金城山 雲洞庵

金城山 雲洞庵。藤原氏が開祖で、子孫である上杉氏が曹洞宗の禅寺とし、大禅道場として栄えた。上杉謙信、上杉景勝、直江兼続が学んだ寺としても有名。
そんなお寺を、二回目の訪問。境内全体苔と楓が大変美しいお寺だ。
そして特筆すべきは、二階建ての客殿からの眺め。
広々として開放感ある広間から、一階二階それぞれから美しいお庭を観ることができる。特にこんな平日には、貸し切り状態。素晴らしい新緑を部屋から眺める贅沢。
以前の訪問は雨だった。それはそれで大変風情あるものだったが、日差しを浴びた楓の木々はまた格別。あとは、紅葉の雲洞庵を観ておかなければ。
2時間余り、心静かに静寂な時を過ごさせていただいた。

恵林寺

心頭滅却すれば火もまた涼しで有名な、新緑の恵林寺へ。

以前何度か来たことがあるが、新緑の時期は初めて。その鮮やかな新緑のお庭は特筆もの。

平日ということもあり、参拝者は数人程度だったので、お庭も境内もじっくり鑑賞。さわやかな気候とあいまって、さすが恵林寺、夢窓疎石凄いとうなってしまった。庫裡から眺める青葉もみじが、この上なく美しかった。

遠山記念館

自然の緑も素晴らしいのだけど、今日は伝統的なお庭の新緑を堪能。遠山記念館、JAF割引使って640円で、この広大な邸宅を貸し切り状態。一時間余り、この素敵な日本家屋とお庭を存分に味わった。

きな臭い世界情勢、混乱する経済、同世代の自殺となにかとメンタルがやられそうなときは、心静かにお庭の散策とか、仏像めぐりとかがなんかいい。

展示では、源平合戦、平治の乱の歴史絵巻を展示中。ただちょっと小さい展示物なので、老眼にはなかなか厳しい。

鮎川から神流川ツーリング

明日から天気がしばらく悪くなるということなので、ちょっと外出。

久しぶりに藤岡の鮎川を散策。10年以上前には、子供達をつれて土と火の里公園や川遊びにちょくちょく通ったものだが、子供達が大きくなって、とんとご無沙汰。

今回は前から気になっていた、蛇喰(じゃばみ)渓谷へ。事前にパン工房CoConoaに寄って、おいしそうなパンをゲット。イートインもできるのだが、人気のパン屋さんらしく今回は満席。

蛇喰渓谷に着いたら、さっそく河原に下りてパンをいただく。エビバーガー、小倉フランス。美しい川の流れと、まぶしい新緑の中では、一層美味しく感じる。マイナーな渓谷なので、あたりに人影もなし、一人で遊ぶにはこの辺もポイント高いところ。

鮎川の上流は人家が少ないので、この川はとにかく水質が良くきれい。子供が小さい頃はこの付近で川遊びをしたものだ。道路には駐車場やトイレも完備、その割にはあまり知られてないので、絶好の川遊びスポット。

食事のあと、下流へ歩いて行ったら、渓谷の中心部、迫力の小滝の岩まで歩いて行けた。今度はここで焚火や食事でもつくってみようか。

渓谷散策のあとは、さらに上流に向かう。街から距離的には近いが、渓谷が深く道が細いので、秘境感は半端ない。

塩沢峠を越えて、神流川へ降りる。神流川の川幅は広くてゆったり。このまま鬼石に抜けて、5時前には帰宅した。今日の走行距離は、だいたい200km。車も少なく楽しい道だった。塩沢峠越え、自動車にはお勧めしないけど。