中津峡谷

県境をまたいで移動してはいけないという埼玉県内縛りの中、35年埼玉に住んで訪れたことがない埼玉の秘境、中津峡へ。
この時期何にもないかと思っていたが、彩の国ふれあいの森、森林科学館あたりが、実に心地よかった。
標高750m、清流のせせらぎを聞きながら、昼寝をしたいところだったが、午後から天気が崩れるという予報。雲行きもちょっと怪しくなったので、イワナの塩焼きを食べて、早めに帰宅。
しかし結局天気は崩れることもなく、こんなことならゆっくり昼寝でもしてくれば良かった。
それでもまあ夏の昼寝スポットと、秋の素晴らしい・・・だろう紅葉スポットをチェックできたので、良しとしよう。
この時期だし、秩父市街を迂回する抜け道を走ったこともあり、のんびりゆったり快適ツーリングだったことは言うまでもない。

三峰神社表参道鳥居あたりを撮影。たまたまそこで目に入った、レトロなうどん屋さん。この時期あまり店も営業してないので、ここらあたりで昼食を。
まいたけ天ぷらとざるうどん。うどんは腰があり、ちょうどいい硬さ。麺もツヤツヤしっとりで抜群の歯ごたえ。
まいたけの天ぷらもサクサクフワフワのころもで、塩で食べるとこれまた旨い。このボリュームでぽっきり1000円。あまり期待しなかっただけに嬉しい誤算。ご馳走様でした。

秩父高原牧場とカフェPNB-1253

コロナ太りが酷い。近所を30kmや50kmをチャリで走ったところで、ダイエット効果が薄いので、久しぶりに秩父高原牧場越えの長瀞へ。半年ぶりにSCOTTを引っ張り出す。
ただ高原牧場への道は、斜度がきつすぎて、痛めた腰には荷が重い。以前のように攻めるのは無理で、青息吐息でギリギリなんとかというところ。やはり定峰峠ぐらいの緩い斜度の道が開通してくれないと、ちょっと困る。
長瀞からは、秩父児玉線に抜け距離を稼ぐ。休日は車少な目だが、平日はトラックが多くて走りやすい道とは言えなかった。
児玉からは円良田湖を抜け、寄居からいつもの裏道で帰宅。
本日の走行距離は136km、これからもう少し160km程度に伸ばしていかねば。
体重は-2kg、ほとんど水分だがそれでも変動が多ければ、そのぶんモチベーションも維持できるってものだ。
以前のように、週一で150kmの山岳路をやれば、体重なんかすぐ減るんだけど、これからは暑さが厄介だ。

営業中ということなので、久しぶりに長瀞にあるカフェ、PNB-1253にお邪魔。
昔の小学校の椅子がアンティークかどうか?なのだが、実に居心地いいカフェに、お客は私一人。コロナ騒動で、ひっそり営業中とのこと、団体はお断りだそうだ。
ここのメインはガレット、本日は武州豚のショルダーハムガレットをオーダー。以前は量が少ないかと思ったけど、食事量が減った今ではちょうどいい。自転車でがっつり走ってきたわけでもないので、ゆっくりじっくり味わいながらガレットを頂く。以前良くわからなかったガレットの味も、今日はじつに美味しく感じる。
食後のブレンドも旨い、久しぶりの本格カフェのひと時が嬉しい。
表にある空色のミニは、カフェのオーナー様が普段使いしている車。こんなミニの普段使いには憧れるけど、嫁さんが不機嫌になりそうで無理だな。

秩父へふらりと

新しいミニテーブルとコッヘルを密林で購入したので、使ってみる。
まずはミニコッヘルでつくる、スープパスタ。といってもトマトポタージュカップスープに細めの早ゆでパスタをいれて煮込むだけ。それだけでは寂しいので、ベーコンとチーズを投入。
このチーズとスープの相性が抜群で、濃厚なトマトポタージュ味の絶品スープパスタが完成。これはマジに旨い、定番決定。
しばらくバイクで走って、帰りに珈琲タイム。少々かさばるが、珈琲ミル、ドリップポット、メタルドリッパーを持参。苦めのマンデリンを粗びきで。
かさばるが、その場で挽いて淹れる珈琲はやっぱり旨い。7のロールケーキと相性もばっちり。紅いアルミミニテーブルも、なんか野点をやっているみたい、便利だしビジュアルもいい。
惜しむらくは、もっと絶景の場所で食べて飲みたかった。埼玉県内限定、さらにコロナ自粛と台風被害で、あっちもこっちも通行止めだらけで、目処をつけていた場所にも行けなかった。
早く碓氷峠を越えたい。そしたら絶景スポットはいくらでもあるのに・・・・。

埼玉では貴重な寺坂の棚田。背景の武甲山と三菱マテリアルは?な風景なのだが。
今はやっと水がはられた状態、田植えはこれから。ちょうど田植えの作業の方がいたので、被写体になっていただいた。

密集を避けて、天空の集落である皆野町の上日野沢へ。小学校を改装したカフェ、天空の楽校は営業しているという情報を確認して行ってみると、店の前に10台以上の車が駐車しているのにびっくり。以前週末に自転車で来た時は、私以外誰もいなかったのに。
何でも最近「帰れマンデー見っけ隊」の再放送で、天空の楽校が紹介されたようで、今日は大混雑?それにしてもリタイヤ世代の夫婦とみられる近場の観光客が多いこと。普通こんな山奥には人がいないのだが、めぼしい観光地は立ち入り禁止に近い状態なので、こんな山奥にあふれてくるようだ。
仕方がないので、少し戻ってこちらは天空のおやき。日本昔話に出てくるような、腰が曲がったおばあさんに、おやきを温めてもらった。おやきの具材は野沢菜のみのようだ。急な斜面にへばりつくような、普通の農家のお宅である。
上日野沢には、昔ながらの古民家が急な斜面にへばりついて建っている。この佇まいが好きで、ちょくちょく訪れているが、この集落がいつまであるか、気がかりなところ。

西上州桜めぐりその2

コロナ騒動でメディアは外出自粛と言いつつ、飲食店が客が激減で窮地と散々伝えている。いったい外食を禁止したいのか勧めたいのかさっぱりわからん。個人的に頑張っている飲食店は、充分感染リスクに注意したうえ、お客さんとして応援したいと思います。

というわけでインスタグラムで知った、下仁田にあるカレーと珈琲、シモンフッドへ。
古民家を改装したお店がおしゃれ。ちょっと明るすぎるかな?というのは個人の好み。
海老カレーをオーダー。味は濃厚、少し甘めか。
あと濃厚で苦めのフレンドをオーダー。苦いといより濃くて深い味わい。
長野への経路途中にある下仁田のカフェ、ちょうどいい場所にあるので、ちょくちょく寄らせてもらおう。

コロナ騒動がなかったら、今頃奈良の旅で、宇陀の又兵衛桜や吉野山の千本桜を眺めていたのに。
というわけで近場で桜を探すと、菅原の枝垂れ桜が引っかかった。これは知らなかった。
墓守のようにそびえる、樹齢300年あまりの2本の枝垂れ桜。妙義山をバックに豪快に咲き誇る。
あまり有名ではないらしく、私の少し後に三脚を担いだ撮影者が一人来ただけ。
これからもあまり知られることはなく、ひっそりと咲いていて欲しい。
道が狭いので車で近づくのはやめたほうがいい。県道に停めて300mくらい坂道を登っていく。

30年ぶりの妙義神社。こんな素晴らしい桜の神社だったかと驚かされる。
この辺りは桜の里が有名だから、桜の里が満開になる前の今頃が、案外狙い目なのだろう。
30年前たいして印象もなかった本殿に続く階段、結構大変。境内に咲き誇る桜と巨大な石垣を見れば、それも報われる。
最近バイクの主要目的は、写真撮影の移動手段だが、帰路は上毛三山パノラマ街道から上野村R299を使い、ガラガラのワインディングロードをたっぷり堪能した。
しかし桜スポット六ケ所、250kmのツーリングとはちょっと欲張りすぎ。桜の時期は短いから、これもやむなしか。

西上州桜めぐりその1

コロナ騒動で今日もボッチツーリング。まあコロナじゃなくてもボッチだけど。
目的の西上州の途中、児玉の千本桜。花は満開だけど人影まばら。

長年通っている場所でも、桜の景色ってのはそう見れるものではない。場合によっては一生に一度。
織田信長の子孫が治めた小幡の城下町。名水100選「雄川堰」に沿って植えられた桜並木と、昔ながらの古民家の街並み。
いつものカフェ信州屋で珈琲を飲みながら、のんびり外の街並みを眺める。
あたり一帯は桜の園、今が一番美しい季節。桜祭りはないものの、町を思い思いに散策する人たちで、それなりに賑わっていた。

織田信長の孫・織田信良が菩提寺とした宝積寺。
境内には大小様々な桜が咲き誇る。そして正面にある樹齢150年の枝垂れ桜が見事。

下仁田で昼食をとるため、途中の大塩湖を経由。コロナ騒動だけど、大塩湖は車がけっこう停まってた。お花見なのか釣り人なのか。まあ感染するほどのことはないけどね。

たくみの里

当初は伊香保のあとは、甘楽町の小幡あたりでも徘徊しようと思ったが、白く輝く谷川連峰を見たら、どうしてもバイクとのツーショットを撮りたくなった。
ということで、伊香保から高山越えて匠の里須川宿へ。
谷川連峰を眺めながらの、峠道、裏街道は実に気持ちい。残念ながら、桜にはまだ早く、この辺はまだ梅が最盛期。でもちょっと絵面が地味か。
おそらく桜の頃は、街道沿いの棚田や古民家と相まって、そうとう綺麗な景色が展開されそうな予感。
このあたり、何度も何度も通っているが、特にこの時期スキーに明け暮れ、途中の風景どころではなかったので、ほとんど記憶にない。
そして帰り際、谷川連峰を望む絶景撮影スポットを見つけてしまった。遮るもの、邪魔な鉄塔など一切映り込まない最高の場所。もう少し経ったら、三脚持ってここで撮影しようか。
バイク&撮影花旅は、まだまだ続きそう。

気になっていた高山村のピザ屋は本日Close。それではとGoogleで調べたカフェに行ったら、そこもClose。仕方がないので、匠の里まで行ったが、ほとんど人が歩いていない、気持ち悪いくらい静か。やべ~、これは昼食難民か?と、なんどかお邪魔した須川茶屋に行ったら、開いてた。ヤレヤレ。
そういえばこの店、今は亡きK氏と自転車で寄ったよな、しみじみ思いだす。
天ぷらとざるそば、1100円。普通に美味しい。
先客の3人組が出ていくと、客は誰もいなくなった。
いつもは賑わう匠の里も、今回ばかりは特別か。
人や車が映り込まないので、写真は気兼ねなく撮り放題だが・・・。

桜をチェックしながら奥多摩へ

今日もお気に入りの桜を巡りながら、奥多摩往復。途中雨がパラパラ来て、急いで帰ってきたけど、埼玉はピーカン。それではと遠回りして小川、嵐山の桜をチェック。

奥多摩では茶屋榊さんが開くというので、久しぶりに訪問。
直前まで停電だったということで、ハンバーガーはあきらめ、うどんとアイス珈琲でまったり。
もう一軒カフェに寄るつもりだったけど、途中雨がポツポツきたので諦めて帰宅。
コロナ騒動は?釣り人、キャンパー多し、5割増し。

結局雨は降らずじまい。荒川河川敷の原野でバイク撮影して帰った。

喜多院と中院の枝垂れ桜

喜多院の枝垂れ桜の開花情報を検索したら、すでに満開が近いと。あわてて朝一で川越に向かう。
まずは中院から、すでに先客がいるがさほど多くない。枝垂れ桜はほぼ満開、すでに散り始めている木も。今年は桜の開花が早くて、本当に焦る。
早いのはいいが、花つきが今一つ少ないようだ。風が強いが、花が揺れるのもダイナミックでいいかもしれない。
人が少ないので、心行くまでゆっくり鑑賞できた。

中院から喜多院へ。こちらで咲いているのは、書院の前の一本。それと紅葉山庭園の大枝垂れ桜。拝観開始までしばらく待って、一番目で拝観。
先客がいないから、思う存分大枝垂れ桜を堪能。客殿から眺める枝垂れ桜、趣があってまた格別。今年も素晴らしい桜に感謝。

花桃の里、大内沢

花桃の里、大内沢。かれこれ10年以上通っているが、年によっていろんな花の開花がまちまち。だからいつ来ても微妙に景色が違う。
まだここには昭和のままだねえ。