北海道ツーリング2022 (6日目)

朝起きて外を見ると霧雨、しかたない雨が止むまでテント周辺を散歩。
テントの横はハマナスの丘になっていて、ハマナスの花が奇麗。そのほか北国らしい花が咲いている。
しばらくすると雨もやみ、日差しが見えてきたので急遽出発準備。テントはここで張りっぱなしだから、荷物は軽いもの、小型のザック一つ背負って出発。
幕営地からすぐにオロロンラインに入ったが、また霧雨が降ってきたので、気が滅入るが、その霧雨もすぐにやんだ。
果てしなく続くかのような真っ直ぐな道。どの車もバイクも、かなりのスピードですっ飛ばして行く。自分はエンジン3000回転くらいをキープ、巡行速度で走るのが気持ちいい。約70kmの直線道路、左手に海を眺めながら、ほぼ前後他車がない状態の気持ちよさったらありゃしない。

オロロンラインもやがて終わり、稚内にちょっと早めに到着して、漁師の店で海鮮丼。
観光地価格で高いのが当たり前の昨今、1500円でこのネタは嬉しい。
普段ウニ独特の臭みが苦手で食べられなかったが、ここのは甘さのみ。美味しいじゃん、とペロリといただけました。
魚屋の隣で食堂を営み、昭和歌謡が流れる懐かしい店。美味しかった。
店を出るときには、待ち行列できてた。早めの食事が吉。

ノシャップ岬で食事をして、稚内公園からの景色を堪能して。そして最近話題の白い道へ。
貝殻を道にひきつめた白い道、ああ晴天だったら良かったのに・・・。バイクで走れないことはないが、滑りやすいダートだし、旧坂なので自分はバイクを入り口付近に置いて、歩いて散策。
そして30年ぶりの宗谷岬、最北端の記念碑は観光客がいっぱいなので、遠巻きに撮影。さっさと丘の上に上がる。
そこは延々と広がる丘陵地帯、もう日本の風景じゃないねここは。うねうね続くワインディングを軽く飛ばせば、これまた最高。今日は荷物ないから、バイクも軽々。
ひとしきり走りを堪能して、本日のメインイベント、猿払村道浜猿払エサヌカ線へ向かう。

猿払村道浜猿払エサヌカ線、オロロンラインもすごかったがここはもっとすごい。
この道ほど地平線を感じる道は初めてだ。あたりは道路以外の人工物は見当たらず、遥か先に消えるまっすぐな道。
ここはもう異次元世界、走っていると感覚がおかしくなってしまいそうな感じに襲われる。日本離れしたこの景観を堪能。

その後クッチャロ湖まで南下し、宗谷丘陵を超えて、オホーツク海から日本海側へ。
30年前泊まったサロベツ原野と周辺をちょこちょこ。これまた登った利尻富士は最後まで姿を見せず。
その後天塩市街地をブラっとして、幕営地に帰還。

雨もなく穏やかな夕食。キャンプ場横の天塩温泉にも入り、気分爽快。
夕食は、カップスープのコーンポタージュでつくった、スープパスタ、これは間違いないお味。さらにキタキツネまで姿を見せた。
最後はミニ焚き火で締めくくる。ミニ焚き火の薪は、コンビニで購入した、割り箸一袋。160円で1時間楽しめた。

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