大子の永源寺と黒羽の大雄寺

大子のもみじ寺、永源寺。
紅葉はすっかり落ちていて、もみじで覆われるはずの境内は寂しい限り。しかし裏山の墓地と、トイレの裏には美しいカエデの巨木が。特にトイレ裏の大楓に、参拝者は誰も気づかない。いろいろ探して歩いてみるものだ。

大田原市黒羽の大雄寺。
夏来た時は、もっとカエデの木が多いかと思ったが、実際紅葉の時期に来てみるとそうでもなかった。日が陰った境内は、地味に暗いだけだった、残念。
確か隣に黒羽藩城代家老の旧浄法寺邸があったと思い出し行ってみると、お庭のもみじが西日に輝いていた。

白水阿弥陀堂

先月に続き今月も白水阿弥陀堂。
先月は色づき始めだった紅葉、今日は若干最盛期は過ぎたものの、まだあでやかな紅色をとどめていた。紅色の浄土庭園に浮かぶ、国宝白水阿弥陀堂。

貞祥寺、真楽寺の紅葉

佐久に来たらこの時期は貞祥寺(ていしょうじ)へ。苔むした参道と楓が素晴らしい境内、雅な三重の塔、艶やかな回廊。この紅葉の美しさは、まるで京都の古刹にいるよう。今年も素晴らしい紅葉で感動のひと時。

長野で大学生活を送っていた頃、軽井沢シンドロームに登場する舞台を巡る、軽井沢シンドロームごっこ。確か真楽寺が登場したので、当時のっていたRZ250で、行ったことがある。しかしあの頃は古刹などにたいした興味もなく、記憶はあやふや。真楽寺、35年ぶりの拝観してみた。

熊谷のカフェ、Naked Roasters coffee マスターの紹介で訪問した、軽井沢珈琲倶楽部カワンルマー。入店する前から、ニコニコしてお出迎え?どうやら同じようなバイクに乗っている知り合いの方と勘違いしたとか。別に狙ったわけではないのだけど、お父様はAlfaromeo 155のオーナーで、マスターご本人は147でサーキット走行とか、以前アルファロメオのメカニックをしていたとか。愛車の主治医のPAZZOは、店員の方が以前バイトをしていたなどなど・・・。妙なご縁ですねえ、おかげでマスターとかわいい奥様?との会話も弾み、美味しい珈琲をいただきながら楽しいひと時を過ごすことができました。お土産はクラシックヨーロピアンブレンド。信濃追分、また素敵な隠れ家カフェを見つけてしまった。

北海道ツーリング2020 11日目

久しぶり、ベッドの寝心地はやはり良く、爆睡よく眠れた。しかし、起きたら身体中がバキバキで動かない。今までの疲れが、いっきに体に出たようだ。
ゆっくり起きだし、だらだらしてたが、外は青空が広がっている。何もしないでつもりでいたが、やはりバイクで近くを散策することに。とりあえず積丹半島をぐるっと、ついでに新鮮な魚でも食べたいところ。
バイクで走り始めたら、体調も元どおり、バイクで走っている方が散歩するより楽だ。積丹半島は全体的に海岸は断崖絶壁、荒々しい景観が続く。

小樽で観光客用の海鮮料理を頼むのはちょっと、という事で積丹町で、地元密着のお店らしい純の店に寄ってみた。細い路地の先にあり、パッとしない店ですが車がいっぱい。多分これは地元の名店だな、きっと。
いろいろメニューはあるのだが、やはりここはちょっと贅沢に海鮮丼にいってみる。待つ事しばし、具がこれでもかとのった海鮮丼の登場。食してみると、実はぷりぷり、ボッテリ、プニュプニュ、そして甘〜い。うーん贅沢な海鮮丼、値段はちょっとはるけど、長いツーリングの打ち上げとしは許されるだろう。なんせ殆どコンビニ飯だったのだから。地元のおっちゃんたちが食べてた、普通のランチも美味しそうで、気になる。また来たいお店。

食事処 純の店
〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町船澗42−20

黄金岬の近くで、美味しい海鮮丼を頂いた後、積丹岬の島武意海岸へ。小さなトンネルをくぐると、そこは100mの断崖の上にある展望台。足元には島武意海岸が広がり、目の前には屏風岩の圧倒的な存在感。海は積丹ブルーと呼ばれる青く透き通る海水が美しい。道があるので、断崖を100 mほど降りて海岸に立つ。本当に迫力ある海岸であった。次はもう一つの岬、神威岬へ。こちらは、細い断崖の岩が灯台へと続く凄い景観。現在通行止めのため、先端の灯台までは行けなかった。2時半を過ぎれば、なんだか夕暮れの気配。天気も怪しくなってきたので、小樽に戻るとするか。

島武意海岸 〒046-0327 北海道積丹郡積丹町入舸町
神威岬自然公園 〒046-0321 北海道積丹郡積丹町神岬町92

北海道ツーリング2020 10日目

今朝はかなり冷え込んだようで、テントもバイクもバリバリに凍っていた。
朱鞠内湖は湖霧がわき立ち、とても幻想的。こういう風景の巡り合わせは、狙って撮れるものじゃない。朝寒いので、のんびり暖かくなるのを待ってテント撤収。結局出発したのは、チェックアウト時間ギリギリの11時。だんだん出発が遅くなる。

朱鞠内湖から、一旦日本海側に出て、小樽まで海岸線を延々南下。スピードはそこそこで流れているが、変化のない海岸線を、他の車の後をついていくと、眠くなって困る。すぐに空いたスペースにバイクを止め、写真でも撮る。
チェックインの予定どおり、午後5時にチェクイン。これで連続9泊のテント泊も終わりだ。広い温泉付きホテルなどで、まずは気持ちいいひとっ風呂。のんびり入っていたら、8時近くになり、GOTOクーポン使えるめぼしいお店は軒並み本日閉店。クーポン利用は明日以降だね。最後に小樽運河をぶらり。誰もいない夜の運河も雰囲気がいい。夜景をカメラのHDR夜景モードで初めて撮ってみたが、綺麗に撮れるものだな。

北海道ツーリング2020 9日目

3夜過ごしたこのキャンプ場も、今日は撤収。
誰もいないキャンプ場、日が昇って暖かくなった頃のんびり撤収開始。
3夜過ごすと、このキャンプ場も名残惜しい。
芦別岳の麓、紅葉と気持ちいい草地のキャンプ場だった。

キャンプ場を撤収し、北に向かう。一応目的地は稚内だが、出発時間が少々遅すぎるか。
富良野市街の西側、富良野ワイン工場あたりの葡萄畑で、写真撮影。どこまでも続く葡萄畑と富良野の広々とした丘陵が、日本離れした景観をつくっている。

ふらのワイン工場
〒076-0048 北海道富良野市清水山1161

続いて美瑛の四季彩の丘へ。
パンフレットなどから、よくある花畑の観光施設かなと思っていましたが、その想像をはるかに超えた規模と景観。施設の外も牧草地の丘が続き、そしてはるかかなたの十勝連峰までもがこの景観の一部となしているから、ものすごく雄大な景色に圧倒された。

四季彩の丘
〒071-0473 北海道上川郡美瑛町新星 第3

本日は稚内まで行くつもりだったけど、テント撤収に手間取り、ワイナリー を撮影し、四季の丘公園を撮影していると、お昼過ぎてしまった。
旭川まできたが、なんだか稚内まで行くのがめんどくさくなった。帰りまた突っ走らないと行けないし、一度訪問済みだし(25年前だが)。
そこで近くのキャンプ場を探すと、朱鞠内湖に良さげなキャンプ場があった。旭川から、殆ど車も走ってないような道を、快適に飛ばして、1時間半ほどで到着。着いてみたら、北欧の湖を思わせる、素敵な森のキャンプ場だった。
テントを設営したら、早速あたりの小枝を拾って焚き火開始。周りに離れて4組ほどキャンパーがいるが、皆おもいおもいに焚き火を楽しんでいる。焚き火しながら、夕食をとりまったり時間を過ごす。至福の時、穏やかに日が暮れていく。木々の間から満天の星が、天の川もくっきり見える。写真撮れるかなあとダメ元で撮影、これがなかなかいい感じ。帰ってからさらにフィルターかけて画像加工すれば、もっと良なるはず。明日が実質的なツーリング最終日、まだ予定は決めてない。

朱鞠内湖第三キャンプ場
〒074-0742 北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内

北海道ツーリング2020 8日目

朝から森の珈琲。家で挽いてきた珈琲を残り全部投入したから、濃厚で美味しい。朝食はこれも家から持ってきた、細麺早茹でパスタ全部、クラムチャウダーカップスープに投入。冷え切った朝によく体が温まる。さて今日は何処に行こう。富良野といったらやはりあの国ですかね。

本日はのんびり富良野あたりを散策。まずはぽっぽやの舞台となった幾寅駅へ。いい具合に枯れた駅舎が素敵だ。作品で登場するのは幌舞駅という名前、駅舎にもその看板が。それにしても線路が錆びてるなと思ったら、数年前の台風被害で、まだ不通が続いているようだ。だるま食堂前で写真を撮ろうと思ったら、ずるりと立ちごけ。砂利なので、十分注意したはずなのに?とこけた場所を良く見たら、きのこ踏んで滑ったようだ。流石に想定外、これからはきのこ?にも注意しないと。被害はクラッチレバーが少し曲がったが、車載工具で元通り。特に支障なく何よりだ。

幾寅駅
〒079-2400 北海道

続いてロケ地巡りで、北の国からの舞台となった富良野の東、麓郷地域に向かう。
ロケで使った家などが、三ヶ所に分かれて観光施設になっている。せっかくなので全て巡るチケット1200円を購入。各場所、それぞれ違った年代に登場した、懐かしい家が保存されていて、その時の情景が目に浮かんでくる(うる覚えではあるが)。
主人公の家と富良野市との位置関係などもわかって、なんとなく心情的にもわかるような気がする。もう一度作品見て見なくては。最後は富良野バーガーを食べて、今日はおしまい。バーガーの待ち時間で、お隣にある鳥沼公園を見学。紅葉の美しい池でした。

拾って来た家 やがて町 〒076-0161 北海道富良野市麓郷市街地
黒板五郎の丸太小屋 〒076-0162 北海道富良野市東麓郷 麓郷の森
五郎の石の家 〒076-0162 北海道富良野市字東麓郷

富良野バーガー、ボリューム満点で美味い!ハンバーグが焼き上がるまで20分くらいかかるけど、そのぶんジューシーで美味しくいただける。ハンバーグな自家製ベーコンと、贅沢な味わい。

ふらのバーガー
〒076-0041 北海道富良野市東鳥沼1

バーガーの待ち時間で、お隣にある鳥沼公園を見学。紅葉の美しい池でした。

鳥沼公園
〒076-0041 北海道富良野市東鳥沼1

今夜も広いキャンプ場にボッチなので、焚き火で遊んでみた。ダイソーで着火剤買って、その辺の小枝を使ったミニ焚き火だけど、たっぷり1時間以上楽しめた。小野りさのボサノバ聴きながら、満天の星空を眺め、飯を食いながら、焚き火を楽しむ。いいよな〜。食事はレトルトのクリームシチューリゾット風、粗挽きウィンナーのボイル、サラダ、インスタントカフェラテとなかなか豪華?寒い夜には温まるメニュー。

北海道ツーリング2020 7日目

昨夜は霜が下りる寒さでしたが、太陽が昇れば絶好のツーリング日和。今日は美英あたりをバイクで撮影ツーリング。朝は気持ちいい。

まず午前中に、セブンスターの木、ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘あたりをバイクでウロウロ。まったく何処を撮っても絵になるので、それがまた難しい。あとはバイクの置く位置を変えたり、あーでもないこーでもないと、贅沢な悩みだ。
上記の3地点のあたり一帯が、美しい丘がつづくので、どこでもお好きなところをどうぞという感じだ。と言っても私有地立ち入り禁止なので、どこでも止まって撮影できるバイクが最適。とりあえず、撮ったものを適当にアップ。まだまだ写真はいっぱいあるから、帰ってからじっくり選びなおそう。

美瑛の美しい丘を行ったり来たり。尽きることのない美しい風景とアングル変えてああでもない、こーでもないと。いい加減疲れたので、カフェでランチでもと探したが、日曜日でどこも大混雑。これだけは、長野あたりの観光地と変わらない。それではと、観光の中心地から少し離れたカフェに落ち着いた。ランチはないから、ケーキと珈琲のみ。久しぶり、本格カフェの珈琲は美味しい。明日は富良野でカフェ活して、まったり過ごそう、今日は欲張り過ぎ。

MERLE(メルル)
〒071-0222 北海道上川郡美瑛町美田

午後は十勝岳山麓に向かう。当初は青い池のみの予定だったが、十勝岳展望台の看板を見て、行ってみることに。ここが大正解で、本当に素晴らしい大展望。十勝岳の新雪と紅葉のコラボは、見事としか言いようがない。これが見たかったのだよ。ガイドマップは、あてにならないよ、まったく。青の池は、ほんと観光客で大賑わい、箱根や富士山麓も真っ青という感じ。ちなみに、今日はさほど青くはなかった。マスクもしたりしなかったり、のどかでいいのですけど。

あれ、今日は独り占め?結局日曜日の夜に泊まる奴はいないみたい。満天の星空、天の川もくっきり。そして2日ぶりの風呂入りに中富良野のスーパー銭湯。そこでお得なセットで食事付き。豚丼と蕎麦で満腹。ついでにコンセット使わせてもらってカメラとgopro バッテリー充電。ただ片道30分なので、体が冷える。風呂さえ近くに有れば、満点のキャンプ場なのだが、惜しい。

北海道ツーリング2020 6日目

朝5時起床で、夜明けの荘厳な時を味わう。キャンプでもないと、こんな早起きして外など見ない。今日は風も穏やか、ピーンと冷え込んだが、太陽が昇れば、ポカポカ陽気で最高のツーリング日和。秋だというのに、なんとも賑やかなキャンプ場を後にした。

途中千歳市、道の駅 サーモンパーク千歳で北海道カレー活その2。お勧めの奥芝商店スープカレー。季節野菜、チキンスープ、中辛を選択。野菜たっぷり、濃厚カレースープ。
流石は有名店、美味しくいただきました。海老のスープベースも気になるところ。北海道を去る前に、そちらも試したい。一昨日の汁なしカレー、こんかいのスープカレー、振れ幅デカ過ぎ。道の駅の隣、普通の川に鮭がいっぱい。びっくりだった。

スープカレー奥芝商店 鮭公園店
〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目4−2 道の駅サーモンパーク

支笏湖から千歳に出て、そこからR274とR237で富良野入り。車もハイスピードでながれ、最盛期の紅葉見ながら、楽しいツーリング。あたり一面、錦の山並みが続く。幸せなバイク旅。写真は片側通行の待機場所から撮った写真だけ。もっと撮っておけば良かった。走行動画は、撮ったから編集が楽しみ。

今日のキャンプ場は、芝のサイトで気持ちいい。ロケーションも抜群、紅葉も楽しめる。おまけに昨日の大混雑とは無縁の10張り程度と余裕のスペース。これで無料だから、北海道キャンプはやめられない。気持ち良すぎて、3泊しよう。
夕食はハヤシライスソースを薄め、レトルトハンバーグを煮込む。あとはサラダとパン、インスタントのカフェラテ。キャンプ食材は、セイコーマートより、7の方が充実してるような気がする。最近の7は侮れない。またパラパラ雨が降ってきた。まだ満点の星空を見てないのが、唯一の不満。

山部自然公園太陽の里
〒079-1571 北海道富良野市山部32

テントを設営したら、富良野の観光案内所に情報収集。まだ日暮れまで時間があったので、その辺を一走り。早速あった素晴らしい風景。うーんやっぱり北海道最高。十勝岳はすっかり雪化粧。