旅に出たいのはやまやまなれど、コロナ禍と喪中で活動自粛(嫁さんのきつい御達し、今は本気なので厳守)最近購入した椅子と焚火台のテストで荒野・・・ではなく近所の河川敷でデイキャンプ。
別にテントを設営する必要はないのだけど、これが背後にあると大人の秘密基地みたいで落ち着く。まずはグリルタイプの焚火台で肉うどん。火力が弱くなかなか沸騰しないので、のんびりうどんを煮込む。あつあつうどんをすすれば体もほっこり温まる。
続いてサツマイモ投入・・・だがグリルタイプは小さすぎて、最近購入したメッシュタイプにバトンタッチ。こちらは有効面積が広く、火力も調整しやすい。約30分で無事ホクホク焼き芋完成。
バイクツーリングで、焚火料理がなかったら、こちらのメッシュタイプの焚火台を持参することにしよう。焚火で珈琲用のお湯を沸かしたら、炭が混入したようで超まずかった。ガスストーブで沸かせば簡単だが・・・ちょっと悩みどころ。やはり蓋つきのポットを購入したほうが良さそうだ。持参した薪以外に、現地で拾った薪を投入して焚火をゆったり楽しんでいたら、いつの間にか日が暮れた。
星空(秩父高原牧場)
昼間バイクで星の撮影場所を下調べ。新月、ほぼ無風、快晴、暖かな夜ということで、深夜ブレラで星の撮影に向かった。
2ヵ所ほどチェックしたけど、結局秩父高原牧場近くの峠。深夜に通過する車は2台だけ、ここなら下調べするほどの事もなかった。標高600m、氷点下だと思うが先日の寒さからすると暖かく感じる。と言っても上はヒートテック、ネルシャツ、電熱ベストにダウン、下はパッチのうえに暖かパンツとオーバーパンツ、靴下二枚履きの重装備。2時間撮影しても寒くない、これなら夜通し外で快適に過ごせる。
空は一面の銀河、星が降るとはこのこと。しかし残念ながら天の川は確認できず。場所はわかるのだが、川としての形が見えないのだ。もっと標高の高い場所でないと駄目なのか?それでも近所の河川敷からみるより、圧倒的に星の数が多い。ブレラはまるで宇宙(そら)へと向かう宇宙船。
Dramatic BRERA
Wと革ジャン
ブレラ帰還 いざ赤城山
いやあ、長かった、約3ヵ月ぶりにブレラが帰って来た。
いろいろてこずったみたいだが、そこはイタ車、織り込み済み(待っている時は気が気じゃないけど)。
まあ修理代の事は、考えないようにしよう。もちろん、嫁さんには内緒。
そんなわけでちょっと赤城山まで200kmほど走ってきた。からっ風街道から望郷ライン、赤城山北面道路。月曜日だから車もごくわずか、特に北面道路は下から上まで車に会わず、道路占有か?左ハンドルMTで、ワインディングをゆるゆる楽しんだ。
せっかくなので、撮影スポットを何か所かチェック。今は広大な畑も森も茶色でさえないけど、緑の季節はきっと最高に綺麗なはず。これから武尊に雪が積もれば、雪山バックで車やバイクの写真が撮れる。けっこういい場所を見つけた。
赤城山の山麓で人気のパン食堂Cou屋。
森の中にある、アットホームなお店。パンのランチプレート、種類も多くお腹いっぱい。こんな晩秋の小春日和の日には、テラス席で庭を眺めながらののんびり過ごすランチがいい。
大井川鉄道 乗り鉄編
先日は撮り鉄、今日は乗り鉄。
日本唯一のアプト式山岳鉄道。大井川沿いの深い渓谷をのんびり走る。クライマックスは、ダム湖に浮かぶように見える、奥大井川湖上駅。長島ダムによって水没する軌道の移設で1990年開業とあるから、割と新しい。以前一度だけこの線に乗ったことがあるが、どうりで記憶にないわけだ。とにかく駅とは思えない、特異な場所。列車の素朴な乗り味、渓谷の美しさ。やっぱり乗り鉄も楽しい。
静岡の名所、寸又峡夢の吊橋。まあ、ある程度想像してたけど、なんか普通。混んでいる時は、橋を渡るのに1時間2時間待ちとか。エメラルドグリーンの湖水とあるけど、誇張か?子供の頃から見慣れた普通の青緑。日が陰ったので仕方がないのか?それとも綺麗な景色を見過ぎたのか。とりあえず、50年前に一度来たはずの寸又峡がなぜ記憶にないのか、なんかわかったような気がする。
夢の吊橋徒歩往復で1時間以上費やしてしまった。急いで、大井川最深部、井川へ向かう。途中、先程降りた湖上駅を望む場所に来ると、ちょうど列車が通過。ラッキー。そしてさらに断崖絶壁の深い谷、落石が転がる狭い道を、心細くなりながら奥へ奥へと向かう。まさに日本の最秘境、いろんなところを走ったけれど、この言葉がこれほどぴったりの場所はない。そして井川の集落は結構広くて人家が多い。もっと散策したいのはやまやまなれど、日が暮れてこの山道を走るのは嫌だから、急いで帰宅。まだこの奥にも集落があるので、その探索も含めて次回の課題だ。
御前崎海岸冬景色
大井川鉄道 撮り鉄編
実家近くの大井川鉄道沿線で、鉄分補給。
地元といっても、高校までしかいなかったから、大井川鉄道と思い出は、山岳部の山行で南アルプスへ行ったことくらい。子供の頃は、もっぱら父親の軽自動車で、大井川沿いのドライブ、河原や吊橋が遊び場だった。しかし沿線の景色は50年前とあまり変わってないような。ちなみに当時SLは走ってなかった。
古い駅舎とバイクのツーショットがライフワーク。古い駅舎、今では随分少なくなったが、大井川鉄道では殆ど全てが木造の古い駅舎。写真では、50年前と区別できない。
塩郷の吊橋、長さ220m、高さ11m。確か子供の頃は、怖くて渡りきれなかったような(昔は板が一枚だった気がする)。今の子供は小さくても自力で渡っていくんですねえ。大人の今なら、全然大丈夫さと思ったけど、真ん中あたりは結構揺れる。渡り切るまで動画撮ろうと思ったけど、スマホ落としそうで怖い。平静を装っても、吊橋の揺れで下をじっくり見れなかった。とりあえず、子供の頃のリベンジは果たせた。
最後に千頭駅近くのカフェグランマ。
中は駅舎か、列車を連想させるレトロな感じでなぜかとても懐かしい。