家族旅行で福島、山形へ。
会津や猪苗代には、ちょくちょくお邪魔するが、福島市周辺は未知領域。
しかし、福島市市街地はおろか、周辺にも旅行するような場所はネットでは見つからず。岳温泉、福島市、飯坂温泉をまわってみたが・・・・家族の反応はいまいち。
それでも遠刈田温泉の宿、お風呂と食事には大満足だったようで、まずは一安心。
ノスタルジックペリーロード
南伊豆海岸モーニングクルーズ
南伊豆民宿したる荘
久しぶりに民宿に宿泊。目の前が海、バイクでふらりと泊まるには、こんな海の宿がちょうどいい。
伊豆の温泉施設は、長野や群馬に比べるとちょっと高め。日本ボロ宿紀行で舞台となった温泉に行こうと思ったけど、放送後値上げして1000円になっていた。ということで、温泉はやめにして、宿のお風呂。広々お風呂で気持ちよかった、これで充分満足。
朝食は干物がメインのいかにも海のお宿の朝食。朝食付き、これで4400円はお得だ。女将のあたたかい接待も嬉しかった。
バイクで下田に来た時は、またここに泊まろう。
紅葉盛りの中禅寺湖へ
天候で随分遅くなってしまったが、今シーズン初紅葉。
下道でも、奥日光は結構近い。といっても中禅寺湖は随分久しぶり。展望台に来たのは今回初めて。
革ジャンできたのに、結構寒い。いつの間にかもう冬はすぐそこ。
英国大使館別荘記念公園。モダンな建物からは、美しい中禅寺湖の風景が堪能できる。アーネスト・サトウの別荘として建てられ、イザベラバードも、日本奥地紀行で滞在したと聞くと、感慨深い。
ちょうど今が紅葉のピークだと、庭を掃除するおじさんが言っていた。
時間が早かったためか、まだ全体的に青っぽい写真になってしまった。次回は紅茶好きな娘と、優雅なアフタヌーンティーでもいただこうか。
建物的には、英国大使館の別荘より、イタリア大使館別荘のほうが好み。
いびつにゆがんだ窓ガラス越に見る、蒼い中禅寺湖が昭和初期を思わせる。
バイクで走って冷えた体には、暖かい珈琲が嬉しい。ただもう少し広い部屋か、野外で飲めたらもっと良いのに。
さらに奥まで進んで、紅葉の道を散策。探してみたのだが、紅い楓は案外少なく、全体的に黄色いブナ系の樹木たち。
今は紅葉の盛りで、平日でもそれなりに賑やかだが、もう少し静かな季節にふらりと訪れたい。
湯滝の豪快な瀑布に驚かされる。一度来たことあるはずなんだけど、こんな豪快な滝だったかな?
小滝まで流れ沿いに少し散策。
そこの小学生の団体、いちいち挨拶しなくていいから。こっちは一人、そっちは100人はいるか、結構地獄。その辺の気遣いまで、教えろよ。
金精峠を越えて丸沼までくると、あの喧騒が嘘のような静けさ。傾きかけた日差しが、また一段と寂しい。
日が暮れないうちに帰るとするか。
秋の西上州
せっかくの好天、有意義に使わないと。
11月から長期休業となる、南牧村のちょっとしたCafeが気になって、100kmほど走って行ってきた。
毎度おなじみ純度100%の古民家カフェ、玄関をくぐればそこは昭和初期。カチコチと現役の掛け時計の音が心地よい。
今日のランチは、炊き込みご飯。かぼちゃときのこのシンプルな具材だが、これが実に美味しい。こんな古民家でいただく、懐かしい味、最高の贅沢。なんか最近心にあるモヤモヤが、少し軽くなった。
店主(女性)に、長期休業の理由を聞くと納得です。また来年の春から営業再開されるというので、ほっと一安心。台風被害もこの辺は比較的少なかったということで、なにより。(主要道は大丈夫ですが、それでも安易に山道に入るのは危険)
紅葉はこれから、川の流れが美しく澄んだらいい時期かも。
いつもは通過するばかり、初めて下仁田駅に立ち寄った。といっても写真を撮るだけなだが。
そのあと小幡の城下町をぷらっと巡って、締めはお休み処信州屋で珈琲を。
ここの暖簾の前で、バイクの写真を撮ると、実にいい雰囲気。とっておきのインスタスポット。
珈琲は和菓子セットで。ゆずあんの最中、初めての味わいで美味しい。地元のお菓子屋の商品らしいが、よく聞いていなかった。今度来たらどこのお店か聞いてみよう。
お手軽半日のタイムトリップツーリング、なかなかいい鉄板コース。
2019 北海道バイクツーリングデータ
北海道バイクツーリングの情報をまとめてみる。
■走行距離、ガソリン消費量、燃費について
走行距離 | 4400km |
ガソリン | 132L |
燃費 | 33km/L |
■10日間の費用について
ガソリン代 | 18683円 |
フェリー代 大間-函館 往復 |
8200円 大間->函館 4310円(前日購入) 函館->大間 3890(ネット購入) |
高速代 帰路 三沢-羽生 |
7120円 |
ホテル代 2泊 | 14000円 |
キャンプ場代 7泊 無料3泊 |
2110円 |
食費(1日2500円換算) | 25000円 |
旅費合計 | 75113円 |
■旅行ルート(帰路高速道路利用以外、すべて一般道)
9/12 宿泊地 飛くずれキャンプ場(無料)
9/13 宿泊地 大間崎テントサイト(無料)
9/14 宿泊地 東大沼キャンプ場(無料)
9/15 宿泊地 アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場
9/16 宿泊地 コンフォートホテル釧路
9/17 宿泊地 尾岱沼ふれあいキャンプ場
9/18 宿泊地 上士幌航空公園キャンプ場
9/20 宿泊地 北斗市 きじひき高原キャンプ場
■撮影旅行でピックアップした写真
北海道バイクツーリング 10日目
07:30 きじひき高原キャンプ場
08:30 函館フェリーターミナル
11:00 大間フェリーターミナル
12:30 むつ市 イエローハット
20:40 東北道長者原サービスエリア
24:00 鴻巣市自宅
朝目が覚めると、空がものすごく紅い。
素晴しい朝焼けに、カメラをもって急いで展望台へ。
北海道最後の朝、美しい朝焼けにしばし感動。
さて、たっぷり北海道を堪能した後は、津軽海峡渡って本州へ。
函館フェリーターミナル、9:30発だから、のんびり向かう。
もう雨はうんざりだから、台風来る前にたどり着きたい。
最後まで気を抜かないように、無事帰宅せねば。
大間のフェリーターミナルを11時に降りて、本州上陸。
長距離でチェーンオイル切れが気になったので、むつ市のイエローハットでチェーンオイル購入。少しでも時間を節約したいので、昼食はコンビニで済ませて、先を急ぐ。
高速道路を使うつもりはなかったのだけど、台風が近づいているのでは仕方がないので、東北自動車道に入る。満タンでの航続距離が220kmくらいなので、ガス欠にならないよう、注意深くサービスエリアで給油。ガソリンスタンドがあるサービスエリアが少ないので結構気を遣う。休憩がてらちょうどいいのかもしれないが。
あと自宅まで350km。だいたい仙台くらいまで高速走ってきたけど、w650 の風圧と振動で辛い。下道をいくら走っても、たいして疲れないけど、高速を3時間も走ると、ほんと地獄。
アクセルワークの右手も、おかしくなってきた。
高速はalfaromeo156の路面に吸い付くような走りがやっぱりいいです。
仙台付近で、ちょっとだけ雨にあったが、700km高速走って、無事帰宅。
10日間で、4054km。よく走った。
久しぶりに、旅したなという感慨。
世の中のおっさんがはまるのも、無理もない。
さて、次はどこに旅しよう。
北海道バイクツーリング9日目
08:30 洞爺湖北海ホテル
09:30 道の駅 ニセコビュープラザ
10:00 高野珈琲店
14:00 函館大沼
16:00 きじひき高原キャンプ場
昨日の雨もあがり、穏やかな朝。ホテルの窓から見る洞爺湖が美しい。ホテルの宿泊ですっかり昨日の疲れもとれたし、今日は北海道ツーリング最後の一日を楽しもうとニセコに向かうことにする。
緩やかなカーブが続く快適な道を一時間ほど走って、道の駅 ニセコビュープラザへ。ここで一休みとも思ったが、せっかくだから雰囲気にがいいカフェで珈琲でも飲みたいと、Google Mapでカフェを検索すると、近くに珈琲焙煎の店が見つかったの。
羊蹄山を窓から眺められる、高野珈琲店におじゃま。羊蹄山は昨日初冠雪があったようだけど、残念ながら雲の中。せっかくの珈琲専門店、一番酸味の強いエチオピアの豆をいただく。
丁寧にハンドドリップした、爽やかな味わい。景色も雰囲気も味も最高。 残念なのは、ニセコは遠い。いやまたスキーで近いうちに是非来たいのだが・・・・。
北海道の快適な道を惜しむように、のんびり走る。それでも決して遅い速度ではないのだが、ばんばん車に抜かれる。そろそろネズミ捕りも警戒しなければならない地域に入るので、自制してあくまで安全運転を。
内陸から、内浦湾の海岸線に出ると、だんだん駒ケ岳が近づいてくる。海からそのまま駒ケ岳山頂に続くラインが美しい。駒ケ岳の美しく見える海岸線で、写真撮影。
さらに駒ケ岳山麓まで来て、山とバイクの写真撮影。ここまで来ると、今回の旅路も終わりが近いなと少々感傷気味。
せっかくだから函館本線と小沼、駒ケ岳の撮影スポットで、列車を待機。しばらく待つと列車が通過、なかなかいい写真が撮れた。
大沼のカフェ、ダイアンで遅い昼食をとる。ポークステーキ、柔らかく美味しかった。
北海道最後の夜は、函館を見下ろす高原のキャンプ場。
昨日の風雨とは打って変わって、静かで穏やかな夜。
ここから眺める函館の夜景を撮影。
そしてあとは 一人静かに炎を見ながらハイボール。
明日はゆっくり南下したいのはやまやまなれど、 台風が近づいているということで、津軽海峡渡って高速で一気に南下予定。700kmの移動、長い一日になりそうだ。
北海道バイクツーリング8日目
07:00 上士幌航空公園キャンプ場
07:45 ナイタイ高原牧場
12:30 道の駅 自然体感しむかっぷ
13:00 道の駅 夕張メロード
15:40 虎杖浜駅
17:30 洞爺湖北海ホテル
今朝は冷え込んだ、寒い寒い。
手がかじかむ寒さ、10度を下回ったようだ。
冬型の気圧配置なので、雨の富良野方面を諦め、十勝あたりを徘徊するか。
昨日もらった観光パンフレットに載っていた、ナイタイ高原牧場に行ってみる。
素晴しく気持ちよい道を走って、牧場に着くとそこには日本とは思えない大展望が。
ここなら地平線が見えそう。今回のツーリングで、一番北海道を感じる景色に出会った。
こんな素晴らしいところが、全くマイナーであまり知られてないなんて、北海道恐るべし。レストハウスからの展望も凄いが、ここまで登ってくる道が、夢のように美しい道。下るとき、途中時間をかけて静止画と動画の撮影タイムをたっぷりとった。
ナイタイ高原牧場をあとにして、北海道の太平洋側は晴れということで、富良野に向かった。ここは十勝平野、これぞ北海道というどこまでもどこまでもまっすぐ続く道を気持ちよく走る。天気もまあいいだろうと思っていたが、サホロリゾートあたりで、ポツポツ降り出し、狩勝峠に差し掛かるころには、土砂降り。標高は600m越えで寒い寒い。
富良野をあきらめ、途中左折してトマムから夕張を目指す。
気圧配置は冬型、今日の大雪山は初冠雪。そんな冷たい雨と風が、容赦なく体を痛めつける。なんとか新夕張を越える頃、やっと雨がやんで、暖かい日差しが降りそそぐ。
昼飯で食べた道の駅のハンバーガー、この味で650円なら、通いたくなる。
あとは、室蘭あたりの幕営地にのんびり向かうだけと、走っていたらまた雨が降り出した。
海岸線の遮るものの何もないところで、またも冷たい雨と強風。完全に心が折れた。
途中、虎杖浜駅で雨宿りして、今日の宿をネットで予約。
室蘭あたりで宿を取りたかったか、適当な宿が無くて、洞爺湖の温泉ホテルへ。
宿の近くのラーメン屋で夕食を済ませ、宿でなんとかホット一息。温泉の温かさが体に染み込む。
ほんとタフな1日だった。