だが、目的はお隣の上杉伯爵邸。
ここでは、伯爵邸内から庭を眺めながらお茶をいただけるという。なんとも贅沢なお茶の時間を堪能。
いくら月曜日とはいえ、こちらには観光客も来ず、静かなもの。完全貸し切り状態(昨年来た時は、高級料亭かと勘違いする佇まいで、中に入れませんでしたが、見学のみなら無料の施設)。
旅先で、こんなにゆっくり時間が流れるのも素敵なもの。
まだ3時だというのに、もう夕方みたいだ。
天候で随分遅くなってしまったが、今シーズン初紅葉。
下道でも、奥日光は結構近い。といっても中禅寺湖は随分久しぶり。展望台に来たのは今回初めて。
革ジャンできたのに、結構寒い。いつの間にかもう冬はすぐそこ。
英国大使館別荘記念公園。モダンな建物からは、美しい中禅寺湖の風景が堪能できる。アーネスト・サトウの別荘として建てられ、イザベラバードも、日本奥地紀行で滞在したと聞くと、感慨深い。
ちょうど今が紅葉のピークだと、庭を掃除するおじさんが言っていた。
時間が早かったためか、まだ全体的に青っぽい写真になってしまった。次回は紅茶好きな娘と、優雅なアフタヌーンティーでもいただこうか。
建物的には、英国大使館の別荘より、イタリア大使館別荘のほうが好み。
いびつにゆがんだ窓ガラス越に見る、蒼い中禅寺湖が昭和初期を思わせる。
バイクで走って冷えた体には、暖かい珈琲が嬉しい。ただもう少し広い部屋か、野外で飲めたらもっと良いのに。
さらに奥まで進んで、紅葉の道を散策。探してみたのだが、紅い楓は案外少なく、全体的に黄色いブナ系の樹木たち。
今は紅葉の盛りで、平日でもそれなりに賑やかだが、もう少し静かな季節にふらりと訪れたい。
湯滝の豪快な瀑布に驚かされる。一度来たことあるはずなんだけど、こんな豪快な滝だったかな?
小滝まで流れ沿いに少し散策。
そこの小学生の団体、いちいち挨拶しなくていいから。こっちは一人、そっちは100人はいるか、結構地獄。その辺の気遣いまで、教えろよ。
金精峠を越えて丸沼までくると、あの喧騒が嘘のような静けさ。傾きかけた日差しが、また一段と寂しい。
日が暮れないうちに帰るとするか。
せっかくの好天、有意義に使わないと。
11月から長期休業となる、南牧村のちょっとしたCafeが気になって、100kmほど走って行ってきた。
毎度おなじみ純度100%の古民家カフェ、玄関をくぐればそこは昭和初期。カチコチと現役の掛け時計の音が心地よい。
今日のランチは、炊き込みご飯。かぼちゃときのこのシンプルな具材だが、これが実に美味しい。こんな古民家でいただく、懐かしい味、最高の贅沢。なんか最近心にあるモヤモヤが、少し軽くなった。
店主(女性)に、長期休業の理由を聞くと納得です。また来年の春から営業再開されるというので、ほっと一安心。台風被害もこの辺は比較的少なかったということで、なにより。(主要道は大丈夫ですが、それでも安易に山道に入るのは危険)
紅葉はこれから、川の流れが美しく澄んだらいい時期かも。
いつもは通過するばかり、初めて下仁田駅に立ち寄った。といっても写真を撮るだけなだが。
そのあと小幡の城下町をぷらっと巡って、締めはお休み処信州屋で珈琲を。
ここの暖簾の前で、バイクの写真を撮ると、実にいい雰囲気。とっておきのインスタスポット。
珈琲は和菓子セットで。ゆずあんの最中、初めての味わいで美味しい。地元のお菓子屋の商品らしいが、よく聞いていなかった。今度来たらどこのお店か聞いてみよう。
お手軽半日のタイムトリップツーリング、なかなかいい鉄板コース。
北海道バイクツーリングの情報をまとめてみる。
■走行距離、ガソリン消費量、燃費について
走行距離 | 4400km |
ガソリン | 132L |
燃費 | 33km/L |
■10日間の費用について
ガソリン代 | 18683円 |
フェリー代 大間-函館 往復 |
8200円 大間->函館 4310円(前日購入) 函館->大間 3890(ネット購入) |
高速代 帰路 三沢-羽生 |
7120円 |
ホテル代 2泊 | 14000円 |
キャンプ場代 7泊 無料3泊 |
2110円 |
食費(1日2500円換算) | 25000円 |
旅費合計 | 75113円 |
■旅行ルート(帰路高速道路利用以外、すべて一般道)
9/12 宿泊地 飛くずれキャンプ場(無料)
9/13 宿泊地 大間崎テントサイト(無料)
9/14 宿泊地 東大沼キャンプ場(無料)
9/15 宿泊地 アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場
9/16 宿泊地 コンフォートホテル釧路
9/17 宿泊地 尾岱沼ふれあいキャンプ場
9/18 宿泊地 上士幌航空公園キャンプ場
9/20 宿泊地 北斗市 きじひき高原キャンプ場
■撮影旅行でピックアップした写真
08:30 洞爺湖北海ホテル
09:30 道の駅 ニセコビュープラザ
10:00 高野珈琲店
14:00 函館大沼
16:00 きじひき高原キャンプ場
昨日の雨もあがり、穏やかな朝。ホテルの窓から見る洞爺湖が美しい。ホテルの宿泊ですっかり昨日の疲れもとれたし、今日は北海道ツーリング最後の一日を楽しもうとニセコに向かうことにする。
緩やかなカーブが続く快適な道を一時間ほど走って、道の駅 ニセコビュープラザへ。ここで一休みとも思ったが、せっかくだから雰囲気にがいいカフェで珈琲でも飲みたいと、Google Mapでカフェを検索すると、近くに珈琲焙煎の店が見つかったの。
羊蹄山を窓から眺められる、高野珈琲店におじゃま。羊蹄山は昨日初冠雪があったようだけど、残念ながら雲の中。せっかくの珈琲専門店、一番酸味の強いエチオピアの豆をいただく。
丁寧にハンドドリップした、爽やかな味わい。景色も雰囲気も味も最高。 残念なのは、ニセコは遠い。いやまたスキーで近いうちに是非来たいのだが・・・・。
北海道の快適な道を惜しむように、のんびり走る。それでも決して遅い速度ではないのだが、ばんばん車に抜かれる。そろそろネズミ捕りも警戒しなければならない地域に入るので、自制してあくまで安全運転を。
内陸から、内浦湾の海岸線に出ると、だんだん駒ケ岳が近づいてくる。海からそのまま駒ケ岳山頂に続くラインが美しい。駒ケ岳の美しく見える海岸線で、写真撮影。
さらに駒ケ岳山麓まで来て、山とバイクの写真撮影。ここまで来ると、今回の旅路も終わりが近いなと少々感傷気味。
せっかくだから函館本線と小沼、駒ケ岳の撮影スポットで、列車を待機。しばらく待つと列車が通過、なかなかいい写真が撮れた。
大沼のカフェ、ダイアンで遅い昼食をとる。ポークステーキ、柔らかく美味しかった。
北海道最後の夜は、函館を見下ろす高原のキャンプ場。
昨日の風雨とは打って変わって、静かで穏やかな夜。
ここから眺める函館の夜景を撮影。
そしてあとは 一人静かに炎を見ながらハイボール。
明日はゆっくり南下したいのはやまやまなれど、 台風が近づいているということで、津軽海峡渡って高速で一気に南下予定。700kmの移動、長い一日になりそうだ。