北海道ツーリング2022 (5日目)

雨で二泊の停滞だったので、今日はひたすら移動の1日。
まずは次女と嫁さん用に、夕張メロンを買いに夕張へ。まあ通販でも同じことだが、それはやっぱり産地で購入して送るって事が大事。これで少しでも嫁さんのご機嫌とりにでもなればね。
夕張に行く途中札幌近郊を通過するが、ほんと市街地は走りにくい。信号だらけでうんざり、北海道じゃないみたい。
夕張はなんかへんな感じ。どこが中心地なのかよくわからない。Google Map見てもわからない。とりあえず検索したメロン直売所ぴーぷるに到着。メロンの等級は、特秀・秀・優・良、の四段階(これ以外のメロンは個選というらしい)。優まではご贈答ということで、優を購入して自宅に送ってもらった。しかし入荷するのは、翌日以降ということで、贈答品は品不足らしく入ったらすぐに売れてしまうらしい。お店にたくさんあるメロンは、自分たちで食べる用ってことか。
とりあえず自分で切り売りメロンも購入して食べて、甘くて旨いことは確認した。

あとは日本海側にでてひたすら北上。時々霧雨にあって難儀した。
霧雨のあとは、直線基調の道で頭がぼんやりしてきたので、給油がてら途中で休憩。
なんとか5時前に、本日の宿泊地は天塩の鏡沼海浜公園キャンプ場に到着。
ここをベースキャンプとして二泊する。代金は500円×2で1000円。
スーパーもコンビニも温泉も近くにあって、便利至極。しかし周りに人工物が多く景観的にはいまいち(北海道基準)。
食材を近くのスーパーで購入して、夕食をつくったが、少し焦がしてしまい、失敗。
本日の走行距離400km。宗谷岬まで、あと100km。

北海道ツーリング2022 (4日目)

昨夜と今夜は雨のため、倶知安のコンドミニアムに滞在。部屋は2人用二段ベット付き、かなり狭いが、新しくそこそこ快適。冬のスキー長期滞在にはいい感じだ。
せっかくIHコンロが使えるので、自炊してみる。
まずは豚肉のトマト煮。しかし2時間煮込んでも、肉はあまり柔らかくならず、残念。トマトソースは美味しいのだけど。
2日目の朝は、トマトソースバケットのせ。昼はベーコン足して、トマトソースパスタ。地産のトウモロコシで、お腹いっぱい。
ニセコでスキーしてから、もう15年。今では時間はたっぷりあるが、いかんせん腰痛持ち。またあのディープパウダースノーを、思う存分味わいたいのだけど、ちょっと厳しいか。

朝食の後、倶知安駅近く、人気のカフェスプラウトで、モーニング珈琲。お洒落なカフェラテ、お店もお洒落で、落ち着く。アウトドア系の書籍が豊富で、長居も快適。お客はニセコらしく外国人ばかり。冬は殆ど外国なんだろう、コロナが無ければ・・・。

宿に帰って昼飯食べたら、近くの小川原脩記念美術館へ。殆ど人気がないので、ゆっくり鑑賞。本当ならここから正面に羊蹄山が見えるのだけど。
もらったパンフレットに、藤倉英幸展が今日から開催とのことで、ニセコの有島記念館へ。藤倉三兄弟のイラストと写真を堪能。そしてこの美術館もお洒落な建物だな。
帰ろうと思ったら雨で足止め。珈琲飲んで、しばしぼんやりしてたら、雨が止んだので宿に帰った。

倶知安の街は、食べ物屋と飲み屋だらけ。
どこで食べるか迷うけど、スープカレー食っとけば間違いない。地産の野菜もいっぱいとれるし。
マーキーカリーの、チキン野菜カレー。ヤングコーントッピング。
ああ美味しかった。

北海道ツーリング2022 (3日目)

朝一、5時半キャンプを撤収し、フェリーターミナルへ。大間から3度目となれば慣れたもの、チェックインはバーコード、ピッで終わり。
朝から空はどんより、1時間半の舟旅の後、函館に着いたら霧雨が降ってきた。
今夜から雨の予報なので、倶知安にホテル確保し、雨の降らないうちにホテルを目指す。
国道5号線は、退屈な海岸道路から、内陸部へと進路を変えると晴れてきた。そして広々とした道と、国道とは思えない交通量の少なさ。雄大な景色見ながら、超快適ツーリング。街中では少々持て余すFAZERだが、こんな道はまさに最高に気持ち良い。

ニセコに来たら、やはり美しい景色を見ながら、小洒落たカフェでランチ。
ダートを300mほど走ったところにあるカムイの実。花畑を眺めながら、カウターでいただくランチ。ほんとは目の前に羊蹄山が眺められるのだけど、あいにく雲の中。
若鶏に香辛料つけてソテー、食後にアイスコーヒー。ニセコならでは、ゆっくり時間が流れるランチタイム。まあお客は私だけなので、のんびりさせていただきました。

すぐに雨が降りそうにないので、最短ルートを走るよりはと、羊蹄山の東をぐるっとまわり京極町のふきだし公園へ。何の計画もなく、たまたまトイレ休憩に寄ったのだが、そのきれいな湧き水は感動もの。美しい苔や岩もあいまって、なかなか素晴らしい景観の公園だった。
公園の近所も、北海道らしい美しい景観が広がっていた。
調子に乗ってのんびりしてホテルに向かったら、ホテル5kmほど手前で大雨。市街地だから信号、バスでなかなか前に進まない。何とかホテルに着いたものの服装はびしょぬれ。

北海道ツーリング2022 (2日目)

三沢基地近くを通過した、航空科学館の看板が。雨も降ってきたことだし、ここで一服。
展示物はそこそこだったけど、F16が飛び立つの見れたから、結構満足。JAF割引で460円。見学を終え、外に出ると外は晴れていた。
近くの道の駅で、三沢名物パイカカレー。ピリ辛、軟骨トロリ、美味しかった。

下北半島を北上し、津軽海峡を望むころには空は快晴。
そんな津軽海峡を望む、桑畑温泉湯ん湯ん、最高。
高台の海を眺める露天風呂、晴れて絶景。
これで400円って、贅沢過ぎ。

https://shimokita-tabi.jp/spot/yunyun

温泉でのんびりしたあと、ゆっくり本州最北端大間へ到着。
時間があったので、あたりをちょっとうろうろ、大間崎を回り込んで願掛岩まで。
当然ながら、海岸線はどこも絶景、走るのも気持ちいい。
本日は無料のキャンプ場だけど、火の使用禁止とのことで、スーパーで飯調達。前回は食堂で2000円くらいの海鮮食べたので、今回はパス。北海道に上陸してからのお楽しみ。
スーパーでマグロ探したけど、すっかり売り切れ。まあ当然か。
残り物の惣菜を、夕日を観ながら頂きました。それにしても吹く風が心地良いことよ。
明日は朝一でフェリーにのって、北海道上陸だ。ちょっと天気が心配だけど。

北海道ツーリング2022 (1日目)

あさはのんびり目に出発し、東北道を北上。
旅の始まりは、石巻で絶品ハンバーガー。
バンズがカリカリ、ゴロット肉感たっぷりなパティに、このボリューム。手をベタベタにして、美味しくいただきました。
この味とボリュームで900円は納得。
ここまで400km弱、若干風が強く、フルカウルバイクでも疲れる。胃が振動で、あまり食欲ないと思ったが、やはり店のお勧めは美味い。


石巻までは暑かったが、三陸海岸に出ると気温は急降下。20度前後で涼しいを通り越して寒いくらい。霧雨まで降ってきたが、本降りにならなくてやれやれ。
初日635km走って、岩手の三陸海岸明戸キャンプ場に泊まる。美しい海岸まで500mほど離れているので、景色はさほどでもないが、広い芝のサイトは気持ち良い。
体が慣れていないので、結構疲れた。夕食は早く簡単に済ませようと、インスタントラーメンに餃子をイン。もう食えれば何でも良いのよ。で美味しくお腹いっぱい。
お腹が一息ついたら、ミニ焚き火台で遊んでみる。燃やすだけですが、まあそこそこ楽しい。
キャンプ代金はフリーサイト+入場料で800円。
受付時間外だったので、翌朝ポストに入れて後から電話連絡でOKだった。笑いながらありがとうございますと感じの良い応答。このゆるい感じが好き、また使わせてもらおう。

明日から北海道

北海道ツーリング、パッキング完了。
約10日のキャンプツーリング。
焚き火まで楽しんで、ツーリングバックに納めるのは、ちょっと難儀だったが、なんとかなった。まあ焚き火等、省ける装備はいくつかあるが、こんなところだろう。
計ってみたら15kg、昔登っていたテント山行と同じくらい。食糧持って行かない代わり、カメラや電子機器が増えたからだが、基本登山装備と変わらない。
風呂と着替えは2日に一度で、着替えは途中一回洗濯すれば良い。もちろん着替えは全て即乾素材。
人里を走るのだから、この装備で1ヶ月や2ヶ月でも大丈夫だろう。
さて予定は・・・とりあえず宗谷岬を目指すしか決めてない、あとは天気を見ながら、行き当たりばったり。

渡良瀬渓谷あたりをうろうろ

晴れの天気予報を信じて、朝6時に野反湖に向けて出発したが、一向に雲が取れない。山の上は雲の中、絶対雨降ってるな。

ということで、今回のツーリングをあきらめ、渋川手前で引き返し、気になるポイントに寄りながら帰宅。

1) 利平茶屋森林公園キャンプ場

ほとんど雲の中で雨はないが寒いくらい。キャンプサイトは林間サイトで、天気もあって薄暗く湿っぽい場所。いくら近くて安いとはいえ、正直林間サイトはちょっと無いという感想。朝起きた時気持ち良く無さそうだし、夜中トイレに行くのが不気味過ぎる。基本開けた草地じゃないと、テントはる気になれない。

2)貴船神社

渡良瀬渓谷の断崖上にある神社。水神(高おかみ大神)を祀っている。場所だけに建物、景観も特殊かなと思ったけど、普通だった。

3)渡良瀬鉄道、大間々駅、上神梅駅

いづれもレトロな木造駅舎。この辺に来ると時々撮影しているけど、列車に乗ったのは20年くらい前。たまには乗らないとね。

4)高津戸峡

次女と二人で歩いた思い出の場所。また家族で来れたらいいな。

5)大福茶屋さわた

今年初のかき氷。夏には毎年ここから始まる。初めての氷ぜんざい。ぱっと見これでぜんざい?と思うのだが、氷の中は甘い小豆でいっぱい。これは食べてのお楽しみ。

途中当初の予定を中止したが、それなりに200kmほど走行。走っていれば、それなりに涼しく走りやすかったけど、中途半端でなんかモヤモヤする。

大中寺のあじさいと七不思議

雨月物語の怪談で有名な、栃木市の大中寺へ。ここも紫陽花の名所ということで、昨年の大平神社に続き、栃木の大中寺に参拝。
紫陽花はというと、思ったほど多くはないが、山門に続く参道の両脇や、本堂前、竹林前の紫陽花などは、なかなか風情があった。
それより、寺の七不思議(ほぼ怪談)が、現在に生きていることにびっくり。舞台の階段や雪隠は封印されていた。なかなか興味深い不思議な寺でした。
大中寺の七不思議はこちら

その後渡良瀬遊水地の広大な芦原を眺める公園へ。
この近く、似たような公園が二か所あり、本来の目的地とは違うが、まあいいか。
帰りに加須の浮野の里に寄る。
期待のアヤメはほとんど終わっていたのが、ちょっと残念

福山峠のふるさと広場のキャンプ場

福山峠のふるさと広場のキャンプ場。昼飯食べて、電話で今夜空いてるかと問い合わせたら、今夜の利用者は自分一人だった。やはりキャンプ場は当日受付で泊まれないと。
ただバイクなのに、オートサイトでキャンプ指定された。フリーサイト500円は団体客のみらしい。オートサイト1500円、入場料400円。車なら割安だが、バイクだと割高。ううん、ちょっと悩んだが仕方ない。薪は600円で、トータル2500円。
サイトは少し開けた芝で、トイレも炊事場もきれい、景色もまあまあのキャンプ場。
今回は雨の心配もあったので、自立式山岳テント、タープよりかさばるが、設営はあっという間。荷物も少ないし。
管理人も立ち去ったと、広いサイトにたった一人、ぼちぼち焚火を始める。
薪は広葉樹と針葉樹のミックスで、広葉樹の薪は火持ちがいい。小さい焚火台だったので、6時から12時まで延々6時間の焚火、朝食用の4本を残し、なんとか使い切った。
そのぶん、のんびり煮込み料理(というほどのものではないが、レトルトだし)と延々火を燃やしながら、好きな音楽を楽しみ、珈琲を淹れる。ほかにすることはない。あたりはカエルの鳴き声とフクロウの鳴き声、満月に照らされて、静かで明るくちょっとにぎやかで幻想的なよるだった。
翌朝、朝焼けとともに目覚めたが、残念ながら朝焼けの棚田の撮影は間に合わず。それでもと近くの棚田を小一時間撮影にバイクで走り回る。
キャンプ場に戻って、焚火を再開。朝食はスープ、ベーコン、フランスパンといたってシンプル。火の始末を終えて、9時ごろ帰宅の途に就いた。
帰りに、温泉でもと思ったのだが、スキーで散々世話になった温泉施設は、コロナ禍で軒並み営業停止。これから再開されるのか?かなり不安なところ。結局は群馬の高山温泉ふれあいプラザで入浴。小雨の中、渋川から高速道路にのり帰宅。帰りはダウンジャケットを中に着込むほど寒かった。

魚沼、山古志、棚田巡り

この時期、美しい田圃を観たくて魚沼へ。

松代、松之山は何度も通っているので、結構土地勘はあるのだが、山古志は以前自転車で少しだけ走ったことがあるのみで、土地勘がない。

さて、何処に行けば絶景に巡り合えるのか?Google Mapの情報をもとにグルグル走ってみるのだが、ここ!という絶景には巡りあえず。

二日目、テントから見上げると東の空が紅くもえていた。てっきり曇りのつもりで油断した。急いでバイクで出かけるも時すでに遅しで、朝焼けは終わっていた。

仕方がないので、キャンプ場の北西にある棚田を散策。細い山道を走ると、ぽっかり開けた隠れ里のような集落。家屋は山の急峻な斜面にへばりつき、少しでも平らな場所には水田が。

早朝集落の棚田は、しんと静まりかえり、その美しい景観に心惹かれる。これで朝焼けに間に合っていたなら・・・残念でならない。

帰宅してから、Google Mapであれやこれやと山古志あたりを調査。やっと見つけた絶景の棚田、これは近いうちにまたリベンジしなければ。