奥日光新緑ツーリング

FZ1 FAZERのオイルとタイヤ(前輪のみ)を交換したので、ちょっと奥日光までソロツーリング。いつも日光側から入るのだけど、今日は初めて片品側から金精峠を超えて奥日光へ。

平日片品側から金精峠を超える車は少ない。今日は5台ほどパスしただけで、国道120号の気持ちいいワインディングを、ゆる~く堪能。片品側からの金精峠は、数少ないビックバイク向きのいいルート、ああ楽しかった。

昼飯はちょっと早かったが、丸沼湖畔のその名も丸沼湖畔亭で、舞茸天ぷらそば。丸沼のさわやかな景観を眺めながらの食事は、なかなか良い、たとえそれが観光地あるあるの蕎麦でも。丸沼はフライフィッシャーで大賑わい・・・・かな?こんなところでの釣りならば一日いても飽きないだろう、たぶん・・・。

その後金精峠を超えて奥日光へ。
湯ノ湖、戦場ヶ原あたりで写真撮影後、英国、イタリア大使館別荘へ

2019年紅葉以来の、英国大使館別荘、イタリア大使館別荘(正確には大使館別荘とはちょっと違う)

紅葉の時期も素晴らしかったが、新緑のこの時期も格別。素晴らしく素敵な洋館から中禅寺湖の眺めや、窓越しの新緑は最高の贅沢。

念願だった、英国大使館別荘の二階から、イングリッシュティーをいただく。スコーンセットで1530円は、なかなかのお値段だが、美味しい紅茶とスコーンを、この贅沢な景色を観ながらいただくのは代えがたい時間。前回はイタリア大使館別荘で珈琲だったが、こちらはリーズナブル(紙コップだったが)。

歌ヶ浜駐車場から、新緑の散歩道、何度でも通いたい大好きな場所。まあ平日に限るのだけど。

中禅寺湖から、いろは坂を下り足尾を抜け、R17から帰宅。大間々まであたりまでは、それなりに気持ちよく走れたのだが、市街地を抜けR17は正直うんざり。クラッチレバーがそれなりに重いので、信号だらけでストップ&ゴーの下道は全く嫌になる。
やはりこのバイクで、北の広い大地を走りに行きたい。

ジオヒルズ ワイナリーでランチ

恒例春のコッパディ小海見学ツーリング。
この時期八ヶ岳周辺は、観光客も少なく快適なツーリングが楽しめる。
Google ナビに教えてもらった、小海リエックス手前の農道が素晴らしく、しばし撮影タイム。こんなに綺麗に八ケ岳が写り込む場所は、なかなかない。
コッパディのスタートを撮影後、ワイナリーでランチ。このワイナリーの立地がまた素晴らしい。これから葡萄畑が緑に茂ったら、素晴らしい景観になるだろう。お店のおばちゃんが、愛車と同じカラーリングのw650に乗って通勤していたので、しばしバイク談義に。何でも最新号のバイク雑誌に、このワイナリーが紹介されたそうだ。
デッキで、爽やかな風に吹かれながら、食事は最高に気持ちいい。残念ながら、ワインは飲めず。すぐ近くの明神館でコッパディを撮影後、これまた近くのメルシャンワイナリーをちょっとだけ。時間が無かったから、中には入らなかったけど、浅間山を望むこれまた素晴らしい景観。葡萄畑も広大だ。何より邪魔な建物が無い、車、バイクの撮影にもってこい。また近いうちに再訪しよう。
今回4月から始まった二輪車高速道路割引を使ってみた。事前登録制とかめんどくさいなあと思っていたが、ネットでカードと機器のIDを登録し、日付を設定するだけだったから、結構簡単。まあこれくらいならいいか。ただ100km以上の利用だったので、東松山付近の渋滞を避けて手前で降りたかったのだが、東松山まで乗らないと100km以上にならないので、我慢して東松山まで。これはちょっと考えないと。

北茨城、五浦ツーリング

今年初の400km本格ツーリング、ちょっと欲張り過ぎ、疲れたけど楽しかった。
笠間から北茨城五浦まで、ビーフラインとグリーンふるさとラインをつなぐ80km。
2年前にも走ったが、今回は以前にも増して気持ちいい道。途中工事で通行止めだった区間も開通し、気持ち良すぎて一気に通過してしまった。
交通量は少なく、適度に連続するコーナーとアップダウンを軽快に走り抜けるのはバイクの醍醐味。前回に続き里山を巡る冬枯れの道、やはり新緑、紅葉の時期に走らなければ。次回はゆっくり写真を撮りつつ走ることにしよう。
五浦についたら、漁協直営市場食堂へ。あたりは閑散としているが、ここだけは別で大賑わい。やはり市場の食堂に来たら海鮮丼、他に美味しそうなメニューもあるから、これは次回の課題。味はもちろん旨々だ。次は岡倉天心記念五浦美術館へ。

風光明媚な断崖にある広大な岡倉天心記念美術館。平日という事もあるんだろうが、静かなもの。
日本美術の保護と紹介に尽力した岡倉天心は、余生をこの五浦で過ごしたとのこと。残念ながら岡倉天心記念室は、照明工事のため非公開。企画展の花鳥画の世界は、美しい日本画の花鳥画を堪能できた。日本画は解り易くて良いなあ。
その後岡倉天心の別荘と六角堂を見学。最後に五浦の駐車場で、浜辺に降りてバイクの撮影。
3時間あまり五浦に滞在して、帰りは高速道路を使って、一気に帰宅。東北道に出るまでは、空いてて快適だったが、その後はちょっと混雑。高速道路走行、走り始めたすぐには楽しいかもしれないが、帰りのヘロヘロ体力では風圧でかなり厳しく、帰宅する頃にはがっくり力尽きた。やはり五浦を日帰りではもったいない。いわきと合わせて次回は泊りで行きたい。北茨城、いわきあたりは楽しい道が期待できるから。

銀杏並木とバイク整備

銀杏並木はやっぱり魅力的。
押し歩いて、並木の中で撮影。
人影は、加工でどいてもらいました。

ロングツーリング後の整備。
センタースタンドないから、チェーンの注油にジャッキアップしないといけない。
天気に恵まれ、車体はたいして汚れてないので、助かる。
しばらくロングツーリングしないから、整備の後、このバイクは春まで冬眠で奥にしまい込む。
奥からWを引っ張りだし、こちらも整備と洗車。
洗車のあとは、Amazonでポチした物を読書。なんかFBでお勧めされてくるんだよね。

紀伊・伊勢の旅総括

YAMAHA FZ1 FAZER GT で約1800km走行。
どうも不人気車らしく、1000cc クラスの中ではかなり安価。
地味な外観、穏やかなエンジン特性、楽なポジションはロングツーリングには最適なのにねえ。とはいえ1000ccだから、抑え気味に走っても、かなり速いけど。
今回の荷物は25L程度のザックとウエストバック。基本着替えとカメラだけど、これくらいの荷物の量で全然問題ない。洗濯すれば一ヵ月でもこの量で変わらないだろう。
やはり山のように荷物を積むと、ライティングも楽しくないから、荷物の軽量化は大事。
今回は実家に2泊、その後痛めていた腰の具合がどうなるかわからなかったから、宿の予約はネットで1日か2日前のいきあたりばったり。
以前はビジネスホテルが多かったが、今は格安のゲストハウスや宿がメイン。料金が安くても、口コミや評価が高ければ、かなり気持ちよく泊まれる。特に今回利用したゲストハウスと格安旅館は、関西、松本のいい拠点としてまた利用したい。
オヤジのソロツーリングには、これくらいの宿がピッタリ。

伊勢神宮(外宮)、熊野那智大社、熊野本宮大社、高野山金剛峯寺、橘寺、橿原宮、長谷寺とかねてからの懸案をまとめて解消、古寺大社巡礼。
■ガソリン代 単価 数量 価格
11月10日 埼玉県北本市 158 11.21 1749
11月10日 静岡県富士宮市 168 10.07 1692
11月12日 静岡県浜松市 165 10.95 1806
11月12日 三重県志摩市 165 11.8 1947
11月14日 三重県熊野市 153 10.98 1680
11月14日 和歌山県白浜町 165 10.17 1678
11月15日 奈良県橿原市 159 11.75 1868
11月16日 岐阜県多治見市 174 10.73 1867
11月17日 長野県松本市 171 10.23 1749
合計 16036円

■高速(軽自動車)、有料道路、フェリー代
11月10日 川島 – 日の出 950
11月10日 新富士 – 菊川 1900
11月12日 伊勢湾フェリー 4300
11月12日 伊勢志摩スカイライン 900
11月14日 南紀田辺 – 和歌山 1750
11月16日 亀山 – 中津川 4130
11月17日 軽井沢 – 花園 1790
合計 15720円

■宿泊費(10,11日は実家宿泊)
11月12日 賢島ホテルベイガーデン 5200
11月13日 賢島ホテルベイガーデン 5200
11月14日 TUKIJI HOSTEL Wakayama 2500 (特別割引)
11月15日 大和八木ゲストハウス 3900
11月16日 旅館松風 3000
合計 19800円

■入場料、拝観料11月10日 いやしの里 350
11月13日 せんぐう館 300
11月13日 神宮博物館 700
11月13日 伊勢河崎商人館 350
11月14日 那智の滝 300
11月15日 金剛峯寺共通内拝券 2500
11月15日 高野山霊宝館 1300
11月15日 橘寺 350
11月16日 長谷寺特別拝観券 1700
合計 7850円

食費を除く合計 59406円
平均燃費 18.4 km/l

伊勢・紀伊の旅(8日目)

奈良から一気に帰宅するのはしんどい、特に夜は寒いし。
ということで、学生時代1年間過ごした松本に宿をとって、翌朝は松本市街を散策。
しかし40年あまりで、変わりすぎて面影は???と思ったら、学生時代ほとんど寮と大学を往復。食事は寮食か学食ばかりで、市街地で食事した記憶はほとんどなし。
まあ夜のバイトで、駅前は良くきてたけど。思い出と言えば、やはり自転車で走り回った安曇野から見る北アルプスの山並みくらいか。

旅の終わりは、軽井沢で珈琲タイム。
この辺は、すっかり葉も落ち、冬の装い。しばし、まったり。
かなり疲れが溜まってる。バイク乗るのめんどくさい。さて、気をつけて帰ろう。

無事帰宅、やっぱり我が家は良いなあ。
走行距離は1800km、七泊八日のんびり旅だったからあまり距離は伸びてない。
その分、立ち寄り場所は濃い〜場所で、充実感たっぷり。伊勢神宮(外宮)、熊野那智大社、熊野本宮大社、高野山金剛峯寺、橘寺、橿原宮、長谷寺とかねてからの懸案をまとめて解消、古寺大社巡礼。
でもしばらくバイクはいいや。

伊勢・紀伊の旅(7日目)

せっかく今井町に宿泊したのだから、朝一の散歩でもう一度町内を散策。
それにしても広大な領域に、古い街並みがぎっしり並ぶ。
早朝なので、静かな街並み散歩だった。

一旦宿に帰って、出発準備。
宿をあとにして、長谷寺に向かうのだが、その前に橿原神宮に立ち寄り。
長い参道のあと、広い境内に、美しい拝殿、回廊などが立ち並ぶ。
残念ながら、先を急ぐので駆け足で参拝。

話には聞いていたけど、実物は想像をはるかに超えていた。
長谷寺、素晴らしい伽藍と紅葉の共演。どこを向いても、絵になる風景。
特別拝観(1700円)とかで、巨大な長谷観音の足を触って願い事。
坂だらけの伽藍を登ったりくだったりして、写真撮りまくり。

参拝のあとは、門前町で山菜蕎麦と柿の葉寿司をいただいた。関西風のお出汁の蕎麦。関東風より好きかも。

奈良から一気に自宅に帰るのは、ちょっとしんどい。ということで、松本にもう一泊。
日が暮れてから、急激に気温低下、最後は5℃、流石に厳しかった。
こんな時はお汁粉缶に手が出る。
今夜はゲストハウスではないけど、素泊まり専門の格安宿。中は綺麗で快適、ソロツーリングに利用するには充分。寒かったので、あまり出歩く気はせず、一番近い食堂で夕食。昔ながらの食堂で、ロースカツ定食。まあ、こんなものだろう。

伊勢・紀伊の旅(6日目)

恥ずかしながら、この歳で初高野山。
空海は好きで、関連書籍やら関連寺院には行ってるのに、総本山がまだでした。
ほんと山上にある、仏教都市、不思議な空間。5箇所観れるチケット2500円と霊宝館高野山の至宝の1300円て、たっぷり高野山を堪能。
金剛峯寺の石庭は、素晴らしかったし、至宝展では、大好きな運慶、快慶の躍動感ある仏像を鑑賞することができた。紅葉は少し盛りを過ぎていたけど、充分仏教世界を堪能させていただきました。奥の院は、次回宿坊に泊まり、ゆっくり拝観しようと思う。

まずは金剛峯寺から。
建物内部も素晴らしかったが、特にこの日本国内最大の石庭という蟠龍庭の素晴らしいこと。
いつまでも眺めていたい庭園。

金剛峯寺から徳川家霊廟に向かう。
どこを向いても趣ある寺院だらけ、これだけ寺院の密集した地域は他では見たことない。
そんな寺院の庭は何処も素晴らしそうだが、非公開らしく見ることができないのが残念。

高野山の中心、壇上伽藍へ。
巨大な根本大塔、内部の立体曼荼羅が迫力満点。

最後は高野山霊宝館。
ちょうど 運慶、快慶 の仏像展示企画に遭遇。
素晴らしい仏像を堪能、帰宅後は 運慶、快慶の本を購入してお勉強。

高野山をあとにして、橿原の宿に向かう。
途中明日香の橘寺で小休止。いつも奈良に来ると、この辺をうろうろして、古代飛鳥に思いをはせる。
いつも見ている橘寺、聖徳太子の生誕地だとか。拝観するのは初めて、このあたりでまったり日暮れを迎える。

今宵の宿は橿原市にある、古民家ゲストハウス。あたりも古民家だらけで、なかなかの風情。中はリフォームされて明るく快適。
夕食は、歩いて5分くらいのところにある、お好み焼き店。
はしで突くと、ほろほろと崩れるくらい、ふわやわらい。ちょっと関西風とも違うかも。
まあ美味しければ何でも良い、ビールで1人乾杯。
ほろ酔い気分で、夜の今井町をふらふら。およそ10年ぶりくらい。お洒落なカフェなども、たくさんできたようだが、味わう時間は無さそう、残念。

伊勢・紀伊の旅(5日目)

賢島の宿を出て、海沿いの道を那智大社へ向かう。
海沿いのワインディングロード、朝早いので車は少なく、絶景を楽しみながら快適に飛ばす。
熊野那智大社に到着。おお、あれがかの有名な那智の滝か。やはり間近で見ると、迫力あるね。山岳にある神社らしく、登ったり降ったり、見所満載。マスクもあってゼーゼーハーハー息が切れる。今日は時間があまりないから、急いで次の熊野本宮へ向かわないと。

新宮から、悠々と流れる熊野川沿いを遡上して、熊野本宮大社へ。
四つ並んだ拝殿、巨大な社殿と威容を誇る。少し離れたところにある、おお鳥居の存在感が凄い。しかしここに来るまで、遠かった。なんか地の果て、はるばるって感じがする。

途中白浜の三段壁により、海を眺める。
白浜でガソリンを入れようと思ったが、どこも休日でガソリンスタンドも休みで困った。
なんとかガソリンを補給し、高速道路で一気に和歌山までと思ったが、途中渋滞で時間がかかってしまい、宿に着いた頃にはちょっとお疲れ。
さすが1000CC、バイクのクラッチが重く、渋滞時には泣けた。
夜は和歌山市内のゲストハウスに宿泊。昨夜のビジネスホテルより、バイクで旅してるって感じが好き。
https://g.page/tsukijihostel?share
お宿の紹介で、10時過ぎ近くの和歌山ラーメンを食す。店はお客でいっぱい。初めての味わい、旨いではないか。
https://goo.gl/maps/GWNnTNMAsGdfyPR1A

伊勢・紀伊の旅(4日目)

ホテルで目を覚ましたら、まだ夜明け前。東の空が明るくなってきたので、ホテルを出て、目の前の海岸をカメラ片手に散歩。美しい日の出を見ることができた。
宿泊のホテルは伊勢賢島の丘の上、今日はのんびり伊勢神宮(外宮)あたりをぶらぶらしてみる。
まずは途中朝一で、横山展望台へ向かう。途中バイク進入禁止?の看板があったので、最後は歩いて展望台で。ここからの眺めは最高、コンビニで買ったおにぎりをほおばりながら、雄大な眺めを堪能。

久しぶりの伊勢参り、内宮は以前お参りしたし、人混みが凄そうだったので今日は伊勢神宮外宮へ。
駐車場は満車だったけど、人出はさほどでもなかったので、ゆっくり参拝できた。神社は構成がシンプルで、お参りすればすぐ終わってしまう。だから遷宮館と少し離れた、神宮寺美術館を合わせて鑑賞。
どちらも混雑とは無縁、ゆるりと古代日本に、どっぷり浸れた。最後は猿田彦神社に参拝しようと思ったけど、ずらりと並んだ参拝者を見て諦めた。

伊勢と言ったら、おはらい町、おかげ横丁なんだろうけど、一人旅であの賑わいは辛い。
というわけで、伊勢河崎町をふらり。まずは、伊勢河崎商人館。重圧な商人のお屋敷が、昔ながらにそっくり残っている。
https://goo.gl/maps/w7o2TJ5WEasGnQ72A
あたりは古い町並みが、生活感あふれて自然に残っていて、良い雰囲気。雰囲気に誘われて、カフェのはしご。茶房河崎蔵では、酸味系のブレンドをいただく。古いジャズが流れる重厚なお店がいい。
https://goo.gl/maps/nAZ8uyhgZGJ3PKT9A
さて食事はと、古民家炉端焼き店がなかなかオープンしない。仕方ないから、Cafe わっくでおすすめの牛すじを煮込んだハヤシライス。酸味が少し強めで、じつに美味しい。殆ど観光客のいない河崎町で、ちょっと地元を味わってみた。
https://goo.gl/maps/bUS1E36u46zoEk4A6

宿に帰る途中、賢島大橋から見る夕日が綺麗そうだったので、一時間粘って夕日を撮影。
旅先で観る美しい夕日に、感動した。
https://goo.gl/maps/rbfD6VzBAaCLydm56
本日の夕食は、志摩市街でエビフライ定食。