北海道バイクツーリング2日目

07:00 飛くずれキャンプ場
12:00 十和田湖
13:30 奥入瀬渓谷
17:00 大間

朝焼けが素晴らしい夜明け。
波の音が優しく響く、快適な無料キャンプ場でした。
ただ、睡眠時間が少なくて済む老齢な身には、起きてから、朝までが長過ぎ。

秋田まで快適な海沿いの道。まだ海を見ながら走るのが新鮮だったころ。
秋田を過ぎると、山側に向きを変え丘陵地帯から、やがて本格的な山道。
誰も走っていないワインディングを抜けると、十和田湖が眼下に広がった。
十和田湖って、随分大きいんだ。わかっちゃいるけど、山上湖って赤城山の大沼のいイメージだった w
十和田湖畔で寄った、雰囲気のいいカフェ。
しかし、やっぱりコーヒーだけにしとけば良かった。
ここまで露骨に100円以下のレトルトカレー出されるとは。
景色は最高なんだけど。
いい加減この観光地の悪習は、何とかして欲しい。

奥入瀬渓谷は、バイクでまったり走りながら鑑賞。
観光客多すぎで、あまりのんびりする気にはなれなかった。
奥入瀬渓谷は写真で鑑賞するのが一番いいのかも。

やっと大間に到着。ここまで約900kmを走破。
明日はいよいよ海を渡る。フェリーは当日大丈夫だろうと気軽に来たが、午後便は既にいっぱい。朝一の便だけまだ空きがあった。
慌ててフェリーを予約、念のため下見に来て良かった。
夕食、昨日は疲れすぎてコンビニおにぎり。
今日は美味しそうな、海鮮食堂がいっぱいで、やっぱり食べてしまった。
バイクキャンプに炊事用具は要らないってことらしい。山岳キャンプとは違い、もっと荷物は減らせる。
テント、シュラフ、着替えと撮影機材だけでいいかな。
今宵のキャンプ場は、北海道行きの旅人で、賑やか。屋根付き炊事場、食堂多数で至れりつくせり。これで無料なんだから最高だよ。

北海道バイクツーリング1日目

05:00 自宅
07:40 巧みの里
13:30 Casa del Faro(村上市)
14:30 笹川流れ
16:20 酒田市山居倉庫
17:30 道の駅象潟ねむの丘
18:20 飛くずれキャンプ場

北海道を目指して、まずは自走で下北半島に向かう。
三国峠を越えて関越トンネルまではおなじみの道。
途中巧みの里あたりで一休み。
ここまでくれば、もう秋の気配が漂う。
まだ朝が早いこともあって、三国峠は快適な道だ。

三国峠を越えて越後湯沢へ。
ここからが長い長い新潟県。
基本国道を走るから、車も多めで退屈な道。
下界に降りて、日差しも強めで結構暑い。

村上市を過ぎれば長い長い新潟県の行程も、もうすぐ終わり。
いやほんと疲れた。ということで、お昼休憩。
しかしこんな雰囲気たっぷりの片田舎(失礼)で、お洒落な古民家カフェ Casa del Faro があった。
軽く済ませるつもりだったけど、ガッツリ美味しいビーフシチュー。トマトの酸味が絶妙。 初日から、いい塩梅に旅を満喫。

村上の笹川流れから、秋田県のにかほ市の無料キャンプ場まで。超気持ちいい海岸線を北上。
途中山居倉庫で写真撮影してたら、道の駅象潟ねむの丘あたりで、日も暮れてしまった。 日本海に沈む夕日が美しい。

結局最後は真っ暗の中、小雨降る中テント設営。
自分以外だあれもいないので、かなり不気味ではあるが、この時間帯ではもうここしかない。
無料の芝生テントサイトは、けっこう気持ちよかったが。
コンビニで買ったおにぎりと、ちょっとしたおかずで軽く夕食を済ませる。
波の音を聞きながら、おやすみなさい。

ビーナスライン・ソロツーリング

いよいよ梅雨明け。ちょっと雷雨の心配はあるが、ニッコウキスゲのシーズン中に、なんとしてもビーナスラインを走っておかないと。
朝4時出発、一気に蓼科スカイラインを目指すが、これから長い山中ルートを走るためガソリン補充で、佐久でガソリンスタンドが開くまでしばし待機。
それでも平日の朝方蓼科スカイラインを走る車はいない。標高800mから2100mの大河原峠まで一気に駆け上がる。いつもは自転車でヘロヘロになりながら登るが、さすがにバイクは楽ちん。
佐久平は雲の下だったが、雲の上は快晴。あんなに蒸し暑いっ下界だったが、ここは寒いくらいの別天地。
ここから一旦女神湖に下ってビーナスラインへ。
途中いつも素通りしている兜巾の岩へ登ってみる。10分あまりのミニミニ岩登り。ちょっと楽しかった。

ビーナスライン、車山の肩でニッコウキスゲを撮影。10年ほど前、時期が少し遅かったが、もっと広々としていたような気がしたが。
鹿よけの電気柵が、撮影には邪魔だが、鹿害多いので仕方ない。今回も二か所で鹿が道を横切っていたし。とにかく最近鹿を見ることが多いのは確か。
思ったような花の写真が撮影できなかったが、そのまま美ヶ原までバイクを走らせる。
バイクならすぐだが、車だと遅い車の後ろをちんたら走るしかないのでなかなか行くことがない。ここに来たのは10年ぶりだろうか。
とにかく空が広い、雲があるので涼しくて気持ちいい。昼寝をしてだらだらと2時間余り、最後は定番の牧場ミルクを飲んで。まだ昼過ぎと時間の余裕があるので、諏訪大社へ向かった。

ビーナスライン沢渡から、森の中を歩いて5分の所にある霧夢。
情報が少ないので、開いているかどうかわからなかったが、この時期は毎日オープンしているそうだ。
森の中のウッドデッキ、さえずる小鳥と涼やかな風の別天地。ひとりぼんやりいつまでも居られる。
店のオーナー、本業はこの一帯の山岳ガイドということ。バイクのことや冬の雪上ハイクのことをあれこれと雑談。
ケーキと珈琲のセットで1000円とちょっとお高めだが、このシチュエーションを堪能できるなら、妥当なところ。食事は無く、何か注文してくれれば持ち込み自由とのことで、お弁当と珈琲などがいいかもしれない。
本日は予約が20名ほど入っているということで、しばらくしたら大賑わい。次回はもう少しあたりが静かになったころ寄ろうと思う。

少し時間が空いたので、諏訪大社春宮、秋宮へ。
諏訪湖に降りてくると、相当暑い。
秋宮周辺は、結構情緒ある旅館が多く、歩いてもそこそこ楽しめた。

黄昏が迫った頃、本日2セット目のビーナスライン。この時間帯、霧ヶ峰の十字路には、似たようなライダーがちらほらと集まってくる。
と言っても、ビーナスラインを全開で走るような輩はおらず、おのおの自分にあったスピードで気持ちよく流し、涼を味わっているようだ。
残念ながら夕焼けとはいかなかったが、観光客が皆帰ったあと、この道を流すのは最高だ。
このあとひと風呂浴びて、のんびり帰るつもりだったが、ふろ上がりの帰路、途中ゲリラ豪雨にあってしまった?