カテゴリー: イラストレーション

谷口ジロー氏の原画展に行ってきました。
正直漫画はほとんど読まないので、亡くなってから谷口氏のことを知りました。なんでも描く風景が凄いのだとか。
近くでまじまじ氏の描く風景を堪能してきました。最近漫画でもアニメでも見る基準は背景が美しいこと。その絵画のような背景を心行くまで鑑賞できて、無料だなんて嬉し過ぎます。
帰りに氏の未完の作品が収められている「いざなうもの」を購入。氏の最晩年の作品とスケッチ、エッセイが収められています。決して派手さはありませんが、心にスッと入ってくるような作品、心のありようが自分ととても似ていてじわじわ来ます。巻末の直筆の言葉が心に沁みる。
帰宅してから早速「あるく人」をAmazon kindle版で購入。そうそうこんな心のありようがいいんだよね。美しい風景に言葉はいらない。
ベネチアの風景画集、良かったなあ、こちらも購入せねば。

ご依頼のJAGURA XK完成しました。背景は依頼主さんの別荘ということで、パースっぽく描いてみました。
でまあ、背景をいろいろ悩んだわけです。
背景に森や空を入れるか、白のままにするか。
どうしたら車が映えるかを考えると、白抜きのほうが良さそうということになりました。別荘の屋根が、赤系とかだったら、青い空に映えそうですが、青の屋根なので、青い空はいまいちでした。
いつもながら車以上に背景の処理は悩ましいところです。

イラストはすべて、Adobe の Illustrator を使用して作成しています。
基本すべてパスで領域を囲む作業で着色しているので、パスだけ表示するとこのような複雑なラインに。
ここまでする人は、そうはいないと思います。
もちろんやる方も知ってますが。

マグカップ用に依頼された、Alfaromeo 159 と Alfaromeo Brera。
作成依頼される方は、やはりイタ車に乗ってる方が多いようで。
159もBreraもかっこいいよね。
とりわけBreraは、今がお買い得。
ジウジアーロ先生の作品、やっぱり欲しいです。

コッパディ東京で、以前イラストを描かせていただいた、Abarth GOCCIAに対面しました。
世界でも３台しかない貴重な車、実際対面しても、とてもかわいくて美しい車でした。
雨のなか苦労様でした。またお会いしましょう。

ご依頼いただいていたポルシェのイラストレーション、先ほど発送依頼してきました。
明日お届けできると思います。
さて次のお仕事と・・・・^^;

マセラティ グランツーリズモ

車体のシルバーを表現するため、できるだけ忠実に描いてみました。
元画像の解像度で、もっとリアルに描けると思うけど、1000pixくらいの画像をなんとかリアルに描くとこれくらい。
不鮮明な箇所は、他の資料画像を探して補います。まあこれはこれで特技かも。
最終的には、地中海のホテルをイメージした背景で仕上げてみました。
Illustrator のみで描くとちょっと質感が出ないので、最後にPhotoShop でちょいたし加工。
印刷はキャンバス地を使ってるので、加工する必要はなかったのだけれど。
こちらも額装してお客様にお届けです。

お客様からリクエスト頂いたFIAT500 バリエーション。
ツートンカラーやモデルよって微妙に違うのは、けっこう厄介。

FIAT FESTAで新規オーダーいただいた車と、スマフォケースデザイン用のFerrari。
ここまで細かく描かなくいいんですが、つい描いて時間オーバー。
2時間の予定が4時間くらい、効率悪し w