昨年いただいた仕事で、完成品、試作品といろいろ富士山を描きました。
単純なんですが、富士山は奥が深い。今回はボツになった作品を仕上げてみました。
赤富士から日の出はあり得ないんですけど、嘘がまあイラストですから。
今年はこんな風景もいろいろ描いていきたい。
本年もよろしくお願いします。
開けましておめでとうございます
天浜線
高校生時代の最寄駅、掛川始発の天浜線。
一度も乗ったことがなかったので、1日乗り放題券を購入して、にわか鉄ちゃんに。
さすが超ローカル線、時間の流れが緩い。
さほど美しくもない、故郷の景色をぼんやり眺めながら、西へと向かう。
天竜二俣で途中下車、天浜線の車両基地を外から見学。蒸気機関車時代の扇形庫と転車台が、現役で使われている。この車両基地見学ツアーが、普段開催されていると言うから、次回は必見。
直虎ゆかりの井伊谷を抜け、奥浜名湖が車窓に現れると、短い旅もクライマックス。
何にもない知波田の駅に降り立ち、帰りの列車を待つ。全線ヂーゼルなので、電車とは呼べない。悩んだあげく、列車あたりが呼びやすいか?
帰りは、井伊谷の最寄駅、金指で下車し、龍潭寺ではなく、湖北五山宝林寺を訪問。(龍潭寺は三年前に拝観済み)
普段は有料で拝観できるのだが、今日は新年の準備で伽藍のみ、外から見学。
仏殿と方丈は重要文化財に指定され、どちらも美しい屋根を持つ建造物です。普段なら、堂内の貴重な仏像を拝観できるのに、残念です。
金指で再度乗車し、のんびり揺られて掛川駅に戻りました。
車で実家近くに差し掛かると、凄く綺麗な夕焼けが。そう、子供の頃、夕焼けの記憶はこの朱色。
実家からは西の山並みが低いので、水平線近くの強烈な朱色が見えるんです。関東からだと、西の高い山並みが邪魔して、この朱色はなかなかお目にかかれない。
18年しか居なかった故郷の風景を堪能した1日でした。
田貫湖から富士の夕暮れ
東光寺
武田氏ゆかりの、雲峰寺、甲斐善光寺、武田神社を巡ったが、一番印象に残ったのが甲斐善光寺の隣にある東光寺。
その仏殿は織田氏の焼き討ちにも、甲府大空襲にも焼けることがなかった重要文化財。簡素でとても美しい檜皮葺きの建物です。
そして仏殿を囲むように造られた心地よいお庭。
本堂の裏手には、有料で県指定の名勝、東光寺庭園もあるのですが、それよりも仏殿を囲むお庭のほうが心地いいほど。
とにかく住職様の心遣いが滲み出るような、そんな境内です。
惜しむらくは、仏殿の薬師如来と十二神将が近くで拝観出来ないことと、本堂が鉄筋コンクリート。もうちょっと考えて欲しかった。
それでも、寒いながらも穏やかな冬の日、静かに心ゆくまで、堪能させて頂きました。
柳沢峠と塩山下小田原上条伝統的建造物群保存地区
久し振り、と言っても30年ぶりくらいになるのだが、国道411大菩薩ラインを抜けて甲府盆地に来ました。
就職して暫く、この道を通って埼玉から静岡の実家に帰郷したもの。と言っても走るのは大抵夜中にすっ飛ばして帰ってたから、記憶も殆どないのだけど。
年末、さらに少し雪があるためか、この道がすこぶる快適。殆ど車も走ってないから、自分のペースで快適ワインディングを堪能しました。
冬枯れのこの時期でも、美しい森を抜ける道ですから、新緑や紅葉の時期は、さぞ綺麗でしょうね。
おまけに高速代かからないし。
埼玉の家から甲府盆地まで、3時間ちょっとで抜けられるから、これは盲点でした w
写真は、塩山下小田原上条伝統的建造物群保存地区です。
大宮盆栽美術館
もう30年以上前から知ってたんですけどね、今回が初めての訪問、大宮盆栽美術館と盆栽村。
巷では、BONSAIとしてワールドワイドに有名で、毎年世界盆栽大会も開かれるとのこと。
最近日本庭園で何かと観ることの多い庭木の一形態ですから、その美しさと技巧には感動です。
ほんの数十センチの木にも関わらず、その風格は実に見事。下から見上げると、老齢な大木そのもの。
原則撮影禁止で、撮影できるものはほんの一部なのが残念。
駐車場が2時間まで無料なのと、観覧料が300円(JAF割引で200円)なのが嬉しい。
近くには盆栽四季の家もあったりして、民間の盆栽園を見て回るのも楽しそう。次回は新緑か紅葉の時期に来てみたい。
古民家カフェ「たまりんど」
行田散策と日和カフェ
最近何かと巷をざわつかせている隣街へ。
こんなイベントに嫁と長女と行ってきました。
https://www.facebook.com/events/772033946301786/
「牧禎舎」は昭和初期の旧足袋・被服工場と事務所兼住宅を改装した施設とのこと。
古い工場の雰囲気を、うまくリメークした心地よい空間で、個人クリエーターの方々のアート製品展示や軽食の販売です。
一日だけのカフェ・・・ということで期待したのですが、珈琲を販売してましたが、落ち着いて食べる席がない。
簡単なゲームでぐるぐる一通り作品を鑑賞。個人で展示販売するのもなかなか難しい・・・・と同業者のようなものだからいろいろ考えちゃいました。
お土産は十万石饅頭の陸王コラボ商品。なかなか手に入れるのが難しいようですので、ラッキー。