北海道ツーリング2020 8日目

朝から森の珈琲。家で挽いてきた珈琲を残り全部投入したから、濃厚で美味しい。朝食はこれも家から持ってきた、細麺早茹でパスタ全部、クラムチャウダーカップスープに投入。冷え切った朝によく体が温まる。さて今日は何処に行こう。富良野といったらやはりあの国ですかね。

本日はのんびり富良野あたりを散策。まずはぽっぽやの舞台となった幾寅駅へ。いい具合に枯れた駅舎が素敵だ。作品で登場するのは幌舞駅という名前、駅舎にもその看板が。それにしても線路が錆びてるなと思ったら、数年前の台風被害で、まだ不通が続いているようだ。だるま食堂前で写真を撮ろうと思ったら、ずるりと立ちごけ。砂利なので、十分注意したはずなのに?とこけた場所を良く見たら、きのこ踏んで滑ったようだ。流石に想定外、これからはきのこ?にも注意しないと。被害はクラッチレバーが少し曲がったが、車載工具で元通り。特に支障なく何よりだ。

幾寅駅
〒079-2400 北海道

続いてロケ地巡りで、北の国からの舞台となった富良野の東、麓郷地域に向かう。
ロケで使った家などが、三ヶ所に分かれて観光施設になっている。せっかくなので全て巡るチケット1200円を購入。各場所、それぞれ違った年代に登場した、懐かしい家が保存されていて、その時の情景が目に浮かんでくる(うる覚えではあるが)。
主人公の家と富良野市との位置関係などもわかって、なんとなく心情的にもわかるような気がする。もう一度作品見て見なくては。最後は富良野バーガーを食べて、今日はおしまい。バーガーの待ち時間で、お隣にある鳥沼公園を見学。紅葉の美しい池でした。

拾って来た家 やがて町 〒076-0161 北海道富良野市麓郷市街地
黒板五郎の丸太小屋 〒076-0162 北海道富良野市東麓郷 麓郷の森
五郎の石の家 〒076-0162 北海道富良野市字東麓郷

富良野バーガー、ボリューム満点で美味い!ハンバーグが焼き上がるまで20分くらいかかるけど、そのぶんジューシーで美味しくいただける。ハンバーグな自家製ベーコンと、贅沢な味わい。

ふらのバーガー
〒076-0041 北海道富良野市東鳥沼1

バーガーの待ち時間で、お隣にある鳥沼公園を見学。紅葉の美しい池でした。

鳥沼公園
〒076-0041 北海道富良野市東鳥沼1

今夜も広いキャンプ場にボッチなので、焚き火で遊んでみた。ダイソーで着火剤買って、その辺の小枝を使ったミニ焚き火だけど、たっぷり1時間以上楽しめた。小野りさのボサノバ聴きながら、満天の星空を眺め、飯を食いながら、焚き火を楽しむ。いいよな〜。食事はレトルトのクリームシチューリゾット風、粗挽きウィンナーのボイル、サラダ、インスタントカフェラテとなかなか豪華?寒い夜には温まるメニュー。

北海道ツーリング2020 7日目

昨夜は霜が下りる寒さでしたが、太陽が昇れば絶好のツーリング日和。今日は美英あたりをバイクで撮影ツーリング。朝は気持ちいい。

まず午前中に、セブンスターの木、ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘あたりをバイクでウロウロ。まったく何処を撮っても絵になるので、それがまた難しい。あとはバイクの置く位置を変えたり、あーでもないこーでもないと、贅沢な悩みだ。
上記の3地点のあたり一帯が、美しい丘がつづくので、どこでもお好きなところをどうぞという感じだ。と言っても私有地立ち入り禁止なので、どこでも止まって撮影できるバイクが最適。とりあえず、撮ったものを適当にアップ。まだまだ写真はいっぱいあるから、帰ってからじっくり選びなおそう。

美瑛の美しい丘を行ったり来たり。尽きることのない美しい風景とアングル変えてああでもない、こーでもないと。いい加減疲れたので、カフェでランチでもと探したが、日曜日でどこも大混雑。これだけは、長野あたりの観光地と変わらない。それではと、観光の中心地から少し離れたカフェに落ち着いた。ランチはないから、ケーキと珈琲のみ。久しぶり、本格カフェの珈琲は美味しい。明日は富良野でカフェ活して、まったり過ごそう、今日は欲張り過ぎ。

MERLE(メルル)
〒071-0222 北海道上川郡美瑛町美田

午後は十勝岳山麓に向かう。当初は青い池のみの予定だったが、十勝岳展望台の看板を見て、行ってみることに。ここが大正解で、本当に素晴らしい大展望。十勝岳の新雪と紅葉のコラボは、見事としか言いようがない。これが見たかったのだよ。ガイドマップは、あてにならないよ、まったく。青の池は、ほんと観光客で大賑わい、箱根や富士山麓も真っ青という感じ。ちなみに、今日はさほど青くはなかった。マスクもしたりしなかったり、のどかでいいのですけど。

あれ、今日は独り占め?結局日曜日の夜に泊まる奴はいないみたい。満天の星空、天の川もくっきり。そして2日ぶりの風呂入りに中富良野のスーパー銭湯。そこでお得なセットで食事付き。豚丼と蕎麦で満腹。ついでにコンセット使わせてもらってカメラとgopro バッテリー充電。ただ片道30分なので、体が冷える。風呂さえ近くに有れば、満点のキャンプ場なのだが、惜しい。

北海道ツーリング2020 6日目

朝5時起床で、夜明けの荘厳な時を味わう。キャンプでもないと、こんな早起きして外など見ない。今日は風も穏やか、ピーンと冷え込んだが、太陽が昇れば、ポカポカ陽気で最高のツーリング日和。秋だというのに、なんとも賑やかなキャンプ場を後にした。

途中千歳市、道の駅 サーモンパーク千歳で北海道カレー活その2。お勧めの奥芝商店スープカレー。季節野菜、チキンスープ、中辛を選択。野菜たっぷり、濃厚カレースープ。
流石は有名店、美味しくいただきました。海老のスープベースも気になるところ。北海道を去る前に、そちらも試したい。一昨日の汁なしカレー、こんかいのスープカレー、振れ幅デカ過ぎ。道の駅の隣、普通の川に鮭がいっぱい。びっくりだった。

スープカレー奥芝商店 鮭公園店
〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目4−2 道の駅サーモンパーク

支笏湖から千歳に出て、そこからR274とR237で富良野入り。車もハイスピードでながれ、最盛期の紅葉見ながら、楽しいツーリング。あたり一面、錦の山並みが続く。幸せなバイク旅。写真は片側通行の待機場所から撮った写真だけ。もっと撮っておけば良かった。走行動画は、撮ったから編集が楽しみ。

今日のキャンプ場は、芝のサイトで気持ちいい。ロケーションも抜群、紅葉も楽しめる。おまけに昨日の大混雑とは無縁の10張り程度と余裕のスペース。これで無料だから、北海道キャンプはやめられない。気持ち良すぎて、3泊しよう。
夕食はハヤシライスソースを薄め、レトルトハンバーグを煮込む。あとはサラダとパン、インスタントのカフェラテ。キャンプ食材は、セイコーマートより、7の方が充実してるような気がする。最近の7は侮れない。またパラパラ雨が降ってきた。まだ満点の星空を見てないのが、唯一の不満。

山部自然公園太陽の里
〒079-1571 北海道富良野市山部32

テントを設営したら、富良野の観光案内所に情報収集。まだ日暮れまで時間があったので、その辺を一走り。早速あった素晴らしい風景。うーんやっぱり北海道最高。十勝岳はすっかり雪化粧。

北海道ツーリング2020 5日目

今日は昨日の風もおさまり、ポカポカ陽気、穏やかに始まった。とりあえず寝たいだけ寝て、軽く朝食。キャンプ場を出たのは、10時と超のんびり。北は今日もあまり天気が良さそうじゃないので、洞爺湖近辺でだらだら過ごす。少し走ったらもう洞爺湖、しかしこの辺の木々は本格的な紅葉が始まっている。今シーズン初の紅葉ショット。

今日は停滞の日なので、洞爺湖憩いの家で、のんびり温泉に浸かる。目の前は洞爺湖の大パノラマ、なんとも贅沢な眺め。お風呂はまあ普通だけど、おじいちゃんとおばあちゃんが、弁当食べてるローカルな温泉。和むわ〜。そしてそのすぐそばのカフェレイクトーヤで昼食。洞爺湖温泉街と湖の対岸などで、人が少なく、閑散としている。タコライスをいただく。野菜不足にはちょうどいいか?お店でたらなんか空が怪しくなってきた。

カフェ レイク トーヤ
〒049-5802 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町127

お勧めされたモラップキャンプ場は、週末のみ、それも明日で営業終了とのこと。今日は泊まれないらしい。それでは仕方ないので、同じく支笏湖にある、美笛キャンプ場を本日の宿とする。
洞爺湖から、支笏湖に向かう途中、本格的な雨になった。流石に雨の寒さで芯まで冷え冷え、・・・辛い。キャンプ場に着く頃は、雨もあがり、雨のテント設営とはならず助かった。
1000円払ってチェックイン。人気のキャンプ場とのこと、平日にも関わらず大賑わい。車で中まで入れるので、皆さん大型テントと焚き火で楽しんでいる。ざっと見渡しても、バイクは私一人、ちっちゃな山岳用テント、アウェイ感半端ない。こういうキャンプ場、苦手かなあ。
それでも夕闇があたりを覆い、そこら辺からパチパチと焚き火の音がし、森の中にポツポツ明かりが灯るのは、なかなか趣があって良い。虫もいないし、秋は絶好の焚き火シーズンだ。少し焚き火キャンプも、考えてみるか。
今日の夕食は、うどんにレトルト牛丼の具をかけた牛うどんと惣菜のおいなりさん。なんでご飯じゃなくて、うどんかというと、早く茹で上がるし、食器洗いが楽。ご飯がわりに、うどんはなんでも代用できるのだ。食後のドリップ珈琲、お供は懐かしいルックチョコレート。子供の頃、こいつは憧れ。

美笛キャンプ場
〒066-0285 北海道千歳市美笛

北海道ツーリング2020 4日目

5時起床して、函館行きフェリー乗り場に。キャンプ場のもう一台のバイクも、フェリーかと思ったが、バイクは自分ひとりだった。こんな朝早く、何処へ?適当にチケット予約したら、ファーストシートだった。寝不足だから、ちょうど良いかも。

約2時間の船旅で函館到着。
函館は昨年徘徊して、すっかり好きになってしまった。通り過ぎるだけではもったいないので、大好きな場所で、写真を何枚か。異国情緒たっぷりな港町、良いよなあ。

函館の地図を見てたら、城岱スカイラインなるものを見つけた。紅葉綺麗かな?と思って行ってみると、凄い大展望に感激。これぞ北海道、やっぱりええわ〜。珍しく自撮り。それから鹿部町へ抜け、駒ヶ岳を海側からぐるっと回り込む。ローカルな道、殆ど車も走っちゃいない。超気持ちいい〜てのも、すぐに飽きるが。駒ヶ岳、今日もカッコ良かった。

城岱牧場展望台
〒041-1104 北海道亀田郡七飯町上藤城

昼食は北海道でカレー活。水を一切使わない、ルーなしチキンカレー。ピリ辛、濃厚、ほぼカレー味の肉だな。オーナーは147GTAのオーナーで、ライダーです。お店忙しいなか、ちょっとだけ話をしました。

グラス
〒049-3521 北海道山越郡長万部町大町31

羊蹄山の麓にあるカフェに寄りたかったのだけれど、時折時雨できたので諦め、早めのキャンプ場へ。アルトリ岬キャンプ場、設備はトイレと水場だけのシンプルでワイルドな無料キャンプ場。風が強いので、海岸のキャンプはどうかなと思ったが、風除けもあり、何とか設営できた。やはりテントは山岳用、こんな強風でもちゃんと設営できる。ひさしが張り出した形は、風に弱いので過酷な条件では無理だ・・・と以前痛い目にあった。ツーリングの疲れが溜まり、ちょっと偏頭痛。テントを張ったらすぐにシュラフに潜りこみ、夜まで寝てました。
エアーマットと羽毛シュラフでぬくぬく、極楽の寝心地で起きた時には偏頭痛も治まっていた。夕食は、セイコーマートで買った100円シチューに、パスタとベーコンぶっ込み。あとはサラダ。暖かい食事が嬉しい、少し風も弱まって、星空が綺麗な夜。

アルトリ岬キャンプ場
〒059-0156 北海道伊達市南有珠町107

北海道ツーリング2020 3日目

昨夜の風もおさまり、今日は静かな朝。その分冷え込んで、10度を下回っているだろう。ダウンと暖かいスープ、珈琲が嬉しい。明日は大間からフェリーに乗るので、今日の行程は450kmあまりと、ちょっと長い。綺麗な朝焼けだが、展望がないのが、少し不満なキャンプ場。

気仙沼から、高田、大船渡、釜石、宮古と通り過ぎた。海岸沿いのもっと難路を想像したが、ほぼ無料の高速道路で、トンネルを繰り返し、真っ直ぐな道。快適ではあるが、海や街並みもチラチラしか見えないので、なんだか拍子抜け。次回はもっと海沿いの道を探究しなければ。久慈で3日ぶりの風呂に入り、着替え。気温低めなので、着替えが少なく済んでいい。どうせ誰にも会いはしないから?
久慈でイクラ丼をたべた。今回もまたビジュアル優先で食べたけど、味のほうも間違いなかった。
それにしても、綺麗な丼、1550円。こんな時にしか食べないから。御馳走様でした。
喜多八食堂
〒028-0041 岩手県久慈市長内町第37地割1−26

食後泥だらけのバイクを洗車。綺麗になったと思ったら、すぐに小雨で元の木阿弥。

八戸の海岸に寄り道したら、綺麗な大波とサーファーが10人ほど、カッコよくサーフィンしてた。鎌倉あたりの、しょぼいのじゃなくて、テレビで見るようなカッコイイ大波だ。

小舟渡海岸
〒039-1201 青森県三戸郡階上町道仏廿一

あとは大間目指して北上。日が暮れると、急に気温低下、冬の寒さに。10度を下回るのはいいが、風が厄介。むつ市で吉野家はなまるうどん、ぶっかけうどんと小牛丼セット。体が温まる。夜の真っ暗な大間までの海岸通り。ワインディングもあるので、慎重に走る。昼な楽しいワインディングも夜はしんどい。地元民は相当なスピードで走るので、バイクの暗いライトでは、夜は怖い道だ。8時半頃大間到着。昨年も来てるので、夜でも問題ない。風が強くて、テントで設営には、ちょっと手間取ったが。市街地にある、快適な無料キャンプ場。昨年はバイクいっぱいだったが、今日は自分を含めてバイク二台、テントで2張。車中泊5.6台といったところ。明日のフェリーが7時なので、ここでは炊事等面倒な事はせず、寝るだけだ。

大間崎テントサイト
〒039-4601 青森県下北郡大間町大間平17−1

北海道ツーリング2020 2日目

朝一で昨日拝観できなかった国宝の白水阿弥陀堂に向かう。
建立は1160年、奥州藤原家、藤原清衡の娘による。美しい浄土庭園の中にある、優雅で気品ある阿弥陀堂。中は撮影禁止だけど、阿弥陀如来と二体の菩薩と二体の天を間近に拝観できる。昨日拝観に間に合わず、朝一出かけて正解。静かな境内を独り占め、荘厳な雰囲気を存分に楽しむ事ができた。紅葉は少し色付き始め、最盛期にはカエデが紅く染まり、見事なことだろう。

白水阿弥陀堂
〒973-8405 福島県いわき市内郷白水町広畑221

いわきから浜通りを北上。以前通行止めで通れなかった国道6号を走ってみた。いわきからしばらくは、工事現場が多いながらも、道や建物は綺麗で、あまり震災の影響は見当たらなかった。随分復興したんだなあと思ったのも束の間、帰還困難区域の看板が現れた途端、道の両側には家電量販店など大型店舗の廃墟が現れる。コンクリートの柱が剥き出し、割れた窓など壊れっぷりが痛々しい。一方民家はツタや樹木に覆われ緑に飲み込まれている。この光景を見ると、復興はまだ遠いとしか思えない。かなり緊張して通りすぎるが、相馬あたりまで来ると、もう完全に普通の生活が行われていた。なんかすごいギャップがとても不思議だった。

相馬市あたりでお腹がすいたので、おいしそうなお店がないか検索。
そしてビジュアルで気になったお店に行ってみる。
おいかわ食堂のあさりバターラーメン。
これで850円とは、なんと贅沢な味わいだろう。

おいかわ食堂
〒976-0022 福島県相馬市尾浜追川186−1

当初使わない予定だったが、時間が迫ってきたので、高速利用して一気に気仙沼まで。時たま横風でオットット。唐桑半島の先端、御崎野営場に着いたのは5時ちょっと前。管理人が不在の為、書いてあった連絡先に電話して呼び出す。とても親切なんだろうけど、訛っていて半分くらいしか聞き取れない。適当に相づちをうっておく?本日は独り占め、貸し切りだ。ただ人里離れた林の中なので、ちょっと不気味。なので夕食は、明かりの下の炊事場で。レトルトのクラムチャウダーに、サケおにぎりを入れて煮込んだ、リゾット風雑炊。きのこおこわおにぎりと、野菜サラダ。これなら、コンビニ弁当でいいじゃん?とはならない。ひとりテントでコンビニ弁当は、流石に嫌だ。今日はペグもよく入るし、設備も立地もなかなか良い。これで料金450円は嬉しいところ。ただ岩にぶち当たる波の轟音が、ちょっとうるさい。

御崎野営場
〒988-0554 宮城県気仙沼市唐桑町崎浜4

北海道ツーリング2020 1日目

旅の初めはバイク神社から。ほんと偶然通りかかった安住神社。これも何かのご縁、御守り買ってこの旅の無事を祈った。この旅も、安全運転心がけよう。
安住神社
〒329-1224 栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢2313

旅を開始早々、昼食は美しい森の中のカフェ。トロトロオムライス、最高に美味しい。こんな出会いが、旅の醍醐味。時折雨がパラパラくるので、安全第一のんびり亀のごとく進む。
Cafe+Gallery Komorebi
〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967

雨のため行程が遅れ、白水阿弥陀堂の拝観時間に間に合わなかった。ゆっくりし過ぎた、明日出直し。本日の宿泊地、夏井川渓谷キャンプ場に着く頃は、日没間近だいぶ薄暗い。無料のキャンプ場だが、ペグが刺さり難いことを除けば、設備は良く管理されていて、快適。先客2組、3人と静かで、ちょうどいい人の気配。いつものように、スープパスタとレトルトハンバーグ、サラダとシナモンロール。お腹いっぱいだが、ドレッシング忘れた、マヨネーズでも買っておこう。基本ゴミが少なく、燃料を消費しない、食器があまり汚れない等、キャンプ飯というより、山飯に近いのが自分のスタイル。飯を食べたらもうする事ない。時々小雨、暑くもなく寒くもない、虫の音大合唱、福島県いわきの夜。
夏井川渓谷キャンプ場
〒979-3124 福島県いわき市小川町上小川江田地内

志賀高原、北信濃ツーリング2日目

翌朝、ちょっと早起きしてバイクの撮影会。松代内は武家屋敷が多く、撮影スポットいっぱいだけど人も少なく、道路スペースもあるので、気兼ねなく撮影し放題。ここなら車も撮影し放題だな。Wは古い街並みに良く似合う。

真田十万石の城下町松代、まずは真田邸から。善光寺や小布施は観光客でごった返しているだろうが、松代は静かなもの。真田邸もほぼ独占状態で鑑賞。素晴しい木造建築と美しい庭。庭園&木造建築マニアとしては、この時間はたまりません。座敷から庭を眺めれば、借景に松代の山々、近くに美しく剪定された樹木と風情満点。庭には、美しい楓が何本も植えられていたので、紅葉の時期に是非もう一度訪問しなければ。

真田十万石の城下町松代は、見どころ満載。40年ほど前の学生時代一度訪問していたのだが、正直記憶から失念して本当に申し訳ない。ただ40年前はあまり見どころも整備されていなかったようで、2000年代に入ってからいろいろ整備されてきたようだ。現在も整備は進んでいて、旧横田家住宅や長国寺の真田信之霊廟も整備中で非公開。それでも樋口家や山寺常山邸など、素晴らしい武家屋敷を無料で見学できる。楓のチェックも忘れずにしたので、紅葉の頃は美しいカエデと武家屋敷のコラボが楽しみだ。

旅の終わりは竹風堂松代支店で、栗おこわのランチ。お土産は珈琲のお伴、栗かのこ。一時期古代のピラミッドか?と騒がれた皆神山の皆神神社にお参り、休憩に上田市真田屋敷に寄り道。今回も中身の濃~い、500kmあまりの一泊二日バイクツーリングだった。

志賀高原、北信濃ツーリング1日目

四連休の中日、つかの間の晴れ。我慢できずに志賀高原へ。朝4時半出発で、万座に向かう(草津からの志賀高原はバイク通行禁止)。8時前の万座ハイウェイは車も少なく、快適そのもの(早朝は通行料はかからないようだ)。但し気温は10度くらいなので、下にダウンを着こんでもまだ寒い。季節は夏から一気に秋に移ったようだ。あらかじめ決めておいたパーキングで、絶景を見ながら珈琲朝食タイム。絶景を見ながらドリップ珈琲と、自家製くるみパン、キノコクリームパスタ、旨い!さて移動しようとしたところ、パーキングでバイクが立ちごけ。ありゃりゃそれもでかそうなハヤブサ?もちろん一人では起こせるはずもなく、すぐに周りの方に手伝ってもらい起せたようだが、話し声からカウルはガリガリ。パーキングはライダー泣かせの、傾斜地。平地では足がついても、余裕がないと傾斜地では足つかなかったりする。おまけに体力がない年寄ほどでかいバイクが大好き。今日もバカでかいバイクに乗った年寄軍団がこのパーキングに立ち寄り、大勢走っていった。ちなみに自分が次に狙っているバイクは、1000cc以下、200kgチョイくらい、ツインエンジンで自分で起こせるバイクだな。食事の後はなんか混んできたので、万座方面へ戻り、毛無峠へ。辺鄙なところと聞いていたので、車が少ないだろうと思っていたが、随分対向の車やバイクと遭遇する。ついてみたら、車が30台くらい、バイクも10台以上と大賑わいで拍子抜け。荒涼とした背景を狙っていたのに・・・・。その後は、常に10台くらいの車の列の後ろで、のろのろ走る。まあそれも耐えられなかったので、山田牧場方面へと進路を変更。これで少しは自由に走れたが、山田温泉からはのろのろ車の後ろについて、小布施に入るころは渋滞の中。

小布施に来たらモンブランの予定だったが、市街地に入る前の渋滞を見てあきらめた。とりあえず栗のジェラート(500円)で我慢する。もうちょっと渋皮がはいった、濃いめだと嬉しかったのだが。最近景観が素晴らしいと何かと話題の、サンクゼールワイナリーへ。イラストの背景資料の取材であるが、とにかく人が多い。人も密で家族づればかりで、一人ではかなりいずらい。珈琲でもと思ったのだが、あきらめて写真だけ撮って退散。そのうち平日にでも出なおしたほうが良さそうだ。その近所の古民家カフェを事前に調べて行ったのだが、こちらも大混雑で入店できず。やっぱり連休にわかっちゃいたけど来るもんじゃない。

学生時代以来だから約40年ぶり、たそがれの海津城。まあこの辺は観光地目白押しの長野では、マイナースポット。落ち着いて静かな散策。さて今夜の宿に向かおう。

2日前には、キャンプツーリングの予定だったけど、古民家ゲストハウスをネットで見つけてしまっては、そうはいかない。おまけに文化庁の登録有形文化財でGoToキャンペーン対象、楽天ポイントで支払わせていただきました。内部も雰囲気満点(トイレだけは最新式)。女性宿主さんのおもてなしも暖かく、松代の名所、旧跡、歴史のことなどいろいろ楽しく歓談させていただきました。長野の定宿決定、これからもお世話になります。