山猫軒と征矢氏作品展

友達の山猫軒情報に誘われて、一年ぶりに山猫軒へ。
山猫軒で開催されている、金属造形作家の征矢氏作品展の最終日になんとか間に合った。
最終日で幸運だったのか、作家の征矢氏が来店していて、丁寧な作品の説明を聞くことができた。造詣の魅力的なことに加え、これらの作品は、楽器だったり、アンプだったり、レコードプレーヤーだったりとギミックが満載。
展示されていただけなら、叩いた音色を聞くことも、レコードプレーヤーが奏でる音楽を聴くこともなかった。先日の舘林美術館に続き、たっぷりアートを堪能。すっかりこの金属造形作品のファンになってしまった。お値段も結構現実的な価格だし・・・・。
山猫軒は相変わらず薪ストーブで暖をとるほっこりした空間。美味しいラムケーキと珈琲を飲みながら、のどかな冬のカフェを堪能した。

PS くれぐれも龍隠寺から直接山猫軒に向かわないよう。急坂、下りの荒れたダートで、オンロードバイクは危険。昨年も同じく痛い目に会いそうになったが、加齢で記憶が欠落してた。

ロートルメゾン西ノ洞と館林美術館

三女も大学を卒業し、もうすぐ独り暮らしが始まる。本来東京から大学に通うはずだったけど、コロナ禍でこの一年はずっと実家暮らし。なんか大学卒業という実感がないけど、来週には勤め先の千葉に引っ越し。
まあそんなわけで、三女と外で二人食事をするのも、これで当分ないだろう。今日は舘林のちょっとおしゃれなレストラン、”ロートルメゾン西ノ洞”でランチ。ランチには遅めの時間だったので、いくつかメニューが完売していて少し残念。娘は量は少な目でいいということで、軽めのパスタランチ。
前菜のスモークチキン、キャベツとアサリのパスタ、どちらも美味しい。キャベツの下にはたくさんのアサリがありました。三女とはあまり話さなかったが、今頃になって話のツボは旅だと気がつく。娘の行った、ラオスや極東ロシアの話になると饒舌だ。旅行学科を専攻していたので、コロナ禍がなければ、今頃旅行関係の会社に就職し、入社したらイタリア旅行を企画してもらおうと思ったけど・・・残念。
早く自由に世界を旅したい、そんな旅の話をつれづれと。

食事の後は、久しぶりに群馬県立館林美術館へ。いつ来ても美しい建物と景観。そういえば冬にしか来てないかも。緑に覆われる季節は、本当に美しいだろう。彫刻家のフランソワ・ポンポンのアトリエをイメージした石造りの展示館。疎林と建物との調和が素晴らしく、どこかヨーロッパを思わせる。今回の企画展示内容は、竹久夢二の作品。ちょっとアートに飢餓状態だったので、展示内容も充実、久しぶりにお腹いっぱい。

浄土平と五色沼

いつも通行止めで行けなかった浄土平にやっと行くことができた。バイク多し。福島市側の道はタイトで道が荒れている。予報に反して天気はまずまず。空気はひんやり、さわやか~。

五色沼自然探勝路を30分ほど歩くと、真っ青な沼がぽっかり現れる。
ターコイズブルーの衝撃。

諸橋近代美術館で、ダリを堪能。

ギャラリー開設

伊香保にあるおもちゃと人形自動車博物館のミリタリースペースの一角、ギャラリー展示が完了したとの知らせを受け、さっそく見学に行きました。
やはり心配なのは、イラストがその場にそぐわないのではないか、イラストがチープではないかということ。なんせ有名なH先生のイラストギャラリーがある博物館ですから。
実際目にしてみると、じつにしっくりくる展示でした。なかなか大きい作品なので、迫力増し増し。やはり絵は大きいと一段と映えます。
ガラス張りの展示スペースですので、ちょっと光の映り込みで観にくい作品もありますが、ご勘弁を。
現在オリジナルワインラベルも構想中。そんなデザインも楽しそう。
本日は突然の訪問にもかかわらず、運よく横田館長とお会いできてご挨拶もできました。なんか嬉しい一日。

展示作品はこちら
https://www.facebook.com/media/set/…

川越旧山崎家別邸と平山郁夫展

朝6時まで仕事して就寝。起きたのはお昼。なんかすぐに仕事にかかる気力もないので、川越にバイクで向かう。
川越美術館では、平山郁夫展、シルクロードとガンダーラ美術が開催中。
以前見たことあると思うけど、大迫力のシルクロード作品は見ごたえ充分。平山画伯の西域の旅を感じる大好きな作品達は、いつ見ても素晴らしい。
美術館の次は、旧山崎家別邸へ。庭にある一本の梅の古木が今満開。和室から縁側越に見る梅が、まるで絵画のよう。
平日の川越そぞろ歩き、人も少な目。春休みなのか着物を着た若い人が多いような気がする。

伊香保おもちゃと人形自動車博物館

依頼されたミリタリーイラストも、2/3 の8枚完成。展示スペースはどうかと、伊香保おもちゃと人形自動車博物館を訪問して、横田館長と少しお話。実際展示スペースを見せていただくと、あと4枚、頑張って描かないとという気持ちです。
横田館長には、こんな素敵なスペースご用意いただき、ありがとうございます。

名栗の杜

とりあえず月締めの仕事が片付いたので、一休み。
前から気になっていたカフェ「名栗の杜」で、気になっている作家さんの作品を展示しているということで、名栗に行ってきた。
作家の島崎さんは、現代の解釈で浮世絵風の絵を描いている。自分も浮世絵、版画、日本画などは大好きで、自分の作品に取り入れようとしているから、彼の作品には興味津々。特に女性の表情が古めかし過ぎず、新し過ぎず和風でいい感じ。
作品も20点くらい展示されてたので、じっくり鑑賞。帰りに娘へのお土産で画集を購入。帰ってからもゆっくり観よう。
落ち着いた雰囲気のギャラリー兼カフェは、木のぬくもりが感じられる素敵な景観。ドリップされた珈琲も美味しいし、器もアートしている。隠れ家的大人のカフェといったところ。
こんなカフェに自分も似合うようになっただろうか?

最近名栗あたりには、おしゃれなカフェが増えているが少し前まではこの店くらいとのこと。また他に2件ほど名栗のカフェをプロデュースしたそうだ。名栗カフェ、いろいろ魅力的な店は多いので、暇をみつけてちょくちょく訪問してみるつもり。

カーデザイナー永島氏の講演会

昨日たまたま目にしたFB友達の情報で、BMWのカーデザイナー永島氏の講演会を拝聴してきた。
アメリカ、ドイツ、フランスでカーデザイナーをされている氏だからこその視点で、デザインを解説。
国によって高品質の定義が違うということ。
日本は繊細、ち密を良しとするが、ドイツでは質実剛健、重圧頑丈を高品質と感じる・・・・などなど。
文化とデザインというなかなか興味深い講演であった。
また同時に永島氏の水彩カーイラスト展も拝見。
サラっと描いた、味わい深いイラスト。淡い色彩でざっくり、いいですよねえ。そしてイラストに書かれた文章が秀逸。あんなしゃれた文章が書けたらいいなあ。
会場では、永島氏が解説しながら、学生たちを連れて解説していた。あの生徒たちが持っている画集は、販売していないのですか?と受付担当の方に聞いたら、あれは教科書なので、販売していないのですよと。ああ、残念。

足立美術館

島根県にある、日本一の日本庭園として有名な足立美術館。
その庭園は見事としか言いようのない素晴らしいもの。一生に一度は見ておいた方がいい。まあ、二度見たいかと言われれば、もういいかな。
実際は西洋人が日本一と評価しただけで、日本人からすると、ちょっと違う。確かに西洋人が好みそうな、少しずれた日本らしさ。和風の西洋庭園といったところか。
この庭には、幽玄とか、わびさび、野趣、禅とかいったしっとりした情緒が欠落している。無性に夏の京都化野あたりを散策したくなった。
料金が2300円という料金も、庭園の維持管理、再訪はないということを考えると、致し方ないか。

高畑勲展

丸の内のハンバーガーからの、高畑勲展、その後の歌舞伎町のパブまで。
親ばかの動く財布やってきました。
娘とサシのお酒は、初めて。
楽しければ、それでいい。
天の川見ながら、焚き火とお酒、キャンプは約束したからな。