カフェというのではないけれど、囲炉裏で飲む挽き豆珈琲は格別。
お団子を頼んだら、ここでは囲炉裏の火を使って、醤油をつけながら自分で焼くのだから、最高に囲炉裏を楽しめる。
昨年は屋根の修理で利用できなかったのが、完成してまた吉田家を利用できるようになって、本当にうれしい。
なんせ埼玉で最も古い民家で重要文化財。こんな贅沢な状況で、気軽に食べたり飲んだりできるのだから、本当に貴重な憩いの場だ。
しかし、薄暗い部屋で囲炉裏の煙がのどにこたえるのは、ちょっときつかったけどね。
イタリアンレストランSORA
今日は久しぶり自転車で、寄居町男衾にある古民家レストランSORAを訪問。
イタリアンレストランといっても、ピザとパスタが数種類と、ランチご飯といった具合だから、どちらかというとカフェという感じ。
入ったのがPM2:00近かかったこともあり、ランチご飯は売り切れ。
ということで、石がまピザのモッツァレラチーズとベーコンのピザを注文。
お味のほうは普通に美味しい。最近どこのお店でも普通に美味しいから、評価に困るところ。
ここは雰囲気ある古民家を改築して、レストランに仕上げてある。外観は雰囲気満点なんだけど、内装は改装しすぎていて、明るいログハウスといった感じで、あまり古民家の雰囲気がないのが少し残念。
近所のオバサマたちには、大人気らしいけど。
もう少し薄暗くして、木材の色も黒っぽくすれば、もっと日本の古民家らしい落ち着いた雰囲気になるはず。
それでも、薪ストーブで温める客室は、ほっこりとやさしく、なかなか居心地は悪くない。
「ちょっとしたCafe」草木萌動(そうもくめばえいずる)内
群馬県は下仁田でR254と別れさらに奥、長野県との県境に南牧村はあります。
下仁田から、南牧川をさかのぼっていくと、あたりの風景がだんだん昭和初期にタイムスリップしていくようで面白い。
南牧村役場近くの中心街に、古民家をリフォームした施設、草木萌動(そうもくめばえいずる)があり、一階部分が「ちょっとしたCafe」。
昔懐かしい格子の引き戸を開けて中にはいると、ほんのり薄暗い。
格子のうねったガラス窓から優しい明かりが漏れてくる畳の部屋は、まさに昭和の臭い。
黒板に書かれたランチのメニューは、おきりこみメインのランチとカレーのランチ。
どちらもドリンク付で+キャラメルパウンドを追加。
優しくて素朴な味わいのランチ、昭和のオーサンとオバサンは、こういう料理が大好きなのだ。
おきりこみはもっちりとした幅広麺に味噌風味の汁。
副菜の味噌ポテトは、いも好きにはたまらない美味しさ。
ご飯にのっけられた味噌、これさえあれば何杯でもいけるのはお約束。
よく地方には観光地も見るところもないということを聞くけど、私にとってはこんな古民家カフェが2件もあれば、充分一日楽しい時を過ごすことができる。
大金かけて観光地を作るんじゃなくて、こういう地域特性を生かした魅力的なお店を何件か作るほうがよほど楽しいけどね。
ちなみにこのお店は、有志の若い方たちが中心で活動しているようで、そんな彼らを応援します。
一路堂
友達の紹介で高崎観音の境内にある、カフェ一路堂にお邪魔しました。
お店の経営は「慈眼院」ということで、自然の景観を楽しみながら、精進料理をアレンジしたランチをいただいてまいりました。
和洋が程良くミックスした心地よい空間、広い窓の向こうには高崎の森と桜の大木。外はあいにく雨模様ですが、そんなしっとりした空気もこんなカフェにはお似合い、ほんとこころがなごみます。
まだ春までは少しありますが、きっと桜のころや新緑が芽吹くころには、この窓の景色も随分と華やいだものになるでしょう。
そして想像するのは紅葉の時期、見事な景色は間違いない。
ランチですが精進料理風といっても、私には程よい内容とボリューム。やはり女性やある程度年配の男性向きかと思います。
肉は少なめですが味もしっかりしており、このような雰囲気でいただくにはぴったりな料理ですね。
一路堂のfacebookを覗くと、ランチメニューは毎週変わるようです。どれもおいしそ~って感じるのは、やはり年齢を重ねた証拠でしょうか。
肉食系には少し物足りないかもしれませんが。
さすがにこれだけ心地よいと、女性やカップルには大変な人気のようで、席が空くまで待つことは可能ですが、今回のように予約をしていくほうが良さそうです。
閑居(かんきょ)
行田にある古民家カフェ閑居。
有名すぎて、いままでなんとなく敬遠してたけど、想像してたよりとてもいい雰囲気でした。
二時半過ぎとちょうどお客さんが少ない時間帯だったせいか、ほんとゆっくりさせてもらった。少し薄暗い座敷の間は、ほんと心地よい。
珈琲も美味しいし、本日の栗のタルトが絶品で、最近食べたケーキの中では断然No1。
ケーキセット税込1000円と、少しお高めだけど、ゆっくりしたいときにはまた来よう。
ホームワークス
温温(ぬくぬく)
Cafe Bibliotic Hello!
京都の漫画ミュージアムでしばし漫画を鑑賞。
ここは、一度チケットを買えば、当日限り出入り自由。
お昼も過ぎてお腹が空いてきたので、ランチにするか。
ミュージアムからさほど遠くないところで、いかにも京都の町屋風カフェ発見。
お客がひっきりなしに入って来る人気店らしい。
高い吹き抜けの天井と、いろんな本が並ぶ店内はとても居心地がいい。
お店は忙しいらしく、注文してから出てくるのが遅いけど、本をパラパラめくりながら、ゆったり過ごしていれば全然気になりません。
古い町屋を改装した店内は、座っているだけで、幸せな感じ。
出てきたカレーは、ワイド&スパイシー、好みだぜ。
珈琲は程よい酸味と甘みのスッキリしたお味、ごちそうさまでした。
茶房パニ (別所温泉)
さて二日目、まだまだ疲れやすい娘に、無理は禁物。
ゆっくり目に朝食をとり、まずは安曇野ジャンセン美術館。
高原の森にある建物と、作品が見事にマッチして、静かで素敵な時間を過ごすことができました。
アート鑑賞の後は、定番のワサビソフトクリームでも食べようと、大王わさび園に向かったのですが、月曜だというのに近くは渋滞中。さっさとあきらめました。
まだ時間も早いので、別所温泉の奥座敷、女神岳の中腹、野倉にある茶房パニさんへ、2年ぶり3回目の訪問。
凄い山奥の過疎の村にあるというのに、何だ何だこのにぎわいは。
あとから、あとからひっきりなしに客がやって来る。
で残念ながら、お昼のおにぎりのランチプレートは売り切れ。
6年前に初めて来たときは、まだ静かなものだったのになあ。嬉しいような悲しいような。
とりあえずここはブルーベリータルトと珈琲で。
こちらでも、窓から眺める山里をたっぷり堪能して、帰路につきました。
Kajiya (松本)
娘と二人で行く、こだわりの隠れ家カフェ巡りの一日目。