能登ツーリング二日目

キャンプ場の夜明け。
爽やかな朝、軽い食事をとって旅を続ける。

糸魚川から親知らずを抜け、酷暑の富山で、念願の国宝、高岡山瑞龍寺を拝観。素晴しく荘厳で巨大、その美しさに言葉を失う。じりじりと灼熱の暑さの中、しずかで感動的な時を過ごさせていただきました。

瑞龍寺をあとにして、能登半島の内側を北上、能登半島の先っぽを目指す。能登半島の民家はどれも黒光りする瓦屋根と、板張りの壁が特徴的。岬を越えるたびに、次々と美しい集落があらわれ、気持ちいい街道が続く。途中、元気の湯でお風呂にはいり、突端の禄剛崎に着くころには日暮れが迫っていた。灯台に行こうかなとも思ったが、バイクでは行けないらしい。荷物もあることから、少し岬を回り込んだ川浦の浜までバイクで進んだ。ここの浜沿いには、芝生がひろがり素晴らしく気持ちが良い。ここで夕食をとりながら、ぼんやり夕日を眺める。日が沈んだあとは、天の川見えるかなと寝っ転がって粘ってみたが、霞んで星は見えるが天の川までは見えず。そのうち蚊がうるさくなってきたので、道の駅狼煙まで戻って野宿。広くて静かでいい場所だったが、深夜にちょいとうるさい車中泊の車がガチャガチャやって、安眠妨害された。

能登ツーリング1日目

安曇野から白馬へ。安曇野は美しい湧き水の郷。住んでいたころは湧き水沿いに良く散歩を楽しんだ。夏の山々はめったに顔を出さないけど、水の流れを聞いていると、心安らぐ。白馬では標高1500mの黒菱駐車場まで登ったけれど、あいにくの眺望無し。山が見えれば八方池まで行こうと思ったけど、これでは無駄と引き返す。続いて白馬といったらここ、大出公園まで行ったけど、白馬岳が見えないのではたいした写真も撮れず。ただこの公園、野宿するには便利かも。

昼飯は新行高原蕎麦を頂く。普通の民家の居間で日本の夏を味わう。

宿泊は白馬グリーンスポーツの森。この一帯のキャンプ場、営業してるか良くわからないので、手堅くここにした。遊ぶアトラクションがたくさんあるので、子連れにはいいだろう。我が家も15年ほど前のGWに世話になった。公園内だから、野趣はないけど、ストアも温泉も近いので、便利お手軽、1000円と安い。夕食は冷凍ピラフとレトルトハンバーグのトマトスープ煮込み。インスタントスープ万能だ。ヘッドランプをボトルに巻いてランタン、なかなかいいではないか。人の気配が多過ぎるのは難点だが、涼しくてよく眠れた。

赤城山二人ミーティング

初代インプレッサのデザイナー、手島さんに、赤城山の雲海がいいよというお誘いをうけて、朝一赤城山へ。家を出るころはシトシト雨だったが、鳥居峠に着くと空はピーカン。眼下にはダイナミックな雲海。そして手島さんの愛車22B STI。雲海撮りつつ、車撮影、そしてドリップ珈琲飲みながらの語らい。日差しは強いが爽やかな赤城山山頂。朝一の習慣、くせになりそう。

手島氏と別れて、さてどうしようか?せっかくだからといつもの覚満淵を散策しつつ朝食。緑が眩しい、吹く風が爽やか、だけど結構日差しは強い。久しぶりの晴れ間だから、充分日光を浴びていこう。

青龍山 吉祥寺

青龍山 吉祥寺。
ここ10年くらい季節のおり通うお寺。その中でも紫陽花咲く今回が最高に美しかった。丁寧なお庭の手入れや、本堂からの眺めに、癒される幸せ。

赤城山で星空撮影

今夜晴れるということなので、日付が替わるころ、赤城山へ向かう。深夜なので1時間半ほどで、小沼駐車場に到着。結構風が強く、外の気温は11度。ダウンとマウンテンパーカーを羽織っても、寒さを感じる。外に出ると、そこは満天の星がきらめく。天の川もくっきり見える。天の川を見たのは、久しぶり。夜山に行く機会は結構多いが、気象条件の関係で、満天の星空を見るのは、そんなに多くない。満天の星空のきらめき、いくつになっても感動する。田舎だったので、子供の頃はよく見ていたような気がするのだが。とりあえず撮影・・・・で、なんとか天の川らしいものを撮影することに初めて成功。といっても、なんとなくボヤっと。それでもまあこれから夜の楽しみが増えたということで、良しとしよう。別に撮影しなくても、満天の星空はほんとに感動ものとつくづく思う。もう人生も終盤なのにね、いまさらかい。ちなみに世田谷育ちの嫁さんは、実物の天の川を見たことが無いだって。

天の川の撮影後少し仮眠して、朝一の赤城山キャンプ場(無料)。駐車場に張られているロープは何?トイレはシャッターで封鎖、まだ閉鎖中なのか・・・・。水場が使えるだけ。朝一の気温は11度、夜の風が収まったのは助かる。それでもダウンを着て、湖畔に降り立ち朝食と食後の珈琲。自宅から85km、深夜早朝なら下道1時間半で到着。周りには走って楽しくガラガラの道は多数あり。以前は自転車ヒルクライムトレーニングで通ったけど、今後は夏の朝一カフェを習慣としようか。次回はもう少し豪華な朝食を準備しよう。

長野市大岡で棚田撮影

雨混じりの道を200kmほど走って来たが、ピンポイントで晴れた。しかし残念ながら、北アルプスは雲の中。それでも、山の中腹から見る広々とした景色は気分がいい。観光とは無縁の隠れ家カフェならぬ、隠れ家食堂。メニューはリーズナブルで、がっつり系。ソースカツ丼、いただきました。昨晩は、楽しみで眠れなかった。ここでひと眠りもいいかも。

県越え移動が可能になったので、天気はいまいちだったが、無理してライフワークの棚田と山上集落撮影へ。まずはいつもの大岡温泉で気持ちいい棚田を眺めながら温泉に浸かる。前は露天風呂が修理中で入れなかったが、本日はゆったり堪能。先客は一人だけだったから、ほんとのんびりできた。そのあと大岡温泉周辺の棚田と集落を撮影。本当は棚田の向こうに北アルプスの山並みを眺めることができるのだが、今日は雲の中。棚田越しの北アルプスは次回に持ち越し。最後に2年前に撮った棚田越しの北アルプス写真をあげておく。

Googole mapの衛星画像とストリートビューを駆使して、棚田撮影スポットを事前調査。もくろみどおり新しい撮影スポットを見つけたのはいいが、中には問題の場所もある。その撮影場所に行くのに、あまりに急な坂でさらにコーナーがキツイ。バイクで走るのに、難しそうな道に一瞬躊躇したのがいけなかった。バランスを崩して、見事立ちごけ。普段から注意しているのだが、棚田の脇の変な道を走るのがいけない。まあ性だからしょうがないか。ゆっくりと立ちごけだったので、被害はブレーキレバーの曲がり(要交換)くらいだが、バイクを起こすのに案の定腰を痛めた。この腰はもうずっとこんな調子で、トラブルだらけ。

景色の良いアルプス展望台へ。雲の中は一度も姿を見せなかった北アルプス。夕食はコンビニ飯。トマトのスープパスタにミートボールを入れて煮込めば、美味しく食べ応えたっぷり。一応小分けのサラダも購入。残念ながら、夕暮れの北アルプスとはいかなかったが、なかなか美味しい夕食だった。このままここで、星空撮影。さいわい満天の星空を久しぶりに肉眼で堪能。撮影のほうは、レンズが夜露に曇って、すぐに終了。曇り対策は盲点だった、綺麗な天の川の撮影はまだまだ先になりそう。そのままアルプス展望台で野宿でも良かったのだが、トイレがないのはやはり辛い。おまけにお墓の隣じゃちょっと遠慮しておくか。道の駅さかきたまで、夜道を移動。道の駅内、東屋の柱を使って設営。前回薄手の銀マットでは、少々寝心地が悪かったので、今回はエアマットを持参。これが大正解で、エアマットの剛性が、ツエルト内の空間を適度に確保。したがってツエルトの両端を柱に固定するだけで、綺麗に設営が完了。夜分雨が降ってきたので、屋根のある東屋は助かった。もう道の駅なら東屋に限る。翌日は朝からずっと雨。腰の調子も悪いし、朝一でさっさと帰る。

すみれ食堂と紫陽花寺(保安寺)

最近割と忙しく、引き続き自宅に巣ごもり中。家飯も飽きたということで、三女とすみれ食堂。今週のランチはオムタコライス。ここのふわふわオムライスを三女に食べさせたかったのだよ。今日はふわふわオムレツに、ひき肉ソースタコミートに、サクサクスナックタコス etc。味も食感も最高、三女も満足。あと園長先生待ち合わせて、しばし歓談。楽しい昼食を終えて、せっかくなので帰りに保安寺へ。裏庭でコンビニで買ったアイスクリームを食べながら、三女とあじさい鑑賞。今が盛りでなかなかだが、やはりしっとり雨混じりのほうが美しいような気がする。

三峰神社へ

埼玉県内を走るのもいい加減飽きてきたので、ツエルトを使って道の駅で泊まれるかやってみた。夏の気温の高いとき、シュラフはいらないし、天気も良い時を限定すれば、ツエルト以外必要なものは、シートとマット、シュラフ代わりのウルトラライトダウンくらいのもの(夜中冷え込んだのでまさかのダウンを着込んだ)。道の駅で本格的なテント泊は、ちょっとひんしゅくものだが、ツエルトくらいならまあ弁解できる?周りに車中泊の車がいれば、それほど違和感もない。今回は道の駅・両神温泉薬師の湯で泊まってみた。幸い薬師の湯も営業を再開しており、営業終了の8時までお風呂で過ごし、職員がすべて帰ったと思われる9時過ぎから朝の4時までツエルトを設営。夜中設営、夜明け撤収がこのての野宿愛好家にはマナーらしい。風もなく、蛙の合唱を聞きながら快適なツエルト泊だったが、最近就寝は毎日朝の4時ごろ。結局眠れずスマフォで小説3話読み夜が明けた。

翌日は最近パワースポットとして注目されている三峰神社へ。ここへ来たのは2度目だが、一度目は30年以上前だからほとんど記憶なし。薬師の湯を5時に出発。最近いくら混んでいるといっても朝の6時では誰もいないか。標高1000m、すがすがしいい朝の気配の中の参拝、なんか身を清められるような気がしないでもない。帰りは天界の集落、栃本を回って、10時ごろ帰宅。昨夜ほとんど寝てないので、冷房効かせた部屋でそのまま爆睡 ww

中津峡谷

県境をまたいで移動してはいけないという埼玉県内縛りの中、35年埼玉に住んで訪れたことがない埼玉の秘境、中津峡へ。
この時期何にもないかと思っていたが、彩の国ふれあいの森、森林科学館あたりが、実に心地よかった。
標高750m、清流のせせらぎを聞きながら、昼寝をしたいところだったが、午後から天気が崩れるという予報。雲行きもちょっと怪しくなったので、イワナの塩焼きを食べて、早めに帰宅。
しかし結局天気は崩れることもなく、こんなことならゆっくり昼寝でもしてくれば良かった。
それでもまあ夏の昼寝スポットと、秋の素晴らしい・・・だろう紅葉スポットをチェックできたので、良しとしよう。
この時期だし、秩父市街を迂回する抜け道を走ったこともあり、のんびりゆったり快適ツーリングだったことは言うまでもない。

三峰神社表参道鳥居あたりを撮影。たまたまそこで目に入った、レトロなうどん屋さん。この時期あまり店も営業してないので、ここらあたりで昼食を。
まいたけ天ぷらとざるうどん。うどんは腰があり、ちょうどいい硬さ。麺もツヤツヤしっとりで抜群の歯ごたえ。
まいたけの天ぷらもサクサクフワフワのころもで、塩で食べるとこれまた旨い。このボリュームでぽっきり1000円。あまり期待しなかっただけに嬉しい誤算。ご馳走様でした。

秩父高原牧場とカフェPNB-1253

コロナ太りが酷い。近所を30kmや50kmをチャリで走ったところで、ダイエット効果が薄いので、久しぶりに秩父高原牧場越えの長瀞へ。半年ぶりにSCOTTを引っ張り出す。
ただ高原牧場への道は、斜度がきつすぎて、痛めた腰には荷が重い。以前のように攻めるのは無理で、青息吐息でギリギリなんとかというところ。やはり定峰峠ぐらいの緩い斜度の道が開通してくれないと、ちょっと困る。
長瀞からは、秩父児玉線に抜け距離を稼ぐ。休日は車少な目だが、平日はトラックが多くて走りやすい道とは言えなかった。
児玉からは円良田湖を抜け、寄居からいつもの裏道で帰宅。
本日の走行距離は136km、これからもう少し160km程度に伸ばしていかねば。
体重は-2kg、ほとんど水分だがそれでも変動が多ければ、そのぶんモチベーションも維持できるってものだ。
以前のように、週一で150kmの山岳路をやれば、体重なんかすぐ減るんだけど、これからは暑さが厄介だ。

営業中ということなので、久しぶりに長瀞にあるカフェ、PNB-1253にお邪魔。
昔の小学校の椅子がアンティークかどうか?なのだが、実に居心地いいカフェに、お客は私一人。コロナ騒動で、ひっそり営業中とのこと、団体はお断りだそうだ。
ここのメインはガレット、本日は武州豚のショルダーハムガレットをオーダー。以前は量が少ないかと思ったけど、食事量が減った今ではちょうどいい。自転車でがっつり走ってきたわけでもないので、ゆっくりじっくり味わいながらガレットを頂く。以前良くわからなかったガレットの味も、今日はじつに美味しく感じる。
食後のブレンドも旨い、久しぶりの本格カフェのひと時が嬉しい。
表にある空色のミニは、カフェのオーナー様が普段使いしている車。こんなミニの普段使いには憧れるけど、嫁さんが不機嫌になりそうで無理だな。