北海道バイクツーリング6日目

07:00 コンフォートホテル釧路
08:30 温根内ビジターセンター
11:00 細岡展望台
14:15 納沙布岬
17:00 尾岱沼ふれあいキャンプ場

朝起きたら外は気持ちの良い快晴。
昨日の雨でバイクドロドロなので、コイン洗車場へ。朝一のバイク洗車でスタート。
せっかくの釧路湿原なので、温根内ビジターセンターの木道を歩く。しかし湿原といってもヨシばかり、学術性はともかく、景観的には如何なものか。これなら渡良瀬遊水地となんら変わらんではないか。
それではと湿原の東側の展望台へと向かってみる。Google MAPで案内された道は、がっつりダートだ。しかしこれがワイルドで、面白い。途中蛇行する、いかにも湿原を流れる川も趣き深い。
思いがけずタンチョウが三羽悠々と道を横切る。まさかタンチョウに会えるとは、思ってもみなかったので、びっくり。
細岡展望台からは、これぞ湿原とい大展望が開けていた。やはり釧路湿原は、歩くのではなく、高台から展望するのが一番のようだ。

釧路湿原を後にして、最終目的地納沙布岬を目指す。途中どこまでもどこまでも続く、牧草地の丘を駆け抜ける。日本離れした、素晴らしい景観に感動。走っても超楽しい道だ。
納沙布岬は、荒涼とした岬だった。歯舞諸島がすぐそこに見える。ここに立って、初めて北方領土問題が実感として感じる。すぐそこがロシアだなんて。
納沙布岬から、どこかアラスカを思わせる、寒々しい原野を通り抜け、広々した牧場地帯をぬけて、今日のキャンプ場を目指す。

本日の宿泊地は、尾岱沼ふれあいキャンプ場。
目の前に海が広がる絶好のロケーション。
今日の夕食は、お粥(鮭)とイワシの蒲焼き缶詰、サラダ。疲れた体に、優しいメニュー。オススメのガラナサワーと一緒に。
そうこうしていると、海から真っ赤な月が昇ってくるではないか。海から昇る月なんて初めて。
美しい月を眺めながら、旅の夕食なんて最高じゃないか。

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