海禅寺

現在一週間のうち三日を奥多摩で過ごしています。そんな奥多摩の魅力をこれからいろいろ探していこうと、日曜の朝多摩川沿いをうろうろ。で前回チェックした二俣尾駅近くの海禅寺へ。
いや門の前から何とも美しい。あまりに美し過ぎて、カメラを覗いて上ばかり見ていたものだから、車止めにつまづいて、激しく転倒。カメラのレンズ・・・・じゃなかったフィルターが石で傷ついた。レンズじゃなくて助かった~。
桜、石垣、楼門、シャクナゲ、菜の花・・・・春の古寺の要素が見事に調和、お花見の喧騒とは無縁な日本の春です。
結局20分ほどの滞在で、誰とも会わず一人この春を満喫。
なんだろうねえ、この満ち足りた感覚は。

成木の安楽寺

今日は早起きして、奥多摩ベース cory に行く前にちょっと寄り道。
以前友達に紹介された青梅市成木の安楽寺。それ以来大好きなお寺の一つとなり、ちょくちょく寄らせてもらっているが、念願かないやっと満開、桜の時期に寄らせていただくことができた。
桜と桃の木々に囲まれた品のあるお寺、見事な桜だろうと以前から想像していたのだけど、実際この目で見たらそれはもう何と言ったらいいのやら。
朝ということもあり、今回も周りに人影はなし。
ほんと素晴らしい絶景でした。

秋川、龍珠院

秋川に花の寺があるということは、前から知っていたが、なかなか訪れる機会がなかった。
そこで早起きして、奥多摩ベースに行く前、二軒目の寺、龍珠院へ寄ってみました。
白、ピンク、薄紫、黄色、緑と色鮮やかな花々に覆われた美しいお寺。さすがに有名らしく、多くのカメラマンがいましたが、それでも充分素敵な雰囲気。
のんびりお茶を飲みながら、しばらくぼんやり。
早起きはしてみるものだ。

喜多院

中院で枝垂れ桜を満喫したら、次はお隣の喜多院。こちらのお庭を拝観したかったのですが、まだ拝観時間には早かった。素晴らしい枝垂れ桜があるんだけど、今日は外から覗くだけ、残念。
まあそれでも外の桜も素晴らしいのですが。満開の桜が境内をおおいつくして、幸せな朝です。もう仕事には行きたくないなあ・・・・。

川越、中院

出社する前、早起きして川越の中院へ。聞きしに勝る素晴らしい枝垂れ桜の大木が、境内いっぱいに広がっている。
そこから花の滝があふれ出すような華やかな境内に息をのむ。
平日の朝なので、参拝者は5人くらいでしょうか、贅沢なひと時でした。

小川村の春

やっとフライヤーのデータ入稿完了。
こんな忙しい時期ですが、昨日(もうおとといか)ちょっと長野まで取材に。
この時期の晴天しか見れない風景、小川村から見る桜と北アルプス。
ライフワークの山上集落巡り、標高500m-1000mを自転車で上ったり下ったり。
自転車は、車じゃ入れないような道もすいすいいけるから、普通じゃ見れない風景もばっちり撮影できました。
4月の終わりからGWにかけて、小川村から信州新町あたり一帯の山上集落は山桜が咲き乱れ、かやぶき屋根の多く残るこの一帯は、まるで100年前にタイムスリップしたようです。
5月中旬までずっと北アルプスに通い続けたのですが、もっぱらスキー目的で途中にあるこの一帯はまだまだ調査不足。走ったことのない道も多く、走るたびに新しい驚きの風景に出会えるワンダーランド。
といっても世間的には、まだまだマイナーな地域で、山全体が桜に覆われる素晴らしい場所から北アルプスを撮影するのは、自分ただ一人、遠くに農作業をするお年寄りが見えるだけ。なんとも贅沢な環境なんです。
取材旅行の終わりは、大岡村にある大岡温泉。この露天風呂からは夕暮れの北アルプスが望むことができ、眼下のはひなびた農村と棚田が広がる。
こんな最高のロケーションなのに、入浴料350円、これはたまりません。

久那地区

清雲寺のあと、近くの昌福寺から音楽寺を巡った。めっけものなのが、ミューズパークに行く途中たまたま気になって寄ってみた久那地区。
この気になったがドンピシャ、美しい菜の花畑と花桃が広がる山里だった。我ながらこの辺の勘が素晴らしい。
桜も里から山に駆け上がり、これから山里の桜が美しい季節。
会社辞めても、なかなか自由に動けないのが痛いところです。

清雲寺

嫁さんが仕事を終えて帰宅するまで、家をはなれられないから、午後1時半とかなり遅めに家を出た。
遅くなってもこの時期見逃せない桜の寺がある。秩父の清雲寺だ。
ここにある樹齢600年を超える江戸彼岸桜をはじめ、巨大な枝垂れ桜がにょきにょきと乱立する境内は壮観だ。
正直ソメイヨシノとは格の違いを見せつけられる。
桜の郷秩父盆地でも、その風景は抜きんでている。いやこの景観を超えるのは、私の中では福島の滝桜くらいなもの。
3年ぶりに最盛期の枝垂れ桜を観れて、満足満足。

野土山(桜の里)

蓑山だけでおなかいっぱいぎみ。
ぼちぼち帰るかと、長瀞方面に向かった。
どうせ凄い人出で、うんざりするんだろうかと思ったがさにあらず。
途中、ロープウェイ乗り場方面に、桜の小山が見えたので、そちらに向かってみる。
長瀞郷土資料館の奥にある、野土山(桜の里)だった。
長年長瀞は通ってるけど、こんな素晴らしい桜の森があるとは、知らなかった。
桜の最盛期は、若干過ぎているけど、風情あるのどかな風景なうえ、人影もそんなに多くない。
そしてその奥に見える、ヤマザクラと新緑の競演と言ったら、言葉にできないほど。
桜の時期って、ほんと短いから、近場でもまだまだ知らない桜の見所っていっぱいありそうだ。