わたせせいぞうの世界展

しもだて美術館で開催されている、”わたせせいぞうの世界展”。寒風ふきすさぶなか、Wでトコトコ走って、鑑賞してきた。
地方の小さな美術館開催とあって、たいして期待していなかったのだが、これがびっくりするほどの充実っぷり。
もう本当に80年代、90年代のあのハートカクテルの世界にどっぷり浸かってきた。
あのハッピーでおしゃれで能天気、甘酸っぱい青春のあのころが鮮明によみがえる。(実生活はどろどろぐちゃぐちゃの恋愛模様でのたうち回っていたのですが、今となってはすべてがいとおしい)
読ませるストーリーもあり、何時間でも楽しめるのだが、次の予定もあるので。
とにかく素晴らしかったので、お土産の”ハートカクテル・ルネサンス”を購入。帰宅してから嫁さんにお土産見せて、今度一緒に観に行こうか?と誘ったら・・・・・・。だれそれ?と全然興味なし。ううん、同じ歳なのにこうも興味がちがうとは orz

その後は、下館の街並みを散策。
最後は母子島遊水池からの筑波山。
朝はちょっと寒かったけど、冬のバイク散策もいいものだ。

最近FBに宣伝で表示される廣澤美術館。
なんでもその建築と庭が素晴らしいとか?
企画展の「伊東深水の美人画展」もそこそこに(やはり女性の表現が好みじゃないww)、建物とお庭をたっぷり鑑賞。
建築は隈研吾氏の設計で、石と建築の融合が素晴らしい。そして日本庭園の枯山水。古くて新しいい庭に新鮮な驚き、ほんと素晴らしい。
平日午後で、来客は他に2-3組だったから、庭を占有状態で鑑賞できた。夕陽を浴びて浮かび上がる、敷砂の模様がなんとも言えないアートを感じる。
美術展示は、企画展のほかに、数多くの展示が本棟以外に各展示室に満載。こちらの建物は、本棟が素晴らしいだけにちょっと???だが。所蔵作品は、名画は無いけど、それなりに楽しめる多くの作品。中には?なものもあるけど、見ごたえたっぷりの作品も。
周辺はヒロサワ・シティとして整備されていて、自動車、バイク、飛行機の博物館等(現在整備中?)もあるようなので、これからが楽しみだ。

逆井城跡公園

筑波サーキットからの帰りに立ち寄った、逆井城跡公園。
戦国時代後北条氏が、古河公方、佐竹氏らと対峙した古の城跡。
櫓や移築された建造物が、良い雰囲気をだしている。桜の時期など良さそうだった。
戦国時代の常陸、下総、下野あたりの城跡探訪も面白そう。

広島旅行3日目 平和公園 広島城 縮景園

広島最終日、9時半ごろゆっくりホテルをチェックアウトし、平和公園近くのカフェでまったり。
その後平和記念資料館を見学(言葉を失う、自然に涙が)
気分を変えて、穴子料理のお店、月のあかりへ。GOTOクーポン、ありがたく使って、ちょっと贅沢ランチ。開店20分前に並んでちょうどよかった。いつの間にか、お店の外に待ち行列が。
食後は広島城へ。外観はなかなかかっこいいお城。内部が鉄筋コンクリートなのは致し方ないけど・・・。
お城のあとは、浅野のお殿様によってつくられた、縮景園へ。紅葉は今がさかり。美しいお庭を眺めながら、歩いては休み、歩いては休み。のんびりさせてもらいました。旅の終わりは、これくらいがちょうどいい。
広島、瀬戸内の街はみどころいっぱい、楽しい旅でした。

広島旅行2日目 尾道

尾道は有名なんだけど、どこへ行ったらいいかわからない。
向島?、平山郁夫美術館?、千光寺公園?
どこも観光スポットがぼやっとしてるし、千光寺公園まで登るロープウェイが運休中、病み上がりではしんどい。
とりあえず、前日秘密のケンミンSHOWでも取り上げていた、尾道ラーメンを食べに、商店街をうろうろ。まあ普通に美味しかったけど、あまり期待値を上げすぎるのもどうかと思う。
食後はとりあえず標高120mにある千光寺公園を目指して、歩きで登っていく。といっても一気に登るのはきついから、中間地点にある怪しげなカフェを目指す。
山陽本線を越える陸橋を抜けたら、狭い階段が続く小径へ。住宅地の狭い路地裏を、迷路のように登っていく。所々ベンチがあるので、休み休み登り猫に導かれて、AIRSHIP COFFEEへ。
こんなところにカフェが?廃屋?おしゃれ?なんか微妙な雰囲気の小さなカフェ。それでも若者がひっきりなしに訪れるので、この雰囲気を楽しめる人は、おすすめカフェ・・・・かも?
ハンドドリップのグァテマラをいただきながら、まったり。この辺まで来ると、こんな細い道を登ってくるの?という、尾道ならではの家並みがつづく。結構廃屋もあったりして、かなりカオス状態。眼下に海を眺める独特の景観は面白い。
急こう配にひーひー言いながら、やっと千光寺公園に到着。少し寒かったので、尾道市立美術館の展望台で、ゆったり休憩しながら一時間ほど展望を楽しむ。
そろそろ日も暮れそうなので、千光寺を見学しながら、ゆるゆる坂を下っていく。とちゅう猫の細道なる、まか不思議なエリアを通過。
やっぱり尾道は、このカオスな家並みを縫って散歩するのが一番なんだろう。ちょっと体力は必要だけど。

広島旅行2日目 竹原

広島からバスで1時間、安芸の小京都竹原へ。
10時半頃着いたのだが、う~ん人がいない。静かなのはいいのだが、少し静かすぎるかも。それでも11時過ぎればちらほら観光客が現れたのだが。
竹原は製塩で財を成した人々にによってつくられた街とのこと、整然と立派な屋敷が並ぶ。
少し散策して、茶寮一会で抹茶をいただく。和菓子屋さんがお休みとのことで、生チョコレートがお茶のおとも。和の空間を楽しみながら、一服。
その後、西方寺普明閣から、竹原の街並みを見下ろす。それでも時間が余ってしまったので、呉線に乗って尾道に向かう。

広島旅行1日目 厳島神社

広島駅から路面電車でのんびり1時間、宮島口からフェリーで15分余りで、厳島に到着。もうお昼なので、有名な焼きがきのはやしで、かき飯と牡蠣フライをいただく。新鮮な牡蠣は、まったくくせがなく、とにかく旨かった。牡蠣はちょっと苦手だが、この時期の牡蠣は別格だ。
商店街を抜けて、鳥居前に着いたときは干潮で、厳島神社の前は地表が表れていた。これはこれで大鳥居のそばまで寄れるのだけど、やはり風情が足りない。
というわけで先にロープウェイで弥山(みせん)に向かう。
ロープウェイおり場から、弥山本堂、奥の院は20分ほど歩くとあったので、病み上がりでやめておく。ロープウェイ山頂駅からすぐそばの、獅子岩展望台からの眺めは絶景であった。
山から下りても、潮の水位は少し足りないので、先に豊国神社の大経堂へ。ここから眺める厳島神社もまたいい。
その後珈琲など飲んで時間をつぶしていると、段々潮が満ちてきていい感じに。やはり厳島神社は海の上に浮かんでないと絵にならない。

久能山東照宮と清見寺

生まれは静岡だけど、18歳で離れたから、静岡の観光スポットは案外行ったことがない。
久能山東照宮はそんな場所の一つで、未だ見訪問だった。
久能山に行くには、一般的にはロープウェイからなんだろうけど、ここはあえて麓から登っていく。そしてこれが大正解で、参道の石垣と階段がすごい。美しく荘厳で、まさに徳川の権威を示す抜群の効果に違いない。そして途中階段から眺める海の青さと伊豆の山々、絶景を眺める感動は、やはり1159段の階段を登らないと味わえない。
階段を登った山上にある社殿、それは豪華なもの。隅々まで粋を尽くした素晴らしい社殿だった。
そして一応入っておこうと、東照宮博物館へ。なんとここには歴代15代将軍の甲冑が勢ぞろい。各将軍の個性が甲冑に現れていて、とても興味深いものだった。そのほか奉納された刀剣が展示されているので、そちらも必見。
とにかく有名な国宝、拝観できてまずは良かった。

庭園と家康ゆかりの寺として有名な清見寺。残念ながら庭園は、先日の台風で土砂が庭園に流れ込み、酷い状態で現在復旧中。
それでも、家康ゆかりの名刹、大方丈、仏殿、書院など建造物を興味深く拝観した。庭園が復旧したら、また拝観したい。

城下町掛川を徘徊

実家に帰省中なので、久しぶり高校3年間通った、掛川をぶらぶら。
掛川城は残念ながら改修工事のため、足場の中で見えないし、立ち入り禁止。高校生時代は、再建前だったので、あまり愛着はないが、出張で時折新幹線から眺める故郷の天守はいいものだ。
流石に卒業して40年も経てば街中は随分変わったけど、門前から見る母校がまるで変わってないのは、びっくり。

掛川城天守に登れないので、二の丸茶室へ。
後で知ったのだが、ここは将棋の王将戦の会場とのこと。
藤井聡太氏と渡辺明氏が対戦したのもこの茶室。
茶室とお庭は新しいのだけど、その品格はなかなか。
美しいお庭を眺めながらいただく、抹茶は格別に美味しい。
お庭も小さいながらも、楽しめる演出が随所にあり、良い時間を過ごすことができた。

二の丸茶室を後にして、二の丸美術館、ステンドグラス美術館をスルーして、奥に進むと何やらお屋敷が。うーむ、ここもまったく知らなかった。
公開されたのは、ここ15年くらいというから無理はない。
重臣の武家屋敷があった竹の丸に、明治の豪商が建てた邸宅。平成19年に修復後、一般公開されたとのこと。
最初は見学にだけのつもりだったが、カフェスペースがあまりに素敵で、ミートグラタンランチをいただくことにした。ランチメニューは、別にパスタランチがあるだけで、ちょっと心配だったが、食べるとしっかり美味しい。
従業員さんに聞いたところ、運営に掛川グランドホテルが入っているとのことで、味も納得。ということは、カフェメニューのケーキで、藤井聡太氏が対戦中に食したCHABATAKEケーキが食べらるるのか?確認しとくのだったが、後の祭り。なんでもこのケーキ、大人気で幻のスイーツらしい。
ちょっと残念だったのは、他の若い女性グループの女子会トーク。同世代の友達?現状噂話を延々と大声で。
まあそれでも、建築とお庭も十分堪能したし、良しとします。

掛川散策の最後は大日本報徳社。なんでも二宮尊徳の思想を広める秘密結社(嘘)だそうだ。
まあ組織はどうでも良いが、この馬鹿でかい吹き抜けの講堂には圧倒される。明治36年に建てられた、日本で最初の公会堂とのこと。
その他皇室払い下げの建築物とか、明治初期の民家とか、昭和初期の鉄筋コンクリート建築とか、興味深い建物群。
建物群を解説くださった係の方、ありがとうございました。
雨も強くなってきたので、ここらで実家に戻りました。私の知らない掛川、3時間あまりのショートトリップ、なかなか充実した時を過ごした。

古峯神社 古峯園

紅葉シーズン突入し、いきなり超ド級の紅葉。
鹿沼の古峯神社、古峯園の紅葉。
受付では、一周20分くらいと言っていたけど、結局2時間くらい粘って、撮影しまくり。
随分前に自転車?自動車?で訪問。季節的に紅葉の時期ではなかったので、次回は紅葉の時期に・・・という念願がやっとかなった。時期もドンピシャ、いやあ、想像以上に素晴らしかった。

奥美濃ツーリング 馬籠

岩村城のあと、完全に惰性で近くの馬籠に。
ここは高校生の時、妻籠から馬籠まで歩いた思い出の場所だったが、よく見る写真のイメージ以外記憶にはあまり残っていない。
着いた午前中は割と人もまばらだったが、そのうち下から人がわんさか登ってきた。
少し早いが、ここらでおやきと珈琲ブレイク。お店の前に座って、野沢菜とくるみあんのおやきを食べながら、アイスコーヒーをいただく。
結局馬籠の上の駐車場にバイクを停め、下まで行って往復しただけ。さすがに古民家は、この三日間でお腹いっぱい。
この後、塩尻、諏訪、白樺湖を経由して上信越道にのり、6時ごろ帰宅した。