今年最後の作品、そして還暦記念に愛車+自画像。
Adobe Illustrator でバイクを描くのは、車より簡単。
あと、さりげなくフィクションを描き込めるのが、イラストの良いところ。
ただし根気と集中力が続けばの話。
とにかく手間がかかる、疲れた、しばらくお休み。
KAWASAKI W650 vertical twin
瑞牆山から廻り目平キャンプ場
秩父から雁坂トンネルを抜け、甲府盆地に。それから瑞牆山の山麓を抜け、佐久平へ。一泊二日の新緑コース。
ちょっとした想定違いはあったけど、おかげで川上村、南相木村というあまり足を踏み入れたことがない地域も走れたし、なかなか面白かった。
みずがき山自然公園でキャンプするつもりで行ったのだが、なんと水曜日は休み。いかん、やっちまった。予約が不要なのはありがたいが、そこはお役所仕事だということを失念してた。ネットで調べたのに、定休日があったとは。
急遽宿泊地を、瑞牆山の反対側、廻り目平キャンプ場に変更、事前に宿泊地候補を調べていて良かった。それにしても、みずがき山自然公園のキャンプ場は気持ちよさそうだったこと。今日は焚火オンリー、ガスストーブは持ってきていないので、なんとしても薪を売っているキャンプ場でなければいけないのだ。
1時間ほど走って、廻り目平キャンプ場に到着。珍しく直火OKなキャンプ場で、サイトのあちこちに焚火跡の黒々とした地面が。どうも焚火跡が汚くて、直火OKのキャンプ場は好きになれない。
しかし、今日は好みを言っていられる状況ではなかったので、しょうがないか。バイク一台ソロキャンで900円。薪は若干高く700円。
キャンプ場ではあるが、登山のベース基地といった意味合いが強く、なかなかワイルドな感じのキャンプ場。
やることないので、さっそく焚火。音楽聞きながら、10時過ぎまで、ずっと焚火がうまく燃えるよう、無心で薪をくべる。調理は焚火オンリー。といってもレトルトのスープとハンバーグを温めるだけだが。
広いサイト一人きり(林のテントサイトには何組か)と思ったが、夜の11時過ぎに、ガサガサごそごそ話しながらテントを張る二人組に安眠を妨げられ、ムッとする。広いんだから、もっと離れたところに張ってくれ。
今日も荷物軽量化のため、タープのみで野宿状態。開け放たれた一方から、満点の星空が良く見える。
夜半過ぎ、夜露でタープが垂れ下がり、住居スペースを圧迫。この辺は考え所だな。朝方は気温10度以下、標高1500mの割には、冷え込まなかったので、そこそこ安眠できた。
翌朝は、7時半と遅めの起床。焚火で朝飯を調理し、9時にはキャンプ場を後にした。
帰りに南相木村、滝見の湯に寄った。
街道から外れる穴場の湯。
眼下に犬ころの滝が眺められる。犬ころの滝・・・・てなんて名前だ。
鮎川から神流川ツーリング
明日から天気がしばらく悪くなるということなので、ちょっと外出。
久しぶりに藤岡の鮎川を散策。10年以上前には、子供達をつれて土と火の里公園や川遊びにちょくちょく通ったものだが、子供達が大きくなって、とんとご無沙汰。
今回は前から気になっていた、蛇喰(じゃばみ)渓谷へ。事前にパン工房CoConoaに寄って、おいしそうなパンをゲット。イートインもできるのだが、人気のパン屋さんらしく今回は満席。
蛇喰渓谷に着いたら、さっそく河原に下りてパンをいただく。エビバーガー、小倉フランス。美しい川の流れと、まぶしい新緑の中では、一層美味しく感じる。マイナーな渓谷なので、あたりに人影もなし、一人で遊ぶにはこの辺もポイント高いところ。
鮎川の上流は人家が少ないので、この川はとにかく水質が良くきれい。子供が小さい頃はこの付近で川遊びをしたものだ。道路には駐車場やトイレも完備、その割にはあまり知られてないので、絶好の川遊びスポット。
食事のあと、下流へ歩いて行ったら、渓谷の中心部、迫力の小滝の岩まで歩いて行けた。今度はここで焚火や食事でもつくってみようか。
渓谷散策のあとは、さらに上流に向かう。街から距離的には近いが、渓谷が深く道が細いので、秘境感は半端ない。
塩沢峠を越えて、神流川へ降りる。神流川の川幅は広くてゆったり。このまま鬼石に抜けて、5時前には帰宅した。今日の走行距離は、だいたい200km。車も少なく楽しい道だった。塩沢峠越え、自動車にはお勧めしないけど。
北アルプス展望ツーリング
なんとか晴天が一日続きそうなので、急遽廃校キャンプに参加で、アルプス展望ツーリングへ。
途中から快晴になったが、気温が低くダウン着てても寒い寒い。道路の掲示板には、4℃を示す場面も。春の暖かさに慣れた体には、正直厳しい。そしてW650の風防シールドは外しており、メットシールド無しのジェットヘルメットでは、高速道路は拷問でしかなかった。
それでも高速を降りて、アルプスの大展望が広がると、心はウキウキ。観光客がほとんどいない裏ルートでは美しい新緑と山里の風景が絶品。
大町にある中山高原、NHKの連続テレビ小説おひさまの舞台として有名になった菜の花畑。ドラマは見たことないけど ww
40年前長野の大学時代から観たかった、菜の花畑をやっと観ることができた。目の前の道を通ったのは数知れず、でもこの時期に来ないと観れないのだよね。農園カフェは混んでいたのでまた次回のお楽しみ。
人工物の少ない丘の上から、アルプスの展望は素晴らしい。
キャンプ地近く、アルプス展望広場の菜の花畑と栃倉の棚田。
ここの菜の花畑は知らなかった。素晴らし過ぎて夕方もう一度ここにきて、最高の珈琲を淹れた。日暮れ時なので、この風景を独り占め、しみじみ暮れゆくアルプスの山並みを堪能。
栃倉の棚田。ここの集落、30年ほど前初めてここを訪れた時と、あまり変化が無いようなのが素晴らしい。古民家も綺麗な状態を保っていた。
今日のキャンプ地は廃校になった旧御山里小学校。以前から廃校等でキャンプをイベントとしている方に便乗。結局イベントでキャンプしたのは私を含めて2人だけ。
八重桜の下で焚火を焚いて、ライブ配信だとか。
今回のキャンプはタープ泊による、ミニマムキャンプ、というより野宿です。小型の椅子とテーブル持参したが、椅子はいらなかったか?
夜は満天の星、イベント主催者の焚火を借りて、焚火キャンプを堪能。これぐらい寒いと、夜虫の心配が無いのがいい。
次回ミニマムキャンプの時、焚火をどうしようか悩むところ。
翌日は雨が差し迫っていたので、朝一食事をしてから、6時に帰宅の途に就いた。昨日の高速道路走行が最悪だったので、今日は下道のみで帰宅。
雨が降り出す前、ちょうどお昼に無事帰宅、ヤレヤレ。
舘林散策
風があまりなかったので、バイクでご近所散歩、今日は利根川を渡った舘林あたりをうろうろ。
まずは雷電神社の総本宮、板倉雷電神社へ初拝観。総本宮というだけあって、彫刻が素晴らしい豪奢な権現造の本殿。舘林藩主であった、5代将軍徳川綱吉の命で大改修、葵の御紋がそれ以来使用されているという。そして境内一帯は、ちょうど蝋梅で埋め尽くされて、いい香りが漂っている。家から30km、意外な盲点だった。
あと門前には川魚料理の店が二軒。なまずの天ぷらが名物らしい、今度はナマズの天ぷらでも食べてみよう。
雷電神社のあとは、ぶんぶく茶釜で有名な、茂林寺へ。ここは以前何回か来ているし、内部の拝観も経験済みなのでさらっと参拝して、舘林市街地中心部へ移動。
茂林寺のあと、旧舘林城内へ移動。この辺りは公園や文化施設が集中しているところ。時間もないので、旧秋元別邸と旧モスリン事務所、田山花袋旧邸などをぶらぶら散歩。最後に、城沼を見渡せるベーカリーカフェ、NIWAで珈琲タイム。片道40km、冬のまったりのんびりバイクで一日散歩三昧だった。
勝沼食堂パパソロッテ
大井川鉄道 乗り鉄編
先日は撮り鉄、今日は乗り鉄。
日本唯一のアプト式山岳鉄道。大井川沿いの深い渓谷をのんびり走る。クライマックスは、ダム湖に浮かぶように見える、奥大井川湖上駅。長島ダムによって水没する軌道の移設で1990年開業とあるから、割と新しい。以前一度だけこの線に乗ったことがあるが、どうりで記憶にないわけだ。とにかく駅とは思えない、特異な場所。列車の素朴な乗り味、渓谷の美しさ。やっぱり乗り鉄も楽しい。
静岡の名所、寸又峡夢の吊橋。まあ、ある程度想像してたけど、なんか普通。混んでいる時は、橋を渡るのに1時間2時間待ちとか。エメラルドグリーンの湖水とあるけど、誇張か?子供の頃から見慣れた普通の青緑。日が陰ったので仕方がないのか?それとも綺麗な景色を見過ぎたのか。とりあえず、50年前に一度来たはずの寸又峡がなぜ記憶にないのか、なんかわかったような気がする。
夢の吊橋徒歩往復で1時間以上費やしてしまった。急いで、大井川最深部、井川へ向かう。途中、先程降りた湖上駅を望む場所に来ると、ちょうど列車が通過。ラッキー。そしてさらに断崖絶壁の深い谷、落石が転がる狭い道を、心細くなりながら奥へ奥へと向かう。まさに日本の最秘境、いろんなところを走ったけれど、この言葉がこれほどぴったりの場所はない。そして井川の集落は結構広くて人家が多い。もっと散策したいのはやまやまなれど、日が暮れてこの山道を走るのは嫌だから、急いで帰宅。まだこの奥にも集落があるので、その探索も含めて次回の課題だ。
御前崎海岸冬景色
大井川鉄道 撮り鉄編
実家近くの大井川鉄道沿線で、鉄分補給。
地元といっても、高校までしかいなかったから、大井川鉄道と思い出は、山岳部の山行で南アルプスへ行ったことくらい。子供の頃は、もっぱら父親の軽自動車で、大井川沿いのドライブ、河原や吊橋が遊び場だった。しかし沿線の景色は50年前とあまり変わってないような。ちなみに当時SLは走ってなかった。
古い駅舎とバイクのツーショットがライフワーク。古い駅舎、今では随分少なくなったが、大井川鉄道では殆ど全てが木造の古い駅舎。写真では、50年前と区別できない。
塩郷の吊橋、長さ220m、高さ11m。確か子供の頃は、怖くて渡りきれなかったような(昔は板が一枚だった気がする)。今の子供は小さくても自力で渡っていくんですねえ。大人の今なら、全然大丈夫さと思ったけど、真ん中あたりは結構揺れる。渡り切るまで動画撮ろうと思ったけど、スマホ落としそうで怖い。平静を装っても、吊橋の揺れで下をじっくり見れなかった。とりあえず、子供の頃のリベンジは果たせた。
最後に千頭駅近くのカフェグランマ。
中は駅舎か、列車を連想させるレトロな感じでなぜかとても懐かしい。