北海道ツーリング2022 (2日目)

三沢基地近くを通過した、航空科学館の看板が。雨も降ってきたことだし、ここで一服。
展示物はそこそこだったけど、F16が飛び立つの見れたから、結構満足。JAF割引で460円。見学を終え、外に出ると外は晴れていた。
近くの道の駅で、三沢名物パイカカレー。ピリ辛、軟骨トロリ、美味しかった。

下北半島を北上し、津軽海峡を望むころには空は快晴。
そんな津軽海峡を望む、桑畑温泉湯ん湯ん、最高。
高台の海を眺める露天風呂、晴れて絶景。
これで400円って、贅沢過ぎ。

https://shimokita-tabi.jp/spot/yunyun

温泉でのんびりしたあと、ゆっくり本州最北端大間へ到着。
時間があったので、あたりをちょっとうろうろ、大間崎を回り込んで願掛岩まで。
当然ながら、海岸線はどこも絶景、走るのも気持ちいい。
本日は無料のキャンプ場だけど、火の使用禁止とのことで、スーパーで飯調達。前回は食堂で2000円くらいの海鮮食べたので、今回はパス。北海道に上陸してからのお楽しみ。
スーパーでマグロ探したけど、すっかり売り切れ。まあ当然か。
残り物の惣菜を、夕日を観ながら頂きました。それにしても吹く風が心地良いことよ。
明日は朝一でフェリーにのって、北海道上陸だ。ちょっと天気が心配だけど。

北海道ツーリング2022 (1日目)

あさはのんびり目に出発し、東北道を北上。
旅の始まりは、石巻で絶品ハンバーガー。
バンズがカリカリ、ゴロット肉感たっぷりなパティに、このボリューム。手をベタベタにして、美味しくいただきました。
この味とボリュームで900円は納得。
ここまで400km弱、若干風が強く、フルカウルバイクでも疲れる。胃が振動で、あまり食欲ないと思ったが、やはり店のお勧めは美味い。


石巻までは暑かったが、三陸海岸に出ると気温は急降下。20度前後で涼しいを通り越して寒いくらい。霧雨まで降ってきたが、本降りにならなくてやれやれ。
初日635km走って、岩手の三陸海岸明戸キャンプ場に泊まる。美しい海岸まで500mほど離れているので、景色はさほどでもないが、広い芝のサイトは気持ち良い。
体が慣れていないので、結構疲れた。夕食は早く簡単に済ませようと、インスタントラーメンに餃子をイン。もう食えれば何でも良いのよ。で美味しくお腹いっぱい。
お腹が一息ついたら、ミニ焚き火台で遊んでみる。燃やすだけですが、まあそこそこ楽しい。
キャンプ代金はフリーサイト+入場料で800円。
受付時間外だったので、翌朝ポストに入れて後から電話連絡でOKだった。笑いながらありがとうございますと感じの良い応答。このゆるい感じが好き、また使わせてもらおう。

明日から北海道

北海道ツーリング、パッキング完了。
約10日のキャンプツーリング。
焚き火まで楽しんで、ツーリングバックに納めるのは、ちょっと難儀だったが、なんとかなった。まあ焚き火等、省ける装備はいくつかあるが、こんなところだろう。
計ってみたら15kg、昔登っていたテント山行と同じくらい。食糧持って行かない代わり、カメラや電子機器が増えたからだが、基本登山装備と変わらない。
風呂と着替えは2日に一度で、着替えは途中一回洗濯すれば良い。もちろん着替えは全て即乾素材。
人里を走るのだから、この装備で1ヶ月や2ヶ月でも大丈夫だろう。
さて予定は・・・とりあえず宗谷岬を目指すしか決めてない、あとは天気を見ながら、行き当たりばったり。

渡良瀬渓谷あたりをうろうろ

晴れの天気予報を信じて、朝6時に野反湖に向けて出発したが、一向に雲が取れない。山の上は雲の中、絶対雨降ってるな。

ということで、今回のツーリングをあきらめ、渋川手前で引き返し、気になるポイントに寄りながら帰宅。

1) 利平茶屋森林公園キャンプ場

ほとんど雲の中で雨はないが寒いくらい。キャンプサイトは林間サイトで、天気もあって薄暗く湿っぽい場所。いくら近くて安いとはいえ、正直林間サイトはちょっと無いという感想。朝起きた時気持ち良く無さそうだし、夜中トイレに行くのが不気味過ぎる。基本開けた草地じゃないと、テントはる気になれない。

2)貴船神社

渡良瀬渓谷の断崖上にある神社。水神(高おかみ大神)を祀っている。場所だけに建物、景観も特殊かなと思ったけど、普通だった。

3)渡良瀬鉄道、大間々駅、上神梅駅

いづれもレトロな木造駅舎。この辺に来ると時々撮影しているけど、列車に乗ったのは20年くらい前。たまには乗らないとね。

4)高津戸峡

次女と二人で歩いた思い出の場所。また家族で来れたらいいな。

5)大福茶屋さわた

今年初のかき氷。夏には毎年ここから始まる。初めての氷ぜんざい。ぱっと見これでぜんざい?と思うのだが、氷の中は甘い小豆でいっぱい。これは食べてのお楽しみ。

途中当初の予定を中止したが、それなりに200kmほど走行。走っていれば、それなりに涼しく走りやすかったけど、中途半端でなんかモヤモヤする。

大中寺のあじさいと七不思議

雨月物語の怪談で有名な、栃木市の大中寺へ。ここも紫陽花の名所ということで、昨年の大平神社に続き、栃木の大中寺に参拝。
紫陽花はというと、思ったほど多くはないが、山門に続く参道の両脇や、本堂前、竹林前の紫陽花などは、なかなか風情があった。
それより、寺の七不思議(ほぼ怪談)が、現在に生きていることにびっくり。舞台の階段や雪隠は封印されていた。なかなか興味深い不思議な寺でした。
大中寺の七不思議はこちら

その後渡良瀬遊水地の広大な芦原を眺める公園へ。
この近く、似たような公園が二か所あり、本来の目的地とは違うが、まあいいか。
帰りに加須の浮野の里に寄る。
期待のアヤメはほとんど終わっていたのが、ちょっと残念

福山峠のふるさと広場のキャンプ場

福山峠のふるさと広場のキャンプ場。昼飯食べて、電話で今夜空いてるかと問い合わせたら、今夜の利用者は自分一人だった。やはりキャンプ場は当日受付で泊まれないと。
ただバイクなのに、オートサイトでキャンプ指定された。フリーサイト500円は団体客のみらしい。オートサイト1500円、入場料400円。車なら割安だが、バイクだと割高。ううん、ちょっと悩んだが仕方ない。薪は600円で、トータル2500円。
サイトは少し開けた芝で、トイレも炊事場もきれい、景色もまあまあのキャンプ場。
今回は雨の心配もあったので、自立式山岳テント、タープよりかさばるが、設営はあっという間。荷物も少ないし。
管理人も立ち去ったと、広いサイトにたった一人、ぼちぼち焚火を始める。
薪は広葉樹と針葉樹のミックスで、広葉樹の薪は火持ちがいい。小さい焚火台だったので、6時から12時まで延々6時間の焚火、朝食用の4本を残し、なんとか使い切った。
そのぶん、のんびり煮込み料理(というほどのものではないが、レトルトだし)と延々火を燃やしながら、好きな音楽を楽しみ、珈琲を淹れる。ほかにすることはない。あたりはカエルの鳴き声とフクロウの鳴き声、満月に照らされて、静かで明るくちょっとにぎやかで幻想的なよるだった。
翌朝、朝焼けとともに目覚めたが、残念ながら朝焼けの棚田の撮影は間に合わず。それでもと近くの棚田を小一時間撮影にバイクで走り回る。
キャンプ場に戻って、焚火を再開。朝食はスープ、ベーコン、フランスパンといたってシンプル。火の始末を終えて、9時ごろ帰宅の途に就いた。
帰りに、温泉でもと思ったのだが、スキーで散々世話になった温泉施設は、コロナ禍で軒並み営業停止。これから再開されるのか?かなり不安なところ。結局は群馬の高山温泉ふれあいプラザで入浴。小雨の中、渋川から高速道路にのり帰宅。帰りはダウンジャケットを中に着込むほど寒かった。

魚沼、山古志、棚田巡り

この時期、美しい田圃を観たくて魚沼へ。

松代、松之山は何度も通っているので、結構土地勘はあるのだが、山古志は以前自転車で少しだけ走ったことがあるのみで、土地勘がない。

さて、何処に行けば絶景に巡り合えるのか?Google Mapの情報をもとにグルグル走ってみるのだが、ここ!という絶景には巡りあえず。

二日目、テントから見上げると東の空が紅くもえていた。てっきり曇りのつもりで油断した。急いでバイクで出かけるも時すでに遅しで、朝焼けは終わっていた。

仕方がないので、キャンプ場の北西にある棚田を散策。細い山道を走ると、ぽっかり開けた隠れ里のような集落。家屋は山の急峻な斜面にへばりつき、少しでも平らな場所には水田が。

早朝集落の棚田は、しんと静まりかえり、その美しい景観に心惹かれる。これで朝焼けに間に合っていたなら・・・残念でならない。

帰宅してから、Google Mapであれやこれやと山古志あたりを調査。やっと見つけた絶景の棚田、これは近いうちにまたリベンジしなければ。

奥日光新緑ツーリング

FZ1 FAZERのオイルとタイヤ(前輪のみ)を交換したので、ちょっと奥日光までソロツーリング。いつも日光側から入るのだけど、今日は初めて片品側から金精峠を超えて奥日光へ。

平日片品側から金精峠を超える車は少ない。今日は5台ほどパスしただけで、国道120号の気持ちいいワインディングを、ゆる~く堪能。片品側からの金精峠は、数少ないビックバイク向きのいいルート、ああ楽しかった。

昼飯はちょっと早かったが、丸沼湖畔のその名も丸沼湖畔亭で、舞茸天ぷらそば。丸沼のさわやかな景観を眺めながらの食事は、なかなか良い、たとえそれが観光地あるあるの蕎麦でも。丸沼はフライフィッシャーで大賑わい・・・・かな?こんなところでの釣りならば一日いても飽きないだろう、たぶん・・・。

その後金精峠を超えて奥日光へ。
湯ノ湖、戦場ヶ原あたりで写真撮影後、英国、イタリア大使館別荘へ

2019年紅葉以来の、英国大使館別荘、イタリア大使館別荘(正確には大使館別荘とはちょっと違う)

紅葉の時期も素晴らしかったが、新緑のこの時期も格別。素晴らしく素敵な洋館から中禅寺湖の眺めや、窓越しの新緑は最高の贅沢。

念願だった、英国大使館別荘の二階から、イングリッシュティーをいただく。スコーンセットで1530円は、なかなかのお値段だが、美味しい紅茶とスコーンを、この贅沢な景色を観ながらいただくのは代えがたい時間。前回はイタリア大使館別荘で珈琲だったが、こちらはリーズナブル(紙コップだったが)。

歌ヶ浜駐車場から、新緑の散歩道、何度でも通いたい大好きな場所。まあ平日に限るのだけど。

中禅寺湖から、いろは坂を下り足尾を抜け、R17から帰宅。大間々まであたりまでは、それなりに気持ちよく走れたのだが、市街地を抜けR17は正直うんざり。クラッチレバーがそれなりに重いので、信号だらけでストップ&ゴーの下道は全く嫌になる。
やはりこのバイクで、北の広い大地を走りに行きたい。

瑞牆山から廻り目平キャンプ場

秩父から雁坂トンネルを抜け、甲府盆地に。それから瑞牆山の山麓を抜け、佐久平へ。一泊二日の新緑コース。

ちょっとした想定違いはあったけど、おかげで川上村、南相木村というあまり足を踏み入れたことがない地域も走れたし、なかなか面白かった。

みずがき山自然公園でキャンプするつもりで行ったのだが、なんと水曜日は休み。いかん、やっちまった。予約が不要なのはありがたいが、そこはお役所仕事だということを失念してた。ネットで調べたのに、定休日があったとは。

急遽宿泊地を、瑞牆山の反対側、廻り目平キャンプ場に変更、事前に宿泊地候補を調べていて良かった。それにしても、みずがき山自然公園のキャンプ場は気持ちよさそうだったこと。今日は焚火オンリー、ガスストーブは持ってきていないので、なんとしても薪を売っているキャンプ場でなければいけないのだ。

1時間ほど走って、廻り目平キャンプ場に到着。珍しく直火OKなキャンプ場で、サイトのあちこちに焚火跡の黒々とした地面が。どうも焚火跡が汚くて、直火OKのキャンプ場は好きになれない。

しかし、今日は好みを言っていられる状況ではなかったので、しょうがないか。バイク一台ソロキャンで900円。薪は若干高く700円。

キャンプ場ではあるが、登山のベース基地といった意味合いが強く、なかなかワイルドな感じのキャンプ場。

やることないので、さっそく焚火。音楽聞きながら、10時過ぎまで、ずっと焚火がうまく燃えるよう、無心で薪をくべる。調理は焚火オンリー。といってもレトルトのスープとハンバーグを温めるだけだが。

広いサイト一人きり(林のテントサイトには何組か)と思ったが、夜の11時過ぎに、ガサガサごそごそ話しながらテントを張る二人組に安眠を妨げられ、ムッとする。広いんだから、もっと離れたところに張ってくれ。

今日も荷物軽量化のため、タープのみで野宿状態。開け放たれた一方から、満点の星空が良く見える。

夜半過ぎ、夜露でタープが垂れ下がり、住居スペースを圧迫。この辺は考え所だな。朝方は気温10度以下、標高1500mの割には、冷え込まなかったので、そこそこ安眠できた。

翌朝は、7時半と遅めの起床。焚火で朝飯を調理し、9時にはキャンプ場を後にした。

帰りに南相木村、滝見の湯に寄った。
街道から外れる穴場の湯。
眼下に犬ころの滝が眺められる。犬ころの滝・・・・てなんて名前だ。

恵林寺

心頭滅却すれば火もまた涼しで有名な、新緑の恵林寺へ。

以前何度か来たことがあるが、新緑の時期は初めて。その鮮やかな新緑のお庭は特筆もの。

平日ということもあり、参拝者は数人程度だったので、お庭も境内もじっくり鑑賞。さわやかな気候とあいまって、さすが恵林寺、夢窓疎石凄いとうなってしまった。庫裡から眺める青葉もみじが、この上なく美しかった。