初の三渓園。
横浜駅で、バスの乗り方で迷った。地元の方に聞いて、なんとか乗車。
バスに揺られて40分ほど、まずは、池の周辺と三重の塔から。





移築された美しい建築物たち。








田舎の風情を残した茅葺の古民家。
平日だったが、さすがの人出、2時間たっぷり歩いて疲れた。







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霞ヶ浦、北茨城(五浦)と続いて、今回も茨城探訪。
今日は筑波山の東山麓、石岡市の西側の盆地丘陵地帯。
いつものように2時間ほど自宅から東に向かい、筑波山山麓に到着。つくば市から朝日トンネルを抜け、フルーツラインを走る。このあたり、長閑で牧歌的な風景が広がる。プチ北海道とは言えないが、プチ信州的な風景で、結構好き。
のんびり走って、本日の目的地古民家カフェ岡野ファームに到着。趣ある瓦葺の母屋、屋根の形がちょっとお寺を思わせる雰囲気ある建物だ。平日といえど昼食時、人気店らしく混んでいるので、縁側の一人席に案内された。表の梅の木がいい感じに見える。
ランチは一種類のみ、20食限定だからHPでは予約してとのことだったが、予約なしでもランチがいただけた。前菜のプレートが美味しく見た目にも鮮やか。主菜は豚の生姜焼き、美味しくいただきました。1500円ランチについてくる、珈琲、デザートのジェラートも美味しく、カフェだけでもまた利用したい。
またこの辺りは蕎麦の里としても有名で、蕎麦ツーリングも期待できる。このあとは、たいした目的も決めず、筑波山東山麓をフラフラ。だら~と走っているだけでも、長閑で楽しい道だ。
暖かくなったので、ウィンドシールドを外した。せっかくだから、正装?でツーリング。背筋を伸ばし、リラックスした姿勢で、どこどこのんびり田舎道走るのは、ほんと気持ちいい。
適当に寄った、大覚寺庭園はなんか得した気分になる良い雰囲気。お寺の前には、一列に並んだ梅の並木が満開、甘い梅の香りが漂う。庭園は、冬季ということもありまだ寂しい限りだが、これから新緑、秋の黄葉となると、美しさも格別だろう。誰もいないお寺の境内、庭園をこころゆくまで堪能、春や秋に再訪しなければ。
その後、適当な道を選んで、常陸風土記の丘へ。こちらは古代の家屋や土器などを展示した歴史公園で、巨大獅子頭が有名。それにしても桜の木の多さが凄い。ここが桜の名所ということがうなずける。いろんな品種があり、約1か月桜が見られるということなので、そのうち再訪してみよう。かやぶき屋根の曲がり屋では、本格的な蕎麦屋さんが営業している。せっかくなので、このかやぶき屋根の曲がり屋さんで、しらたまぜんざいを食べて一休みしてから、帰宅の途に就いた。
今年初の400km本格ツーリング、ちょっと欲張り過ぎ、疲れたけど楽しかった。
笠間から北茨城五浦まで、ビーフラインとグリーンふるさとラインをつなぐ80km。
2年前にも走ったが、今回は以前にも増して気持ちいい道。途中工事で通行止めだった区間も開通し、気持ち良すぎて一気に通過してしまった。
交通量は少なく、適度に連続するコーナーとアップダウンを軽快に走り抜けるのはバイクの醍醐味。前回に続き里山を巡る冬枯れの道、やはり新緑、紅葉の時期に走らなければ。次回はゆっくり写真を撮りつつ走ることにしよう。
五浦についたら、漁協直営市場食堂へ。あたりは閑散としているが、ここだけは別で大賑わい。やはり市場の食堂に来たら海鮮丼、他に美味しそうなメニューもあるから、これは次回の課題。味はもちろん旨々だ。次は岡倉天心記念五浦美術館へ。
風光明媚な断崖にある広大な岡倉天心記念美術館。平日という事もあるんだろうが、静かなもの。
日本美術の保護と紹介に尽力した岡倉天心は、余生をこの五浦で過ごしたとのこと。残念ながら岡倉天心記念室は、照明工事のため非公開。企画展の花鳥画の世界は、美しい日本画の花鳥画を堪能できた。日本画は解り易くて良いなあ。
その後岡倉天心の別荘と六角堂を見学。最後に五浦の駐車場で、浜辺に降りてバイクの撮影。
3時間あまり五浦に滞在して、帰りは高速道路を使って、一気に帰宅。東北道に出るまでは、空いてて快適だったが、その後はちょっと混雑。高速道路走行、走り始めたすぐには楽しいかもしれないが、帰りのヘロヘロ体力では風圧でかなり厳しく、帰宅する頃にはがっくり力尽きた。やはり五浦を日帰りではもったいない。いわきと合わせて次回は泊りで行きたい。北茨城、いわきあたりは楽しい道が期待できるから。
せっかく今井町に宿泊したのだから、朝一の散歩でもう一度町内を散策。
それにしても広大な領域に、古い街並みがぎっしり並ぶ。
早朝なので、静かな街並み散歩だった。
一旦宿に帰って、出発準備。
宿をあとにして、長谷寺に向かうのだが、その前に橿原神宮に立ち寄り。
長い参道のあと、広い境内に、美しい拝殿、回廊などが立ち並ぶ。
残念ながら、先を急ぐので駆け足で参拝。
話には聞いていたけど、実物は想像をはるかに超えていた。
長谷寺、素晴らしい伽藍と紅葉の共演。どこを向いても、絵になる風景。
特別拝観(1700円)とかで、巨大な長谷観音の足を触って願い事。
坂だらけの伽藍を登ったりくだったりして、写真撮りまくり。
参拝のあとは、門前町で山菜蕎麦と柿の葉寿司をいただいた。関西風のお出汁の蕎麦。関東風より好きかも。
奈良から一気に自宅に帰るのは、ちょっとしんどい。ということで、松本にもう一泊。
日が暮れてから、急激に気温低下、最後は5℃、流石に厳しかった。
こんな時はお汁粉缶に手が出る。
今夜はゲストハウスではないけど、素泊まり専門の格安宿。中は綺麗で快適、ソロツーリングに利用するには充分。寒かったので、あまり出歩く気はせず、一番近い食堂で夕食。昔ながらの食堂で、ロースカツ定食。まあ、こんなものだろう。
恥ずかしながら、この歳で初高野山。
空海は好きで、関連書籍やら関連寺院には行ってるのに、総本山がまだでした。
ほんと山上にある、仏教都市、不思議な空間。5箇所観れるチケット2500円と霊宝館高野山の至宝の1300円て、たっぷり高野山を堪能。
金剛峯寺の石庭は、素晴らしかったし、至宝展では、大好きな運慶、快慶の躍動感ある仏像を鑑賞することができた。紅葉は少し盛りを過ぎていたけど、充分仏教世界を堪能させていただきました。奥の院は、次回宿坊に泊まり、ゆっくり拝観しようと思う。
まずは金剛峯寺から。
建物内部も素晴らしかったが、特にこの日本国内最大の石庭という蟠龍庭の素晴らしいこと。
いつまでも眺めていたい庭園。
金剛峯寺から徳川家霊廟に向かう。
どこを向いても趣ある寺院だらけ、これだけ寺院の密集した地域は他では見たことない。
そんな寺院の庭は何処も素晴らしそうだが、非公開らしく見ることができないのが残念。
高野山の中心、壇上伽藍へ。
巨大な根本大塔、内部の立体曼荼羅が迫力満点。
最後は高野山霊宝館。
ちょうど 運慶、快慶 の仏像展示企画に遭遇。
素晴らしい仏像を堪能、帰宅後は 運慶、快慶の本を購入してお勉強。
高野山をあとにして、橿原の宿に向かう。
途中明日香の橘寺で小休止。いつも奈良に来ると、この辺をうろうろして、古代飛鳥に思いをはせる。
いつも見ている橘寺、聖徳太子の生誕地だとか。拝観するのは初めて、このあたりでまったり日暮れを迎える。
今宵の宿は橿原市にある、古民家ゲストハウス。あたりも古民家だらけで、なかなかの風情。中はリフォームされて明るく快適。
夕食は、歩いて5分くらいのところにある、お好み焼き店。
はしで突くと、ほろほろと崩れるくらい、ふわやわらい。ちょっと関西風とも違うかも。
まあ美味しければ何でも良い、ビールで1人乾杯。
ほろ酔い気分で、夜の今井町をふらふら。およそ10年ぶりくらい。お洒落なカフェなども、たくさんできたようだが、味わう時間は無さそう、残念。
吉田博展を観に川越へ。これだけ大量の吉田作品を観るのは初めて。これが版画か!と感嘆する圧倒的な緻密さと表現力。そして吉田画伯の生き方が凄まじい。大正時代、当時アメリカで無名な画伯が、単身アメリカにわたり絵を売りまくるとは。一時間ほどじっくり観賞した後、お土産に図録購入。帰ってから、さらにじっくり鑑賞。素晴らしい企画展でした。
せっかく川越に来たのだからと、蔵の街をぷらぷら。お昼は「金笛うんとん処春夏秋冬」でかきあげうどんをいただく。麺はツヤツヤ、適度の腰でのど越しも最高。つゆは醤油の蔵元らしく、甘め少なく醤油の風味が強いシンプルな味わい。稲荷小路からの雰囲気も良いお店。観光客が戻った賑やかな通りを散策し、前から気になっていた山崎美術館へ。こちらは・・・・・・まあとりあえずここも入館済という事で ^^;)街はすっかりスイーツとカフェの街に。以前は割と年齢高めな街だったが、今はすっかり若者の街になったようだ。
最後はいつも行く旧山崎家別邸へ。ここは重要文化財の和洋折衷邸宅、100円で家屋や庭を堪能できるので、季節ごとに訪れている。蔵通りの喧騒は無縁、静かな空間を心ゆくまで味わって、川越を後にした。
さすがにかがんだ時にお腹が引っかかるのはやばい。おそらく人生最重量。もっと自転車乗らないと、というわけで片道50kmのカフェ活。最近開店したらしい、古民家カフェ、リストランテ 桉(ユーカリ)へ。内部はピッカピカの和空間。床やテーブルが輝いてる。美味しい、海老とアスパラのカルボナーラをいただいた。ケーキとドリンクをつけて1200円とリーズナブル。若い女性の店員さんの接客もさわやか。ゆっくり和の癒しの空間でくつろぐのはいい。ちなみに深谷緑の王国の周辺は、多くの造園業者があつまりとても雰囲気が良い。そしていくつか魅力的なカフェが散在している。というわけで、食事の後は深谷緑の王国へ。
深谷緑の王国、近くはいつもの抜け道で通るが寄るのは初めて。ちょっとイングリッシュガーデン、野草園っぽくて、散歩にはいい感じ。花の季節や紅葉の時期にはもっと良さげだ。隣は植木の流通センター、かなりリーズナブルな値段で植木が売られている。見てるといろいろ欲しくなる、なんか楽しい所。娘夫婦の新築の家に、いろいろ植えたいと妄想がわいてくる。
最後は荒川のほとり、レイヤーカフェへ。かりん糖やさんのつくる黒糖ソフトは最高、くせになる美味しさ。