紅葉の別所温泉

丸子にある岩谷堂観音。断崖絶壁に建てられた、朱塗りのお堂。ローカルな紅葉の名所。ちょっと時期を逃したか、紅というより茶色がメイン。

個人的に何かと思い出深い、塩田平にある前山寺。くるみおはぎと未完の三重塔が有名。
鎌倉時代、塩田北条氏が治めた地域で、信州の鎌倉と呼ばれた地域、前山寺から中禅寺まで歩いて散策。
中善寺は、重要文化財の薬師堂が有名。ちょっとした日本庭園もあるが、手入れが十分ではなくちょっと残念。
前山寺は学生時代から、ちょくちょくお邪魔しているが、初めてくるみおはぎをいただいた。お茶付きで900円とちょっとお高めだが、くるみあんを付けていただくおはぎは絶品。ひとり和室から、お庭と信州の山々を眺めて、おはぎをいただく時間は格別であった。

生島足島神社の駐車場に車を置いて、別所線の下之郷駅に向かう。
ここから別所温泉までの往復乗車。長野で大学生活をおくって以来の長年の懸案を解消。何のことは無い普通のローカル線だが、やはり長閑な列車に乗るのは、テンション上がる。
ちなみに別所温泉だと駐車場500円。ここから往復運賃が660円、駐車場代は無料だから、列車に乗れる分こちらがお得?
生島足島神社には、帰りにしっかりお参りしてきた。

別所温泉に来たら、北向観音、安楽寺、常楽寺と巡るのかいつものお約束。
北向観音の門前町通り、安楽寺の八角三重塔、常楽寺のかやぶき本堂と見どころ満載。とりわけこの時期は、安楽寺の紅葉がなかなか見事。
ひとしきり歩いたら、別所線に乗るまで小一時間、カフェでまったり。カフェというより茶房、レトロなお店が心和む。
こんな肌寒い日は、ストーブであたたかな店で、ぜんざいをいただく。出てきたぜんざいは、量たっぷりな熱々でした。

最後は夕暮れ時に上田城から、柳町への散策。
上田城は紅葉の名所、特に大きな銀杏が何本もある。城郭ともみじのコラボも見事。
柳町は、初訪問。ここだけタイムスリップしたような街並みが続くが、なにぶん距離が短いのが惜しい。平日の夕方だったので、お店は開店前?で少し寂しかった。
とにかく今日は良く歩いた。おそらく15km以上は歩いただろう。
疲れたので、小諸のあぐりの湯で体を休ませ、帰路についた。

真鶴散策

中学の同窓会に出席のため、掛川へ。
台風来てるし、新幹線も乱れているので、在来線で掛川まで。
最寄駅の鴻巣から、熱海までは乗り換えなし、グリーン車使って2時間半。熱海から掛川まで乗り換えなし、席もグリーン車より少し劣るものの、2名用のゆったりシートで2時間。
別に急ぐ旅ではなし、これはこれでなかなか快適。そういえば、熱海行きで、終点の熱海まで乗ったのは初めて。会社員の頃、サボってこのまま熱海まで行きたいと思った夢がかなった。
帰りは同じく在来線で掛川から乗り、真鶴で途中下車。歩いて20分、海まで来て、まご茶漬け1850円をいただく。午前10時台、まだ観光施設しか営業していなかったので、少々割高?ではあったけど、海を見ながら食す海の幸は、なかなか満足。アジフライの身がふわっふわなのは、嬉しかった。
なんでも日本のリビエラと言われる(笑)真鶴の街並みを、フラフラ歩くのもまた一興、帰り(登り)はきついけど。

富山散策

富山っていつも、能登半島へ行ったり、金沢行ったりの途中に、通過するだけ。
というわけで今回はじっくり観光。
まずは、富山城付近の駐車場に車をとめて、城活。復興天守は、犬山城を模して造られたというけど、ちょっとおもちゃっぽいのはなぜ?
石垣が凄いだけに、少し残念。現在工事中で、トイレが使えなかったり、お堀の水がなかったりとこれまた残念。
城にも入らず、次のガラス美術館”TOYAMAキラリ”へ。
ここは、隈研吾氏が設計にかかわった、美術館と図書館が一緒になった複合施設。建物だけでも、とても興味深く楽しい施設。
常設展だけだと、200円で観れてしまうのも嬉しいところ。そして200円とは思えない、充実の展示内容。残念ながら写真のSNSアップはNGとのことなので、作品はぜひ実際に観て欲しい。
図書館だから、館内は有料展示作品以外無料で観ることができる。
ここから路面電車に乗って、富山駅へ。路面電車のある街って、ほんと楽しい。これで今回の旅の目的は果たした。
駅から歩いて10分ほど、運河公園にある、世界一美しいスターバックスへ。ちょうど公園でイベントやっているしで、スターバックス激込み。中に入ったが、なんだか人人人で暑苦しく、優雅に珈琲飲む雰囲気ではないので、あきらめた。景観も、世界一・・・・というほどでもないかな。運河の水もお世辞にも奇麗って感じじゃないし。
ということで、運河の反対岸にある県立美術館へ。こちらも常設展だけなら300円と格安。展示内容は・・・・だけど、椅子やポスター展示が面白かった。なんでも世界ポスタートリエンナーレトヤマを開催して、ポスター文化に力を入れているとか。
美術館の建築は非常に面白いので、富山観光にはいい場所。
その後、駅に戻って昼食を。海に近いので海鮮でもと思い、探したが、案外海鮮を提供する店が少なく、そしてちょっとお高め。
そのうえ駅から離れると、土日の昼間営業の店がない。どこも閉まっていて、店内真っ暗。これが地方都市のあるあるなんだろうか?
駅近のビルの一角、フードコートみたいな食堂で、海鮮丼。なんかネタが薄いかも、まあ値段相応。もっと海の近くに行かないと、駄目なのかもね。
再び路面電車に乗って、車までもどり、帰路についた。
ここから、埼玉の自宅まではなかなか長い距離だが、高速は車少な目で疲労が少ないのはありがたい。

上高地

結婚前は、4、5回訪れている上高地だが、結婚してからは一度も来ていない。
休日の混雑が伝えられ、特に最近は外国人観光客でごった返している?ような報道が。
個人的には、日本で一番美しい場所と思っているので、今のうちに嫁さんに見せておかないと、というわけで、朝4時出発、8時15分の沢渡発のバスに乗れた。金曜日ということもあって、駐車場に余裕で駐車できたし、バスには満員ながら、座ることができた。紅葉シーズンであっても、平日ならまだスムーズに観光できる。
曇りの天気予報も、快晴に変わり、大正池から観る穂高連峰は、水鏡に美しく映る。凛と冷えた空気が気持ちいい。
ここから河童橋まで、ゆるゆると散歩。以前来た時と同じく、梓川の水の清さと蒼さは半端ない。観光客は多いが、まあ仕方ないだろう。
河童橋近辺は、流石に大賑わいだが、小梨平キャンプ場まで来ると、人影も少なく、穂高連峰は遮るものもなく、目の前に立ちはだかる絶景。
ここで、朝つくってきた、ローストビーフサンドと珈琲を食べる。景色最高、サンドイッチ美味しい。1時間ほどぼんやり景色眺めて、12時半頃、上高地を後にした。

マツダファンフェスタ富士スピードウェイ

MAZDA3を購入したので、MAZDAファンフェスタのチケットをもらった。土日の二日間ということで、天気予報の良い日曜日を選択。
しかし天気予報は晴れだが、サーキットは小雨。そのうえ無茶苦茶寒い。天気予報は、後追いで雨のマークが並んでいく。なんじゃこりゃ。暑さからのこの寒さに、体がついていかない。
まずは雨がしのげる、ピットガレージに展示されている、歴史的レーシングカーを見学。
そしてルマン優勝者787Bは別格。この車の周りには、常に人だかりがいっぱい。もうこんな車は二度と現れない?だろうね。

小雨模様の中、サーキットコースで、走行車両を撮影。
それにしても寒い。天気予報が晴れだったから、傘や雨具を持ってこなかったし。
雨は延々と降り続き、とりあえず787Bとヒストリックレーシングカーは撮影したので、お昼前に退散。予定では、終日見学して、どこかで泊る予定だったのだけど。
まあこれは正解で、帰宅した深夜、次女から電話が。
なんでも、香港のディズニーから羽田に到着したのだが、最終列車で帰宅しても、大宮までしかたどり着かないから、迎えに来てくれとのこと。
ほんと、泊まらずに良かった。深夜一時に娘夫婦を、大宮まで迎えに行った。

志賀草津高原道路R292

志賀草津高原道路R292。朝方だったから、車少な目で最高のツーリング日和。国道最高地点を抜けまでが、最高に気持ちいい。
紅葉には少し早いけど、せっかく志賀高原に来たのだから、らしい場所に寄り道。
お気に入りの木戸池と田ノ原湿原を散策。
田ノ原湿原は・・・・25年ほど前以来。
車道からすぐなのに、どこか深い山奥に来たみたいな絶景が広がる。紅葉はこれからが本番のようだ。

昨日お風呂にはいってないから、澁温泉の大湯で、ひとっ風呂。入浴券は、澁温泉駐車場で購入できる(800円)。
大湯には鍵がかかっているので、近くの旅館に頼んで、鍵を開けてもらう。日帰り入浴ができるのは、この大湯のみ。
昔ながらのレトロな建物、いやそれ以上に不思議な建物と湯舟がたまらない。
長野には、しょっちゅう来ているが、湯田中、渋温泉の街を散策するのは初めて。昭和のにおいがプンプンする、味わい深い町並みだ。
大湯のすぐ前に、千と千尋の神隠し、湯宿のモデルになったという金具屋がある。四万温泉の積善館より、こちらの宿の方が豪華でしっくりくる。
入浴後街を散策したら、もうお昼時。普通なら小布施で栗ご飯を食べるところだが、連休で超混みそう。
ということで、Googlemapで検索したハンバーガーショップ、River Front cafe&barへ行くことにした。
しかしこれが大正解。ハンバーガができるまで少し時間がかかったが、出てきたハンバーガーは超ワイルドなパティ。これがまた最高にうまい。ドリンクバー付きで、巨大なハンバーガー、ポテト、これで1400円は超お得。澁温泉に来たら、このハンバーガーは外せない。
この日は連休初日、あたりが混雑する前に、急いで帰路についた。

バラギ湖キャンプ場

涼しくなって、ツーリングキャンプにはいい季節。
最近映えるキャンプにひきづられて、なんか荷物が増えてないか?ということで、軽量化、コンパクト化したキャンプを試してみる。
やはり、荷物が少ないというのは、バイクツーリングには必須。
今まで山岳用テントで、軽量化してきたのだが、バンドッグのソロティーピーのサイズは山岳ドームと変わらない。最もインナーはかさばるので使用せず、超軽量メッシュの蚊帳で代用。最も気温が10℃を下回るようなら、蚊帳もいらないけど。
中は思った以上に広くて快適。設営も簡単。ただし雨が降らない前提だが。まあ雨のキャンプはこの先もないと思うけど。
山岳用ドームテントの利点は、自立すること。緊急時道の駅の駐車場にも設営できるので、ロングツーリングは、山岳テント持参になが、2、3日で天気が読めるときは、底がないテントで充分。
炊事も今回は、極小組み立て焚火台のみ。近くで小枝を拾って薪にして、スープや珈琲に湯を沸かすのみ。あとは着火剤。
スープ+パン+コンビニ総菜で充分満足できる夕食になるので、わざわざコンロで料理なんかしない。バイクツーリングは疲れるので、簡単で早く食べれるのがいいと、改めて思った。
あとは予約のいらないキャンプ場。いつものバラギ湖キャンプ場。ローケーション最高、涼しい(寒いから虫がいない)、車乗り入れ禁止、安い(1500円/人)、空いている(平日)。と一番近い理想のキャンプ場。
霧がかかって、夜の星空は見れなかったけど、今日も気持ちよくキャンプできた。

キャンプの朝、暗いころから起きだして、キャンプ場近くでバイク撮影。
朝一の、嬬恋パノラマラインは超気持ちいい。

中之条バイク徘徊

金曜日は、ここアメリカンビレッジで仕事の打ち合わせ。しかし、絶好のバイク日和に、ここからふらふらとバイクツーリング。
伊香保から中之条の”竹の家”へ移動。蔵の中でいただくソースカツ丼、甘辛いソースにカツが良く合う。群馬に来たらやっぱり食べたくなってしまう。
中之条にはいまだにW650でトコトコ走る良い田舎道が残っている。ほとんど車も走っていない道を、山から遠回りして四万温泉へ。
だけど四万温泉は結構人がたくさんいて、積善館前でのバイク撮影はちょっと無理。温泉で入浴していきたいのはやまやまだけど、日暮れが早いので、そのまま今夜の宿泊キャンプ地へと向かった。