福山峠のふるさと広場のキャンプ場

福山峠のふるさと広場のキャンプ場。昼飯食べて、電話で今夜空いてるかと問い合わせたら、今夜の利用者は自分一人だった。やはりキャンプ場は当日受付で泊まれないと。
ただバイクなのに、オートサイトでキャンプ指定された。フリーサイト500円は団体客のみらしい。オートサイト1500円、入場料400円。車なら割安だが、バイクだと割高。ううん、ちょっと悩んだが仕方ない。薪は600円で、トータル2500円。
サイトは少し開けた芝で、トイレも炊事場もきれい、景色もまあまあのキャンプ場。
今回は雨の心配もあったので、自立式山岳テント、タープよりかさばるが、設営はあっという間。荷物も少ないし。
管理人も立ち去ったと、広いサイトにたった一人、ぼちぼち焚火を始める。
薪は広葉樹と針葉樹のミックスで、広葉樹の薪は火持ちがいい。小さい焚火台だったので、6時から12時まで延々6時間の焚火、朝食用の4本を残し、なんとか使い切った。
そのぶん、のんびり煮込み料理(というほどのものではないが、レトルトだし)と延々火を燃やしながら、好きな音楽を楽しみ、珈琲を淹れる。ほかにすることはない。あたりはカエルの鳴き声とフクロウの鳴き声、満月に照らされて、静かで明るくちょっとにぎやかで幻想的なよるだった。
翌朝、朝焼けとともに目覚めたが、残念ながら朝焼けの棚田の撮影は間に合わず。それでもと近くの棚田を小一時間撮影にバイクで走り回る。
キャンプ場に戻って、焚火を再開。朝食はスープ、ベーコン、フランスパンといたってシンプル。火の始末を終えて、9時ごろ帰宅の途に就いた。
帰りに、温泉でもと思ったのだが、スキーで散々世話になった温泉施設は、コロナ禍で軒並み営業停止。これから再開されるのか?かなり不安なところ。結局は群馬の高山温泉ふれあいプラザで入浴。小雨の中、渋川から高速道路にのり帰宅。帰りはダウンジャケットを中に着込むほど寒かった。

金城山 雲洞庵

金城山 雲洞庵。藤原氏が開祖で、子孫である上杉氏が曹洞宗の禅寺とし、大禅道場として栄えた。上杉謙信、上杉景勝、直江兼続が学んだ寺としても有名。
そんなお寺を、二回目の訪問。境内全体苔と楓が大変美しいお寺だ。
そして特筆すべきは、二階建ての客殿からの眺め。
広々として開放感ある広間から、一階二階それぞれから美しいお庭を観ることができる。特にこんな平日には、貸し切り状態。素晴らしい新緑を部屋から眺める贅沢。
以前の訪問は雨だった。それはそれで大変風情あるものだったが、日差しを浴びた楓の木々はまた格別。あとは、紅葉の雲洞庵を観ておかなければ。
2時間余り、心静かに静寂な時を過ごさせていただいた。

魚沼、山古志、棚田巡り

この時期、美しい田圃を観たくて魚沼へ。

松代、松之山は何度も通っているので、結構土地勘はあるのだが、山古志は以前自転車で少しだけ走ったことがあるのみで、土地勘がない。

さて、何処に行けば絶景に巡り合えるのか?Google Mapの情報をもとにグルグル走ってみるのだが、ここ!という絶景には巡りあえず。

二日目、テントから見上げると東の空が紅くもえていた。てっきり曇りのつもりで油断した。急いでバイクで出かけるも時すでに遅しで、朝焼けは終わっていた。

仕方がないので、キャンプ場の北西にある棚田を散策。細い山道を走ると、ぽっかり開けた隠れ里のような集落。家屋は山の急峻な斜面にへばりつき、少しでも平らな場所には水田が。

早朝集落の棚田は、しんと静まりかえり、その美しい景観に心惹かれる。これで朝焼けに間に合っていたなら・・・残念でならない。

帰宅してから、Google Mapであれやこれやと山古志あたりを調査。やっと見つけた絶景の棚田、これは近いうちにまたリベンジしなければ。

奥日光新緑ツーリング

FZ1 FAZERのオイルとタイヤ(前輪のみ)を交換したので、ちょっと奥日光までソロツーリング。いつも日光側から入るのだけど、今日は初めて片品側から金精峠を超えて奥日光へ。

平日片品側から金精峠を超える車は少ない。今日は5台ほどパスしただけで、国道120号の気持ちいいワインディングを、ゆる~く堪能。片品側からの金精峠は、数少ないビックバイク向きのいいルート、ああ楽しかった。

昼飯はちょっと早かったが、丸沼湖畔のその名も丸沼湖畔亭で、舞茸天ぷらそば。丸沼のさわやかな景観を眺めながらの食事は、なかなか良い、たとえそれが観光地あるあるの蕎麦でも。丸沼はフライフィッシャーで大賑わい・・・・かな?こんなところでの釣りならば一日いても飽きないだろう、たぶん・・・。

その後金精峠を超えて奥日光へ。
湯ノ湖、戦場ヶ原あたりで写真撮影後、英国、イタリア大使館別荘へ

2019年紅葉以来の、英国大使館別荘、イタリア大使館別荘(正確には大使館別荘とはちょっと違う)

紅葉の時期も素晴らしかったが、新緑のこの時期も格別。素晴らしく素敵な洋館から中禅寺湖の眺めや、窓越しの新緑は最高の贅沢。

念願だった、英国大使館別荘の二階から、イングリッシュティーをいただく。スコーンセットで1530円は、なかなかのお値段だが、美味しい紅茶とスコーンを、この贅沢な景色を観ながらいただくのは代えがたい時間。前回はイタリア大使館別荘で珈琲だったが、こちらはリーズナブル(紙コップだったが)。

歌ヶ浜駐車場から、新緑の散歩道、何度でも通いたい大好きな場所。まあ平日に限るのだけど。

中禅寺湖から、いろは坂を下り足尾を抜け、R17から帰宅。大間々まであたりまでは、それなりに気持ちよく走れたのだが、市街地を抜けR17は正直うんざり。クラッチレバーがそれなりに重いので、信号だらけでストップ&ゴーの下道は全く嫌になる。
やはりこのバイクで、北の広い大地を走りに行きたい。

瑞牆山から廻り目平キャンプ場

秩父から雁坂トンネルを抜け、甲府盆地に。それから瑞牆山の山麓を抜け、佐久平へ。一泊二日の新緑コース。

ちょっとした想定違いはあったけど、おかげで川上村、南相木村というあまり足を踏み入れたことがない地域も走れたし、なかなか面白かった。

みずがき山自然公園でキャンプするつもりで行ったのだが、なんと水曜日は休み。いかん、やっちまった。予約が不要なのはありがたいが、そこはお役所仕事だということを失念してた。ネットで調べたのに、定休日があったとは。

急遽宿泊地を、瑞牆山の反対側、廻り目平キャンプ場に変更、事前に宿泊地候補を調べていて良かった。それにしても、みずがき山自然公園のキャンプ場は気持ちよさそうだったこと。今日は焚火オンリー、ガスストーブは持ってきていないので、なんとしても薪を売っているキャンプ場でなければいけないのだ。

1時間ほど走って、廻り目平キャンプ場に到着。珍しく直火OKなキャンプ場で、サイトのあちこちに焚火跡の黒々とした地面が。どうも焚火跡が汚くて、直火OKのキャンプ場は好きになれない。

しかし、今日は好みを言っていられる状況ではなかったので、しょうがないか。バイク一台ソロキャンで900円。薪は若干高く700円。

キャンプ場ではあるが、登山のベース基地といった意味合いが強く、なかなかワイルドな感じのキャンプ場。

やることないので、さっそく焚火。音楽聞きながら、10時過ぎまで、ずっと焚火がうまく燃えるよう、無心で薪をくべる。調理は焚火オンリー。といってもレトルトのスープとハンバーグを温めるだけだが。

広いサイト一人きり(林のテントサイトには何組か)と思ったが、夜の11時過ぎに、ガサガサごそごそ話しながらテントを張る二人組に安眠を妨げられ、ムッとする。広いんだから、もっと離れたところに張ってくれ。

今日も荷物軽量化のため、タープのみで野宿状態。開け放たれた一方から、満点の星空が良く見える。

夜半過ぎ、夜露でタープが垂れ下がり、住居スペースを圧迫。この辺は考え所だな。朝方は気温10度以下、標高1500mの割には、冷え込まなかったので、そこそこ安眠できた。

翌朝は、7時半と遅めの起床。焚火で朝飯を調理し、9時にはキャンプ場を後にした。

帰りに南相木村、滝見の湯に寄った。
街道から外れる穴場の湯。
眼下に犬ころの滝が眺められる。犬ころの滝・・・・てなんて名前だ。

恵林寺

心頭滅却すれば火もまた涼しで有名な、新緑の恵林寺へ。

以前何度か来たことがあるが、新緑の時期は初めて。その鮮やかな新緑のお庭は特筆もの。

平日ということもあり、参拝者は数人程度だったので、お庭も境内もじっくり鑑賞。さわやかな気候とあいまって、さすが恵林寺、夢窓疎石凄いとうなってしまった。庫裡から眺める青葉もみじが、この上なく美しかった。

鮎川から神流川ツーリング

明日から天気がしばらく悪くなるということなので、ちょっと外出。

久しぶりに藤岡の鮎川を散策。10年以上前には、子供達をつれて土と火の里公園や川遊びにちょくちょく通ったものだが、子供達が大きくなって、とんとご無沙汰。

今回は前から気になっていた、蛇喰(じゃばみ)渓谷へ。事前にパン工房CoConoaに寄って、おいしそうなパンをゲット。イートインもできるのだが、人気のパン屋さんらしく今回は満席。

蛇喰渓谷に着いたら、さっそく河原に下りてパンをいただく。エビバーガー、小倉フランス。美しい川の流れと、まぶしい新緑の中では、一層美味しく感じる。マイナーな渓谷なので、あたりに人影もなし、一人で遊ぶにはこの辺もポイント高いところ。

鮎川の上流は人家が少ないので、この川はとにかく水質が良くきれい。子供が小さい頃はこの付近で川遊びをしたものだ。道路には駐車場やトイレも完備、その割にはあまり知られてないので、絶好の川遊びスポット。

食事のあと、下流へ歩いて行ったら、渓谷の中心部、迫力の小滝の岩まで歩いて行けた。今度はここで焚火や食事でもつくってみようか。

渓谷散策のあとは、さらに上流に向かう。街から距離的には近いが、渓谷が深く道が細いので、秘境感は半端ない。

塩沢峠を越えて、神流川へ降りる。神流川の川幅は広くてゆったり。このまま鬼石に抜けて、5時前には帰宅した。今日の走行距離は、だいたい200km。車も少なく楽しい道だった。塩沢峠越え、自動車にはお勧めしないけど。

北アルプス展望ツーリング

なんとか晴天が一日続きそうなので、急遽廃校キャンプに参加で、アルプス展望ツーリングへ。
途中から快晴になったが、気温が低くダウン着てても寒い寒い。道路の掲示板には、4℃を示す場面も。春の暖かさに慣れた体には、正直厳しい。そしてW650の風防シールドは外しており、メットシールド無しのジェットヘルメットでは、高速道路は拷問でしかなかった。
それでも高速を降りて、アルプスの大展望が広がると、心はウキウキ。観光客がほとんどいない裏ルートでは美しい新緑と山里の風景が絶品。

大町にある中山高原、NHKの連続テレビ小説おひさまの舞台として有名になった菜の花畑。ドラマは見たことないけど ww
40年前長野の大学時代から観たかった、菜の花畑をやっと観ることができた。目の前の道を通ったのは数知れず、でもこの時期に来ないと観れないのだよね。農園カフェは混んでいたのでまた次回のお楽しみ。
人工物の少ない丘の上から、アルプスの展望は素晴らしい。

キャンプ地近く、アルプス展望広場の菜の花畑と栃倉の棚田。
ここの菜の花畑は知らなかった。素晴らし過ぎて夕方もう一度ここにきて、最高の珈琲を淹れた。日暮れ時なので、この風景を独り占め、しみじみ暮れゆくアルプスの山並みを堪能。
栃倉の棚田。ここの集落、30年ほど前初めてここを訪れた時と、あまり変化が無いようなのが素晴らしい。古民家も綺麗な状態を保っていた。

今日のキャンプ地は廃校になった旧御山里小学校。以前から廃校等でキャンプをイベントとしている方に便乗。結局イベントでキャンプしたのは私を含めて2人だけ。
八重桜の下で焚火を焚いて、ライブ配信だとか。
今回のキャンプはタープ泊による、ミニマムキャンプ、というより野宿です。小型の椅子とテーブル持参したが、椅子はいらなかったか?
夜は満天の星、イベント主催者の焚火を借りて、焚火キャンプを堪能。これぐらい寒いと、夜虫の心配が無いのがいい。
次回ミニマムキャンプの時、焚火をどうしようか悩むところ。
翌日は雨が差し迫っていたので、朝一食事をしてから、6時に帰宅の途に就いた。昨日の高速道路走行が最悪だったので、今日は下道のみで帰宅。
雨が降り出す前、ちょうどお昼に無事帰宅、ヤレヤレ。

ジオヒルズ ワイナリーでランチ

恒例春のコッパディ小海見学ツーリング。
この時期八ヶ岳周辺は、観光客も少なく快適なツーリングが楽しめる。
Google ナビに教えてもらった、小海リエックス手前の農道が素晴らしく、しばし撮影タイム。こんなに綺麗に八ケ岳が写り込む場所は、なかなかない。
コッパディのスタートを撮影後、ワイナリーでランチ。このワイナリーの立地がまた素晴らしい。これから葡萄畑が緑に茂ったら、素晴らしい景観になるだろう。お店のおばちゃんが、愛車と同じカラーリングのw650に乗って通勤していたので、しばしバイク談義に。何でも最新号のバイク雑誌に、このワイナリーが紹介されたそうだ。
デッキで、爽やかな風に吹かれながら、食事は最高に気持ちいい。残念ながら、ワインは飲めず。すぐ近くの明神館でコッパディを撮影後、これまた近くのメルシャンワイナリーをちょっとだけ。時間が無かったから、中には入らなかったけど、浅間山を望むこれまた素晴らしい景観。葡萄畑も広大だ。何より邪魔な建物が無い、車、バイクの撮影にもってこい。また近いうちに再訪しよう。
今回4月から始まった二輪車高速道路割引を使ってみた。事前登録制とかめんどくさいなあと思っていたが、ネットでカードと機器のIDを登録し、日付を設定するだけだったから、結構簡単。まあこれくらいならいいか。ただ100km以上の利用だったので、東松山付近の渋滞を避けて手前で降りたかったのだが、東松山まで乗らないと100km以上にならないので、我慢して東松山まで。これはちょっと考えないと。